鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/08/29 9:06:01|トピック
いよいよ本日繋がる山梨と静岡(海がグッと近くなる!!)
既に皆様もご存じだと思いますが、
いよいよ本日の16時から、
山梨県と静岡県が高速道路で繋がります富士山

なかなか工事が進まなかった山梨県側の一部も、
なんとか無事に開通し、
中部横断自動車道車が、ついに延伸します。
当所の予定からは大分遅くなりましたが、
それでも、信号がないのは素晴らしい嬉しい

これで、グッと海が近くなりますョチョキ
甲府から清水までは、およそ90分
ついに2時間を切るのです。

海釣りへのアプローチも、
本当に楽になります。
清水へはもちろん、
更に西の静岡焼津御前崎・・・
日帰り釣行のエリアも、
大幅に拡大しますよね。

東に向かえば、
沼津から伊豆縦貫道を使って、
伊豆へのアクセスも短縮されるでしょう!!

自分が清水に住んで居た頃、
山梨の実家に戻るには、国道52号線がメインでした。
通り慣れてはいても、やはり2時間は掛かりました。
だらだら長い感じでしたね怒る

若い頃ですが、清水から実家に帰る際に、
相又ドライブイン(知ってますか?)辺りで、
余りに遅いクルマを追い越したら、
見事にスピード違反で切符を切られた事も・・・

富士川沿いは、余り車窓の景色が変らず、
曲がる所を何度か間違えてしまったり、
思い出すと、結構やらかしてましたね〜ムンク

そんな思い出深い52号線も、
これからは、一部しか使わなくなるのかなあ・・・
それはそれで、淋しいですけどね困った

いやあ、釣りたい魚がいっぱいあるので、
このニュースは、本当に嬉しいです。

が、今は本県が蔓延防止・・・
静岡県は、緊急事態宣言中―
コロナ霧が心配ですびっくり
通行注意でございますよ車

ですから、開通日を狙っての釣行―
って、云うのは、どうか慎んで下さいね。

そして、最後の長坂から八千穂に至る道が、
開通すれば、新潟エリアまで一直線です。

太平洋から日本海までぶち抜く、
夢の中部横断自動車道
は、
紆余曲折しながらも、
全線開通に向けて、着実に進んでいます。

でも、今だけは釣りでは使わない―
皆さんも是非!!

ところで、雨に泣かされた今年の甲子園
いよいよ今日が決勝戦です。

しかも、史上初の智弁決戦!!
どっちが勝つか分かりませんが、
こんな予想を立ててみます。

ちべんって、10回続けて言ってみてください。

はい!!
べんちべんちべんちべんちべんち・・・

実力は互角。ベンチワークが勝敗を分けます。
双方の監督さんの采配の妙が勝った智弁が勝ちます!!
なーんちゃってウィンク







2021/08/28 9:06:01|トピック
デルタ株はワンロッドディスタンスでも無理なのか・・・
緊急事態宣言の対応エリアが更に拡大しました。
効果など、もうあろう筈はありません。
そこまで補償を付けたくないんかい怒り

自分の仕事も、ずっと止まったままです。
去年の今頃は、少しづつ動いていました。

それは、春先の厳しい状況を乗り越えて、
一人一人が、学び、用心して、
勝ち取りかけた自由でした。

ですが、年明けからの状況では、
いたずらに緊急事態宣言を伸ばすのみの、
無策で無知な対応ばかり・・・

国民のせいではありません。
ましてや、お酒のせいでもありません。

私は下戸ですが、
酒で広がってしまうなら、
酒の流通を、
根こそぎ止めてしまえば良かっただけのこと。
飲食店だけにそのツケを押しつけているだけの、
何ともマヌケな話しです。

全くピークが見えて来ない、
このデルタ株の感染拡大が止まりません。

多くの国民が、
ロックダウン級の対策を望んでいながら、

なぜか「光りが見え始めている・・・」など、
政府は、まるでその声を無視して、
余りに楽観的な対策に終始するだけ・・・
ワクチンワクチンワクチン・・・
念仏じゃないねん怒る

一体、どこに光りが見えとんねん怒り
どの口が言っとんねん!!

最終的には、
世界で最も危険な国になってしまうぞびっくり

ってここで声を張り上げても、
届かない悔しさ―
次の選挙で思い知りやがれNG

皆さん、
変らない―
と、嘆くのでは無くて、

我々の手で、
国民の声を無視する奴らを、
絶対に引きずり降ろしましょう拳

次の衆院選、絶対に投票に行きましょうね。
10月にガラっと景色を変えちゃいましょう。


ところで、
昨年から釣り具王手のD社が推進し、
釣り人の間で広がりを見せている、
合い言葉があります。
それが・・・

『ワンロッドディスタンス』

このフレーズ、
きっと何処かで聴いた事ありますよね。

釣りには昔から、竿1本分離れた所で声を掛け、

「後ろ通りますよ」

「横、入ってもいいですか?」

「投げるので、気をつけて下さいね」

と、釣り人同士、
お互いに気遣い合って、事故を防いで来ました。
竿1本は、前後左右とも、
お互いに安全なエリアです。

その概念から、
この新型コロナウィルスが広がる中でも、

お互いに竿1本分離れて釣りをしよう―
自分と大事な人を守るために―

と、そんなD社さんの呼びかけに、
多くの人が共感しました。

釣りと云う自然を相手にするこの活動が、
再び脚光を浴び、女性も含んで、
多くの方が新たに釣り人の仲間に加わってくれました。

これは、とても嬉しく有り難い事です。
でも、どうやらこのデルタ株の出現は、

そんなお互いの思い遣りをも、
容易にすり抜けて、感染を拡大させてしまう・・・

そんな爆弾が、国内にたくさん転がっている様な、
そんな、非常にヤバい状態である―。

と、認識しなくてはならない気がします。
なので、今さらですが、一つ提案させて下さい。

『ワンロッドディスタンス』も、
今は暫く封印して、

『スリープフィールドディスタンス―』

と、云うのはどうでしょうか。

暫く釣りに行かずに、
釣り場(フィールド)を、休ませて(スリープ)
コロナが明けたら、またみんなで釣りに行こう―

そんな提案です。

釣りに行ってからの互いの距離ではなく、
暫く釣りに行かない―

と、云う選択肢を採るんです。
フィールドまでの、
物理的な距離は縮めない。

即ち、家に留まろう―
釣り人版、ステイホームです!!

と、云うものです。
いかがでしょうか・・・

更に、釣り人だけでも、
ホリデイロックダウン
実践しませんか。

週末はお休みして家に居て、
各地の釣り仲間と、リモートで情報交換―
なんて云うのも、いいかもしれません。
そろそろ見えイカシーズンですしねスマイル

全ては、自分と、大切な人を、
新型コロナの感染から守り、
大切な魚たちにも休んでもらって、

釣り場を守ろう。
釣り人同士を守ろう。
そして、繋がろう!!

既にワクチンを2回接種された、
先輩方も、どうか協力して下さい!!

それが、医療現場の逼迫を防ぎ、
コロナに怯えずに釣りに行ける日が早まる―
釣り人に出来る最大の社会貢献だと思います。

是非とも、
ワンロッドディスタンスの提唱者である、
D社さんのリーダーシップで、
この思い、広げて下さいませんかぁ!!

感染ゼロを釣り人から・・・

自分はとにかくやってみます。
明日の釣りを守るためにグー

 







2021/08/27 9:06:01|トピック
チリモンで魚の稚魚を見る目を養おう(フグ混入事故を未然に防ぐ)
発見できて幸いでしたが、
数日前、少々危ない食品事故が発生しました。

愛知県内のスーパーで購入したと云う、
マアジ(豆アジ)の中に、
フグが混入していた―ムンク
と、云うものです。

スーパーや、
ひいては漁業者への風評を避けたいので、
詳細は書きませんが、

混入していたのは、クロサバフグの稚魚
だった様です。

クロサバフグと知って、
若干ほっとしたのですが、
通常、サバフグ類は無毒だとされています。

只、捕獲エリアによっては有毒化したり、
ドクサバフグと云う、毒性の割と強い個体も、
居ますので、未然に報告があったのは、
不幸中の幸いだったと思います。

販売したスーパーでも、
まだ未回収分があり、
食べずに持ってきてください―
と、既に告知されているそうです。

パック詰めする際に分からなかったのか―
きっと、その様に憤られる方もいらっしゃるでしょう。

が、相当に魚の種類に詳しくないと、
魚種まで判断するのは、
仮に専門家でも、
見落としてしまうかもしれません。

特に稚魚の頃の姿は、
成魚と大きく違っていたりする魚種も多いので、
スーパーを責めたところで、
事の解決には至らない可能性が大きいです。

おそらく、このフグを見つけて
スーパーに届け出た方は、とても魚にも詳しく、
かつ、このスーパーを大事にされて居る方―

だと、推察します。
そうでなければ、わざわざ届け出ないと思います。

むしろ消費者の側も、
稀にこの様な事が起る可能性を、
予め予測し、特に毒性のある魚種の、
姿・形・色の特徴くらいは、
覚えて置く事が、誤食事故を防ぐ為にも、
有効な事だろうと考えます。

ですが、なかなか稚魚を選んで、
採ったり、釣り上げたりなどは、
難しい事です。

ましてや成魚と見比べるなんて、
ほぼ不可能と云ってもいいでしょう。

一方、日本では昔から稚魚を選んで、
食べる―。そう云う食文化も根付いています。

その最たるものが、
しらすを食べる文化です。

そもそも「しらす」は、稚魚全般を指す言葉で、
イワシの稚魚― と、云う意味ではありません。

生しらす・釜揚げしらす・しらす干し・ちりめんじゃこ
と、生食から、茹で上げたもの
更にそれを天日に干したものと、
食べ方にや加工法にも幾つかありますが、
これらは、殆どがイワシの稚魚の事ですよね。

ですが、採捕される際、
割と他魚が混入するケースは珍しくありません。
採捕した段階で、他魚はおおよそ除去されるのです。

皆さんも、釜揚げしらすとか、
しらす干しの中に、
イカとか、タコとか、
何か分からないけど違う魚・・・
が、混じっているのを見たことがあると思います。

特に最近は、
温暖化による海水温の上昇に伴って、
割とフグが混入するケースは増えていて、
流通の前段階で報告されているそうです。

細心の注意を払いながら、事前にチェックされ、
疑わしい場合は廃棄され、
売り場に出ないように注意喚起がなされますが、

それでも稀にこの様な事故は起こりえます。
従って、消費者側も、
何か違う魚種を見つけたら、食べずに、
買った所へ持っていかれる事をお勧めします。

が、クレームと云う事では無く、
知らない魚が入っていたが、確かめて欲しい・・・
と云う事で持ち込めば、丁寧に対応下さる筈です。
大抵は、食べても問題の無い魚です。

さて、たくさんの魚の中から、
他魚を見つけるなんて気が遠くなりそうですが、

これを楽しみながら、
魚の種類を見分ける能力や、
魚についての学びも得られる活動が、
タイトルの「チリモン」の活動です。

正式には、「チリメンモンスター」の略で、
ちりめんじゃこや、しらす干しの中から、
ヘンテコな姿形をしたモンスター
を、見つけ出そう!!

と、そういう活動で、
近年、環境学習の手段として、
教育の現場でも実践される例が増えて来ました。

元々、大坂府の岸和田市にある
きしわだ自然資料館で、
最初のワークショップが開催され、
以降、全国に拡大していきました。

また、チリモンは商標登録されているので、
むやみに名称を使用できませんが、
チリモンとは : チリモン図鑑 (chirimon.jp)
内輪でこうした活動を行う事については、
特に問題ないかとは思います。
が、一応、確認した方が良いかもしれませんね。

こうした活動で、
とにかく多種・多様な生きものたちの姿や形に注目し、
特に魚の種類を覚えていくことは、
非常に学びが多いので、
機会があったら、是非チャレンジしてみて下さい。

ともあれ、まだ被害には至っていないようで、
ほっとしています。今後も、
この様な食品事故が発生しないことを祈るばかりです。




 







2021/08/26 9:06:01|お気に入りの場所
海の男 鯛損!! (ワタシが船酔い症を克服できた訳)
いやあ、航空高校お疲れ様でした野球
中盤までは互角でしたね。
どうか胸を張って山梨に凱旋して下さい
みんな、カッコ良かったですよチョキ

さて、毎度毎度でごめんなさい。
今日も八丈ネタで押させて下さいウィンク

やっぱり夏に八丈島に行かないと、
な〜んか物足りないし、
体に海を補充できないストレスが、
きっと貯まっているんだと思います。

海洋道中の4日目は、海洋の日―
朝から八丈の海を満喫できるのですが、
そのうちの一つが、
漁船船に乗っての、クルージング体験です。

例年、島のメインの漁である、くさや用の
ムロアジの、『棒受け網漁』を、見学させて戴いたり、
周辺の海洋生物たちのウォッチングを、
させて戴いて居ます。

トビウオがパーッと飛び出す様や、
悠々と泳ぐウミガメや、
時には、イルカやクジラも見られる時もあって、
子ども達は大興奮のプログラムです。

が、ちょっとでも海が荒れて、
余り生きものが見られないと、
たちまち顔が真っ青になり、
一人、また一人、うなだれてしまうのです。
そう。船酔いです。

だって、船なんて先ず乗る事がない山の子達です。
海のうねりは、胃袋を逆さまにされる様な、
そんな感覚かもしれません。

そんな中でも、ミヨシ(船首)に悠然と立ち、
ギラギラとした目で、生きものを探す男―
それがワタクシ、『海の男 鯛損』なのです照れ

他の船のミヨシで、
最初は威勢が良かった子ども達が、
海を見る事もできず、
ひたすら下を向く姿を見ると、

「ホレ、そこにウミガメいるじゃんか!?」
「てっ、トビウオすげ〜!!」

と、子ども達を煽りまくり、
イチバン楽しそうにはしゃいでいる男―
それもワタクシ、『海の男 鯛損』ですニコニコ

以前、割と荒れていた時があるんですが、
その時に無事だったのは、ワタクシと、
数名の女子のみ困った

指導者も含めて、ほぼ全滅でした。

そんなワタクシ『海の男 鯛損』も、
この子らと同じ、
かつては純朴な山の子だったのです。
ホントです困った

もう、船は大の苦手で、
遊覧船さえも、もう岸を離れてしまうとダメ泣き
典型的な船酔いっ子でありました。
車酔いもしましたから・・・

そんな自分が、どうしてこの船酔い症を、
克服できたかって云うと、
早く言えば、釣具屋さんの仕事で、
必要に迫られて乗る羽目となり、
たまたま釣れたら、酔わなかった―

と、云う偶然が、何度か重なって慣れた―
って、事でしょうが、慣れるまでどうしたか・・・
そこを話さないといけませんね。

自分も最初は、乗り物酔いを抑えるお薬―
に、お世話になったのですが、
まあ、薬を飲むと眠くなっちゃって、
釣りに集中できなくなっちゃたです。

次にお世話になったのが、
コレきっと同じ方も多いと思いますが、
バス酔いが酷い人も、こぞって釣具屋さんに来た―。
と、云う。あの伝説のリストバンドですグー

『ミ○ シ○ク オフ』です。
いやこれ、ホント効きましたびっくり

仕組みは、三半規管の活動を司って居るという、
手首にある「ツボ」を、リストバンドに付いた、
突起物が抑え続けることで、あら不思議・・・
酔わないんですよ。

けど一つ欠点があって、
手首をずっとその突起物が抑えてるので、
痛いんです。かなり・・・怒る

釣りが終わると、へこんでるんです。
そこが・・・

しかも、釣りの最中に、
度々、バンドのマジックテープに、
ハリスが絡んだりするんですよ。

なので、これも早く卒業しないといけない―
こんな事を、実践するようになりました。

以降、単なるおまじないなのか、
験担ぎなのか、まさかのエビデンスもあるのか、
全く定かではないのですが、

例のリストバンドで抑え続けるそのツボを、
割と強く親指で押さえながら遠くを見て

大漁節(斉太郎節)の一番だけ歌う
のです。

松島〜の さ〜よ〜 ずいがんじ〜 ほ〜ど〜の〜
 寺も〜 な〜い〜と〜え〜


で、一度抑えるのをやめて、
すかさずまた抑えて、

あれわえ〜 え〜 えと こ〜〜りゃ〜
 だ〜いりょう〜 だ〜え〜 


と、小声で一節唸れば、何故か酔わない・・・
様になったんです。コレが・・・

銭洲(ぜにす)に遠征した際も、
イカ角がこんがらがった時も、
大丈夫だったんです。

それと、これは後付け知識なのですが、
漁師の船長さんのお子さんは代々、
初めて船に乗る際に、例のツボの辺りに、
梅干しの種を貼り付けておくらしいのです。
絆創膏で・・・。
で、一緒に船に乗り続けると・・・

また、某公共放送局でやっていた、
ドキュメンタリーの番組で、
以前マグロ船乗りの屈強な男達が、
何故か陸で酔う― 
と、云う話しと共に、

確かソフトボール野球だったと思うんですけど、
球技をやってる映像が映っていて、
何故かホントに真っ直ぐ走れてないんですよ。
体が傾いたまま走ってるんです。
しかもジグザク・・・ポカン

で、こんな事を言ってました。
酔うのは、三半規管のバランスが崩れるからで、
揺れた方に体を預けると傾くじゃないですかびっくり

でも、酔う人はと云うか、普通は、
体を真っ直ぐに戻そうと直立するらしいのです。
でも、それをすると酔っちゃう・・・

揺れたら、揺れるのさ〜
って、言って居たのを覚えていて、
体を揺れに任せていたら、キモチ悪くない・・・

って風になって来たんです。
けど、未だに睡眠不足だとダメですけどねウィンク

これを子ども達に言っても信じてくれません。
ってか、大漁節なんて知らん!!
と、言われてしまう悩み

じゃあ、海の男を見せたるわ〜
っつこんで、以降、
ワタクシ『海の男 鯛損』は、
いつもミヨシで、
ぼこんとうをあおりまくっちもうってこんさ照れ

写真の真ん中辺りに写ってるおっさんがワタクシです。
ほら、もう何人かうなだれてるでしょう・・・







2021/08/25 9:06:01|レッツスタディー!!
深海に漏れていくプラゴミU(釣り人がしなければいけない事)
先日8月22日に投稿した、
深海に漏れ出しているプラゴミについての、
投稿の続きです。

前回は人類がこれまでに作り出した
プラスティックの総量が83億d

内、既にゴミになってしまった量は63億d
そして、年間排出されるプラゴミは、
2100万dにも及び、膨大な量のプラスティックが、
川と海とに漏れ出している―
そんな現状をお伝えしました。

しかも、2050年には魚の総量を超えてしまうだろう・・・
そんな試算もある―。
事も、お伝えしました。

現段階で既に、
海はプラスティックスープになりつつあるのです。

ですから、
魚がいなければ釣りもできない我々釣り人こそ、
自分事として各自ができる事を実践しなければ、
この先必ず、
釣りができなくなる日が来てしまうでしょう。

そこで、プラスティックゴミについての、
ポイント2は、

我々がどんな風にしたら、プラゴミを減らせるのか
それを、より具体的に考えたいと思います。

さて、
云うまでも無く、釣り糸の素材の殆どは、
プラスティックで作られています。

更に、
糸が巻いてあるコイルや・ボビン・スプール・・・
も、プラスティック。

おまけに、
プラスティック製のパッケージに入った状態で、
売られている商品が多いですよね。

と、云うか、
そうなったのは、我々ユーザーのニーズが、
どんどん多様化してしまったからに他なりません。

正に、釣り糸はオールプラスティックで出来ている―
そう言ってしまって、差し支えないでしょう。
先ず、この辺りから考えたいと思います。

漁師さんが使う業務用のテグスから、
我々釣り人が使う、テグス・ハリス・・・
ライン自体は、なかなか早急には、
他の素材に変えにくいでしょう。

いきなりは変えられないので、
ここは暫く現状維持で、致し方ないと思います。

一方、そのラインを巻いておく 
コイル・ボビン・スプールなどは、
ラインの長さを若干短くしつつ、
紙製の物変えていけないでしょうか―

多少、コストが上がってしまうでしょうが、
その分、巻くラインの総量を抑えれば、
同額・または若干割高で、製品化できるかと思います。

また、パッケージもプラスティックをやめて、
紙製のパッケージのみに義務化
してしまう―
これだけで、かなり減らせる筈です。

また、既に販売済みの糸巻きを回収して、
リサイクルさせるのも一案だと思います。

そのうち、釣り糸の量り売り―
欲しいメーターだけ、
切り売りしてもらう販売法もアリだと思います。

釣具は、他にもプラスティックに溢れています。
次に手をつけたい所は、
釣りバリ・仕掛け類の過包装を止める事です。

それでなくても、
ハリの種類も大きさも多様ですから、
アイテム毎に包装してある現状を、
少しでも変えられないかと考えます。

先ず、中身は見えなくても良いので、
現状のプラ製のパッケージを止めて、
小形の紙製(ミックス紙)のパッケージにする。

昔の釣りバリって、
のし袋みたいに、紙の袋に包んでありましたよね。
また、あのような形に戻すのもいいと思います。

便利ではありますが、
ハリス付きの商品を極力減らす―。
こんな事でも、プラスティックは減らせると思います。

出来合いの仕掛けは、
よりアイテムを絞るか、
紙の仕掛け巻きに巻いて、バラ売り―
こんな方法もあるかもしれません。

プラカゴ・ビシは製造を止めて、
また以前のような、金属製に戻す。
コマセ網も、以前のリング式に戻す。

安くて加工しやすいのが、
プラスティックの利点ですので、
釣具は、実際プラスティックの依存率が、
極めて高い製品です。

なんとか、少しでも減らしていきたいですね。

思い付いたままアイディアを提示しましたが、
どれも、言うは易し、やるは難し― です。

が、例え一人でも、少人数でも、
実践してみれば、「チリ積」ですから、
何か変るかもしれません。

そして、メーカー各社も協働で取り組めば、
釣りからのプラゴミは、絶対に減らせる
と思います。

どなたか、メーカーの方が、
このブログを偶然にでも、
見てくれていると嬉しいなあ・・・
一緒にやりましょう!!

再び脚光を浴びてきた、
釣りという、この素晴らしい活動を、
サスティナブルにする為にも、

プラゴミ0を目標に、
釣り人が率先して取り組んでいきたいですね。