甲斐直心館の10月4日の土曜朝稽古(小学生以下の部)には中学生の部から引き続き参加の中学生を含め13人が参加しました。
甲斐市内の小学校が運動会の予定で当初は小学生、幼児の2人だけの参加の見込みでしたが、天候不順で翌日に順延されたため、いつもの半分程度ではありますが、想定より多くの参加となりました。小学生は運動会に向かう気持ちを一日先延ばしし、切り替えての参加でした。朝方からの小雨、曇りの状況でした。
号令は小6雨宮さん。5種類の素振りを行い、小手を着けて竹刀を構え、足さばき、空間打突を行いました。
面着け後は全員で切り返しを行い、面打ち、小手体当たり、小手面打ちを行いました。小手を打った後の体の速い寄せを体感してもらうために小6女子にお手本を見せてもらいました。 小学生4年生以上と3年生以下に分かれて試合稽古を多めに行いました。
打ってその場に止まってしまってなかなか最初は有効打突がなかった低学年の館生が、打った後に抜ける意識を強く持つことで、見違えるように勢いが出て有効打突が増えました。
「気剣体一致(きけんたいいっち)」といいますが、「気」にも「剣」にも「体」にも勢いが大切ということを実感できたのではないでしょうか。気勢、剣勢、体勢です。 4年生以上では女子の勢いが目立ちました。仲間同士で厳しく高め合っていけることが理想です。
それぞれの課題をしっかり自覚し、より理想の剣道に近づける稽古をしてほしいと願います。 道場連盟体験作文の館内発表会は10月11日(土)の朝稽古の際に行います。当日は6:30〜中学生の稽古を早めに切り上げて中学生の部の予選会を行い、小学生の部は稽古を7:50までとし、その後、小学生の予選会を行います。当日、お隣の法久寺・大生園の運動会となっていますので、境内に甲斐直心館関係者の車を停めることはできません。近くの福よしの女将さんにご了解をいただきましたので、早めに帰る中学生を含め、甲斐直心館敷地内に停められない方は、福よし駐車場に停めてください。