みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2010/07/08 7:50:54|随想・雑観
「武の素描」


 久しぶりに「武の素描」(大保木輝雄著、日本武道館発行)を読みました。「気を中心にした体験的武道論」という副題がある通り、古代からの「武」にまつわるエピソードが豊富に書かれています。近くでは埼玉大学の寒稽古の様子など興味深い話が紹介され、興味をそそられます。全体に平易な文章で書かれていますので非常に読みやすく、1時間もかからずに十分読み切れますので、まだの方はご一読をお薦めします。

 その中に「切り結ぶ刃(やいば)の下こそ地獄なれ 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という歌が出てきます。私が初めてこの歌を知ったのは、剣道を始めて間もない中学1、2年生のころだったと記憶しています。わが家に作業にいらっしゃった鉄骨屋さんが「剣道をやっているのか。じゃあこういう歌を教えてあげよう」とチラシの裏の白いところに書いてくれました。そこには「一歩踏み込め あとは極楽」という言葉も続いていました。

 「山川の瀬瀬に流るる栃殻も 身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」という、同様の歌もあります。こちらの方がイメージとしては分かりやすい部分もあります。

 剣道では「捨て身」が大切なことをあらためて考えさせられます。







2010/07/08 0:33:49|稽古日誌
66歳!
 
 7月7日の七夕稽古には小中学生の館生はほとんど全員が出席しました。蒸し暑い中ながら声もよく出ており、気力が充実している様子が見て取れた稽古でした。北村先生、久先生、美香先生、そして保護者の皆さまありがとうございました。

 やはり保護者が見学してくださっていると子どもたちも息が抜けない部分があるのかな、と感じます。誰が見ていようといまいと稽古に向かう姿勢に変わりがあってはいけないのですが、子どもたちはなかなかそうはいかないようです。常に数人の保護者の方に見学していただけると稽古にさらに活気が生まれる可能性もあります。

 稽古後のお話で北村先生から「きょうは七夕。昨日(7月6日)は私の誕生日でした」。お茶目な北村先生を全員が拍手で祝福しました。

 実は遅れて稽古に参加した鷹野が北村先生に「昨日は誕生日でしたね。おめでとうございます」というお話をしたら「66歳。いやじゃんね」と返ってきました。北村先生の「66歳」は若いです。私が中学生のころ剣道の手ほどきを受けた北村先生(当時35歳前後)とあまり変わった印象はありません。その筋骨隆々の体躯(たいく)はお見事の一言です。

 北村先生の素晴らしいところはその朗らかさはもちろんですが、剣道に対する探求心の強さです。土曜の朝、誰よりも早く道場に足を運び、鏡に向かって素振りをし、構えを確認する姿をみんなが学んでいかなければなりません。

 美香先生からは「昨年の7月6日はちょうど稽古日で、北村先生が『きょうは何の日』と聞かれたのから1年がたったなんてとても早く感じます。そして私の祖母は昨日(7月6日に)100歳の誕生日を迎えました」というお話がありました。100歳から見れば66歳はまだまだ3分の2。北村先生にはまだ30年くらいは剣道場に立ってほしいですね。ちなみに祖母は101歳でした。美香先生の記憶力にも不安が出てきました。

 さて、高学年以上は切り返しの後、面の打ち込み、小手面、相面、小手抜き面、相小手面、相懸かり7セットと進み、最後には道場の端からお互いに全速力の送り足で進みながら相面をしました。すり足でお互いに加速している分、間合いの取り方は非常に難しいのですが、いち早い決断力、勇気が身に付く稽古です。晃介君と中2女子が相手をしましたが、何度かこなすうちに女子にも適応力が見られたのは収穫でした。

 日曜の山城小での錬成大会の感想を尋ねたところ、「楽しかった」という1人を除いて、残り全員が「つらかった」と手を挙げたことは少々驚きでした。「楽しかった」人は、その言葉通り、錬成大会終盤にはその日に明らかだった課題を克服して大きな成長が見られました。「楽しかった」のもうなずけます。

 その一方で2分間の試合時間の中でメンを7本取られた人もいました。「相手の体が大きかった」「スピードが違った」。それぞれが肌で感じた相手との違い。その差を克服するために、サッカー日本代表の岡田武史監督が「100b競走では勝てない相手にも400bリレーなら勝てる可能性がある」と例えた内容に勝てるヒントがあると思います。ただし、剣道はあくまでも個人戦の積み重ねですから、「100bでは勝てなくても400bでは勝てる可能性がある」くらいの差しか埋められない可能性もありますが…。

 これまでの「負けてくやしかった。次は勝ちたい」というこれまでの漠然とした感想とは違う、具体的な「つらかった」感想が聞けたのは、指導者の一人として非常にうれしいと感じます。みんなは着実に一歩、前進しています。練習試合後に致道館の小林先生の計らいで、2試合申し合わせをさせていただけ、これも大きな経験だったと思います。

 子ども同士の地稽古ではなかなか自分の方から声を掛けられる館生は少なかったようですが、「稽古をしましょう」と次から次へと声を掛けられるような光る存在になってほしいと思います。

 稽古終盤の遠くからのお互いのすり足からの相面。どんな大きなスピードのある相手に対して、小さな女子でも必ず竹刀の打突部で面(打突部位)を捉えられる機会があるはずです。相懸かりとこの相面はこれからも稽古の機会を増やしていきます。

 甲斐直心館HPへのアクセスはここ5日間で1000件越えが4日含まれ、計7189件。何が起こったのでしょうか。







2010/07/05 7:28:51|稽古日誌
山城剣友会錬成会!
 4日の山城小での錬成会には静岡県をはじめ、県内の強豪チームが参加しました。甲斐直心館も参加させていただき、強豪の胸を借りるいい機会となりました。山城剣友会の岡先生、三神先生、関係の皆さま、ありがとうございました。

 2分間の試合でしたので、6本も7本も取られてしまった選手もいましたが、その間に自分で何かをしようと工夫をしたかどうかでこの経験は次に生きるかそうでもないかということになります。

 直心館の中にもこの日の試合の中で課題を少しずつ克服できた選手もいます。左足、腰を軸に構え、振りかぶりから振り下ろしまでを一挙動で行えるように、また連続技がもっと出せるようになってほしいと感じました。

 動きが重い選手も目立ち、5分間走なども稽古に復活させていきたいと感じました。
 
 4日の甲斐直心館HPへのアクセスは2239件でした。







全中県予選!
 全国中学校剣道大会の県予選が7月3日、小瀬武道館で行われ、男子は都留二、女子は押原が優勝しました。押原は初優勝です。
連覇をねらった甲府西との決勝戦では1−1で代表戦となり、延長の末に押原が全国切符をつかみました。おめでとうございます。

 そして押原の優勝で中巨摩の県中学校総体枠が一つ増え、女子7位の竜王北が県総体出場権を獲得しました。甲斐直心館のメンバーにも朗報です。







2010/06/30 23:11:34|稽古日誌
暑い夏に向かって健全な心と体をつくろう!

 今夜の稽古は非常に蒸し暑い中、北村先生、久先生、神宮寺先生のご指導で行われていました。中学生もテスト直前でお休みの人が多く、15人ほどの少数精鋭の稽古でした。先日の道場開きでは多くの方にご出席、また、お世話になり、ありがとうございました。感謝の言葉をなかなか伝えられず申し訳ありません。

 さて、7月3日の土曜には全中県予選があります。甲斐市では当日午前6時から釜無川の河川清掃が行われるため、館生は午前5時45分までに玉幡中学校武道場前に集合してください。基本的に長そで長ズボン(ジャージなど)の服装で集合です。

 大会に参加する中学生は無理に参加しなくても結構です。

 7月4日の日曜には交流試合があります。会場は小瀬武道館から山城小学校体育館に変更になりました。当日7時50分に玉幡中学校武道場前に集合し、できるだけ相乗りで参加したいと思います。

 ドッジボールで手にけがをしてしまった館生がいます。本人にとっても、直心館全体にとっても非常に残念なことです。私も小学生のころ腕を骨折したことがありますが、急激な腫れと痛みに驚きました。まずは患部を固定して無理をしないことが大事です。焦らず確実に治してください。お大事に。

 稽古後の話にもありましたが、塗装のしてある体育館の床は夏に摩擦係数が高まるため、アキレス腱などのけがをしやすい状態にあります。そうでなくても集中力が散漫になりがちな夏ですので、皆さん体調管理に十分留意しながら「暑い夏」を「熱い夏」にしていきましょう。

 ちなみにわが家にはクーラーなどありません。あっても扇風機です。高齢者は家の中にいても脱水症状になりやすいといわれるため、うちの年寄りには酷かもしれませんが、自然に近い状態が体調管理には最も望ましいとされます。

 先日、山梨県内で緑のカーテンについて先進的な取り組みをしている方々からお話を伺う機会がありました。ゴーヤー、琉球朝顔などが特によいそうですが、山梨といえば武道…いやブドウ。将来的には「ブドウの木で緑のカーテンを栽培できたら」なんて夢を描いています。







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