夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2017/06/12 7:50:51|活動報告
『水辺のアクティビティー実習』1新しい釣りのカタチ

水辺のアクティビティー実習は、
2日間の、淡水エリアのでの実習を終えて、
3日目(5月23日)から、海辺での実習となりました。

今日の出発は、なんと早朝の5時!!
でも、こんなにも気合が入っているのには、
それなりの理由があるのです。

人気の堤防で必ず釣りをする為には、
少しでも早く、現地に着いていなければなりません。

実は、昨年の7月より、
直江津港の中でひときわ長く、釣り人の羨望の眼差しを、
ずっと受け続けて来た、
本来なら「釣り禁止」である、その堤防が、

徹底した安全と、健全な利用により、
NPO法人が管理し、釣りが解禁にになった、
云わば、「海の管釣り」が、オープンしたのです。

かつてこの堤防ばかりでなく、
立ち入り禁止とされている堤防に、
無断で立ち入り、時には柵までも破壊し、
釣りをする心ない釣り人が、少なからず居り、
時には海難事故も起こすなど、
実際の管理者との、
いたちごっこが、繰返されていました。

そうした現状を鑑み、逆に徹底的に管理して、
釣り人に開放する動きが各地で相次ぎ、
昨年同じこの実習で訪れた、柏崎港の西防波堤に続いて、
直江津港第三東防波堤が解放されました。

以降、連日たくさんの釣り人が訪れて居り、
過日に下見に行った際には、入場制限で入れなかった為、
それならば、5時に出て必ずここで釣りをしよう!!
と、なった訳であります。

なのに、そんな我々の期待と気合を、
はぐらかすが如く、着いた早々、雨がポツポツ・・・
オーマイガーッ(>_<)

しかも既にたくさん人が入っていて、
入場制限は免れたものの、
空いてるスペースに9人が滑り込んで、
いざ、実釣開始となりました。

なのに、なのに、お魚さん達の食いは遠く、
ルアー好きの学生が、なんとか、
カサゴやソイを釣りあげた程度―。

制限時間は、釣れても釣れなくても正午まで。
釣れない時間がむなしく続き、
しかも、コマセも底をつきかけました。

そこで、途中でコマセを買い足しに走り、
なんとか最後のワンチャンスにかけ、
自分が晩のオカズをゲットする為に、
ウキフカセ釣りにチェンジしました。

そのチョッと前、数メートル離れて釣っていた方に、
良型の黒鯛が釣れたので、
自分もそれを狙ってみることにしました。

で、竿を絞ったのは―
黒鯛ではなく、30aほどのフクラギ(ブリの幼魚)でした。
でもまあ、これでオカズはなんとかなりそうです。

本当は、たくさん釣って、
豪華な晩御飯を目論んでいた訳ですが、
これも、魚釣り―。仕方ないですね(>_<)

しかし、綺麗でマナーも、安全も確保された堤防で、
気持ちよく釣りができるなら、
施設利用料の800円は、本当に安いくらいです。

今後こうした新しい堤防釣りのカタチが、
徐々に浸透し、防波堤で家族みんなが、
楽しく安全に釣りができる様になってくるでしょう。

元々、堤防は釣りができる場所ではないこと、
改正ソーラス条約により、国際港に至っては、
釣りなどもってほか―。

そういう公的な場所である事を、
釣り人が知る事により、
いつか、管理などせずとも、管理者と、
釣り人の良い関係が築けていけるとに期待いたいですね。

きっと学生達も、釣果以上に、
収穫の多い実習になったことでしょう!!

さあ、今夜から海辺のキャンプ場でのテント泊です。
最初の海ご飯、腕をふるいましょ!!

写真は上から

1枚目・・・さあ、釣るぞ〜!!

2枚目・・・小さいけれど、カワハギをゲット

3枚目・・・釣果を持ってハイポーズ(^v^)v







2017/06/11 14:07:00|活動報告
『水辺のアクティビティー実習』1            小物釣り? なぜかイモリ釣り!?

ついに梅雨入りしましたね。
うっとうしい季節の始まりです。

さて、毎年、梅雨入り前の5月の終わりに行っている、
講師に行っている専門学校の実習が終わりました。

学校のある妙高周辺の水辺、海辺を遊びつくし、
海で遊んで、海から恵みも戴いて、海に感謝して、
水辺・海辺での学びを考える実習
『水辺のアクティビティー実習』です。

前半の2日間は、淡水域に出掛けます。
今年度の初日となった5月22日(月)は、
まさに爽やか、五月晴れ!!
そんな新緑薫る信州の斑尾高原にある、
「希望湖(のぞみこ)」での、
小物釣りと、ブラックバス釣り体験です。

昨年までは、管理釣り場でニジマスを狙って、
初めての一匹を釣るのが目的だったのですが、

もっとシンプルな小物釣りで、
釣りの楽しさを味わった方がいいかも・・・。
と、云う事になり、
希望湖の脇にある小さな池に居る、
クチボソや、コブナや、ハヤ・・・
そんな釣りの原点とでも云うべき、
小物を狙って、シンプルな仕掛けで、
短いのべ竿で釣ってみる事にしました。

釣り始めて間もなく、学生達も最初の一尾を釣りあげ、
小さな小さな魚たちからの、
かわいいかわいい魚信を拾って釣りあげる・・・
そんな感覚に、講師の自分も大ハマり!!
いやあ、楽しいのなんのって!!
童心に帰って、学生達と一緒になってワイワイ
こういう釣りを、もっと小さな子供達にも、
やって欲しいなあ。

ところで、かわいい魚たちに混じって、
時折、釣れちゃったのは、
なんと、アカハライモリです。

いつしか、小物釣りから、
イモリ釣りになっちゃってました(爆)

自分もイモリを釣ったのは、
長い釣り歴の中でも初めてでした!!

でも、あの風貌を見ると、
やっぱりユーモラスで、こんな簡単に釣れちゃうんだ
って、思ったら、やっぱり大事にしないといけない、
今や希少な水生生物です。

小物釣りのはずが、なぜかイモリ釣り(*^_^*)
ブラックバスは、オデコでしたが、
釣りの楽しさや、水辺の自然の不思議を感じるには、
うってつけの、初日となりました。

因みにここで釣りを行う際には、
必ず釣り券(大人600円)が、必要となります。

写真は上から

1枚目・・・これがアカハライモリです。
      しっかり口で釣りましたョ

2枚目・・・ ハイ、イモリ一丁上がり〜!!

3枚目・・・何故かイモリを専門に狙い始めた学生達(笑)







2017/05/06 22:01:00|活動報告
金川の森GW企画 『森であそぼう!!』 

最大で9連休となった今年のGWも、
残すところ1日となりましたね。

高速道路の交通渋滞のニュースが、
日に日に、その長さを増して居りますが、
きっと、楽しい思い出もいっぱい作れた筈・・・
どうか、安全運転で無事にお帰り下さいね。

さて、GWの恒例となっている、金川の森さんでの、
自然体験ゲーム『森であそぼう!!』の、プログラムを、
まさに五月晴れの空の下で、開催致ししました。

今年は、事前にお申し込みを戴いた、
8家族19名のゲストの方々に方々に、
当日、飛び入りでご参加戴いた、
1家族4名様が加わって、9家族23名で、
新緑の森の中で、たくさんの自然体験ゲームを楽しんで、
前の記事でもご紹介させて戴いた通り、

音で遊んで、森で楽器も見つけて、
みんなで演奏しちゃおうかっ!!
って、云うプログラムでした。

実は、以前から「音あそび」の、プログラムを、
やってみたいなあ・・・。って、考えてはいたものの、
毎年賑わう、GWの金川の森で、
「音を聴いたり、感じたり・・・」
そんなプログラムは、難しいんじゃないか!?
って、考えてしまっていたのですが、

音を聴くんじゃなく、
音を出して遊ぶんだったらできるかもよ・・・
そんな、相方のポチさんのアドバイスがあって、
『森の音楽会』って、云う発想に繋がりました。

結果、これが、ホント功を奏して、
とっても楽しくて、正しく「音」を「楽しむ」、
音楽プログラムとなってくれました(^v^)/

どんな自然体験ゲームをやって、
参加して下さった皆さんが、
どんな風になってくれたかは、
是非とも、金川の森さんの『スタッフブログ』で、
ご確認してくださいね。

http//kanegawa-park.com/

なので、ここでは、
参加して下さったご家族の、
とびっきりの、スマイルフォトをご覧くださいね!!

親子で掲げてもらっているのは、
周りから聞こえてきた「音たち」に、
自由に「形」を、つけて、
地図みたいに書いてもらう活動なのですが、
今回は、これをなんと、
「楽譜」に、しちゃいました!!

で、アーティストファミリーとしての、
ユニット名を書いてもらって、
見事なセッションになったので、
記念にユニットごとにパチリ!!

いやあ、どのご家族も、
素敵な笑顔で写ってくれましたよ〜

1組目のユニット名は、
『H・Aブラザーズ』

2組目は、
『ここパパ』

3組目は、
『パパ駿(しゅん)』

4組目は、
『ポッポT』
実は、彼よりちっちゃい子が、先に、
おんなじアーティスト名を公表しちゃって、
遠慮して名前を譲ってくれました!!

やっぱり「ポッポ」に、したいってことで、
照れくさそうにユニット名を発表してくれたんですよ。
さすが、お兄ちゃんですよね(笑)

こんな光景も見られて、とっても幸せでした!!

他のユニットのスマイルフォトは、
続く記事でどうぞ!!

 







2017/03/03 9:30:00|活動報告
『水辺の環境教育学』の最終授業で・・・

今日は、ひな祭りですね。
山梨県内では、4月にお祝いするケースもありますが、
女の子がいらっしゃるご家庭では、
お雛様、飾られたでしょうか・・・

この桃の節句の風習、
日本人として、長く伝えていきたいですね。

さて、遅ればせながらではございますが、
専門学校の、2016年度の最終の担当授業、
『水辺の環境教育学』の、授業が、
2月9日(木)に、ラストを迎えました。

そして、この授業の総括として、
学生達には、プロジェクトワイルドの、
アクティビティーを駆使して、
4つのテーマで、4チームに分かれて、テーマ毎の、
環境教育のプログラムを、
実践すると云う課題を与えて、
この最終授業で披露してもらう事にしていました。

短い準備期間の中で、
グループ内でテーマを咀嚼し、20分程度で、
子供たちに、楽しく学んでもらうためには、
どの様にしたらよいのか―。
それぞれ工夫して来た成果が試されます。

テーマは以下の4つ―。
1、水辺の外来生物
2、奇跡の魚『クニマス』発見!!
3、海洋ゴミと海洋生物
4、開発と水辺の自然

どれも、トピック性があるテーマですが、
その切り口によって、様々な展開が期待できます。
我々講師としては、
どの様な切り口で進めるのか―
やってみて楽しいか―
しっかり伝えようとするテーマを踏まえているか―
などを、評価の基準にしながら、
各チームのプログラムを一緒に体験しました。

どのチームも、非常に工夫が凝らしてあって、
小道具なども準備して、臨んでくれました。

外来生物のグループでは、
釣りの要素を取り入れて、
何気なく釣れる魚にも外来種が意外にいることや、

知らず知らずのうちに、外来種が増えてしまう
温床になってしまうケースなどを、
疑似釣り体験を通じて気づけたりとか、

クニマスのチームでは、
『○ォーリーを探せ』の、様に、
たっくさんのよく似た魚の中から、
クニマスを見つけ出し、
クニマスについての知識を、
楽しく伝えていたり、

海洋ゴミのグループでは、
水の中でクラゲなどに見えそうな「ゴミ」を、
サンプリングしてあって、
それを間違えそうな段階ごとに分類して、
海洋生物に与える影響などを伝えていたり、

特に関心したのが、開発のチームで、
美しい水辺の写真から、連想される
『水のことば』と、
開発された水辺の写真から、連想される
『水のことば』を、集めて、
それぞれランダムにつなげて、
歌や詩をつくると云う展開となり、

非常にくっきりと言葉が分かれながらも、
でも同じ『水』として、つながっているものである―。
そんな事を気づかせてくれる様な内容で、
思わず『使える!!』って、
賞賛しちゃいました。

最後にお互いのチームのプログラムを、
評価しあってお開きとなりましたが、
この授業のラストを飾るにふさわしい、
楽しい授業となりました。

来月、また新入生がやってきます。
この学校での学びは、体験と実践により、
どんどんスキルアップが可能なのです。

こんな授業も、楽しいと思いませんか!?







2017/03/01 9:00:00|活動報告
今年度のざぶん賞 地区表彰式

2月は、あっという間に逃げていってしまいました。
もう今日からは、弥生3月です。
あなたのところにも、きっと春の足音が、
日に日に大きく聞こえていると思います!(^^)!

さて、2月4日は、『立春』だった訳ですが、
この日に合わせて、今年も『ざぶん賞』の、
優秀作品の展示と、山梨県内で全国表彰された、
子供たちを、山梨県としても表彰する、
『キッズエコマイアート展』と、
『山梨県 地区表彰式』が、開催されました。

今年は、甲府市役所の1階にある、
オープンスペースを会場として、
よりたくさんの方々に見て戴こうと、
実行委員会で準備と、企画を進めて来ました。

そして、ゲストには、
切り絵作家として大変著名な百鬼丸さんや、
シンガーソングライターの、しらいみちよさんらも、
お招きして、華々しく開会致しました。

今年度、山梨県内からの応募作品は、
実に500件近くまで達し、
相当な狭き門を突破して、
全国表彰されたのは、
ざぶん大賞にならぶ、
栄えある文部科学大臣賞を含めた5名。

学校の都合や、体調不良などで、
残念ながら欠席された方もいらっしゃいましたが、
ご家族もお招きして、その子供達を表彰致しました。
とっても、あったかい雰囲気の表彰式でした。

続く「ざぶん奏」では、
アカペラコンサートあり、
百鬼丸さん切り絵がゲットできるじゃんけん大会あり、
素敵なしらいみちよさんのお話しを聴き、
最後は、全員で春の水辺を思わせる、
唱歌の大合唱で、しめくくりました。

とにかく、水について、
命について、自然について、
子供達が紡いだ「ざぶん」は、
ダイレクトに胸にしみ込んで来る作品ばかりでした。

キッズエコマイアート展は、2月8日まで開催され、
多くの方々に見て感じて戴きました。