水辺のアクティビティー実習は、 2日間の、淡水エリアのでの実習を終えて、 3日目(5月23日)から、海辺での実習となりました。
今日の出発は、なんと早朝の5時!! でも、こんなにも気合が入っているのには、 それなりの理由があるのです。
人気の堤防で必ず釣りをする為には、 少しでも早く、現地に着いていなければなりません。
実は、昨年の7月より、 直江津港の中でひときわ長く、釣り人の羨望の眼差しを、 ずっと受け続けて来た、 本来なら「釣り禁止」である、その堤防が、
徹底した安全と、健全な利用により、 NPO法人が管理し、釣りが解禁にになった、 云わば、「海の管釣り」が、オープンしたのです。
かつてこの堤防ばかりでなく、 立ち入り禁止とされている堤防に、 無断で立ち入り、時には柵までも破壊し、 釣りをする心ない釣り人が、少なからず居り、 時には海難事故も起こすなど、 実際の管理者との、 いたちごっこが、繰返されていました。
そうした現状を鑑み、逆に徹底的に管理して、 釣り人に開放する動きが各地で相次ぎ、 昨年同じこの実習で訪れた、柏崎港の西防波堤に続いて、 直江津港第三東防波堤が解放されました。
以降、連日たくさんの釣り人が訪れて居り、 過日に下見に行った際には、入場制限で入れなかった為、 それならば、5時に出て必ずここで釣りをしよう!! と、なった訳であります。
なのに、そんな我々の期待と気合を、 はぐらかすが如く、着いた早々、雨がポツポツ・・・ オーマイガーッ(>_<)
しかも既にたくさん人が入っていて、 入場制限は免れたものの、 空いてるスペースに9人が滑り込んで、 いざ、実釣開始となりました。
なのに、なのに、お魚さん達の食いは遠く、 ルアー好きの学生が、なんとか、 カサゴやソイを釣りあげた程度―。
制限時間は、釣れても釣れなくても正午まで。 釣れない時間がむなしく続き、 しかも、コマセも底をつきかけました。
そこで、途中でコマセを買い足しに走り、 なんとか最後のワンチャンスにかけ、 自分が晩のオカズをゲットする為に、 ウキフカセ釣りにチェンジしました。
そのチョッと前、数メートル離れて釣っていた方に、 良型の黒鯛が釣れたので、 自分もそれを狙ってみることにしました。
で、竿を絞ったのは― 黒鯛ではなく、30aほどのフクラギ(ブリの幼魚)でした。 でもまあ、これでオカズはなんとかなりそうです。
本当は、たくさん釣って、 豪華な晩御飯を目論んでいた訳ですが、 これも、魚釣り―。仕方ないですね(>_<)
しかし、綺麗でマナーも、安全も確保された堤防で、 気持ちよく釣りができるなら、 施設利用料の800円は、本当に安いくらいです。
今後こうした新しい堤防釣りのカタチが、 徐々に浸透し、防波堤で家族みんなが、 楽しく安全に釣りができる様になってくるでしょう。
元々、堤防は釣りができる場所ではないこと、 改正ソーラス条約により、国際港に至っては、 釣りなどもってほか―。
そういう公的な場所である事を、 釣り人が知る事により、 いつか、管理などせずとも、管理者と、 釣り人の良い関係が築けていけるとに期待いたいですね。
きっと学生達も、釣果以上に、 収穫の多い実習になったことでしょう!!
さあ、今夜から海辺のキャンプ場でのテント泊です。 最初の海ご飯、腕をふるいましょ!!
写真は上から
1枚目・・・さあ、釣るぞ〜!!
2枚目・・・小さいけれど、カワハギをゲット
3枚目・・・釣果を持ってハイポーズ(^v^)v
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