甲斐直心館自主強化稽古会を7月27日夜、鷹野道場で開いたところ、幼児から中学生までの館生約30人、指導者5人が参加しました。道場内の気温はあまり下がらず、稽古開始時の32度は結局、終了時も変わりませんでした。こまめに水分補給をしながら、面着けの時間を多めにし、実践的な稽古を多めにしました。16時ごろ、道場を開錠してくれた家族によると、その時は道場内が37度あったということで、外気温とあまり変わらなかったことになります。5度下がっていなかったら、とても剣道どころではありませんでした。
中学生の金子君の号令で正座、正面素振り、左右面素振り各50本、片手素振り左右各30本、跳躍面素振り100本の計260本を行いました。近所の3兄弟も正式に入門し、この日は2人が元気に参加してくれました。
途中から中村団長に号令役は代わりました。面着け後、すり足、送り足での切り返し、正面打ち、相面、小手打ち、小手面打ち、面応じ面の稽古、相掛かりをしました。
面に対する応じ技(面)をする場合、あまり大げさに抜いていたら、応じることはできません。いずれも紙一重のところで抜いたり、捌(さば)いたりすることによって、応じ技が有効打突となるはずです。20分あまりの稽古で小休止、水分補給し、終盤の打ち込み稽古に移行しました。
切り返しをしてからの打ち込み稽古では@体当たりが手当りになってしまっているA左わきが大きく空き、左ひじが外に曲がった状態で右手で面を打っているB面打ちの瞬間、左手が自分ののどの高さで止まっていて鳩尾(みぞおち)に収まっていないC踏み込みが弱いD振りかぶってから歩み足をしてしまうため間合いが詰まって元打ちになる−などの悪癖が見受けられました。多くは右手、右足主導で動いていることが原因となっていることが多いものです。もう一度、左右のバランスを見直してみることが大切です。もちろん工夫しながら着実に上達している館生もいます。剣道具を付けたことで基本打ちが崩れてしまうのはもったいないことです。いつも基本に立ち返り、自分の剣道をまっすぐ正しく高めていきましょう。
稽古後、5人の館生が感想発表しました。また、先生方は残り稽古をし、立ち合い、日本剣道形などを修錬しました。昇段昇級審査、また、試合もいくつか続きます。まずは基本打ちが少しでも正確に、勢いよくできることを目指してください。また高段者は理合いが求められますので、自分の気分次第で打ち気にはやるのは、剣道の理想とするところではありません。
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