夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2023/10/22 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告20(サバイバルの日G)

皆様、おはようございます。

いよいよサバイバル踏破も大詰めですグッド

どの班も、お昼ご飯を食べ終わる頃です。
怪しい気配を持った熱帯低気圧が、
小笠原近海で発生していましたガッカリ

が、まだこの時点では、
この後の展開については、
多少、楽観的な見方をしていました。

なので、団長と連れだって、
島のすーさんの運転するクルマで、
今日も魚八亭に、お昼ご飯を食べに行きました美味しい

で、子ども達を迎え入れる算段をしていました。
BCでは、他の島のスタッフの皆さんも合流して、
サバイバル恒例の差し入れ―

『海水ジャガイモ』を、
茹で始めてくれていました。

八丈の海水は、ミネラルが豊富ですから、
ジャガイモをそのまま海水で茹でると、
本当にほくほくで、美味しいんです嬉しい

着々と、受容れ準備が進む中、
何やら、けたたましいサイレンの音怒る

なんでも、BCの直ぐ近くの倉の坂交差点あたりで、
火災が発生したらしいとの一報でした。

幸い、コースには掛ってはいませんが、
前後の道路の通行止めも懸念されるため、
BCに最も近付いている2班のたけちに連絡ケータイ
充分注意するように伝えました。

そんな頃、
島のスタッフであるキャサリンが、
慌ててBCにやって来ました怒る

漁協と、東海汽船の見立てでは、
この熱帯低気圧、明日には台風台風になる・・・。
なので、避難の算段を始めた方が良いと思います。

と、冷静なアドバイスがありました。

船で帰る事を考えたら、
早めに、判断する事を考えて下さい―

先に書いた通り、楽観的な見方をしていたので、

「なんとか明日も活動できないか・・・」
と、明日が楽しみにしている、
『自主の日』である事を相談してみました。

「この見解は、ほぼ間違いない。
          早い方がいい・・・」

同じ答えだったので、自分は迷わず、

「帰りましょう!!」

そう団長に伝えて、山梨からのバスの手配。
船の便の変更と座席確保の手配。

山梨の留守番部隊へ、
保護者の方々への連絡体制の手配・・・etc

俄にBC内が、ざわつき始めました。

一方で、頑張った子ども達を、
笑顔で受容れてあげなければなりません。

自主の日も担当する大ちゃんに、
レンタサイクルなどのキャンセルを頼みました。

明日、BCを撤収し、明後日に帰る―。

と、云う事を、
団として決断しました。

只、半数以上の指導者は、
それを知らず、懸命にパトロールに回っています。
必死に子ども達を支えて、励ましてくれています。
そんな指導者達の「思い」も、大事にしたい・・・。

午後4時の指導者集合に合せて、
これを全員に周知する事にしました。

各班は、確実にBCに近付いて来ています。
先ずは、全力でサバイバル踏破の健闘を讃えよう嬉しい

ゴールの横断幕の準備が始まりました。
 







2023/10/21 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告19(サバイバルの日F)

皆様、おはようございます。

今日のサバイバル踏破のレポートマイクは、
確実にBCへと近付いている各班の、
頑張っている様子を、
左の写真で、解説しますね嬉しい

上2枚の写真は、
本日が難関の1班―

1枚目 
いよいよTぼうが合流して、
八丈富士富士山に向けて歩き出しました。
ですが、今度はKりが一時離脱泣く

2枚目
ふれあい牧場までのきつい登り坂―
もう少し、あと一歩と、懸命に歩きました。

3枚目の写真は、
BCまで見通せる、登龍峠の展望台ですチョキ
4班が、ラーメン昼食おにぎり
さあ、これを食べて、BCを目指すぞー!!

4枚目
南原千畳岩付近の東屋でくつろぐ3班
太平洋の大海原に向かって、
「ロコーッ」と、叫ぶスマイル

2班の写真だけ、
どうしても見つかりませんでした困った

と、云うのも、
もうBCは、目と鼻の先まで歩いて来ていたのでしたウォーキング
早っポカン

そんな、黙っていても、
全班、ゴールが近付きつつある頃、
俄に、「アレ台風」が、生まれようとしていたのです。

さあ、怒濤の展開は、次回に!!







2023/10/20 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告18(サバイバルの日E)

皆様、おはようございます。

引き続き、『サバイバル踏破』
2日目の、レポートですマイク

今日は、スイカの八重根漁港魚
って、お話しをさせて下さい。

1日目から、子ども達が立ち寄る度に、
スイカを差し入れて下さったのは、
漁協の組合員の皆様でした。

例年、色んな嬉しい差し入れを下さるのですが、
今回は、でっかいスイカを丸々1個―
班が通る度に、ホレと切り分けて下さいました矢印左下矢印左下

大玉の立派なスイカですから、
決して安価な品物ではありません。

それを、ホントに気前良く切って出して下さるので、
子ども達は、もう大喜びでしたラブ

しかも、班が4つある事も既に承知自信まんまん
なので、待って下さってるいる皆さんを、
がっかりガッカリさせてしまう訳にはいきません。

実は、2班が最初に設定したコースでは、
八重根漁港には立ち寄らない予定だったのです。
が、待って下さっているのが間違いないので、

大ちゃんから、たけちに昨日のうちから、

「八重根漁港に寄ってちょーだい拍手

の、たってのお願いがありました。

元々、2日目は余裕のコース設定ですから、
たけちも快諾幸せ

さて、八重根漁港に先に着いたのは、
ひでの3班です。

例に漏れずの大玉スイカラブ

「いっただきまーす!!」

で、結構、食べたみたいですよ〜スマイル

それでも、嬉しそうに、

「それ食え!!」

「もっとあるぞ!!」

と、子ども達の底なしのスイカ愛ハートに、
目を細めて下さるのです。

もちろん、
後で着いた2班にも、

「それ食え!!」

「足りてるか?いっぺー食え!!」

の、おもてなしラブ

後は、空港通りをBCまで帰るだけなので、
2班は、だいぶ長居させて戴いた様ですラブ

こんな、底抜けに嬉しいおもてなしに、
支えられて、子ども達は頑張れるのですグー

八丈島は、情け島―
心からの感謝を、頑張る事でお返しします拍手

今日は、登龍峠を歩くにこの1班にも、
いづの4班にも、
他から戴いたスイカが配られました。

1班は、これから更に高い、
八丈富士を登ります。

食べ過ぎないようにネ・・・

無事にうんが出て、
Tぼうが、三根から合流しました幸せ

さあ、もっちょっと!!
ふれあい牧場で、感謝を叫べよ〜!!

写真は上から

1班
このスイカは、別に戴いたスイカでーす嬉しい

2班
やっぱり、八重根漁港に寄って良かったね〜ラブ

3班
ホレ、スチロールの中にスイカがいっぱい。重そう幸せ

4班
コレは、昨日に八重根漁港で戴いたスイカですスマイル





 







2023/10/19 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告17(サバイバルの日D)

皆様、おはようございます。

秋晴れが続いています。
朝晩の気温差も大きいので、
山の紅葉が、一気に進むかもびっくり

週末は紅葉狩り、いいかもぉ嬉しい

八丈島の夏の朝は、
お日様晴れが顔を出すまでは、割と涼しくて快適〜
なのでありますが、

ひとたび、お日様が昇ってしまえば、
早朝からでも、日差しギラギラピカピカ

なので、とにかくどの班も、
朝に距離を稼ぎたい目論見があります。

その出発を見守るために、
早朝から、パトロール車が始まりました。

2日目、
ワタクシは、主にサポートに回る予定です。

それでは、各班の2日目のコースを整理します。

先ずは、
1班―
昨日は、大坂トンネルは通りましたが、
海岸線を歩かずに街を歩いて来ました。

1班は、今日こそがサバイバル本番です。
ビバーク地を出たら、
登龍峠(給水)〜三根〜八丈富士ふれあい牧場
〜空港通り〜BCと云う山登りのコース

2班
昨日、2つのキビシイお山を越えて来ました。
なので、今日はゆったりコース。

ビバーク地を出たら、
中ノ郷〜三原小中〜大坂トンネル〜
八重根漁港(昼食)〜空港通り〜BCと云う
島の西側の絶景を楽しみながら帰ります。

3班
今日は、海を満喫の黒潮絶景コース。

ビバーク地を出たら、
大坂トンネル〜八重根漁港(休憩)〜南原千畳岩〜
大越鼻灯台〜永郷道路〜BCと云う、
変化に富んだコースを歩いて帰ります。

4班
今日は、最後に待ち受ける難所『登龍峠』にアタック
ここまでみんなで頑張れば、
展望台からBCが見えるゴール展望コース。

ビバーク地を出たら、
名古の展望(休憩)〜登龍峠アタック(昼食)〜
底土〜神湊〜BCと云う、
どんどんゴールが迫って来るコースで帰ります。

どの班も、元気にビバーク地を出発しました。
が、以前、一度BCに戻って来た、
Tぼうの熱が下がり切りません。

しかも、環境が変わったからか、
うんが出ないらしく、お腹も張っていました。
とにかく、しっかり休ませて、
どこで合流できるか判断する事になりました。

ここまで来れば、絶対に大丈夫グッド

自分を信じて、仲間を信じて、
完全踏破を、心から祈る指導者達です嬉しい

写真カメラは、各班のビバーク地からの出発風景です。
1班のみ、スタートから登龍峠に差し掛かった所かな困った
 







2023/10/18 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告16(サバイバルの日C)

皆様、おはようございます。

世界では、争い事が絶えません。
国は違っても、みんながみんな「地球の子」―。
どうすれば、仲良くできるのでしょうか悲しい

さて、サバイバルの日のレポートを続けますマイク

どの班も、メンバー同士の理解を深め合いながら、
確実に、ビバーク地へ向かっていました。

そして、4人のリーダー達も、
確実に成長を続けていたと思います。

決して、全ての班の状況が「平穏」だった訳ではなく、
小さな衝突や、葛藤を繰り返し、
サバイバルの折り返しを迎えます。

多感な中学生達を、等身大の誠実な真心で、
支え続けるリーダー達には、もう感謝しかないのです。

ヘッドカウンセラーとしては、信じて任す事―
これしかありません。

そんな訳で今日のレポートは、
各班のビバーク地での様子を、お伝え致します。

ビバーク地にイチバンで入ったのは、3班でした。
1日目の踏破距離にしては、割とロングランでしたが、
スムースにビバーク地である「三原中学校」に、
到着しました。

3班のリーダーは、「ひで」
なのですが、

3班は、班長のカシューを中心にまとまり、
中学生達が、ひでの成長を支えている様に見えました。

ひでは時折、「要らんこと」を言って、
メンバーが困惑する場面が多かったのですが、

良い塩梅でスルーしながら、
メンバーがひでを支えていました。

ひで本人は、メンバー達の事を最大限に思って、
色んな発言をしている「つもり」
なのですが、

それは、メンバーは既に百も承知の事なので、
「ひで」に、云われるまでもなく動いています。

そんな場面で、子ども達に任せ切れない「ひで」の、
不安が見透かされていました。
見ているところ、違ってないかいびっくり

自ら動く子ども達のアシストに、「ひで」が気付けば、
「要らんこと」は、云わない筈なんですけどね、
ちゃんと気付いてくれたと、信じましょう!!

先に荷物を置かせて戴いてから、
『ふれあいの湯』温泉に、入浴に向かいました。

続いては、
八丈富士富士山と、登龍峠の2つの難所を、
初日に歩ききった2班でした。

圧巻のたけちのタイムマネージメントで、
元々、しっかり者の多い2班は、
たけちを100%信じて、余裕の笑顔です。

疲れたけど充実―

そんな笑顔で、
ビバーク地の末吉公民館に到着しましたチョキ

そして、
念願だった絶景の温泉温泉
『見晴らしの湯』で、汗と疲れを流しました。

少し遅れて、にこがリーダーの1班が、
末吉公民館の向かいにある、
旧末吉小学校に到着しました。

到着時には、既に暗くなり始めていたので、
『見晴らしの湯』で、タイソンも一緒に入浴嬉しい
そのまま、ビバーク地までの夜道を共に歩きました。

その辺りから、

「タイソンが来てくれてよっかたソン!!」

などと、
賑やかな女子達が、じーじをいじってくれたので、

「一緒に歩けて嬉しいソン!!」ラブ
などと、乗っかったら、

顔を見る度、「○○ソン!!」

ありがとソンスマイル

ですが、自分が一度BCに戻って来ると、
1班のTぼうが発熱したとの連絡が入りました。

近くにいたのに、気付いてあげられなかった・・・
Tぼうは、この日はBCに戻って休んだのでした。

やはり、途中の遅れが尾を引いて、
いずの4班が、
ビバーク地の中ノ郷屋内運動場に到着幸せ
お風呂は、先に『ふれあいの湯』温泉で、
済ませて来たので、みんなサッパリです。

遅れた原因はメンバー同士の、
ちょっとしたパワーバランスの乱れかな・・・困った

人が3人寄ればなんとやらとかって、
良く云うじゃないですか!?

でも、早めに手を打ったので結果オーライグッド

男子達は、殆ど気にしてもいない様子。

でも、いずも早めに相談してくれて良かったです。

「水清ければ魚棲まず魚

みんなで歩いているので、
正論を突きつけられると、どうしても反発しますわね。

ビバーク地では、
その後、
何もなかったかのように全員で過ごしていたので、
いずのファシリテーションに、
いいねグッド連発です!!

こうして、1日目の夜が過ぎていきました。
さあ、今夜はゆっくり休めしい!!

明日もう1日頑張って、
笑顔でBCに帰って来〜いよぉ〜音符