みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2009/04/19 6:56:04|随想・雑観
面白くて、ためになり、しかも…(U)
 高校で将来の進路を考えたとき、「高校の体育教師」という志望が膨らんでいました。当時の甲府西高の体育に非常に魅力的な先生方が集まっていたことも大きく影響していると思います。でも、大学2年次(1986年)に山梨で「かいじ国体」が開かれるため、「当面は体育の教員の採用はほとんどない」という現実に直面し、志望変更しました。

 ただ、志望大学は変わりませんでした。中学生の時にNHKテレビの剣道教室で見た筑波大に憧れを持ち続けていました。当初の体育学類から社会学類に志望変更はしましたが。学校推薦をもらって勇んで受けた推薦入試での「南と北」という題の小論文がうまく書けず、その内容について問われる面接もさえない内容でした。結果はもちろん不合格。共通一次試験(当時)などを経て、結果的に山梨県内の某大学には合格したものの、1次志望ではなく2次志望の体育での合格だったため、やはりかいじ国体の影響を考えて、東京の私立大への進学を決意しました。

 その私立大も、入試の前日に入試要項を見たら、大好きな「倫理・社会」が入試選択科目にあり、あわてて武蔵小杉駅前の本屋さんに倫理・社会の参考書を買いに走っての一夜漬けチャレンジでした。運よく合格し、進学を決意して下宿探しを始めたら、キャンパスは飯田橋ではなく、その年から町田市に移転開学…。ここまで書いてきて、いかに場当たり的か、何の計画性もなかった人生かを反省しています。

 大学で剣道も思い切りやりたかったですが、それ以上に取り組みたかったのは文章でした。あの推薦入試での悔しさは簡単に忘れられるものではありません。新宿の住友三角ビルに通い、ルポライターの鎌田慧さんや全国紙記者の文章講座を受けているうちに、新聞記者を目指している学生の講座があることを知りました。

 いわゆるマスコミ受験塾ではなく、のちにテレ朝のニュースステーションのコメンテーターも務めた轡田隆史さんや全国紙論説副主幹もお務めになった青木利夫さんらに批評をいただきながら毎週テーマに沿って文章を書いていくものでした。

 講座そのものよりも(失礼!)、その後の飲み会が非常に楽しく「背広の語源は、セフィルローだ(実際には諸説あります)」なんて、うんちくのオンパレード。「ものの見方」についていろんな大学の学生と語り合えたのが今でも私の財産になっています。

 自己弁護するようですが、人生って計画通りにならないからこそ面白いのではないでしょうか。チャレンジしたからこそ挫折もある。チャレンジした結果、反省することはあっても後悔はありません。何もしなかったときに「やればよかった」という後悔の念がわき上がってくるのだと思います。

 剣道の教えにある「一歩踏み込め、あとは極楽」。人生にも通じる言葉です。







2009/04/19 5:43:54|随想・雑観
面白くて、ためになり、しかも…(T)
 甲斐直心館の1期生である塚原君からこのブログに対して、身に余るコメントをいただきました。そう感じていただけたなら、正直にうれしいです。

 大学時代、複数の全国紙のベテラン記者というような方から繰り返し受けた教えが「文章は、面白くて、ためになり、しかも知的であれ」ということでした。文章を書くとき、この言葉を常に念頭に置いていますが、三拍子そろえることはなかなか難しいですね。

 私は小学1年生の時に急性腎炎で半年間入院しました。登校時の石合戦で、隣にいた友達のランドセルに当たって跳ね返った石が顔面を直撃し、溶連菌に感染したのが始まりでした。医師から「激しい運動は一生できない」と宣告され、事実、小学校6年間は学校の授業で水泳は禁止されたため今でも25bくらいしか泳げません。

 当時の病院では、生と死を強く意識させられました。仲間が亡くなってしまったこともありました。退院ではなく、白いシーツだけが残るベッド。あの虚脱感、空白感は強烈な印象となって残っています。親と離れて暮らす寂しさから、面会の親が帰るときには布団をかぶって涙を隠す子ども、自分の親がほとんど面会に来られないため「面会時間は終わりました」と病室を巡って、ほかの親に帰るように促す子ども…。入院はしない方がよいけれど、ああいう世界があることを知っているといないでは普段の生活に対する思いも違ってくる気がします。

 小学校高学年になると、放課後は担任の先生の心配をよそにソフトボールやドッジボールなどで毎日遅くなるまで遊びまくりました。その遊び仲間に現在のTHE BOOMのメンバーの一人もいました(話が横道にそれています)。「健康な子以上に体を動かしています」と担任の先生が母に報告したほどです。母からは怒られ、小学5年生の時に母に「野球かサッカーのスポ少に入りたい」と懇願しても相手にしてもらえませんでした。母にとっては「スポ少」という響きが、肉体を酷使する団体の代名詞のように思えたのかもしれません。結果的には、このとき野球、サッカーをスポ少で始めなかったことで、中学校で姉が始めていた剣道に入ることとなりました。

 剣道の掛かり稽古などは当然激しくきついですが、短時間集中の稽古で上達できるため、体にも負担は少ないのだそうです。中学校から始めた竜王中のメンバーで関東大会にも出場でき、3年時にはその当時竜王にできた剣道スポ少の1期生として参加し、私自身もそれなりに健康な体づくりができました。(Uにつづく)







2009/04/17 7:23:28|随想・雑観
桃の花
 御坂の桃の花が美しく咲いています。写真は10日に撮影したものですが、地元の方に聞くと今が見ごろ。桜とはひと味違ったピンクの絨毯(じゅうたん)が広がっています。

 知り合いから「私は中央線の車窓、中央自動車道から見たあの春の桃の花の美しさを見て、山梨にお嫁に来たんだよ」と言われたことがあります。人を集める力が、花にはあります。

 今年の山梨の観光キャンペーンは「花と名水、美し色の山梨」がテーマです。







2009/04/16 6:47:28|稽古日誌
日本航空高剣道部
 けさの山梨日日新聞「ときめきゾーン高校生」に日本航空高剣道部が大きく取り上げられています。少数ながら男子は県冬季大会準優勝、女子は新入生3人が入部して数年ぶりに5人がそろい、今年県内上位を狙える注目株ということで取材していただいたようです。

 女子は全員が県内出身で、中学時代に実績のある選手ばかり。甲斐直心館のメンバーも含まれています。すでに遠征も経験し、5月13、14日の県高校総体での上位進出に向けて、毎日稽古に励んでいるようです。1、2年生のみの若いチームですので、何も恐れることなく、挑戦者の精神で旋風を巻き起こしてほしいですね。それがひいては部員、チーム数ともに減少傾向にある山梨県の高校剣道の活性化につながると思います。

 昨夜の直心館の稽古に新高校1年の男子2人が見学に来てくれました。「気合がすごくて驚いた」と感想を話してくれました。剣道にさらに興味を持ってくれたようなので、ぜひ稽古に参加してほしいと思います。

 北村先生が防具組を、久先生が初心者組を指導してくれました。それぞれ短時間に休む間もない集中した稽古を展開していただいて、子どもたちの表情も生き生きとしていました。5回目の稽古でしたが、最初のころに比べて表情にそれぞれ自信と余裕が感じられます。正座の姿も堂々としています。土曜は朝稽古です。気持ちの良い一日のスタートにしましょう。







2009/04/14 19:40:51|随想・雑観
南が上の地図
 富士吉田の地図は、南が上に描かれているって知っていますか。ずっと以前に富士吉田にお住まいの剣道の先生からその話を聞いたとき、にわかには信じられませんでした。

 もちろん富士吉田が赤道より南にあるわけではありません。そうです、富士山に向かってほとんどの地図は描かれているのです。地元の生活がいかに富士山と密接にかかわっているか、富士山に愛着を持っているかを表すエピソードでしょう。先日、仕事で河口湖周辺をドライブしましたが、ガイドマップの南と北が頭の中でごっちゃになる場面がありました。

 世界文化遺産登録に向けての山梨県側のアピールに役立てられないものでしょうかね。

 富士北麓公園の体育館は標高1000b付近にあり、ここで稽古をすると、切り返しだけで急に体が重くなることがあります。ここで稽古を続ければ一種の高地トレーニングにもなると聞いたことがあります。

 学生時代、竜王から東京に出て、方向音痴であることに気付きました。なにせ甲府盆地では富士山がある方が南、八ヶ岳がある方が北(北北西)なので、いつも太陽と山を見て方角を判断する癖がついていました。そういう感覚を磨かなくても何不自由なかったわけです。茨城出身の知り合いの場合は、広い関東平野に遠くに見える標高800bあまりの筑波山が唯一の山。だからきっと方向感覚を自然と磨くことになったんでしょうね。私は今でもショッピングセンターで買い物を終えてエスカレーターを降りると、自分の車の方向がすぐに分からないことがしばしばです。

 きょうは久しぶりにまとまった雨。延焼が続いていた甲州市の山火事もこれで鎮火するでしょう。自然の力はほんとうに偉大です。







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