前の記事で報告した、 2つの「水辺授業」の他に、 1年生の合同カリキュラムになっている、 『フィールド観察』の、授業に付き、 特に水辺で行うものについては、 相棒のM先生と二人で、指導させて戴いています。
前期に行った『ガサガサ調査』に続いて、 後期には、2つのフィールドへ出掛けました。
その一つ目は、昨年とても感動的であった、 上越市を流れる桑取川(くわどりがわ)での、 「鮭」の、遡上調査です。
でも、懸念される状況も多くあったので、 今年も無事に鮭達が、故郷へ戻れているかが、 実際に目にするまで、とても心配でした。
暖か過ぎるほどの暖冬傾向による水温、 新しい橋の、建設工事による水質や濁りの状況、 鮭にとっては、厄介と思われる状況がありました。 しかも、当日は雨―。 少しの不安を抱きながら、桑取川へと向かいました。
到着と同時に少し雨脚も早くなって、心配は募ります。 でも、川面には、たくさんの背びれが、 水を割って進んでいて、時折ジャンプしたり、 長い長い旅の果てに、故郷の川へ戻ってきてくれました。
昨年同様、組合長様から、 資源管理や、保全について、丁寧にお話しを戴き、 同漁協でも、たったの10名にしか許されていない、 組合員の方が、投網を持って川に入り、 「鮭漁」を、見学させて戴きました。
網を投げる度に、多くの鮭がかかって来ます。 よく見ていると、オスも小さい個体は、再放流し、 姿の良いメスと、大型のオスを捕えていました。 初めて鮭が川を上る姿を目の当たりにした1年生達は、 歓声をあげたり、命が一瞬キラっと輝く姿を 写真に収めようとカメラを構えたり、
目の前で繰り広げられている、 生と本能の姿に見入っていました。
暫く漁を見せて戴いた後で、 「採卵」から、「人工受精」までの、 一連の作業も見せて戴き、 受精卵を、今年も戴きました。
この卵から、やがて稚魚がかえり、 再び、この川に戻ってこれることを、 願わずにはいられません。 実際には、非常に難しい事かもしれませんが・・・
命の輝きは本当に美しいですが、 それを純粋に見つめる学生達の表情も、 とても輝いていたのを書いておきましょう!!
学校に戻り、自分と、相棒の先生から、 鮭の分類や、管理の現状、 そして、釣り人との関わりなどについて、 幾つかお話しさせて戴いて、 「命の授業」を、終えました。
次回は、冬のお楽しみ授業である、 アレについて報告しますね!!
写真は上から
1枚目 ただ命をつなぐ為の営みを見つめる学生達
2枚目 こちらは、その命の輝きを写真におさめようと、 シャッターチャンスを待つ学生達
3枚目 水揚げされた鮭はこのように売られてもいます
4枚目 人工授精を見学させて戴きました。 |