みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2023/05/20 10:34:00|稽古日誌
5.20 甲斐直心館朝稽古(小学生以下)!


 5月20日(土)の甲斐直心館朝稽古(小学生以下)には32人が参加しました。午前5時30分現在の道場室温は20度、湿度70%でした。朝から気温は高めです。

 号令は小6齋藤さん。自分から志願しての号令掛けです。その気持ちが素晴らしいです。

 正座の後、8種類の素振り200本を行い、足さばき、踏み込み面打ち、踏み込み小手面打ち、跳躍面素振り20本で前半を締めました。

 面着け後は切り返し、面の打ち込み、面面打ちをして、面体当たりからの連続技も行いました。試合稽古も行いました。

 気合の入った試合の連続でした。それぞれが切磋琢磨して高め合ってほしいと思います。







2023/05/20 10:33:00|稽古日誌
5.20 甲斐直心館朝稽古(中学生の部)!


 5月20日(土)の甲斐直心館朝稽古(中学生の部)には12人が参加しました。午前5時30分現在の道場室温は20度、湿度70%でした。朝から気温は高めです。

 号令は中3伊藤さん。正座の後、14種類の素振り280本を行い、足さばき、踏み込み面打ち、踏み込み小手面打ち、跳躍面素振り20本で前半を締めました。

 面着け後は切り返し、面打ち、お互いの小手面打ちを行い、掛かり稽古、試合稽古を行いました。

 小手を打つ際に体をねじって、左手を左に外して打つ館生が目立ちます。お互いに小手面を打っていくと、体がよじれている館生は面が打てないことに気づくはずです。基本通りの技を身につけていきましょう。

 また、掛かり稽古では呼吸法にも特に気をつけないと連続した技が打てません。大きな声を出し続けながら打ち込みましょう。

 







2023/05/18 0:10:49|稽古日誌
5.17 甲斐直心館水曜通常稽古!

 5月17日の甲斐直心館水曜通常稽古(玉幡中学校)には高校生を含め51人が参加しました。新たに竜王地区の小3、小1の兄弟が正式入門することになり、この日から甲斐直心館稽古に参加して、自己紹介しました。本年度の新規入門者は幼児、小1〜小5の計5人となりました。

 甲府で日中の最高気温が34.4度という、5月としては異例の猛暑日目前で、夕方も暑さが残っていました。

 号令は中3小林さん。正座の際に、5月14日の名古屋審査会で見事、剣道六段に昇段した神宮寺透友先生からお話をいただき、全員で祝福の拍手をしました。また、新規入門者を紹介しました。

 
 
 準備体操、補強運動、8種類の素振り200本を行い、中学生以上と小学生以下に分かれて稽古をしました。
 



 小学生以下はすぐに面着けをしたいところでしたが、暑さの関係もあって40分間の面着けは難しいと判断し、面着け組とまだ面を着けていない組に分かれ、面着け組は前半は面を着けずに体育館いっぱいを使って送り足の稽古と送り足+踏み込み足の面、小手面の空間打突を行いました。
 





 速い送り足になると、左足が前に出てしまう館生がまだ少なくありません。速く動こうと思ったら、左足を前に出して歩み足にするのではなく、送り足の回転を増やす足さばきを心掛けましょう。歩み足になると、初心者の場合、体が左右にねじれることが多く、無駄な動きが多くなってしまいます。

 速い送り足ができていないと、送り足からの踏み込みに変化するとき、竹刀を振りかぶった際に左足が前に出て、二拍子の打ちになると同時に、体が後傾して、両脚も前後に大きく広げることができず、前に出る勢いがでません。70センチの踏み込みができなくなります。

 もちろん遠間から左足を前に出して「二足一刀(にそくいっとう)」の打ちもありますが、まずは基本的な動きを身につけることが重要です。

 跳躍素振り30本で前半を締めくくりました。

 面着け後は20分間。小4男子が面着け一番乗りでした。切り返しを行い、相面を4本ずつ実戦で行いました。できるだけ右に逃げるのではなく、真正面から真面を打てるように努力、工夫をしましょう。

 指導者・一般元立ちで、打ち込みではなく、掛かり稽古を行いました。元立ちが打突部位を空けてくれる打ち込み稽古だけでは、実戦で戸惑うことも多くなるため、自分から仕掛けて積極的に打ち込む掛かり稽古にしました。

 もっと自分の気持ちを前面に出して積極的に掛かっていくと、短時間でも大きな効果が上がっていきます。体当たりからの技も積極的に出しましょう。

 









 終わりの正座では指導者から、正しく木刀、竹刀を持って号令に合わせ、一拍子で振る素振りの大切さについて話がありました。たくさんの館生が感想発表しました。

 体育館、武道場を掃除した後、武道場で整列。あらためて神宮寺先生が剣道六段昇段に至るまでのご自身の剣道の学びと甲斐直心館での稽古を振り返りつつ、喜びをお話ししていただきました。大人になってから剣道を始めて、20年間で剣道六段への昇段は並々ならぬ努力と研究があったことと思います。

 本部審査会で級位に合格して、修学旅行などに出掛けていたためまだ証書を渡せていなかった4人に証書をお渡ししました。また、小学6年生5人から修学旅行のお土産をいただきました。ありがとうございます。

 


 







2023/05/15 7:01:18|稽古日誌
5.14 甲斐直心館女子稽古会!


 5月14日の甲斐直心館女子稽古会には、小中学生の館生、一般・指導者ら10人が参加しました。参加者のなかにはめきめき力をつけている館生もいます。
 
 まず、「まっすぐ振る!!」「左手で強く打つ!!」「左足を速く引きつける!!」など個々の目標設定をしました。

 号令は中2中込さん。正座の後、すり足おにごっこ、切り返し、面打ち、面を着けての基本技稽古法、相面、小手の応じ技、胴打ち、引き技、試合稽古をして切り返しで締めました。

 振り返りも行い、それぞれが手応えも得ているようでした。
次回の女子稽古会は5月21日(日)午前8時から行います。

 







5.14 甲斐直心館・神宮寺先生が剣道六段昇段!

 5月14日に名古屋市枇杷島スポーツセンターで行われた剣道六段審査会で、甲斐直心館の指導者である神宮寺透友先生(52)=甲斐支部=が見事昇段されました。おめでとうございます。

 神宮寺先生はもともと空手道の修業者でしたが、教員新採用で剣道部顧問となったのをきっかけに剣道を学び、32歳から自身も本格的に剣道の修業に入りました。

 大人になってから剣道を始めた場合、剣道のしなやかな動きを身につけるのが難しいという場合がありますが、20年の修業でいろいろな課題を克服しつつ剣道六段昇段を果たされました。剣道書もよく読み込むなど、研究熱心な姿勢にはいつも感服しています。

 中学校の部活動の指導者としても朝稽古を含めた師弟同行の熱心な指導を重ね、竜王北中当時には女子を全国中学校大会に、また、複数校で男女を関東中学校大会に導くなど、すぐれた実績があります。

 甲斐直心館での稽古はもとより、積極的に出稽古にも参加し、県内の多くの先生方にも稽古をつけていただきました。甲斐直心館としても多くの先生方に厚く御礼を申し上げます。

※(2023年2月28日の火曜一般稽古会から)この日の稽古会の参加者だけをみても、昨年11月に宮本先生が五段に、今年2月に勝村先生が三段に、今年5月7日に中込先生が四段に、そして5月14日の名古屋審査会で神宮寺先生が剣道六段に昇段しています。おめでとうございます。

※(2023年2月7日の火曜一般稽古会から)稽古会に参加していただいた先生方ありがとうございました。引き続きご指導をよろしくお願いいたします。