東京オリンピックも佳境に入っています。
予想以上のメダルラッシュは、嬉しい限りですね
新種目のスケードボード、あれ面白いですね
女子のパークですかっ
また、日本選手が金メダル・銀メダルですよ
銀メダルの選手なんて、まだ12歳ですって!!
ところで、
7月31日の土曜日、清里にあるキープ協会で、
プログラムを担当させて戴きました。
環境教育の拠点になっている、
八ヶ岳自然ふれあいセンターが主催する、
「生きもの観察会」です。
午前と午後に一回づつ、
敷地内にあるキープの森を縫うように流れる小川で、
色んな生きものを探し、採り、観察する―
そんな水辺の活動でした。
この機会を戴いた経緯や、
午後の回の様子については、
昨日、当方のもう一つのブログ、
『鯛損のでっかい夢釣りあげよう』で、
紹介させて戴いて居ります。
鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)なので、こちらのブログでは、
午前の回を中心にお伝えしますね
集まって下さったのは、4組13名のご家族です。
自己紹介の後、こんな活動をしました。
『わたしは誰でしょう!?』です。
水辺のいきものたちは、
子どもの頃の姿と、大人の姿が大きく変ります。
『変体』ですね。
体の字を間違うとえらいことになりますが・・・
ご家族ごとに、
ある水辺のいきものの、
子どもの頃の姿を書いたスケッチを渡します。
その後、家族会議をして戴いて、
これがわたしの、パパとママ!!と、信じた大人の姿を当てる活動です。
そして、参加者同士自己紹介をしながら、
このパパ・ママに決めた理由を語ります。
「形が何となく似てるから・・・」「目が顔の横にどっちも付いてるから・・・」それぞれ発表してもらいました
答えがバッティングしたいきものもいましたが、
ここは、仲良く同じ絵を渡して、
正解発表を待ちます。
答えのいきものたちは、
カゲロウ・
カワゲラ・
トビケラ・
ガガンボ・
ヘビトンボ・
コオニヤンマの6つ。
残念ながら、全問正解には至りませんでしたが、
こんないきもの達に会えるかも―
そう云って、いざ森に出発です
いきもの発見のポイントは3カ所
湧き水の池牧草地の一角にある、湧き水が貯まった小さな池です。
ここで見つけたのは、
オタマジャクシ〜でも、どうしてこんなに
オタマが多いのかな?
理由も考えてもらいながら、いっぱい採れました
湿地と緩やかに蛇行する流れ森の一角に、
ひときわ背の高い草が茂った場所があります。
けど、その下はやわらかい泥―
そう。
湿地です。
ここに居たのは、
ヤゴ(トンボの幼虫)と、小さな
ガムシや
ミズスマシマツモムシなんかも居ましたよ
前日に仕掛けておいた、もんどりの罠―
入っていたのは、ミズスマシでしたぁ
チョッと、ビミョー
広い牧草地を望む広葉樹の森が育てた流れ広葉樹は秋以降に葉を落とし、
その葉は当然、川面にも降り注ぎます。
落ち葉は森の栄養をたっぷりと蓄えて、
いきもの達に、食料とベッドを提供するのです。
こんな場所に多いのは、
カゲロウや
カワゲラ、
トビケラなどの水生昆虫たち、
石をひっくり返したり、落ち葉や小石を足でかき回すと、
網にはこうした生きもの達が残ります。
枝みたいなの・・・
でも、これはあるいきもののお家かも!?
牧草地を望むデッキで、
空と山と川と海とがつながっていることや、
森が命の多様性を保っていること、
そんな事を広がる景色の中でお伝えしました。
いっぱい歩いて、いっぱいいきものも探したから、
僕らも、お腹が減ったよね(笑)
ふれあいセンターに戻ってからは、
じっくり、しっかり観察タイム
図鑑で採ったいきものを同定したり、
簡易顕微鏡を見ながら、スケッチしたり、
メモしたり、思い思いに過ごしてもらいました。
でも、
お魚は残念ながら採れませんでした。
なんでだろうね・・・
その理由も、お伝えしました。
皆さんも、この理由を考えてみてくださいね。
最後に書いて戴いたアンケートには、
発見がいっぱいあったことのお礼や、
楽しかったって感想が書いて下さっていました。
豊かな自然の中で、
豊かな心が育ってくれたら素敵ですよね。
ありがとうございました!!