夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2014/09/08 8:08:08|活動報告
やまなし少年海洋道中 2014レポート 5(サバイバル踏破ファイナル  感動のゴール !!)

いよいよ、サバイバル踏破も佳境に入り、
各班とも、ゴールを目指していました。

昨夜は、ビパーク地で一夜を過ごした子供たちですが、
5班が泊った乙千代ヶ浜は、
次第に波が高くなってきた為、
早目に二次ビパーク地へ避難しました。

1班が泊った藍ヶ江は、屋根の部分が少なく、
風が強かった為、熟睡できなかった様です。

2日目は、5班・1班・3班が、
登龍峠を末吉方面からチャレンジし、
2班・4班は、南原千畳岩から、
八丈小島を左に眺めつつ、
ベースキャンプを目指しました。

やはり、疲れもピークの様で、
脱水症状の現れた子や、
給水ポイントに気付かず通りすぎてしっまたりと、
指導者のパトロールも、慌ただしくなりました。

それでも、頑張る子供たちの姿を応援しながら、
ベースキャンプに引き返し、
各班の到着を待ちます。

トップは、やっぱり5班!!
ダントツのぶっちぎりでゴール!!
メンバーの顔は達成感に満ち溢れ、
笑顔で、他の仲間たちの帰りを待ちました。

続いて戻って来たのは、4班
この日も、少し迷ってしまったのですが、
とにかく、メンバー達の粘り強い事!!
しっかり、全員で支え合ってゴ〜〜ル

見事に引っ張ったリーダーは、
感涙にむせびました。
おめでとー!!
ホント、良く頑張ったよ(*^_^*)

お次は3班。
イチバン満面の笑顔だったのは、
子供たちより、Dちゃんリーダー
真っ先にゴールテープを切りました。

続いては2班
4班とほぼ同じ様なペースだったのですが、
最後チョッとオーバーランで、
遠回りしてしまったそうで、
でも、これもなんくるないさ〜(笑)
リーダーの目は、涙で潤んでいました。

しんがりは1班
最後は7名で、歩き通しました。
直前でメンバーが、
健康上の理由で、たまたまこの班だけ、
辞退者が出てしまい、
班長が熱中症で合流が遅れ、
しかも、今日は登龍チャレンジ―。

様々なイレギュラーも乗り越えて、
見事なゴールでした。
ここのリーダーは、昨年もドラマティックでしたが、
持ってるんですかねえ!!

ともあれ、全員踏破おめでとー!!

ご褒美のアシタバアイスや、
パッションジュースでの乾杯の味は、
正に格別だった事でしょう。

今年も感動をありがとう!!

・・・でも、

感動の裏で、ある大切な判断が、
下されていました。

写真は、各班のゴール風景

上から、
まだまだいけそうな5班。漢だね〜!!

イレギュラーも、子供たちが支え、
本人も限界を超えて頑張った4班のリーダーは、
ゴール後に号泣。本当によく、頑張ったよ。
「一笑懸明」の、旗の文字、素敵だよね。

ワ―ッ!!
ガッツポーズで真っ先に飛び込んだ、
3班リーダーの、満面の笑顔。
このフランクさが、
子供たちにとって、魅力なんだよね(笑)

7名で見事にゴールした1班
より結束が強くなったサバイバルだったね。
おめでとう!!







2014/09/07 7:07:07|活動報告
サバイバル踏破2014 続報 ほっとプレイス!!

順調にスタートして行った各班でしたが、
そう上手くはいかないのが、このサバイバル踏破です。

八丈富士を目指した3班は、
ふれあい牧場までは、余裕のペース。
しか〜し・・・
ガスで何も見えん(>_<)
「寒いのですぐ降りま〜す」
と、最初のパトロール先の予定でしたが、
まさかの拒否でございました。
道を間違えない様に下って来いよ〜

4班は、前の記事の通り、
登龍峠チャレンジ・・・
リーダーからの、お助けコール。
「登り筈なのに下ってるんです・・・」
「へっ??」
「ここ、何処ですかぁ・・・」
どうやら、やっちまった様です。
まあ、直前に1回クルマで下見するだけなので、
スムースにいくわけないわなぁ!!

お墓に出たら曲がると云うのを間違えたらしく、
お墓に入る前の、火葬場の方へ
向かっちゃったらしく、
先ずは、落ち着かせ、正規ルートへ戻しました。
ドンマ〜イ!!

経験者リーダーが引っ張る
5班、1班は順調そのもの。

で、ひきこもごもの各班を、
ほっ・・・。
と、和ます。ほっとプレイスが、
島には点在しています。

圧巻の景色アリ、
島の人たちの温かい心遣いに触れる場所アリ、

そこでくつろぐ、子供たちの表情をご覧あれ(*^_^*)

写真は上から
見よこの絶景!!
4班「登龍峠」の展望台でぴっ!!
まん中の青い服来たおっさんは誰だ(爆)

イエーイ!!
お昼ご飯で〜す。
1班 八重根漁港でリラックス。
班長は、ビパーク地で合流できるゾ!!

1・3・5班が集まった八重根漁港
だって・・・
なんだも〜ん!!

今年もありがとうございました。
感謝!!

最後は3班
やっぱ、風呂だーねぇ!!
ふれあいの湯にて、ご入浴〜!!







2014/09/06 21:07:02|活動報告
やまなし少年海洋道中 2014レポート 4(サバイバル踏破1  いざ出発!!)

少し残暑がぶり返しましたね。
とっても蒸し暑〜い感じです(>_<)

さて、今年度の海洋道中レポートも、
ついにメインイベントである、
『サバイバル踏破』まで、漕ぎつけました。

五つの班の、それぞれの健闘ぶりを、
是非、見てやって下さい。
今年も、色んなドラマが繰り広げられていました。

先ずは、出発の光景をお届け致します。

8月5日 毎年決まってこの日の朝早くから、
サバイバル踏破に向けて、五つの班が動き出します。

まだ、薄暗い午前4時半頃に、
先ずやって来たのは、男子オンリー班の5班です。

この日まで、体力もしっかり蓄えて来たので、
早朝でも元気いっぱい!!
荷物チェックも一発でパスして、
颯爽と歩きだしました。

早すぎて、写真が間に合わなかったけど、
「頑張って行って来いよ〜!!」

続いて1班
1班は、スタートは6人でのチャレンジ。
他より少ないというハンデを克服しようと
3日間、頑張って来ました。
が、班長が昨日、熱中症を発症し、
一緒のスタートが叶いませんでした。

でも、だからこそ、
班長の分まで頑張って、笑顔で合流しよう―。
そんな気概に溢れていました。

お次は4班
今日は、難所の登龍(のぼりょう)峠を、
先ずは克服していきます。
予定通りに、着実に、
5時発のプラン通りに出発!!
自分達のペースをしっかり守ってガンバレ!!

続いて3班
彼らは、先ず八丈富士を、
ふれあい牧場まで登ってから、
海沿いを歩くコースにチャレンジ!!

だからなのか・・・
挫けそうになる子供の荷物を持つためなのか、
子供達よりちっちゃいナップサックの、
Dちゃんリーダー!!
子供たちからは、
「ふざけてる・・・」と、突っ込まれながらも、
だけど、憎めないキャラのリーダーです。
頼むよ〜!!

ラストは、2班。
この班は、いつもマイペース。
少々遅れても、なんくるないさ〜精神で、
いい意味で力が抜けてます。
きっと、こういう班が強いんだよなあ。

それぞれの出発式に、
それぞれのスタート!!

意気揚々と歩き始めた子供たちを、
一体、どんな試練が、
この先、待ちうけているのでしょう!!

とにかく、こぴっとがんばるだよ(*^_^*)/〜

写真は、各班のスタートコールの円陣です。

上から、1班・4班・3班・2班

5班は、真っ先にスタートで写真なし 
許せ〜(*_*;

でも、どの班も、個性があるよね(笑)







2014/09/01 21:05:30|活動報告
やまなし少年海洋道中 2014レポート3 (島の食文化を支える漁と味)

9月1日の今日は、防災の日でした。
あいにくなお天気でもありましたが、
防災について、家族とお家で話しあうのには、
きっと良い日になったのではないでしょうか・・・。

さて、余りに遅い更新で、毎度失礼致して居ります。
今年度の、やまなし海洋道中のレポート、
やっと第3弾までこぎつけました(*_*;
懲りずにお付き合い下さいませ。

3日は、「海洋の日」―。
八丈島の海を味わい尽くす日でもあります。

と、云う事で、今回は、
島の食文化を支えている、伝統の漁と、
味についてレポート致します!!

八丈島の名産品と聴いて、
真っ先に思い浮かぶのが「くさや」
では、ないでしょうか?

山梨にお住まいの方は、食べた事はありますか?
元々は、海水に漬けて干物にしていたものが、
いつしか「くさや菌」が、発生し、
独特な匂いと、焼いた時の風味と芳ばしさが、
通には人気の発酵食品です。

その「くさや」の、主な原料は、
ムロアジ(ホンモロアジ)や、トビウオですが、
このムロアジ漁は、
八丈島では、棒受網漁(ぼううけあみりょう)での、
漁業が伝統的に行われています。

その漁の模様を、この海洋の日には、
漁船に乗せて戴いて、間近で見せて戴いています。
ムロアジの群れを逃がさない様に、工夫されていて、
漁師さん達が網を引き揚げる姿は、
とても迫力があって、そんな漁を、
目の前で見られるのですから、
当然、子供達のテンションもMAXなのです(^v^)

そして、こうした漁で獲れた魚が、
「くさや」と、して加工されるのですが、
そのくさやの工場さんにもお邪魔して、

原料のムロアジを捌かせて戴いたり、
今年は、指導者の多くも、
ムロアジ捌きにチャレンジさせて戴きました。
もちろん、その後には、
くさやもご馳走して下さいます。

最初は、その匂いに、おそるおそるなのですが、
口に運ぶと、「うまーい!!」
そう喜んで食べる子が多いです。
最初は、そのまま食べてみて、
おススメは、マヨネーズ!!
コレ、美味しいですよねえ

中には、どうしても匂いが苦手な子も居て、
山梨と、八丈島の、食文化の違いを、
ここで、「舌」でも、体験するのです。

最後には、くさやを漬ける原液である、
その工場の、くさや汁も味見させて戴いています。

「醤油みたい・・・」
そんな感想を漏らす子が多いのですが、
いかにも、これは、魚醤の一種とも言えます。

秋田のしょっつるや、北陸のいしる
タイ・ベトナムの、ニョクマムやナンプラーと、
同じ類いの発酵液なのです。

さてさて、そんなムロアジは、
島の名物として、くさや以外にも利用されます。

クルージングから帰って来ると、
私達を待ってくれているのが、
島の漁協の女性部の方たちが作って下さった、
豪華な島のお料理です。

その中で、新たな食文化の発信として、
子供達にも大人気なのが、
「ムロアジバーガー」
フィッシュバーガーですが、
パテの見た目は、まんまお肉!!

ですが、使っているのはムロアジだそうで、
とっても、ボリュームもあって、
食べ応えは充分!!

他にも、ハバノリを使ったおにぎりや、
トビウオのフライなど、島の味に舌鼓!!

ずっと、キャンプご飯の子供達にとって、
このご馳走の、何と有難いことか!!

この食材を準備する為に、
皆さんが馳せ走って、作ってくれて、
食べさせて下さる・・・
だから、ごちそうさまって言葉が、
素直に、自然に、口から出て来るよね(^−^)

お腹いっぱい食べて、
締めくくりは、直接海に入ってのスノーケリング

目一杯、お腹一杯、身体いっぱいに、
海を感じまくった海洋の日でありました。

ごちそうさまでしたあ!!

写真は上から

一枚目
これが棒受網漁です。海の男の姿に子供達は感動!!

二枚目
獲れたムロアジはくさや工場に運ばれて、
海洋道中の仲間に捌かれましたとさ(笑)

三枚目
これが、くさやです。メチャおいしいよぉ!!

四枚目
で、トドメは、この豪華なご馳走ですよ。
も、もう、し・あ・わ・せ〜
手前のオクラは島では、「ネリ」と、言って、
これも名物です。







2014/08/26 22:49:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2014 レポート2 (橘丸がやって来た!!)

いよいよ秋の気配を感じる季節になって参りました。
甲子園での高校野球が終わり、
夏休みも、残り僅か・・・。
一部の地域では、既に新学期も始まっています。

ところで、広島県での豪雨による土砂災害は、
日を追うに連れ、更に深刻さを増して居ります。
一日も早く、行方の分からない方々が、
見つかってくれますように、
奇跡が起こります様に・・・
祈らずにはいられません。

さて、今年度のやまなし海洋道中レポートの、
第二弾です(って、今かよっ)
ペースの遅い更新で、誠に申し訳ありません(>_<)

昨年まで八丈航路には、
「かめりあ丸」が、やまなしの子供達と、
その子供達の夢も乗せて、
300キロ彼方の東京竹芝桟橋から、
連れて来てくれました。

今年からは、新造船である「橘(たちばな)丸」が、
その役目を引き継いでくれる事になりました。

しかも、今年自分は、先発隊であった為、
八丈の底土の港で、橘丸を迎えたのです。

でっかい船です。
黄色いボディーで、威風堂々と、
底土港に着岸しました。

暫く待っていると、
お揃いのTシャツを着た、やまなしの子供達が、
タラップから降りて来ました。

昨夜は揺れたのかな?
良く眠れたかな?
冷房は寒くなかったかな?
船酔いした子はいるのかな?
ついつい心配して、
子供達に手を振ってあいさつ!!

「たいそ〜ん!!」
早速、声をかけてくれる子供たちは、
皆、元気そうで、一安心(^v^)

早速、歓迎のセレモニーが始まりました。
船が変わったそれだけで、
やっぱり、なんだか気持もリニューアルした感じ―
八丈富士のてっぺんは、少しかすんでいました。
でも、全く変わらない、
八丈島の方々の歓迎は、本当に嬉しい限りです。

島での最初の食事は、
朝ご飯での、おにぎり弁当!!

しっかり食べないと、
今日は、これからテントアップなのだぁ。

底土からベースキャンプまでは、
自分が、子供たちを先導して案内しました。
見渡す限りの青い海。青い空。
そして、見上げる八丈富士・・・。
何度来ても、何度見ても、美しい景色です

30分歩いて、ベースキャンプに到着しました。

さあ、早速、テントアップを始めるぞぉ

各班のサイトが決まって、いざ作業開始!!

テントアップが終わっても、
かまど作りに、食卓作り、夕食の準備・・・
そう。今夜からは、キャンプです。

便利な物は一切ない、キャンプが始まったのです。
これから、でっかい体験目白押し。

指導者組は、食卓作りのサポート部隊として、
かけやを振りかざし、脚材を打ち付け、
あれやこれやとアイディアを出して大奮闘(*^_^*)v

一回叩いて「イチたいそん」
自分のかけやパフォーマンスが命名されちゃいました

午後4時頃、おおよそどの班も、
テントサイトを作り終え、
海洋道中テント村が開村がしました。

写真は上から
一枚目
これが橘丸です!!

二枚目
到着後の歓迎セレモニー

三枚目
かまどの制作中です。しっかり作れよ!!

四枚目
食卓作りサポート隊の指導者も頑張る!!