夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2024/12/08 10:00:00|活動報告
Kちゃんを愛する方たちと共に(まるごと御蔵島ツアー20周年記念パーティー)

皆様、おはようございます。

既にご存じだと思いますが、
歌手で女優の、中山美穂さんが、
54歳の若さで、急逝されました。

彼女の在りし日の、数々のヒット曲や、
ドラマや映画で輝いていた、
女優としてのお姿を思い出し、

一ファンとして、
心からご冥福をお祈りしています。
寂しいですね・・・

さて、重ねて来たキャリアが、
中山さんの様に、志し半ばで、
突然、ついえてしまったりする事はありますが、

信じた仕事を、地道に積み重ねる事で、
そのキャリアが「人」を、つくり、

そこに「人」が、集まり、
その方の人生を、より豊に、
より強固に彩っていきます。

昨日、12月7日の土曜日、
私が尊敬して止まない二人が、
御蔵島でずっと続けて来られた、
ある活動が、20周年の節目を迎えました拍手

そして、有り難くも、
その記念のパーティーに呼んで戴き、

そのお二人と、
お二人を慕ってたくさんの仲間が集まった、
お祝いの場に参加させて戴いたのです。

その活動と云うのは、
野生のイルカにまつわる活動です。

当方が、このブログで度々お話ししている、
絵本『イルカのKちゃん』の作者、
田口周一さんと、

田口さんのパートナーとして、
ずっと寄り添って支えてこられた、
たまちゃんが、御蔵島で始めた、
『まるごと御蔵島ツアー』が、
ついに20周年となり、

東京竹芝の大きなホールで、
パーティーが、盛大に挙行されたのです。

とにかく、会場が凄かった目を見張る
でっかいスクリーンには、
イルカが勇壮に泳ぐ映像が映し出されました。

そのお祝いの席で、
「タイソンさんが続けてくださった、
 Kちゃんの活動も紹介して欲しい―」

と、そんな光栄な役目を賜ったのです。
いやあ、本当に嬉しかったです。
もう二つ返事で受けさせて戴きました。

しかも、自分だけではなく、
実際のKちゃんを間近で見て、感じ、
絵本として世に送り出した、
当時の有志の方々も招かれて、

「イルカのKちゃんコーナー」を、
共に、盛り上げさせて戴いたんです!!

来場された皆さんに、
海のない山梨からひろがっている、
やさしい活動のひろがりを、
知って戴く事―

そして、
戴いたたくさんの感想文や絵の数々を、
見て、読んで、感じて戴きたくって、
精一杯に伝えて来ました。

たくさんの来場者の皆さんが、
Kちゃんコーナーに、
立ち寄ってくださって、
とっても幸せな時間でした。

パーティーは2部制で、
自分は仕事の都合で、
1部しか参加が叶いませんでしたが、

またKちゃんに、
素敵な場所に連れて行ってもらいました。

Kちゃん、ありがとう!!

また、Kちゃんコーナーに寄って下さった、
多くの皆様にも、ありがとうございました!!

そして、たまちゃん、田口さん、
20周年、本当に本当におめでとうございます嬉しい












 







2024/12/03 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告30(サバイバルの日2日目C 今年もこの場所で・・・)

皆様、おはようございます。

サバイバル踏破も、ついに大詰めです。
前回まで、今年の最後の難所だった、
登龍峠についてお話ししました。

が、2班以外は、
この後はもうゴールまでまっしぐら―

なので、ちょっとだけ、
時計の針を巻き戻しましょうスマイル

昨年度の報告の中で、
「足跡―」と、題して、
ある絶景の地の売店跡の壁に、
メッセージを書き残した―

って、報告をさせて戴きました。

そして、「足跡」と、云う字を、

「あしあと」って、読むか?

又は、「そくせき」って、読むか?

あなたなら、どっちですか?
って、云う投稿でした。

良かったら、ここでも時計を巻き戻して、
改めて読んでみて下さいませ幸せ

この絶景の場所は、
名古(なご)の展望台です。

名月の景勝地として有名で、
八丈八景の一つに数えられています。

1枚目の写真が、
その展望台から見える景色ですが、

どうですか?
素晴らしい抜け感でしょラブ

眼下に見えるのは、洞輪沢(ぼらわざわ)です。
そして、この景色を眺めるベスポジに、

かつて昭和天皇がご来島された折りに、
お立ちになったその場所が、
モニュメントとなっています。

その背後にあった売店の壁に、
いつからか、
旅人がメッセージを記すようになったのです。

実は今年も、
3班と、4班が、漏れなく訪れていましたグッド

幾多の旅人が残した言葉に目を遣り、
昨年ここに来た先輩のメッセージも見つけ、
(写真2枚目)

やっぱり、
って云うか、当然、ここに「足跡」を記しました。

今年は、どんな言葉を書いたのかな?

そしてもしあなたがここに来たとしたら、
何て書こうか、絶景を見ながら、
考えてみてください。

きっと、素直な言葉が、気持ちが、
すっと書けると思いますョ幸せ

 







2024/12/02 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告29(サバイバルの日2日目B定点撮影 登龍展望台にて)

皆様、おはようございます。

師走の入りは、
穏やかなお天気です幸せ

けれど、
どうも週末から寒くなるらしいですよ困った

さて、
先の投稿で、『それぞれの登龍』として、
4つ班の様子をお伝えしました。

今日も同じ登龍峠の話題ですが、

子どもたちが必ず立ち寄り、
ご飯を食べたり、休憩したり、
の、絶景ポイントこそ、「登龍展望台」です。

実は、ここが峠の頂上ではないのですが、
おおよそこの景色を見れば、
正にてっぺんだと認識するかもしれません。

登龍峠のてっぺんは、
もう少し、末吉側にあります。

なので、
今年は全班が、先に峠越えをした事になります。

ここから見える景色は圧巻で、
眼下に底土港を望み、

八丈富士の全景と、
背後には、八丈小島も見えますラブ

底土から続く海岸線を、
BCがある場所の、もっと先まで、
ず〜っと確認できます。

この場所に辿り着くまでに、
苦労して、苦労して、歩いて来るので、

きっと子どもたちは、
永遠にこの絶景を憶えていることでしょう。

否、八丈島に来たら、観光客も、そうでない人も、
この場所を外すことはあり得ません。

そこで、
その絶景を、皆様にも見て戴きたい―嬉しい

そこで、
全班同じ場所(定点)で撮影カメラしたスナップを、
貼らせて戴きました。

上から、1班、2班、3班、4班
と、なっていますチョキ

子どもたちの背景に広がる絶景を、
是非あなたも、実際に見に行ってみてください。

ハマりますよスマイル







2024/12/01 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告28(サバイバルの日2日目A それぞれの登龍)

皆様、おはようございます。
ついに今日から師走ですよ。

さて、昨日こんなニュースがあったこと、
ご存じでしょうか?

秋田県で、
なんと熊がスーパーマーケットに入り込み、
従業員が、襲われて怪我をした―
って、ニュースです。

最近、街に出没する熊が増えて居ます。

確かに怖い事ですが、
これは熊のせいではなく、
野生動物との適切な距離を無視して来た、
結果ではないかと思うのです。

それでは、
サバイバル踏破2日目の様子について、
報告を続けましょう。

今年度は、4つの班の全てが、
末吉側から難所の登龍峠にアタックする―
と、お話ししました。

では、底土側から登るのと、
末吉側から登るのでは、
果たしてどっちがキツいでしょうか・・・?

これは、
おそらく歩いてみないと実感できません。

が、毎年のパトロールから感じるのは、

どっちもキツい―

と、云うのが正解ではないかと思います。

底土側は、距離は少し短いですが、
その分急坂で、
カーブも急なワインディングロード

一方の末吉側は、
カーブは多少は緩やかなれど、
とにかく長い登りが永遠と続く苦難坂―
そんな形容が分かり易いかなあと思います。

ただ、展望台まで辿り着けば、
そこからBCが見えるので、
残りの距離が想像できて、
勇気が湧いて来るのが、
末吉側アタックの特徴でしょう。

が、にこの2班は、
登って下って、更に富士山へ登ります。

なので、BCを目に入れてしまうと、
逆に心が折れるかも・・・
そんな懸念がつきまといます。

それを見込んで、
ビバーク地を早めに発った2班でした。
展望台までは、順調だったと思います。

なので、絶景に見惚れるのではなく、
給水と食事を早めに済ませて、
先を急がねばなりません。

が、絶景は、時に魔物となり、
ここにもっと居たい・・・
と、足が必然的に止まってしまうのです。

にこには、
メンバーにもっと見て欲しい景色があるので、
ここで時間を使いたくないのが本音でしょう。

逆に、ビバーク地が一緒だった1班は、
心にもだいぶゆとりがあって、
登龍超えればゴール―
それがハッキリ見える登り坂です。

同じ道を歩くのに、
メンタルは真逆―

これが思いが交錯する、
峠道たる所以でしょう。

末吉でたっぷり休んでから、
余裕の出発でした。

3班は、
今日も声掛け合い、歌を歌いながら、
笑顔で峠に差し掛かりました。

「ザックの肩ベルトが食い込んで痛い・・・」

メンタルが、少し心配な○クが、
時々足を止めても、全員で待ち、
時には、代わりに荷物を持ってあげ、
声掛け励まし歩いています。

だから○クも、懸命に歩きます。
さすがにキツくて笑顔ではないけれど、
黙々と歩を進めています。

頑張れ・・・

歩くしかない感じかもしれません。

でも、自分だけじゃない。

仲間がいる・・・
それは何よりも力になるのです。

一方4班で、
登龍越えの引率となったのが、たけちゃんです。

いづは、朝イチでややオーバーワークとなり、
末吉で、一旦離脱しました。

最後に一緒にゴールできるように、
無理は禁物です。

どんな状況だろうと、
子どもたちは、
いづと一緒のゴールしか考えていません。

特に男子は時にはっちゃけて、
周りが見えなくなっていましたが、
次第に互いを思い遣る気持ちも出て来ました。

峠の途中に鎮座する、
「龍」の前で、ひと休み―

きっと、龍は4班の変化を、
ちゃんと見ていらっしゃるよ!!

4つの班の、
それぞれの「思い」が、峠で交差する、
今年の登龍アタックです。








 







2024/11/30 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告27(サバイバルの日2日目@ ついにあの男も!!)

皆様、おはようございます。

今日で11月も終わりです。
2024年も、残り一ヶ月になってしまいました。

年賀状の準備をされていらっしゃる方、
きっと多いとは思います。が、

仕方ないとは云え、
あれだけ郵送代が上がってしまうと・・・よろよろ

背に腹は代えられないので、
今年は、書くのを見送る事にしました。

そのうえで、
戴いた方には、きちんと年頭のご挨拶を、
させて戴きたいと考えています。

ところで、
ビバーク地でひと晩を過ごしたメンバーたちも、
心機一転!!
サバイバル踏破の、2日目が始まります。

指導者の面々も、
各班の出発を見送るべく、
早朝からパトロールの準備が始まって、
5時には、各班のビバーク地に向けて出発しました。

救護車の運転担当となった私は、
あーちゃんと一緒に、
スタート順にビバーク地を回って、
健康チェックを行う事になっています。

さて、体調不良を訴えているいづに代わって、
今日も指導者が、
リレーしながら引率する事になっています。

そして、朝イチの担当には、
ついにあの男が、満を持して歩く事になりましたグッド

朝の陽光晴れに照らされて、
体育館の壁に、背の高いシルエットが映っています。

影法師だけで、これほど背が高いのは一人しかいません。
事務局担当のゴンちゃんです!!

ビバーク地の中ノ郷から、
最初の休憩地となる末吉まで歩きます。

いづは、明るく振る舞ってはいたものの、
不安は隠せないでいます。

とりあえず、
荷物は持たずに、一緒にある事になりました。

無理はさせたくないけれど、
彼女にも乗り越えさせてあげたい壁があります。

兎に角、行けるところまで行こう!!

スタートは、BCから遠い順に、
3班、4班、そして、
末吉の2班・1班となっています。

M小中学校でビバークした3班は、
朝から元気いっぱい!!

メンタルに少し不安があるメンバーも、
きっと、歩き切ってくれる事でしょう。

出発のチェキを決めて、歩き出しました。

さて、2班は、今日が本番みたいなスケジュールで、
難所の登龍峠、続いて富士山へのWアタックです。

なので、早い時間に登龍をクリアしようと、
早めの準備に取り掛かっていました。

ですが、初日ロングだった1班は、
もう登龍の後はBCなので、
ゆっくり・のんびり、支度していました。
って言うか、まだ半分寝てる・・・困った

聴けば、9時半にスタートだってムフフ
それでも、まあ余裕だろうね。
この班は・・・ウィンク

2班は、体調面もメンタルも心配な、
○すも一緒に歩くので、
救護車が距離を保って追走し、
無理なら直ぐにピックアップする事にしています。

○すは、日に日に笑顔が増えているので、
自信さえ取り戻す事ができれば、
きっと課題を乗り越える事ができるでしょう。

最後の一押しは、他のメンバーたちの、
肯定的な支えと、声掛けだと思います。
みんなで乗り切れよ!!

出発する背中を見送った後で、
救護車に乗り込みました。

今日も快晴晴れ
炎天下怒る

子どもたちも、指導者も、
ゴールまで、全員でがんばろう!!