みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
7.19 伝統文化甲斐市親子剣道教室3回目!


 文化庁委託伝統文化親子教室事業の甲斐市親子剣道教室の3回目教室を7月19日、甲斐市篠原の甲斐直心館道場で開きました。初参加の中学生もいました。この日の参加は幼児、小中学生、保護者、指導者の計24人でした。

 この日はラダーの足さばきを今季初めて取り入れました。準備体操のあと、握る運動・開く運動をそれぞれの号令で100回ずつ、片足立ち60秒を行いました。この片足立ち60秒の効果は想像以上のものがあります。

 前進後退左右の足さばきを行った後、送り足や三挙動の正面素振りを行いました。

 ラダーの稽古をして、引き面を打ったり、引き胴を打ったりしました。

 
 3グループに分かれ、打ち込み竹刀に向かって面打ち、小手面打ちなどを行いました。大きな気合いが出る参加者も増えてきています。一人ずつ打ち込みの発表も行い、子どもたちの着実な成長と、また保護者の方の上達も目覚ましく、今回も感動する場面が何度もありました。
 
 面着け後は切り返しを行い、大人5人元立ちで打ち込み稽古を行い、地稽古をして、試合も行いました。

 子どもも保護者も感想発表をしました。

 次回は8月2日(土)17:00〜18:30に4回目を開催します。剣道をやってみたい、興味があるという方はお気軽に連絡をして参加してください。

 





 本年度、テキストとして2種類の書籍を各20冊購入しました。一冊は大泉書店「マンガでよくわかる少年剣道」(「東松舘道場」3代目舘長 榎本松雄・監修)、もう一冊は「剣道用具マニュアル」(著作・イラスト 石渡康二先生)です。どちらも初心者にも分かりやすい内容ですが、奥深い内容も入っていて、非常に勉強になります。
 


 







2025/07/19 10:25:00|稽古日誌
7.19 甲斐直心館土曜朝稽古(小学生以下の部)!


 甲斐直心館の7月19日の土曜朝稽古(小学生以下の部)には25人が参加しました。この日の午前5時20分現在の道場内室温は24度、湿度は76%という状況でした。

 中学生の部から引き続き参加した小6中田さんの号令で正座。5種類の素振り計150本を振りました。

 足さばき、前進の正面素振り、踏み込み面打ち、踏み込み小手面打ち、三方向の踏み込みなどを行い、2人ずつ組になって小手打ち、小手抜き面、左右胴打ちなどを稽古しました。小手抜き面は試合でも非常に有効な技です。空間で抜く方法、時間差で抜く方法などを体感してほしいところです。

  要所で指導者が示範し、子どもたちも先頭に立って「お手本」を示しました。

 





 
 





 面着け後は20分間。切り返し、面5本の打ち込み、相面を稽古し、地稽古を行い、切り返しで稽古を締めました。







 


 







2025/07/19 10:24:00|稽古日誌
7.19 甲斐直心館土曜朝稽古(中学生の部)!


 甲斐直心館の7月19日の土曜朝稽古(中学生の部)には小6生1人を含め9人が参加しました。この日の午前5時20分現在の道場内室温は24度、湿度は76%という状況でした。参加者は到着とともに順次雑巾掛けを行いました。

 中3松田さんの号令で正座。14種類の素振り計280本を振り切りました。

 日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法の部に分かれて稽古をしました。まず正しく形を覚えることが大事です。

 

 面着け後は20分間。切り返し、中心を攻めての面打ち、小手打ち体当たり、小手面打ち、面に対する応じ胴を稽古し、地稽古を2回、切り返しで稽古を締めました。切り返しの時に上に跳ねてしまう癖がある人はできるだけ、目の高さが上下しない円滑な足さばきを身につけていきましょう。
 

 







2025/07/16 22:34:00|稽古日誌
7.16 甲斐直心館水曜通常稽古!

 甲斐直心館の水曜通常稽古を7月16日、玉幡中学校で行いました。36人が参加しました。雨で暑さそのものはそれほどではありませんでしたが、湿度が高いため、蒸し暑い状況でした。こまめに水分補給をしながら稽古を進めました。

 中1伊藤さんの号令で正座。準備体操、中3鶴田さんの号令で素振りを行い、各年代に分かれて稽古をしました。

 4〜6年生グループは指導者2人、館生13人の参加でした。木刀を使い、前進・後退の送り足、切り返し、踏み込み足−送り足−送り足による面の空間打突などを行いました。振りかぶるときに連動して左足が前に出てしまう癖のある館生も少しずつ改善されてきています。

 



 面着け後は切り返しの後、中心を攻めての面打ちなどを行い、指導者2人元立ちで打ち込み稽古を行いました。

 給水休憩を入れて、20秒一本勝負を数多く行いました。一本勝負は、打った方も打たれた方も有効打突を認識できているかも学ぶところです。切り返しで稽古を締めました。蒸し暑さもあるため、この日は面を外してから跳躍面素振り100本を行い稽古を終えました。錬成試合残り稽古にも10人が参加し、石川先生審判のもと試合錬成を行い、課題を確認し合いました。

 







 
 7月19日(土)は朝稽古、夕方は伝統文化親子剣道教室3回目、そして7月20日(日)は富士吉田の大会です。体調を整え、目標に向かって力を発揮していきましょう。力は込めるものではなく、出すものです。

 残り稽古後、以前にも素晴らしい剣道の版画を作成したことのある館生が、フェルトで自作したカラフルな鍔入れを見せてくれました。イニシャルを入れたり、飾りや、刀の刃紋も表現したりした見事なものです。独創的な発想と、手先が器用な小学生ですので、将来の夢も尋ねてみました。意外な答えが返ってきましたが、また変わっていくかもしれません。

 



 







7.13 全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会!

 第17回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会が7月13日、日本武道館で行われ、山梨県代表は1回戦で岩手県と対戦し、1(2)−3(3)で惜しくも敗れました。

 高校生、大学生、一般で編成した山梨県代表チーム(先鋒から星知波、宮川麻衣、渡邉志音、光石眞紀、清水遥香、平塚恭子、前田美枝、早川真紀監督)は三将までに0(0)−2(2)と先行されたところで、副将の平塚教士七段が二本勝ちして1(2)−2(2)で大将戦に望みをつなぎましたが、一本取らなければならない苦しい状況から、逆転には至りませんでした。

 甲斐直心館から三将に清水遥香錬士六段が初出場しましたが、岩手の錬士六段の勢いの前に、一本負けでした。

 なお、準決勝は茨城県4(5)−0(0)群馬県、埼玉県3(9)−1(4)岡山県、決勝は埼玉県5(7)−1(3)茨城県という結果でした。