みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/08/20 23:52:00|稽古日誌
8.20 甲斐直心館水曜通常稽古!


 甲斐直心館の8月20日の水曜通常稽古(玉幡中学校)には36人が参加しました。開始時の武道場内の室温34度、湿度45%、厳重注意の状況で昼の暑さがまだまだ残っていました。こまめに水分補給をし、熱中症に注意しながら稽古を進めました。
 
 
 正座のあと、中3鶴田さんの号令で準備体操、素振りをし、各年代に分かれて稽古をしました。
 

 4〜6年生グループは指導者2人、館生13人の参加でした。基本を着実に身につけるために、木刀を構え、前進・後退の送り足、前進の正面素振り、踏み込み足−送り足、連続踏み込み面などの空間打突を行いました。構えの体軸がしっかりし、空間打突をした後も適正な姿勢でいられる館生は、試合でも結果が残せるようになってきます。まず基本の基本を身につけられるように稽古をしていきましょう。
 

 面着け後は切り返し、大きく振りかぶっての一拍子の面打ち、胸突き面を行い、相面、面打ち体当たり引き面に対する追い面の約束稽古をし、切り返しで前半を納めました。水分補給をして後半は30秒一本勝負を10回ほど行いました。短時間だからこそ、不用意な間合からむやみに打ち出さないこと、常に自分から攻めることが大切です。
 
 



 切り返しで稽古を締め、低学年も一緒に畳の上で跳躍面素振り50本を行いました。大きい声が出るようになってきました。
 

 また、幼児を含め3人が基本錬成を行いました。23日の甲斐市学年別でも元気に演武して、大会を盛り上げてほしいです。
 



 8月17日第5回坂本龍馬杯武州大会では、出場した各個人ともよい経験ができたようです。8月23日には甲斐市学年別選手権があります。館内および普段の支部合同稽古で稽古をしている身近な仲間との試合となります。思い切った試合を期待しています。







2025/08/18 8:14:51|居合道稽古日誌
8.17 令和7年度山梨県居合道講習会!

 山梨県剣道連盟は8月17日、小瀬武道館第一武道場で、令和7年度居合道講習会を開きました。県連盟に所属する居合道を学ぶ居合道教士八段から無段までの会員約50人が参加しました。今回、甲斐直心館からもふだん丹澤孝之居合道教士七段にご指導いただいている初段、無段の2人が参加しました。

 これまで年2回行われていた講習会が、夏の年1回に集約されました。居合道範士八段で、前全日本剣道連盟居合道委員長の草間純市先生を講師に迎え、約6時間にわたり、居合道全般について分かりやすいご指導をいただきました。

 草間講師は「智仁勇」「コンプライアンス」「段位審査の付与基準」などについて講話をされた後、居合道の基本について実技指導してくださり、「刀を抜くことは誰でもできるが、納めることの方が難しい」と、まず納刀を繰り返し稽古するようご指導いただきました。

 制定居合の12本について、一本ずつ分かりやすい説明と要点を教えていただきながら参加者は技を抜きました。午後は段位別に技を抜き、一人一人に丁寧なご指導をいただきました。閉講式では草間範士から「まず形を覚えて、そして心のある形・技を表現できるようになってほしい」という趣旨のご助言をいただきました。誠にありがとうございました。

 







2025/08/16 9:38:24|稽古日誌
8.16 甲斐直心館土曜朝稽古(小学生以下の部)!


 甲斐直心館の8月16日の土曜朝稽古(小学生以下の部、7:10〜)には中学生1人を含め28人が参加しました。熊本から館生の中3宮本源太郎さんが午前6時からの中学生稽古に続いて参加してくれました。宮本さんはご両親の出身地熊本の中学校に進学し、熊本県大会団体で2位、続く九州大会でも3位に入る活躍をしました。拍手で健闘を称えました。
 

 この日の午前5時20分現在の道場内室温は28度、湿度は70%の状況でしたが、中学生の稽古の間に雨が降り始め、室温は26度、湿度は80%に上がっていました。

 中学生の部から引き続き参加した小6中田さんの号令で正座。4種類の素振り計120本と、三挙動の素振り10本で木刀の握り、刃筋を確認しました。

 

 剣道6級、7級を組み合わせた基本錬成を小2以下の剣士が披露しました。左右面打ち(素振り)で左右対称の角度で振れるようになると、見栄えがします。
 

 送り足などの足さばき、前進の正面振り、踏み込み送り足、三方向踏み込み打ち、連続面打ちなどを多めに行い、跳躍面素振り20本で前半を締めました。
 



 後半は面を着けた順に切り返しを行い、指導陣・一般が充実していたので、中学生以上8人が元立ちとなり、切り返し、面の打ち込み、連続技を行い、2グループに分かれて30秒一本勝負の稽古を15分間ほど行いました。思い切りのよい打ちを出せる館生は有効打突が決まっていました。
 











 17日は東京で大会があります。甲斐直心館からも約半数が出場します。「ベスト4以上」に入る目標を掲げた選手もいます。ぜひ初戦から自分の力が出せるよう、気持ちを高めてください。
 
 







2025/08/16 9:37:20|稽古日誌
8.16 甲斐直心館土曜朝稽古(中学生の部)!


 甲斐直心館の8月16日の土曜朝稽古(中学生の部)には小学生1人を含め12人が参加しました。熊本から館生の中3宮本源太郎さんが水曜稽古に続いて参加してくれました。宮本さんはご両親の出身地熊本の中学校に進学し、熊本県大会団体で2位、続く九州大会でも団体3位に入る活躍だったそうです。

 この日の午前5時20分現在の道場内室温は28度、湿度は70%の状況でした。雑巾掛けをし、途中から小雨が降り出したこともあって、室温は26度と下がったものの、湿度は80%に上がり、蒸し暑さは増す状況でした。湿度が高まると、汗が発散しにくくなるので、注意が必要です。

 中3鶴田さんの号令で正座。14種類の素振り計280本を振りました。この素振りに真剣に取り組めるかどうかで、剣道が上向いていくか否かが決まります。「素振り一生」の言葉をかみしめましょう。

 
 
 日本剣道形を十数分間行いました。太刀の形七本までの打太刀、仕太刀の両方を打てる時間です。錬度に応じて、やり直しや研究をしながらの形稽古でした。
 
 面着け後は6組の回り稽古で切り返し、面打ち、技の稽古をして1分前後の地稽古を4回ほど行い、切り返しで締めました。宮本源太郎さんは、思い切りのいい、高校生レベルの剣道をしていました。
 
 
 打った後の姿勢が崩れている館生、安定性に欠ける館生が少なくありません。打った後、『しばしとどめよ」が基本です。右足だけで攻めて構えの足幅が広くなってしまう悪癖を修正していくと、体勢が改善していくことがあります。構えにさらに意識を払うことも大切でしょう。
 

 







2025/08/10 14:02:00|稽古日誌
8.10 甲斐直心館一般稽古会!

 甲斐直心館の一般稽古会を8月10日(日)10時から1時間、道場で開いたところ、6人が参加して日本剣道形、基本稽古、回り稽古に取り組みました。曇り空で室温32度、湿度67%と、比較的涼しい午前の稽古でした。

 日本剣道形では互いに修正点を指摘し合い、稽古をしました。

 秋の剣道七段審査を初受審される先生がいらっしゃいましたので、回り稽古は礼から1分半の互格稽古とし、それぞれ5回ずつ行いました。当然のことながら、1分(六段審査)とは違うし、2分(八段審査)とも違う時間だということを実感します。