夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2011/05/31 7:58:33|活動報告
水辺のアクティビティー実習 食事編2(アジは最高の味)

キャンプ二日目の晩ごはんも、
たくさん釣れた小アジちゃんのおかげで、
それはそれは、ゴージャスなものとなりました!!

味が良いからアジと云う―。
どんな料理にしても、美味しいのでありますが、
今回、学生達が選んだ調理法は、
骨まで食べられるってことで、カラアゲとしました。
そして、明日の朝ごはんにマリネにしょうってのも決定。
早速、調理にとりかかかります。

型の良いアジは、自分がタタキ用に捌きました。
お皿を汚さない様に、ふきの葉っぱに盛る凝り様(爆)
ふきは、キャンプ場にいっぱい自生しています。
なので、副菜にはフキ味噌を作ります。
しかも今夜は、ピリ辛仕上げ。
妙高の味、かんずりを入れました。

釣れた、キスとメゴチのちびちゃんもカラアゲにします。
メゴチの捌きは、自分がこうやるんだよってレクチャー。
ガザミとメジナは味噌汁へ投入。
ガザミはハサミが危ないので、
暫くお酒を飲ませて酔っぱらわせると、大人しくなりますよ。

もちろんアジの骨は無駄にしません。
骨は別個に骨せんべい。素揚げでカラッと仕上げます。

さあ、アジの宴は最高の味!!
食べ始めるとあっという間。
さすがに若い連中の胃袋は凄いですな〜っ。
頼もしいわい(爆)

では、味なアジの料理の数々を、
朝ごはんメニューと併せてご覧下さい!!

1枚目
アジの下ごしらえ。
ゼイゴもちゃんと取って、美味しく揚げますよ〜

2枚目
絶品アジのタタキ。
やっぱり、新鮮だとうまいね〜

3枚目
朝食用の小アジのマリネ。
お野菜もたっぷり。これもうまかったぁ!!

4枚目
晩ごはんの風景
あっと云う間にぺロリなのだっ!!







2011/05/30 10:21:32|その他
水辺のアクティビティー実習 3日目(海釣りとナイトガサガサ)

イエーイv

3日目の実習も、実に良い天気で、テンションあがります!!
この日の活動は、海釣り体験と、
夜の海での生きもの採取の活動、
名付けて『ナイトガサガサ』でした。

もちろん、この日の晩ごはんも、
釣った魚がメインディッシュとなる訳ですから、
真剣にならざるを得ない!!
その危機感が、集中力を高めるのであります(爆)

さて、美味しい朝食の後、テントを撤収し、
向かったのは、幾つかのジオサイトが点在する、
能生の海岸一帯です。
ベニズワイガニの水揚げで知られる能生港。
弁財天を祀った小島の弁天島と、海岸。
最終日まで、このエリアの海を遊び尽くします(笑)

先ずは、マリンドリーム能生という道の駅へ向かいます。
ここの施設の一つに、荒崎キャンプ場があり、
ここをベースに、様々な活動をしようということで、
活動の最初は、テント設営としました。
さすがに、学生達は慣れたもので、
あっと云う間に、ベースキャンプができあがりました。

が、ここでトラブル発生。
昨年度、釣りの道具を買ったお店が、な、なんと臨時休業。
仕掛けもエサも、本来なら現場調達が望ましいところですが、
何しろプログラムは詰まってますから、
エサと仕掛けは、現地で買うことになっていました。
・・・でも、買う場所が休み。ガーン!!

暫く近辺の釣り具屋さんを探し回って、
やっと一軒、営業しているお店を見つけて、
いざ海釣りに出発!! 能生港へ向かいました。

昨年は、なんとも外道ちゃんが多すぎて、
ウミケムシやら、クサフグやら、
食えないヤツが多かったのですが、何しろ今年は天気は最高。
思わず期待しちゃうってもんです。

で、投げ釣りペアと、サビキペアに分かれて釣果対決!!
軍配は、見事にサビキペアの圧勝!!

釣れたのは、美味しそうな小アジちゃん。
食べる前から、既に今夜の料理のレシピがぐるぐる(爆)

投げ釣りペアは、クサフグとちっちゃいクジメ。
唯一、メゴチと小さなシロギス2匹が食べられそうです。
ですが、M先生は、別のお仕事の為、今日でお別れ。
ありがとうございました。

さて、釣果はと申しますと、写真で確認してください。

1枚目
「ジアー(鯵)、ゲッツ!!」
うーん美味しそう。・・・違うかッ!?

2枚目
Mせんせー
何とコマセカゴでガザミ(ワタリガニ)を釣っちゃった。
んなことあるのね〜!!

さて、美味しい晩ごはんのレポートは後に回して、
夜の海に繰り出しました。
漁港の堤防のへチをライトで照らして、
海に潜むミステリアスな生きものに迫ります。

この『ナイトガサガサ』と、云うネーミング、
実は昨年度の学生達が命名しました。
なので、この実習での正式名称に決定です。

さて、今年は何が採れたでしょう。
ちなみに昨年は、
イトマキヒトデ、アカナマコ、アメフラシの卵塊が採れ、
なんじゃこりゃあと、見入ったのでしたが、

今年も昨年に劣らず、キテレツ生きものが採れましたよ〜
こっちも、写真でご覧下さい。
釣った魚のアラをエサにして、トラップも仕掛けました。
明日の朝、回収します。何が採れるか楽しみです。

3枚目
闇夜にうごめく怪しきメンズ(爆)

4枚目
卵塊の生みの親、アメフラシです。
紫の汁〜!!

では最後に、この日に採取、
観察できた生きもの(魚も含む)の一覧です。

釣り
マアジ・メジナ・クサフグ・ショウサイフグ・
シロギス・ネズミゴチ(メゴチ)・ガザミ(ワタリガニ)ほか

ナイトガサガサ
アメフラシ・マナマコ・ハオコゼ・クサフグ・イソガニほか

と、云うことで、3日目の活動報告を終了しま〜す。







2011/05/29 22:09:52|活動報告
水辺のアクティビティー実習 食事編1(山と川の恵みで満腹)

それでは、水辺のアクティビティー実習の、
豪華な食事編の一発目は、
山と川の恵みで満腹になったお話です!!

前の日記で紹介した、
能生川の支流の河川敷に設営したテント。
残雪は、天然のクーラー。
山は新緑の盛りですが、
雪のおかげで、なんと垂涎の山菜発見!!

川原がそのままコゴミ(クサソテツ)の畑。
日当たりの良い場所は開いていましたが、
食べごろのコゴミちゃんもわんさか!!
それだけじゃあ、ありません。
近くには、山ウド、ミズ(ウワバミソウ)、トリアシショウマ、
山菜の宝庫でありました。

で、みんなで摘んで、山菜パーティーしようと決定!!
釣って来たニジマスは、大きいものはホイル焼きに、
小さいのは、塩焼きにすることにしました。
しかも、遠火の強火でじっくり焼きたいという、
学生からのリクエストをもらって、直火で焼くことに・・・。

沢の水で米を洗い、そして炊く。
コゴミは塩ゆでと、天ぷら。
ウドは茎は味噌汁に、若い芽は天ぷらにしました。

凄い贅沢な食事です。
食事の後は、星降る空の下でたき火を囲んで語り合い、
皮がパリパリになった、じっくり焼いた塩焼きを頬張る。

いやあ、最高でした。

翌朝の朝食も、山菜がメイン。
ご飯は、摘みたてのヨモギを茹でて刻んで混ぜたヨモギ飯。
これが最高に美味かったぁ!!
香りが鼻の奥に爽やかに抜けて、
軽い塩味が食欲を掻き立てます。

味噌汁は、ウドとコゴミ。
コゴミは贅沢に、「コゴミ丼」です。

いやあ、今夜のおかずはなんだろう!?
晴天に胸躍る、実習3日目の朝でした。

さあ、3日目の晩ごはんも凄かったぞ〜!!
報告を、お楽しみに!!

写真は豪華な食卓。

1枚目
コゴミたっぷりな天ぷら。

2枚目
これぞ塩焼き。遠火じっくり焼くのだ〜!!

3枚目
実にうまかった、よもぎごはん。最高!!

4枚目
皆でテーブルを囲んで。
「まいう〜っ!!」







2011/05/29 20:39:48|活動報告
水辺のアクティビティー実習 2日目(エリアフィッシングとガサガサ)

さあ、水辺のアクティビティー実習の報告を続けま〜す!!
2日目からは、キャンプをしながらの活動です。
淡水版アクティビティーは、この日で終わります。

で、この日からは、
その日の食事は、食材を、釣って、獲って確保する―。
と、云う、サバイバルチックな究極の地産地消を目指します。
実は、昨年もそうだったのですが、余りに天気が悪かったので、
予定の活動を制限せざるを得ず、
結構、買ってしまった部分がありました。

ですが、前の記事に書いた通り、
お天気は申し分なかったので、しっかり活動ができました。
の、結果、ゲットした食材は、そりゃあもう毎日ゴージャス!!
ですから、2日目以降の報告では、

その日の活動報告と、
その日の晩餐報告との、2本立てにしたいと思います。
では、先ずは2日目の活動報告から・・・。

学校のある妙高から、北陸道を経由して向かったのは、
ジオパークに認可された糸魚川市。
能生川(のうがわ)の上流、柵口地域にある、管理釣り場。

近年、『エリアフィッシング』と、カテゴライズされ、
人気が高いトラウトフィッシング体験です。
必ず魚は居るので、体験とは別の目的として、
今夜の晩ごはんの食材ゲットも入ってます。

もちろん、許可を戴いて、
ニジマス(レインボートラウト)のみ、
一人一尾をキープさせて戴くことになりました。
なので、釣れなければ、
お楽しみの晩ごはんが淋しいことになってしまうのです。
だから、もうみんな必死です(笑)

制限時間は2時間。
釣れそうで、なかなか釣れない菅釣りの釣り(爆)
ルアーのローテーション、レトリーブ(巻き方)の工夫、
ポイントの設定・・・etc
簡単な様で意外に奥が深いのがエリアフィシングの醍醐味。

やはり、ダントツの釣果だったのは、
淡水版担当の、もうお一人の講師のせんせー(笑)
ルアーで、フライで、バシバシと釣ります。
お次は、まあ一日の長ってことで、自分が続きましたが、
学生たちは、なかなかヒットせず苦戦。

でもまあなんとか、一人は自分で自分の魚を確保し、
残念ながら、ほかの三人はノーフィッシュ(涙)
なので、残りは、みんなで頑張って、
やっとこ人数分をゲットしました・・・汗

その模様は、以下の写真で紹介。

1枚目。
ム、ムズイ・・・。
あれこ考えて、ルアーをチョイスしてます。

2枚目
なかなかヒットしない学生に、
M先生直々のフライレクチャー!!

さあ、ノーフィッシュのイメージは、とりあえず封印して、
今夜のキャンプ地へ向かいました。
ここは、能生川の支流の上流部。
なんと、5月の末だというのに残雪してます。

先にテントアップしてから、
淡水版の締めくくりとして、ガサガサ調査を実践!!
もちろんこちらも、県と、河川局の許可を戴いての実施です。

しかし、水がメッチャつべたい・・・泣
でも、最初は冷たがっていても、
そこはそれ、生きものが網に入れば、
一気にテンションはあがるのです(爆)

小一時間の調査で捕獲した生きものは以下の通り。

カジカガエル・サンショウウオのものと思われる卵塊
トビゲラの幼虫・ヘビトンボの幼虫などの水生昆虫たち
カジカだと思ったら、ヨシノボリ(爆)
などなど、結構たくさんゲットしました。

その模様も写真をご覧ください。

3枚目
冷たい水もなんのその!!
押し網に向かって、上流から追い込みます。
(背中に見えるのは雪ですよ〜)

4枚目
採取した生きものを、しっかり観察!!
(ちゃんと、お勉強もやるんです)

新緑の中で、思い切り水を楽しんだ2日目でした。
だけど、お楽しみはここから・・・。

すげー豪華な晩ごはんになったのでーす!!
その驚愕の晩ごはんは、お食事編で確認してください(爆)








2011/05/29 17:32:00|活動報告
水辺のアクティビティー実習 1日目(へらぶな釣り)

5月23日から、27日までの五日間、
講師に行っている専門学校は、実習ウィークでした。

昨年から担当している、『水辺のアクティビティー実習』では、
上越地域の海と、川・・・。
あらゆる水辺で、様々なアクティビティーを楽しもう!!
と、云うコンセプトで実施しています。
昨年度は、期間中ずっと悪天候でしたが、
先日のフィールド観察授業で起きた奇跡再び、
好天続きの、絶好の実習日和でした。

なので、報告については、昨年の様なダイジェストではなく、
1日目から最終日まで、詳細に報告したいと思っています。

では、1日目の報告です!!

先ずは、淡水版アクティビティー。
和の釣りの極意、「へらぶな釣り」です。

へらぶなは、本来「ゲンゴロウブナ」と、呼ばれ、
琵琶湖の固有種です。が、
古くより、釣魚としてのい移入が進められ、
和製ゲームフィッシングとして、人気が高い魚です。

『釣りは、鮒に始まり鮒に終わる』
と、云われる様に、シンプルが故に奥が深い釣りであり、
その仕掛けや、道具の数々は、
釣り人それぞれの趣向により、様々にアレンジされています。

先ずは、釣りを知るを知るための手段として、
この釣りを体験し、
そこから日本人が釣りを通じて表現して来た、
季節感や、遊び心、そして魚のことを、
感じてもらうための実習です。

自然環境教育学科の2年生たち4名と、
向かったのは、妙高市内にある宮内池。

地元のへらぶな釣りファンが自主的に放流し、
人気のスポットとなっています。
また他にも、
鯉やマブナ、ブラックバスなども棲息しています。

ヘラブナ釣りについては、全員が初体験。
自分が持って行った、羽根ウキや、独特の道具の数々を、
興味深々に覗き込みながら、

もうおひとりの講師の先生のレクチャーを受けて、実釣開始!!

さあ、果たしてその結果は・・・?

ご覧の通りです。
写真は上から、

「これが羽根ウキ!!」
自分の話しに、興味深々。

「釣り風景」
こんな感じのロケーションの池で、
竿を並べて釣りをしました。

「やったー、釣ったぞ!!」
なかなかの良型。嬉しさに笑みがこぼれてま〜す。

「どや顔!!(爆)」
21尺の竿で釣りあげました。ドヤッ!!

曇り空でしたが、釣りには最適な気温で、
日がな一日、のんびりとへらぶな釣りを満喫した面々でした。

さあ、明日からはキャンプで、
糸魚川方面の水辺ではっちゃけま〜す(笑)