当然ながら、自分は無類の釣り好きです。 中でも好きな釣りは、クロダイ釣り―。
と、云う事は、お話しさせて戴きました。 特に、筏釣りやカセ釣りって分類される、 ダンゴを使った『ダゴチン釣り』が、好きだと言いました。
一方で、持っている竿で多い竿は何か―。 って、言われると、大好きなチヌ用の竿よりも、 汎用性の高い『磯竿』が多いんです(^_^;)
釣りも最近は、堤防での釣りが多く、 必然的に、磯竿を使う頻度が高くなっています。 それに、磯竿でも黒鯛は釣れますからね(笑)
ところで、釣りをされて居る方はきっとご存じでしょうが、 磯竿にはメーカーを問わず、 おおよそ共通した表示がされています。 どの様な表示かと云うと、
当然ですが、先ずは商品名です。
例えば 『○○グレ』とか、 『○○黒鯛』と云う、何を釣る竿であるかの表示。
続いて 号数です。 おおよそ、1号から5号くらいまでですが、 中には、0,6号とか、1,25号とか、 数字が使われています。 後で詳細を書きますが、これは竿の硬さの表示。
お次は、長さです。 4.5 5.4 6.3などあり、単位はb。 時には、450とか540とか、 センチで表示している竿もあります。
そして、これはある竿と無い竿がありますが、 PTSとか、TSとかSとか、 アルファベットの表示がある竿もあり、 これは、使っているガイドについての表示です。
この様な表示を見て、釣り人は竿を選ぶのです。 けれど、この表示って、 釣りをしない方には、全く以て意味不明―。 ではないでしょうか?
そこで、 久々の『釣り具の小宇宙』のカテゴリー投稿ですから、 磯竿とその表示について、 お話しさせて戴きたいと思います。
では先に長さの表示についてお話しします。 4b50aとか、5b40aって、 割と中途半端な長さだと思いませんか? だったら、5bって統一しちゃえばいいじゃん―。
仰る通りだと思います。が、実は磯竿って、 横文字のネーミングがされていようが、 日本っぽい名前であろうが、 外国の釣りには、そもそも存在しない竿なんですよね。
で、この長さは、日本独特の長さの基準で、 一間(いっけん・1.8b)と云う長さの値が、 基準になっているんです。
磯ではやはりそれなりに長さがあった方が、 仕掛けが振り込み易いので、 二間(3.6b)以下の竿って、殆どありません。
それで、二間半の長さになる4.5bから、 三間で5.4b。三間半で6.3bとなって、 おおよそこの範囲で竿が作られて居り、 敢えて世界基準になっているフィートなどは、 使われないのが一般的です。
が、元々外国由来の、ルアーやフライフィッシングは、 長さの基準がフィートやインチなので、 釣りをしない方には、ホント分かりにくいですよね(^_^;)
もっと良く分からないのが、 前記で「硬さの表示」とした、号数ではないでしょうか。 「何の号数やねん!!」と、ツッ込まれそうですが、 号数が小さい竿の方が全体的に柔らかい竿で、 号数が大きくなると、次第に硬くなっていくんです。
で、何の号数かと云うと、これも分かりにくいんですが、 この竿の性能を活かすために最適な、 「ハリスの太さ―」の、号数だと思って下さい。
日本では、釣り糸は号数で表示される事が多く、 日本で初めて「テグス」として発売した、 ナイロン製の釣り糸の商品名を、 「銀鱗(ぎんりん)」と云いました。
そこで、太さを区別する為に用いたのが号数で、 ナイロン糸の1号を、0.148_から0.185_の、 範囲内として、そこから太さの値を決めたんです。 で1号とした訳ですが、ほぼ同じ商品のみだったので、 1号ではなく、1鱗(いちりん)と、 呼ぶ人が圧倒的に多かったんです。
まあ、そこはさておき、 ハリスと云うのは、ハリを結ぶ糸の事を指し、 仕掛けをポイントに誘導する道糸をテグス― って呼んで、分けたんですね。
そこで、竿が軟らかい=結ぶハリスを細くできる。 竿が硬い=ハリスは太くなる。と、云う理屈から、 竿の号数が決められていったんですよね〜。
只、現在では、釣り糸の素材も多様化し、 太さも自在に調整できる様になって来て、 1号以下の表示とか、 合間の細かい表示もされるようになったんです。 ややこしいでしょう。
因みに釣り糸も、欧米で主流の強度の表示のものが増えて来て、 こちらは「lb」ポンド。 長さをヤードで表示しています。
一般的に黒鯛釣りは軟らかい竿(1号以下)を選び、 めじな釣りには硬めの竿(2号〜3号) 青物やカゴ釣りには超硬い竿(3号以上)って、 使い分けるのが良いとされています。
そして最後のアルファベットでは、 リールに巻いた釣り糸を導くガイドやシートを、 付記する様にしてあって、 「PT」は、投げ竿にも使われるガイドと、 「S」はリールシートの表示です。
「SI」は、ガイドの内側の輪っかに、 シリコンコーティングを施した「SICガイド」が、 使われているよって、そういう表示です。
それだけ、日本の釣りが多様化している証であり、 磯竿を選ぶ際の、基準として機能しているのです。
ご静読、ありがとうございました(^o^)
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