夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2018/11/26 17:07:26|活動報告
母なる川へ・・・(サケの遡上観察in桑取川)専門学校授業

皆さん11月22日は、
「小雪(しょうせつ)」だったそうです。
里にも雪が、舞い落ちる頃―。と、云う事ですが、
暦の通り、東北や北海道にも、
遅れていた雪が、辻褄を合わせる様に降ったそうですね。
そうそう。併せて22日は、
いい(11)ふうふ(22)の日だったので、
この日に合わせて、
入籍されたカップルさんも、多かったそうですね。


11月は、こんな感じで記念日が多いのですが、
11日が、なんと「サケの日」なんです。知ってました?
な〜んでかっ!?
それはねっ。サケと云う字を漢字で書くとねっ、
魚へんに、十一がふたつ・・・。
ほら、分かったでしょ(^u^)/
そうなんや〜

このギャグ、若い人には、
分かるかなあ、分かんねぇだろうなあ(爆)

さて、前置きはここまでにして、
今回は新潟の専門学校の授業として、
11月20日に行った、
フィールド観察「サケの遡上観察」を、行いました。

場所は、学校のある妙高市から、
クルマで小一時間の所にある、桑取川です。

毎年この川には長い旅を終えたサケ達が、
命を繋げる事だけに戻って来る、母なる川です。
毎年のこの時季、この命の営みを見る為だけに、
この桑取川へ、自分も帰って来るのです。
でも、今年は温かくって、
ちゃんと戻って来てくれているのだろうか・・・
たくさん帰って来てくれているのだろうか・・・
って、とても心配していたのです。

この授業の対象は、新一年生達。
だから、学校のすぐ近くに、
こんな凄いフィールドがあるんだって事を、
知ってもらう為に、どうかサケ達が、
その姿を見せて欲しいものです。

学校で新一年生と、初のご対面!!
「よろしく、タイソンです(^−^)」
19名の学生達と共に、いざ桑取川へ!!

昨夜の雨のせいか、川には濁りが入っていました。
それでも川底には、いました、いました・・・
今年もたくさんのサケ達が、
母なる川へ戻って来ていました。
「おかえり〜」って、声を掛けながら、
今年も、お世話になっている
桑取川漁協さんんへご挨拶です。
もう、顔なじみでもあるので、
自分達の方も、「ただいま〜」って、感じです。
「今年も1年生達を連れて来ましたぁ!!」

先ず漁協の広間で、組合長さんから
サケの管理についてお話しを伺いました。

川に入ったサケは、
許可を得た一部の者にしか、
採捕が認められていない事。

採捕されたサケから受精卵を作り、
厳しい温度管理の下に、一定期間飼育され、
再放流される事。

海に出たサケは、日本海を北上して、
網走沖、そしてベーリング海に至り、
早い個体で2年、平均4〜5年で戻って来る事。

そして、耳石に刻まれた水温の記録から、
何処で生まれたサケなのか、
世界各国で情報を共有している事・・・etc

組合長さんの熱心なお話しに、
学生達もメモを執りながら、しっかり聴いています。

そうするうちに、投網漁の準備が整いました。
早速、川原へ降りて、漁を見学させて戴きました。

網で採られたサケは、
暴れて筋子や白子が痛んでしまわない様に、
すぐさま棒で頭を叩かれます。

チョッと残酷にも見えるのですが、
強い個体から、
強い遺伝子をもった受精卵を作り、
またこの母なる川に戻って来られる様、
種の保存と、資源を維持していく為に、
大事な作業なのです。

これを間近に見た学生達は、
きっと、人と自然の正しい関わり方についても、
あれこれ考えさせられた事でしょう。

暫く漁を見学させて戴いた後、
今度は、採ったサケから作った加工品や、
採卵後のサケをそのまま、
市場よりお安い価格で購入させて戴きました。
この購入額が資源の維持管理費に回り、
資源保護の一助になるからです。

中には、お腹にまだ筋子がビッシリ詰まった、
雌の個体を、捌き方を教えて戴いて、
購入した学生もいましたョ。
「今夜は鍋パーティーだ!!」って、
盛り上がっていました(*^_^*)/

こうして桑取川で、面々と引き継がれて来た、
命の営みを肌で感じた学生達でした。
2時間程でしたが、お礼を伝えて再び学校へ。

午後は、自分と相棒の先生と二人で、
サケについての補習の講義を行いました。

新一年生との授業は、
これで最初で最後となりますが、
とても積極的で意欲的な学生が多かったので、
これから大きく羽ばたいて欲しいと、
強く願った秋の日でした。

写真は上から
1枚目 漁協より桑取川の河口を望む

2枚目 組合長様の話にじっくり耳を傾けます。

3枚目 採ったサケを持たせて戴きました。

4枚目 サケが網で採られた後、質問をする学生










2018/11/05 11:11:11|活動報告
西湖畔でクニマスワークショップ!!

11月は霜月ですね。
朝晩、めっきり寒くなりました。
紅葉も盛りかな!?
そろそろ終盤戦の所もあるでしょうね(^u^)

さてさて、
久しぶりに大好きなクライアントさまから、
嬉しいオファーを戴いて、
やって来たのは、富士五湖のひとつ西湖畔―。
ご夫婦揃って友人の、
NPOハッピービレッジさんです。
このブログでも、
以前に何度か活動をお伝えしましたね(*^_^*)

西湖と言えば、云わずと知れた、
「奇跡の魚(うお)」の、クニマスが、
棲息している唯一の湖です。

以前、地元の小学校で、
一度、クニマス授業をさせて戴いて以来です。

9月の下旬、自分が他の用事のついでに、
お2人のご自宅に、ふらっと寄らせて戴いたのですが、
急に引越しされたとかで、今度のお家は、
前のお家の、割と直ぐ近くでした。
その時、
「また、ああいうの一緒にやりたいですねぇ・・・」
って、お互いにそんな気持ちを話していたら、

暫く経って連絡を下さって、
「今度ウチで地元の子が来て自然教室するから、
タイソン、あれやってよ〜!!」
って、何とも粋な計らいで、
オファーを戴きました!!

そして過日、秋のいい日に、
久々にハッピービレッジさんで、
ワークショップの開催と相成りました。

自分の出番は午後からで、
午前中は、ご夫婦で西湖畔にある、
クニマス展示施設の見学に行って戴いて、
よ〜く、クニマスちゃんを観察してもらった後で、
お手製の巻き紙芝居で、「クニマス物語」の、
一節を披露して戴いて居りました。

遠い秋田県の田沢湖から、
はるばるクニマスがやって来た経緯を、
西湖の竜宮伝説と、
田沢湖の辰子姫の伝説と絡めて語った紙芝居で、
これが、本当に巧くできていて、
ワークショップの展開にはうってつけなのです。

午後、自分がお邪魔すると、
待っててくれたのは、地元の小学生5人組。
男の子が3人、女の子が2人です。

でも、彼らのお家はどっちかって云うと、
本栖湖や、精進湖の方が近いんだって・・・
けれどいっつも一緒に遊んでいるから、
みんなきょうだいみたいに仲良しです!!

早速、彼らが待っててくれてる間に、
描いていてもらったクニマスの絵を、
自己紹介しながら見せてもらいましたよ。

みんな凄くしっかり見て来てくれたようで、
クニマスの特徴を、
ちゃんと捉えていましたよ(^v^)/

なので、自分も家から描いて来たクニマスの絵で、
自己紹介「タイソンで〜す!!」

その後、紙芝居の内容を思いだしてもらって、
その感想を聴きました。
クニマスは、元々、
秋田県の田沢湖の固有種であった事―。

当時の国の方針で、田沢湖に玉川温泉の、
水が注ぎこまれる事になって、
一部の卵が、この西湖にやって来た事など、
しっかり話してくれました。

そこで、
「じゃあ、なんで西湖で生きて来られたんだろうね」
って、質問をして、思った事を、
幾つも、書き出してもらいました。

どっちにも龍が居たから・・・
そんな子どもらしい発想も、凄く大事です。
伝説と云うのは、何か守らなければならない、
大切な地域の「宝」を、ずっと引き継ぐ為に、
こしらえたお話しが多いので、
信憑性もあるんですよ。

そして、みんなで一緒にその理由を考えて、
生きものの、「進化」や、「適応」に、
ついて考えました。

子ども達はエネルギー全開で、
外でできなかったのがチョッと残念でしたが、
また今度、違う形で一緒に遊ぼうね。
って、約束して来ました。

秋の素敵な出会いになりました。
はっぴー!!

で、どうやらその約束も叶いそうですよ。
これから冬に向かって行きますが、
継続でやろうって云う事で、
理事長から、改めてオファーもいただきました!!

ありがとうございました(^◇^)/

写真は上から
1枚目  子どもが描いてくれたクニマス。
    体色も、鰭の位置も、脂ビレもある・・・凄い!!

2枚目 これも上手に描けてますよね〜・・・感心!!

3枚目 開催したのは理事長宅
   紙芝居が後ろに見えてるの分かりますか?

4枚目 タイソンの説明をちゃんと聴いてくれました!!
    ありがとう!!







2018/11/03 8:57:03|活動報告
実践インタープリテーション2『水辺の環境教育学』今回は・・・

さあ、いよいよ11月に突入しました。
今日は文化の日。素晴らしい秋晴れですね〜。

さて、妙高にある専門学校での、
2回目の担当授業が、10月31日(水)にありました。
で、今回のテーマはと云うと、『水生昆虫』です。
ひと口に水生昆虫と云っても、非常に多様で奥が深く、
また、まだまだ分かっていない謎も多い生きもの達です。

その多様で難解な生きものに対して、
どの様な形でインプリを実践するのか・・・
それは、一つの決まったスタイルなどなく、
インタープリターの知識と、経験値の中で、
想像、創造され、そのパーソナリティーと共に、
子ども達やゲストに伝えられます。

前の週の授業で、相棒の先生から、
水生昆虫についての基本的な「知識」が、
既に伝えられていて、それを持って、
今回の実践授業として行いました。

教室に入っていきなり、
「今日って何の日?」
「ハロウィンですか?」
「では、あの言葉をどうぞ・・・」
「トリックアトリート!!」
「ハイ、ではお菓子をどうぞ・・・」
って、1つづつチョコレートをプレゼント。
「じゃあ、チョコっと食べて頑張ろう!!」
おやじギャグですね〜(^u^)

「実はね、自分が日曜日にある水辺で見つけた、
  ヤツの絵を描いて欲しいんだよね〜」
と、A3サイズの裏紙を配って、
「だって、結構、インパクトが強いヤツだから、
 イメージを話すから、チョッと描いてみて」

と、云ってある水生昆虫をイメージしながら、
話して描かれた絵は、傑作!!
もちろん、本当にいるモデルはあるんだけれど、
こんなヤツがいるかもしれないよ。

これ、全てが前振りのインプリなのです。

お絵描きの体験の後、
今日の展開に入る前に、
前回の淡水魚の各自のインプリについて、
自分以外のメンバーについて、
長所を褒めるのではなく、
課題をしっかり指摘して、
建設的に厳しく、
批判的に優しく評価して下さいと、伝えて、
他者評価と併せて、
自己評価も書いてもらいました。

自己評価と、おおよそ他者の評価には、
そんなに差が無いとは思いますが、
中には意外な指摘もあった様で、
こちらが簡単な事だと思っていても、
他者にとっては、意外に難しい事―。
に、なるケースは多いものです。

ましてや相手に知識や経験が少なければ、
全てが難しく、そこに楽しさは想像しにくいものです。
だからこそ、より知識ではなく、
体験を通して感じてもらう能力―。
それがインプリなのではないでしょうか・・・

その後、前回の授業の復習で、
水生昆虫のどんな事、どんな習性、
どんな虫?に、興味が持てたか聴いてみました。

結果は当然、三人三様でしたが、
では、その興味を持った事を、
アクティビティーにして体験しよう―。
と、云うのが今回の課題です。
そこから、発表にむけて準備が始まりました。

準備時間は、およそ1時間。
その中で、ゲストに楽しさやワクワクする期待感が、
伝わりそうな虫インプリを考えてもらいました。

それにはある程度、
知識部分の裏付けもなけねばならず、
前回の授業のメモを見たり、
資料として持って行った図鑑で確認させたり、
学生達は、頑張っていました。

そして発表!!
先頭を切ったKくんは、興味を持った、
「虫食」の事、
ランチに水生昆虫を食材にするとしたら、
どんな料理を作ろうか・・・
そんな感じで、虫を使った中華風ランチを、
イメージしました。
こんなんどう?って、みんなで決めたのは、

餃子とワンタンスープ、
そしてゴマ団子が付いた中華セット!!
みんな中に見えない様にして仕込む―。
そんな発想になりました。

うーん、このアクティビティーは、
この学校のメンバーならできても、
普通の人に、虫食べましょう!!は、
引かれちゃうかもよ・・・
確かに世界中で、色んな昆虫食はあるけれど、
日本では、限定的でしょう。

続いてHくんのアクティビティーは、
水生昆虫のカードと、
川をイメージしたマップを用意。

上流部と思われる所にキレイ
中流部には、フツー
下流部には、汚いと記してあります。

じゃあ、その虫カードを、
その虫が住んでるだろう場所に戻してあげて・・・
と云う問いかけでスタート、
その姿と形と、名前から生息地をイメージします。

でも、その虫の生息地は、果たして・・・
名前がチョッとダーティーでも、
意外にキレイな水を好んだり、

これはキレイな場所に住んでそうだと思っても、
意外に汚くても住んで居たり、
生物指標を後で語るには、
楽しいアクティビティーとして使えそうです。

最後のHさんは、準備が間に合わず、
こんな事したかった―。
と、イメージを伝えてくれました。

それは、フルーツバスケットって知ってますよね。
あの要領で、参加者は水生昆虫の絵やカードを持ち、
リーダーがヒントカードの様な物を持ち、
それを一斉に伝えて、みんなが動く―。
と、云うもの。これ、絶対面白そうだから、
さっきのカード使ってやってみようよ。

ってことで、Hくんのカードを拝借。
自分が思いつくままヒントカードを作って、
こんな感じかな?って、やってみました。
3人なので盛り上がりはイマイチでしたが、
これきっと大勢でやったら、楽しいよね!!
その発想にインタープリターとしての、
素質は十分、備わっていましたよ。

あとは、みんながみんなまだ真面目に、
愚直に、正しく、やろうとし過ぎていて、
ワクワク感に欠けてしまっている事を指摘しました。
それは、最初の評価の時にも、
自分からも相手からも指摘されていた事。
でも、それを補うのは経験と、
本物に触れてみることだよね。

体験第一、説明は後・・・
知るより感じる事が大事・・・
楽しさこそ学ぶ力なり・・・
もっと自分で楽しまなきゃね。

あの真面目さの殻を、
水生昆虫の様に自分で破って、
羽化できたら、きっと羽ばたける!!

今の彼らは幼虫期間。
さあ、美しい成虫になって羽ばたける様に、
最後までこの授業、頑張ろうな!!







2018/11/01 9:08:07|その他
お疲れさまでした!!

この直前の記事で、
今年の「金川の森体験フェスタ」の、
ご報告をさせて戴きました。

本当に大成功だった訳ですが、
この成功の要因は、
お天気が最高で、
たくさんの人が来てくれたから・・・
だけでは、ありません。

何と云っても今回は、
スタッフに恵まれた事が大きいんです!!
レポートの通り、
海洋道中のVLメンバー4人が、
快くサポートに応じてくれたからこそであり、

そこに、インターンの学生くんも、
すんなり打ち解けて、
素晴らしいコラボが実現したからだろう。
って、凄く感謝しています。
改めてこの場を借りて、
お礼を言いたいと思います。

貴重な休日を使って来てくれて、
本当に嬉しかったし、楽しかったです。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

一日を通して、お客さんが途切れることなく、
ブースを訪れてくれたのには、
きっと、「あそこで面白いことやってるよ」
って、口コミもあったろうし、
何より、看板娘の2人を始め、
若い子が凄く楽しそうにやってるから・・・
って、云うのが大きかったと思います。

それに、海洋道中での経験を活かして、
みんな子ども達との接し方が、
凄く自然で、丁寧で、明るかったから、
どんどん集まってくれたと思うよ。

残念ながら、
一足早く社会人になったなっちゃんは、
当然、来られなかったんだけど、
この記事をどっかで見てくれるといいなって、
思っています。
なっちゃんも、同じ空の下で、
仕事頑張ってるんだろね!!

それに、この日が初対面だった、
いっせーくんとも、
前から知ってたかのように仲良くなって、
彼からも、来年リーダーになりたい宣言も、
もらっちゃいました(*^_^*)
ねっ。一緒に連れて行けるといいなあ!!

最高の秋晴れの下で、
最高のスタッフと一緒に活動出来たからこそ、
この大盛況になりました!!

ブログを私用で使って申し訳ありませんが、
自慢のスタッフ達を、写真でご紹介しますね!!

ありがとー(^−^)/

人文字で書いた字は、
L・O・V・E❤
でした!!








2018/10/31 9:08:07|活動報告
たくさんのご来場ありがとうござました!(金川の森体験フェスタの報告)

秋晴れの空って、
どうしてこんなに気持ちがいいんでしょう!?

雪化粧した富士山、
色とりどりに色付いてくる山並み。
たくさんの色に囲まれて、
気持ちまで「うれし色」に、
染まって来そうです(^v^)v

10月21日(日)も、正にそんな秋晴れでした。
そして、そう。この日は、
金川の森で盛大に行われた、
「金川の森体験フェスタ」の、開催日でありました。

先ずは、兎にも角にも、
たくさんのご来場、本当にありがとうございました!!
素晴らしいお天気に恵まれて、
スタート直後から、本当に大盛況でした。

我ら、HOOKかんきょう『協育』事務所の、
体験ブースにも、たっくさんのお客様!!
嬉しい悲鳴をあげて居りました(*^_^*)

この日は、頼もしい助っ人として、
八丈キャンプにリーダーとして参加してくれた、
メンバーが4人と、自分の活動に興味を持ってくれて、
当事務所でインターンシップの様な形で、
サポートしてくれている学生さん一人を加えて、
5人の大学生が、パワー全開で手伝ってくれました。

先ずはご挨拶代わりのメインアクティビティー、
『どんぐり30個ゲーム』は、花として、
八丈組の、あやとありちゃんの、
女子2人で担当してもらいました。

体験してくれた子どもには、
漏れなく、あの一言で、お菓子をプレゼント!!
「トリックアトリート!!」
かわいい声が、一日中、いっぱい響いていましたよ。

そして、今年初めて実践した、
モンドリ作りのワークショップも、
有料だったにも拘わらず、
1回目から、体験に来てくれましたよ。
このワークショップは、同じく八丈組の、
あしくまと、たくみんが担当。

普段、山梨と言えば・・・の、
あのスーパーで、
レジのバイトをしているたくみんには、
併せてお金の管理をお願いし、

県の名を冠した国立大で、
工学部で学ぶあしくまには、
物作り部長として、
モンドリ作りのサポートをメインにお願いし、

県の東部、上野原にある科学大学で、
生きものと、インタープリテーションを学ぶ、
インターンの、いっせーには、
作ったモンドリを、
園内の水路に一緒に仕掛けてもらったり、
必要に応じて、水辺の生きもの探しにも、
活躍してもらう事にしました。

前の日に仕掛けておいたモンドリに、
見事に沢ガニが3匹かかっていて、
それを見るや、
「やってみたーい」
「作ってみたーい」と、
途切れる事がなくって、
こちらも嬉しい悲鳴でありました。

中には、自分の事を、
何故か「隊長!!」と、呼んでくれる子が居て、
午後の観察会に向けて、
一緒に、生きもの探しもしてくれましたよ。
カワイイ助っ人に、またまた感謝!!

何か見つける度に、
「隊長、カニがいました!!」
「隊長、これは何ですか!?」
と、大きな声で話してくれるので、
あやも、ありちゃんも、大ウケでした(^◇^)/

そして迎えた午後2時からの観察会では、
ほぼ定員いっぱいのお客様!!
賑やかにスタートしました!!

朝作ってくれた子のモンドリが、
ご家族の都合で、一足早く引き上げになってしまい、
作ってくれたモンドリでの収穫は、
チョッと残念でしたが、
さすがのいっせー、
いつの間にか、アブラハヤやヨシノボリを、
捕まえてくれていて、
話のネタは尽きませんでした。

透明の観察ケースに入れたヨシノボリ、
「ほら、裏から見ると、お腹に吸盤があるよ」
そう。ヨシノボリは、ハゼの仲間。
この吸盤みたいな腹びれで、
葦(ヨシ)の茎に登って、
川を上る(ノボル)から、ヨシノボリ!!

水路に落ちた葉っぱが積もった所に多く居たのが、
モンカゲロウの幼虫でした。
モンカゲロウの幼虫にはエラがあるから、
「ほら、お魚みたいにスイスイ泳ぐんだよ」

沢ガニのお腹を見せて、
「さて、これは男の子かな女の子かな?」
そう。女の子のお腹は、
「ほら、なんだかパンツを履いてるみたいだよ」

男の子はね・・・
「パンツの先から、オ○ン○ンみたいのが見えるよね」
って、話したら、
何故かお母さん達にバカ受けでした(^−^)

最後に、
イキイキとしている子ども達の
元気な姿を見てもらいながら、
川で遊ぶ時の注意点や、
あんな風にキラキラしている子ども達の
好奇心を大切に育ててあげて下さいねって、
お願いして、観察会を結びました。

本当に楽しい一日を、過ごす事ができました。
ご来場を戴いた、たくさんのお友達に、
改めて感謝申し上げます。

最後に有料とした体験の総売り上げも報告致します。
出展料を差し引いても、なんと5700円の売り上げ!!
いやあ、ありがとうございましたぁ!!

ブースを撤収して、スタッフみんなで記念撮影!!
今年は若い力に、いっぱい助けてもらった、
フェスタになりました。
ありがとうございました。