やまなし少年海洋道中が始まって、 ついに30周年となります。
その一年後、八丈島の子供達と、 海を越えた交流が今も続いていて、 この事業の大きな柱となっています。 なので交流会は、今年で29回目になりました。
が、交流会の前夜、天気予報は朝から雨マーク。 しかも、海は波浪警報で、 ベースキャンプでの開催は、 おそらく難しいだろう・・・
八丈の教育委員会のスタッフと、 海洋道中の事務局とで、対応を重ねました。 この日の午後、実はスノーケリング体験の1回目。 子供達も、楽しみにしているプログラムなので、 できれば、場所を変えてでも体験させてあげたい・・・ 島のスタッフさんからは、 「実施」を、念頭に話しを進めて居ました。
そして、迎えた当日は、やはり雨―。 断続的に降って、風も強い朝でした。 波浪警報は注意報に変わりましたが、 野外での交流会は難しいだろう。 と、云う判断に至り、交流会の会場を、 近くの三根小学校の体育館に変更することにしました。
30周年の記念セレモニーには、 八丈町の町長さんも、ご来席戴けるとの事、 非常に名誉な事です。
海を越えた交流が、今なを続いている奇跡― 八丈島と山梨県を繋いで来た深く、温かい絆― なので、この交流会は絶対に無くす事のできない、 大切なプログラムなのです。
けれど、午後のスノーケリングをどうするか・・・ ギリギリまで天気と相談して、 今回は、「交流会」を、より充実させよう!! と、云う決断に至りました。
海の状況は好転するかもしれませんが、 山梨側の都合で、午後はスノーケリングだから、 中途半端で「またね!!」は、やっぱり失礼です。 波浪注意報(事実)を理由に、 山梨の子供達には、いっぱい交流しよう―。 と、納得してもらって、 29回目の交流会が始まりました。
先ずは、海洋道中30周年セレモニーからスタート!! 町長様よりご挨拶を賜り、 記念植樹用の「ハイビスカス」の、苗を戴きました。
山梨の代表が御礼を述べて、 八丈町と、町民の方々に、 感謝状を山梨県からお渡ししました。
本来なら、ベースキャンプの一角に、 植樹の予定でしたが、 「苗」の、贈呈式に、切り替えました。
さあ、いよいよ海を越えた交流会がスタートです!! 最初は、お互い初対面なので、 アイスブレーキングのレクから始まりました。
最初はお互いに硬かった表情が、 だんだんゆるみ始めて、笑顔が増えて来ました。 小一時間もすると、もう友達同士―。 積極的に話しをする姿が、 会場のあちこちで見られました。
続いて、班の旗に八丈の同じ班の子供達の、 名前を書いてもらって、 各班の「班旗」が、完成しました。
この旗を持って、山梨の子供達は、 サバイバル踏破に臨みます。 八丈の子供達の、気持ちを入れてもらいました。
食事会の今年のメニューは、 「そうめん」でした。
この絆が麺の様に、長く続きます様に・・・ そんな思いも込めつつも、時短メニューで、 一緒に作って盛り上がろう(^v^)
食べたら終了じゃなく、方付けも一緒にやって、 協力しながら、2回目の交流会も盛り上がろう!! スノーケリングは、1回無くなっちゃったけど、 でも、お互いの絆が、更に深まった交流会になりました。
海の代わりに、山梨の子供達には、 この後、温泉での入浴がプレゼント!! 島に来て初めてのお風呂は、気持ちよかったかな(笑)
写真は上から
1枚目 30周年セレモニーが始まりました
2枚目 八丈町長様からハイビスカスが贈られました
3枚目 レク担当のがっしーのリードで笑顔が増えました
4枚目 「人間椅子」が、できちゃうくらい仲良しです!!
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