みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2009/05/21 6:43:45|稽古日誌
位が、人を高める
 昨夜の甲斐直心館稽古は、初参加の姉弟をはじめ、初心者組が優勢の陣容となりました。中学生・高校生のほとんどが試験前1週間に入り、稽古を休んだためです。

 先日の剣道六段審査で難関を突破して見事合格した三井久先生から審査の様子、合格の感想などを話してもらい、参加者全員で大きな拍手で祝福しました。剣道五段までは山梨県剣道連盟が審査を受け持ちますが、六段からは全国審査となります。つまり六段からは全国に認められたということになります。

 残り稽古で一般の立ち合いをしましたが、久先生は審査前よりさらに良くなっていました。六段合格という自信と自覚。仕事の立場でもそうですが、「地位がその人をつくる」「位が、人を高める」という言葉を実感させられる稽古でした。

 小学4年生のお姉さんも年長の弟さんも大きな声が出ていたし、家でやっていただけあって手刀の振りの鋭さに目が留まりました。ぜひこれからもみんなで一緒に「めんめん」しましょう!待っています。







2009/05/20 0:53:39|随想・雑観
山縣大弐先生のこと
 先日、地域の運動会があり、何年かぶりに参加することができました。行政区名は「古村区」といい、800戸を擁する、甲斐市内でも大きな行政区です。あいにくの天気だったため、屋内での開催となりましたが、区長をはじめ、体協役員さんらの周到な準備により、子どもから高齢者までテンポよく楽しい運動会を楽しむことができました。

 来賓として保坂市長、木村県議、島田市議が出席されましたが、市長のユーモアあふれる祝辞の中で「古村区といえば、山縣神社と学問祭り。四民平等を説いた山縣大弐(やまがた・だいに)先生は43歳で処刑されてしまいました」といった趣旨のお話がありました。今まさにその43歳の私の胸に、ズシンとくるものがありました。

 幼いころから「柳荘(りゅうそう)」大弐先生の生き方について触れ、学ぶ機会が数多くありました。大弐先生は江戸中期の儒学者で、文武に秀で、福沢諭吉先生よりももっと以前に「天は人の上に人をつくらず 人の下に人をつくらず」の四民平等の考えを主張した先覚者です。1767年の明和事件で処刑されましたが、まさにその時が今の自分の年齢だったのだなあと感慨深いものがありました。

 平成8年の竜王武道館完成時の愛称募集で、大弐先生の号と柳生のイメージから「柳心館(りゅうしんかん)」という愛称を応募したところ、当時の竜王町に採用していただきました。武道館の正面には書家の河野芳水先生が当時揮ごうされた「柳心館」という扁額があります。

 保坂市長に玉幡中を拠点に甲斐直心館を発足させていただいたことをご報告すると、「子供たちのために、特に玉幡地区の子供たちのために、しっかり頑張ってほしい」と激励をいただきました。地域のご協力をいただきながら、甲斐市のめざす創甲斐(そうかい)教育のお手伝いをさせていただくことをお約束しました。
 
 甲斐直心館では、稽古の後に子供たちに一言ずつ感想を話してもらっていますが、こういった積み重ねが表現力の向上、人前で堂々と自分の考えを述べられる人間になるための訓練にもなればいいなと思います。

 これまで積極的な団員募集はしてきませんでしたが、活動も軌道に乗ってきました。初心者を対象に本格的な募集をしていきたいと考えています。玉幡、古村地区、甲斐市外からも甲斐直心館への支援・協力を買って出てくださった方が何人かいらっしゃいます。心強いサポーターが増えていますので、それに応えるべく、団員の皆さんも勉強、お手伝い、そして剣道に励んでいきましょう。







2009/05/19 20:19:06|随想・雑観
やまなし「シルバー作品展」!

 ねんりんピック2009のシルバー作品展が20日まで、山交百貨店で開かれています。便箋(びんせん)を買うために会社を少し抜け出してぶらっと立ち寄ったら、文字通りいぶし銀の如く光る作品が多く、思わず作品展の方に吸い寄せられました。

 書道、写真、絵画、俳句…。40代そこそこの若造には到底、出し得ない味というものが随所に見られます。俳句作品の特選には、笛吹市の97歳の女性の作品も含まれ、その年齢にまず圧倒されます。

 掲示作品の中に、親父の作品と、伯父の作品を見つけました=写真。親父は先日、群馬県妙義山の俳句大会に入選し、わざわざ表彰式に出掛けてきました。その入賞の内容が今朝の山梨日日新聞文化面に掲載されたところ、知り合いから早速に祝いの電話をいただいたところでした。

 俳句は、定年後にいとこに誘われて始めたと記憶していますが、農業に通じているだけあって、季節を見つめる目は確かです。そのせいか多くの大会でまずまずの評価をいただいているようです。山口素堂の血がどう作用しているかは分かりませんが。

 また、甲斐市の伯父の俳句と年齢を見て、今更ながらに感服しました。95歳。旅行にも出掛け、まだまだ元気な様子です。「ひげの署長」の異名をとり、私が幼いころ双葉町希望が丘のお宅に遊びに行くと、警察官の帽子をかぶせてくれ、敬礼のまねごとをした覚えがあります。写真や手紙などが実にきちんと整理されており、アルバムなどに「借りのない暮らし」という言葉が毛筆で書いてあったのが強く印象に残っています。

 「『借りのない暮らし』って、いったい何のことだろう」と子ども心に考えましたが、あまりはっきりした答えはみつかりませんでした。でも今になって思うのは「知足(ちそく=たるをしる)」の心と、自分の信ずる道に向かって正直に生きることが「借りのない暮らし」に通じることではないか、と。借りがなければ、心にも余裕が生じるでしょう。

 95歳になっても自由闊達(かったつ)に生きる伯父の作品に接し、「借りのない暮らし」を考えたひと時でした。







2009/05/17 15:46:01|稽古日誌
剣道六段に指導者が合格!
 うれしいニュースが飛び込んできました。

 甲斐直心館指導者の三井久先生(41)=山梨県小中体連剣道専門委員長、田富中教諭、山梨県剣道連盟事務局員=が17日、名古屋で行われた剣道六段審査会で合格しました。

 甲斐直心館発足後、2番目に大きなニュースです。団員の皆さんで祝福しましょう。
 おめでとうございます。

 六段受審を始めてはや6年。今回の審査に向けては、体調の問題もあって、4月から本格的に本番さながらの立ち合いを短期集中で行ってきました。甲斐直心館の残り稽古で、稽古ごとに私と1分間の立ち合いを2回、または4回行っていくうちに、見る見る内容が良くなってきました。北村昭人先生も「良くなってきたね」と評価していたとおりです。

 13日(水)夜の稽古での立ち合いは、面技はすべて相面となり、手応えのあるものでした。ご自身も「これまでの審査前の稽古としては、大人と稽古できた回数が最も多かった」と振り返っていました。

 出稽古のほか、山梨県剣道連盟の多くの先生方のご指導も受け、構えの修正から真剣に取り組んできた実力を今回、ようやく出し切れたということでしょう。甲斐直心館からも全国の先生方に御礼を申し上げます。

 直前の金曜、土曜は長野・高遠までの宿泊学習引率で、心身ともに疲労はピークに達していたでしょう。私の場合もそうでしたが、意外にも審査に合格した時というのは、仕事が多忙を極めたとか、体調が万全でなかったというような時の方が多いかもしれません。その分、心で剣道をしていた、ということでしょうか。

 甲斐直心館のメンバーには「やっとたどり着きました。合格しました。ありがとうございました」とメッセージを寄せてくれました。控えめな落ち着いた言葉の中に、喜びがにじみ出ています。竜王中、甲府西高と稽古をともにしてきた2年年上の私としても、自分のことのようにうれしいです。甲府西高OBでは2人目の剣道六段合格者となりました。

 
※剣道六段審査会(5月17日・名古屋市枇杷島スポーツセンター)
受審者1,433人、合格者149人、合格率10.4%(全剣連発表)
山梨県剣道連盟会員の受審は19人。









2009/05/16 13:26:07|稽古日誌
なぎなた部と合同稽古!
 朝稽古は中学校のなぎなた部と合同で行わせていただきました。なぎなた部には10人を超える女子部員がいて、その数の多さに驚きました。山梨県内唯一の中学校なぎなた部だけあって、さすが、の一言です。

 先日の県高校総体の新聞報道では、甲府昭和高校のなぎなた部の試合が大きな写真入りで出ていました。5月の京都大会でも山梨県の岸本和男先生がなぎなたの女性との異種試合をされました。数年前にも同じ方と対戦されていて、「前回が引き分けだったので、今回は勝負をつけたい」と笑顔で話されていましたが、今年も引き分けとなりました。また何年か後に、3度目の正直、となるのか。もちろん昇段、称号が変われば対戦はなくなる可能性もあります。

 なぎなたと剣道は、構えや足捌(さば)きも違います。なぎなたの足は撞木(しゅもく)足、剣道よりフェンシングに近い足でしょうか。また長刀を振っても音をさせてはいけないと聞きます。剣道の竹刀がピュッ、ピュッと音をさせながら剣先が走るのとは違うようです。

 甲斐直心館メンバーのうち多数が遠征などで不在でしたので、「木刀による剣道基本技稽古法」の最初のメン打ちだけをしてみました。これまで木刀をほとんど持ったこともなかった子どもたちは、提(さ)げ刀、構えなどの所作から普段とは少し違う感覚を覚えたことでしょう。

 右手で提げ刀、礼、左手に持ち替えて鍔(つば)に親指をかけて帯刀(たいとう)、3歩前進しつつ抜け刀(ぬけとう)、蹲踞(そんきょ)、立って構え−までの一連の動作を木刀を使って行ってみると、普段の竹刀を使っての動作の中で曖昧(あいまい)にしていた部分がはっきり分かると思います。







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