 11月21日午前9時、久々に保育園の園児剣道教室に伺いました。するとそこに、「保育園で剣道を取り入れたいので剣道教室の様子を見せてほしい」という北関東地域の保育園関係者が視察にいらっしゃいました。山梨県内の武道関係者にどこか参考になるところがないか尋ねたところ、「それなら甲斐市の保育園がいい」という紹介があったとのことでした。突然のことで、いささか驚きました。
この保育園の園児剣道教室は初代師範を当時県警師範の中嶋先生、二代師範を当時刑務官の久保川先生が務められ、40年もの歴史があります。そういう長年の歴史があったから今回の視察につながったのだと思います。
私は三代目のご指名をいただいてまだ5、6年ほどの若輩ですが、園長が久保川先生や周囲の剣道関係者にお尋ねになったところ私の名前が浮上したという経緯があります。初代、二代の師範の指導の足元にも及ばない内容だと思いますが、園児が大きな声を出して元気に剣道を楽しく学べる内容を心掛けています。はだしで思い切り体を動かせるあそびの内容も取り入れて全身的な発達をうながすことも意識しています。
園児15人が参加しました。準備体操、体育館10周、床から足を離さないすり足での全力走、足裏タッチ、背走、スキップ、マイムマイムの足、送り足などを行った後、竹刀を構えて足さばき、前進後退正面素振り、正面打ちなどを行いました。
久々にもかかわらず、園児たちの正面打ちがとてもよくなっていました。運動会に向けて頑張ったこと、園庭で行われた運動会で保護者の方の前でしっかり剣道を披露できたことが自信になったのかもしれません。笑顔で、大きな声を出して頑張ることができました。
園児たちは行動が機敏です。打てば響く、子どもが少なくありません。
教室の終わりの礼の際に「やー、めんがたのしかった」「あしうらタッチがたのしかった」「はしるのがたのしかった」など、それぞれに感想を発表してくれました。
視察にいらっしゃった方は「子どもの目線で、的確な指示がだされていて、子どもたちもそれにすぐ反応していて素晴らしいと感じました。子どもたちに感想を話してもらうのもとても良いですね」と評価していただきました。20分ほど情報交換もさせていただきました。
北関東の同園では、園の特色をだしていく必要性を感じていて、ほかの武道に加えて、幼少期は剣道を学ぶことがとても良いのではないかという結論に至ったとのことです。視察にお見えになった方のほか、保育士さんにも剣道有段者がいらっしゃるようです。
ぜひ幼少期から正しい剣道を広めていただきたいと願います。
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