鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/02/25 9:06:01|釣魚料理
キャンプめしを極める その参(磯のごちそう)
今日の投稿は、
キャンプめしシリーズの第三弾にしました。

何度もお話しさせて戴いて居る、
専門学校の講師時代に毎年やっていた、
キャンプ実習で作った料理の中から、

最もシンプルで美味しかった、
『磯のごちそう』を、紹介しましょう。

では、上の写真をご覧下さい。
どちらも、実習の中で実践している「磯の観察」で、
学生達が採取した「食材」です。

左の写真は、まだ調理前のものですが、
磯で採れる雑多な貝です。
磯の貝は、砂の中にいる二枚貝とは違って、
砂が入りませんから、
食べた時の、ジャリ感はありません。

シンプルに塩ゆでしただけで、
食べ始めたら止まらない「ナガラミ」と、なります。
○○しながら、幾らでも食べられるので、
「ナガラミ」です(^_^)v

イシダタミガイとか、バテイラガイとか、
マツバガイとか・・・。色んな貝です(^_-)
それを、豪快に塩ゆでします。他の調味料はナシです。

そのままでも充分にウマいのですが、
そこから新たに「味変」を、目論んで、
炊き込みごはんにしたり、混ぜごはんにしたり、
アヒージョにしてバル風にしたり、
パスタと合わせてもウマいっす(^_^)v

一方、右の写真は、
「海藻サラダ」です。摘んで、洗って、盛り付けて、
市販のドレッシングをかけただけのものです。
アクセントとして、「塩こぶ」を、散らせました。
これも海藻ですから、磯を丸ごと味わってる感じです。

美味しくって、学生達もいっぱい食べたら、
次の朝、お通じがハンパなかった様で、
正にデトックス効果バツグンだった様ですよ(^_^)v
只、一部の海藻には、毒素があるので充分ご注意下さい。

キャンプ慣れしてくると、
食材を採取しての現地調達は、難しくありません。
まだまだ自然には、ウマいもんがあるんです!!







2021/02/24 9:06:01|ニッポンの釣り
渓流釣りの密かな楽しみ 3(花を愛でて・・・)
春の渓流釣りの、密かな楽しみ方は、
まだまだありますよ。

何しろ、自然にどっぷりと身を置く活動ですし、
やっぱり、ずっと根を詰めたままだと疲れます。

そんな時、足もとに、樹上に、通り道に、
目をふと留めるのは、やっぱりお花です。

特に山梨の春は花盛り!!
様々なお花が、ほっとさせてくれますよね〜。
特に釣れてない時は、目の保養です(^_-)

以前、解禁直後に、
峡北漁協が管轄する塩川の上流部へ釣りに行った際、
雪を割って黄色くてカワイイ花が、
頭を覗かせていました。『フクジュソウ(写真)』です。

一株見つけると、
あちこちに、黄色くぽっ、ぽっ、ぽって、
ぼんぼりの雪が灯るようでした。

そして、そろそろ4月を迎える頃には、
峡東エリアは丘一面をピンクに染める『桃の花(写真)』
正に、桃源郷の中で釣りができます!!

もう少し暖かくなって、
無事に緊急事態宣言が明けてくれたら、
花いっぱいの山梨の渓流へ、
釣りいこーし(^_^)v

 







2021/02/23 9:06:01|レッツスタディー!!
三宅島に魚の大群が打ち上げられたのは何故!?
段々と、春の足音が大きくなってる気がしますね。
が、もうチョっとだけ、寒いと温いの繰り返しでしょうか・・・。
今日は、『天皇誕生日』の祝日です。

ところで、つい先日のニュースで、
伊豆諸島の『三宅島』の海岸に、
大量の魚が打ち上げられて死んでいた―。


と、云うニュースがあったのをご存じでしょうか!?
色々な原因について、色んな人がコメントされていましたが、
結局のところ、まだ確実な原因と云うのは、
分かっていないそうです。

なので、ここでレッツスタディー!!
分からないと云う事は、
いかようにも仮説が立てられるって事です。

そこで、このブログをご覧戴いている皆様にも、
自由にどんどん新仮説を立てて欲しいと思います。

では、現状で分かっている事を整理しましょう。

1、 打ち上げられていた日は 2月15日(月)
   三池地区の海岸600bに渡る


2, 当時、三宅島周辺の海は荒れていて、
   最大瞬間風速が31.2bあった。


3, 打ち上げられていた魚は、
   体長20〜30aほどのサバやイワシ

4, 島でも非情に珍しい現象であった。

5,   食中毒の恐れがあるため、
   拾って食べる事はNGとされた

6、現状で出ている仮説
・ クジラ等の鯨類に追いかけられて座礁した
・ 時化による強風で流されてしまった
・ 寒気の流れ込みによって水温が低下し、
  群れ全体が仮死状態になって打ち上げられた


などが出ているようです。

おおよそこの時季、
小笠原諸島や、伊豆諸島南部では、
ザトウクジラの回遊が頻繁に見られるそうです。

その他の仮説も、決してあり得ない説ではありません。
当日の天気図や、近海の海底地図だったりが、
手に入れば、何かヒントが見つかるかもしれません。

はたまた、その2日前に起きた大地震と関係はあるのか・・・
海は時に私たちの予測の付かない現象を巻き起こしますね。

写真は、三宅島と東海汽船の「橘丸」です。
毎年の夏、三宅を越えて八丈まで行っています。

さあ、あなたならどの様に推理しますか!?

 







2021/02/22 9:06:01|トピック
私の記憶が確かならばっ!!
って、こんなフレーズで始まる、
グルメ番組がありましたよね〜!!

で、私の記憶が確かならば!!
今日は、『猫の日』だったと思います。
皆さんも、きっとご存じでしょう(^_-)

何でかって言うと、
2月22日は、2が三つ並びますよね〜!!
2を、「にゃん」と、発音すれば、3回続けると・・・
にゃん、にゃん、にゃん
と、なるので、『猫の日』です(^_^)v


ところで、猫にはやっぱり「魚」ですよね〜!!
小判だったら、招き猫です(^_^)v

日本で一番有名な、あのご家族のお家には、
『たま』って、名前の猫ちゃんがいますし、

主人公の『サ○エさん』は、
お魚をくわえた野良猫を、毎週追いかけています(^_^)v

実は我が家にも猫ちゃんが居りまして、
奥さんが仕事や用事でいない日の、
ごはんの時だけ、すり寄って来てくれるのですが、
普段は、自分は空気のような存在らしいです(>_<)

そんな我が家の猫ちゃんですが、
以前に一度だけ、ワタクシが釣って来た、
『ワカサギちゃん』を・・・(>_<)

う〜、折角フライにして食べようと思ったのに〜
けど、あの目で見られちゃうと、
許すしかないですよね〜(^_^;)

けれどもし、
この写真のお魚をかすめ盗られてしまったら、
泣いても泣ききれないと思いますぅ。

昨年の10月に、
山口県に行ったお話ししましたでしょ!?
その最終日に連れて行ってもらった道の駅で、
焼きたてを食べさせてもらった、
なんと!!
『ノドグロ(アカムツ)』の、干物です。
干物だけで1枚1000円近くする贅沢品です。
前にも、この写真使ったかなあ・・・。
でも、それくらいウマかったんです!!

漁港で釣りしている時とかに、
たまに「漁港猫ちゃん」たちがやって来ますが、
絶対に、フグなんかは持って行ったりしません。
アジとか、メバルとか、
美味しいのばっかり狙ってますよ!!
なので、自分の場合は釣ったら、
バケツじゃなくて、スカリへ直行です(^_^)v

猫ちゃんって、
ウマい魚を、ホント知ってますから、
もし、高級なお魚が手に入った時には、
お気を付けくださいね〜(^_^;)
 







2021/02/21 9:06:01|トピック
ついに中禅寺湖(栃木県)のマス類が持ち帰りOKになりました!!
釣り人なら誰にでも、
憧れの地―。と、云う場所があると思います。

自分は海釣りが好きですから、
1個に絞れないんですが、
やっぱり『長崎県の五島列島』だとか、
伊豆諸島は三宅島の、
一級磯として名高い『三本嶽(さんぼんだけ)』だとか、

筏釣りのメッカである、
『三重県の尾鷲(おわせ)』もそうですし、
もう、憧れ過ぎちゃってますが・・・(^_^;)

これが、ルアーやフライでのマス釣りが好きな方であれば、
きっと誰もが憧れている場所―。
それは、日本でのゲームフィッシング発祥の地とされる、
栃木県日光市の『中禅寺湖(左写真)』では、ないでしょうか!?

自分は残念ながら、釣りでは一度も訪れた事はなくって、
日光観光で、数回ですが立ち寄っているのみです。
それでも、湖畔や湖面に出したボートで釣りをされている、
釣り人の姿にときめいたものです(^_^)v

さて、実はこの中禅寺湖でのマス釣りが、
発災から10年が経とうとしている、
東日本大震災での原発事故の影響で、
長らく釣ったマス類の持ち帰りが禁止されていた事を、
皆さんは、ご存じだったでしょうか!?

実は原発事故のあと、湖で採捕されたマス類から、
国の基準を超える放射性物質が検出されたんです。
そこで、管轄の中禅寺湖漁業協同組合は栃木県の要請を受けて、
事故の翌年から、全てのマス類の持ち帰りを禁止していました。

中禅寺湖には多様なマス類が養殖・放流されて居り、
ニジマス・ブラウントラウト・レイクトラウトなどを始め、
「ヒメトロ」で、知られるヒメマスも釣れます。そして、
琵琶湖の固有種であるビワマスを改良し、
中禅寺湖に定着させた、「ホンマス(右写真)」も釣れる―。
トラウトレイクとして、その名を世界に轟かせてもいます。

このうち「ヒメマス」については、
4年前に先に持ち帰りが解禁されました。

が、「ニジマス」についても、検出される放射性物質の濃度が、
安定的に基準を下回ることが確認されたことで、
ついに、先月の8日付けで漁協への要請を解除したそうです。

これを受けて漁協では、中禅寺湖でマス釣りのシーズンが始まる
4月1日からニジマスの持ち帰りも解禁することにしたそうです!!

また、要請の対象外ではあったものの、
漁協が、個別の規則で持ち帰りを制限していた
上記した「ホンマス」についても、
持ち帰りを解禁するんだそうで、完全復活です!!

中禅寺湖漁業協では、
「原発事故からまもなく10年がたちますが、
 ようやくこの日が来たのかという思いです」と話してます―。
と、ニュースで報じられていました。

コロナ禍ではあるものの、
このニュースは、地元の観光にとっても大きな朗報でしょう!!

4月1日―。ついに、
トラウトに魅せられた釣り人達の、
聖地巡礼が、完全再開されます!!