夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2023/10/20 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告18(サバイバルの日E)

皆様、おはようございます。

引き続き、『サバイバル踏破』
2日目の、レポートですマイク

今日は、スイカの八重根漁港魚
って、お話しをさせて下さい。

1日目から、子ども達が立ち寄る度に、
スイカを差し入れて下さったのは、
漁協の組合員の皆様でした。

例年、色んな嬉しい差し入れを下さるのですが、
今回は、でっかいスイカを丸々1個―
班が通る度に、ホレと切り分けて下さいました矢印左下矢印左下

大玉の立派なスイカですから、
決して安価な品物ではありません。

それを、ホントに気前良く切って出して下さるので、
子ども達は、もう大喜びでしたラブ

しかも、班が4つある事も既に承知自信まんまん
なので、待って下さってるいる皆さんを、
がっかりガッカリさせてしまう訳にはいきません。

実は、2班が最初に設定したコースでは、
八重根漁港には立ち寄らない予定だったのです。
が、待って下さっているのが間違いないので、

大ちゃんから、たけちに昨日のうちから、

「八重根漁港に寄ってちょーだい拍手

の、たってのお願いがありました。

元々、2日目は余裕のコース設定ですから、
たけちも快諾幸せ

さて、八重根漁港に先に着いたのは、
ひでの3班です。

例に漏れずの大玉スイカラブ

「いっただきまーす!!」

で、結構、食べたみたいですよ〜スマイル

それでも、嬉しそうに、

「それ食え!!」

「もっとあるぞ!!」

と、子ども達の底なしのスイカ愛ハートに、
目を細めて下さるのです。

もちろん、
後で着いた2班にも、

「それ食え!!」

「足りてるか?いっぺー食え!!」

の、おもてなしラブ

後は、空港通りをBCまで帰るだけなので、
2班は、だいぶ長居させて戴いた様ですラブ

こんな、底抜けに嬉しいおもてなしに、
支えられて、子ども達は頑張れるのですグー

八丈島は、情け島―
心からの感謝を、頑張る事でお返しします拍手

今日は、登龍峠を歩くにこの1班にも、
いづの4班にも、
他から戴いたスイカが配られました。

1班は、これから更に高い、
八丈富士を登ります。

食べ過ぎないようにネ・・・

無事にうんが出て、
Tぼうが、三根から合流しました幸せ

さあ、もっちょっと!!
ふれあい牧場で、感謝を叫べよ〜!!

写真は上から

1班
このスイカは、別に戴いたスイカでーす嬉しい

2班
やっぱり、八重根漁港に寄って良かったね〜ラブ

3班
ホレ、スチロールの中にスイカがいっぱい。重そう幸せ

4班
コレは、昨日に八重根漁港で戴いたスイカですスマイル





 







2023/10/19 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告17(サバイバルの日D)

皆様、おはようございます。

秋晴れが続いています。
朝晩の気温差も大きいので、
山の紅葉が、一気に進むかもびっくり

週末は紅葉狩り、いいかもぉ嬉しい

八丈島の夏の朝は、
お日様晴れが顔を出すまでは、割と涼しくて快適〜
なのでありますが、

ひとたび、お日様が昇ってしまえば、
早朝からでも、日差しギラギラピカピカ

なので、とにかくどの班も、
朝に距離を稼ぎたい目論見があります。

その出発を見守るために、
早朝から、パトロール車が始まりました。

2日目、
ワタクシは、主にサポートに回る予定です。

それでは、各班の2日目のコースを整理します。

先ずは、
1班―
昨日は、大坂トンネルは通りましたが、
海岸線を歩かずに街を歩いて来ました。

1班は、今日こそがサバイバル本番です。
ビバーク地を出たら、
登龍峠(給水)〜三根〜八丈富士ふれあい牧場
〜空港通り〜BCと云う山登りのコース

2班
昨日、2つのキビシイお山を越えて来ました。
なので、今日はゆったりコース。

ビバーク地を出たら、
中ノ郷〜三原小中〜大坂トンネル〜
八重根漁港(昼食)〜空港通り〜BCと云う
島の西側の絶景を楽しみながら帰ります。

3班
今日は、海を満喫の黒潮絶景コース。

ビバーク地を出たら、
大坂トンネル〜八重根漁港(休憩)〜南原千畳岩〜
大越鼻灯台〜永郷道路〜BCと云う、
変化に富んだコースを歩いて帰ります。

4班
今日は、最後に待ち受ける難所『登龍峠』にアタック
ここまでみんなで頑張れば、
展望台からBCが見えるゴール展望コース。

ビバーク地を出たら、
名古の展望(休憩)〜登龍峠アタック(昼食)〜
底土〜神湊〜BCと云う、
どんどんゴールが迫って来るコースで帰ります。

どの班も、元気にビバーク地を出発しました。
が、以前、一度BCに戻って来た、
Tぼうの熱が下がり切りません。

しかも、環境が変わったからか、
うんが出ないらしく、お腹も張っていました。
とにかく、しっかり休ませて、
どこで合流できるか判断する事になりました。

ここまで来れば、絶対に大丈夫グッド

自分を信じて、仲間を信じて、
完全踏破を、心から祈る指導者達です嬉しい

写真カメラは、各班のビバーク地からの出発風景です。
1班のみ、スタートから登龍峠に差し掛かった所かな困った
 







2023/10/18 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告16(サバイバルの日C)

皆様、おはようございます。

世界では、争い事が絶えません。
国は違っても、みんながみんな「地球の子」―。
どうすれば、仲良くできるのでしょうか悲しい

さて、サバイバルの日のレポートを続けますマイク

どの班も、メンバー同士の理解を深め合いながら、
確実に、ビバーク地へ向かっていました。

そして、4人のリーダー達も、
確実に成長を続けていたと思います。

決して、全ての班の状況が「平穏」だった訳ではなく、
小さな衝突や、葛藤を繰り返し、
サバイバルの折り返しを迎えます。

多感な中学生達を、等身大の誠実な真心で、
支え続けるリーダー達には、もう感謝しかないのです。

ヘッドカウンセラーとしては、信じて任す事―
これしかありません。

そんな訳で今日のレポートは、
各班のビバーク地での様子を、お伝え致します。

ビバーク地にイチバンで入ったのは、3班でした。
1日目の踏破距離にしては、割とロングランでしたが、
スムースにビバーク地である「三原中学校」に、
到着しました。

3班のリーダーは、「ひで」
なのですが、

3班は、班長のカシューを中心にまとまり、
中学生達が、ひでの成長を支えている様に見えました。

ひでは時折、「要らんこと」を言って、
メンバーが困惑する場面が多かったのですが、

良い塩梅でスルーしながら、
メンバーがひでを支えていました。

ひで本人は、メンバー達の事を最大限に思って、
色んな発言をしている「つもり」
なのですが、

それは、メンバーは既に百も承知の事なので、
「ひで」に、云われるまでもなく動いています。

そんな場面で、子ども達に任せ切れない「ひで」の、
不安が見透かされていました。
見ているところ、違ってないかいびっくり

自ら動く子ども達のアシストに、「ひで」が気付けば、
「要らんこと」は、云わない筈なんですけどね、
ちゃんと気付いてくれたと、信じましょう!!

先に荷物を置かせて戴いてから、
『ふれあいの湯』温泉に、入浴に向かいました。

続いては、
八丈富士富士山と、登龍峠の2つの難所を、
初日に歩ききった2班でした。

圧巻のたけちのタイムマネージメントで、
元々、しっかり者の多い2班は、
たけちを100%信じて、余裕の笑顔です。

疲れたけど充実―

そんな笑顔で、
ビバーク地の末吉公民館に到着しましたチョキ

そして、
念願だった絶景の温泉温泉
『見晴らしの湯』で、汗と疲れを流しました。

少し遅れて、にこがリーダーの1班が、
末吉公民館の向かいにある、
旧末吉小学校に到着しました。

到着時には、既に暗くなり始めていたので、
『見晴らしの湯』で、タイソンも一緒に入浴嬉しい
そのまま、ビバーク地までの夜道を共に歩きました。

その辺りから、

「タイソンが来てくれてよっかたソン!!」

などと、
賑やかな女子達が、じーじをいじってくれたので、

「一緒に歩けて嬉しいソン!!」ラブ
などと、乗っかったら、

顔を見る度、「○○ソン!!」

ありがとソンスマイル

ですが、自分が一度BCに戻って来ると、
1班のTぼうが発熱したとの連絡が入りました。

近くにいたのに、気付いてあげられなかった・・・
Tぼうは、この日はBCに戻って休んだのでした。

やはり、途中の遅れが尾を引いて、
いずの4班が、
ビバーク地の中ノ郷屋内運動場に到着幸せ
お風呂は、先に『ふれあいの湯』温泉で、
済ませて来たので、みんなサッパリです。

遅れた原因はメンバー同士の、
ちょっとしたパワーバランスの乱れかな・・・困った

人が3人寄ればなんとやらとかって、
良く云うじゃないですか!?

でも、早めに手を打ったので結果オーライグッド

男子達は、殆ど気にしてもいない様子。

でも、いずも早めに相談してくれて良かったです。

「水清ければ魚棲まず魚

みんなで歩いているので、
正論を突きつけられると、どうしても反発しますわね。

ビバーク地では、
その後、
何もなかったかのように全員で過ごしていたので、
いずのファシリテーションに、
いいねグッド連発です!!

こうして、1日目の夜が過ぎていきました。
さあ、今夜はゆっくり休めしい!!

明日もう1日頑張って、
笑顔でBCに帰って来〜いよぉ〜音符



 







2023/10/17 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告15(サバイバルの日B)

皆様、おはようございます。

たいちょーが、
4班のリードのためパトロールから離れ、
代わりに大ちゃんが加わりました。

大越鼻までは順調だった4班でしたが、
一向にペースは上がらず、殆ど進んで居らず、
なんでも、ちょっとした不協和音もあったみたいです悲しい

このままだと、お風呂も入れないかもと、
早めに手を打った―。と、云う状況です。

そんな中、他の3つの班は、
割と順調に歩を進めていましたウォーキング

午前中に八丈富士を、ふれあい牧場まで登り、
午後からは、登龍峠と云う、
ハードコースを選んだ2班チョキ

さすがにヘロヘロだろうなぁ・・・

そんな心配は無用な感じでした嬉しい

特に、リーダーのたけちは、
既に地図が身体に入っている様で、
タイムマネージメントが群を抜いていました。

2班に給水するために、
先に展望台で待機中の事でした。

大ちゃんがたけちに電話ケータイを掛けました。

「あと、どれくらいで着きそう!?」

って、聴きました。すると即座に、

「あと、10分で着きます。」

と、
○分くらい とか、
○分ほど  とか、
曖昧じゃなく、10分だと言い切っていました。

そして、
驚いたのは、ホントにジャスト10分で、
展望台に着いたのです。

「たけち、やべーっ!!」

大ちゃんが、感嘆の声をあげました。

「マジで鳥肌たった・・・」

自身も、リーダー経験者ですから、
このタイムマネージメントに、
唯々、感激ラブしていましたョ。

でも、たけちがメンバーとして島に来た時、
リーダーが、全く同じ事をやってのけました。

たけちは、そのリーダーを手本にしたんです。
なので、
自分的には、なるほど納得でありましたムフフ

ところで、この日は何度か強い通り雨が降って、
その度に、カッパを着たり脱いだり・・・雨

また降る可能性があるので、
着たままで行ければいいのですが、
合間の日差しが尋常ではありません。

結局、脱ぐ羽目になるので、
大変だったと思います。

遅れていた4班も、たいちょーのリードで、
なんとかお風呂は間に合いそうです。

が、この日はビバーク地まで、
一緒に歩くことになりました。

差し入れもたっぷりラブ
八重根漁港を通る度に、スイカ

三原中では、トマト。

パッションフルーツを、
戴いた班もあった様ですよ。

さあ、ビバーク地までもう少し!!
全員で、頑張ろうびっくり

 







2023/10/16 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告14(サバイバルの日A)

皆様、おはようございます。

引き続き、サバイバル踏破のレポートですマイク

子ども達がBCから出発して、
指導者も、ほっとひと息・・・

束の間の静けさの中で、
朝食を作って食べました。

この日の朝食は、
牛乳パックDEホットドッグです。

パーコレータで煎れたコーヒーコーヒーをすすりながら、
これから始まる、パトロールの準備です。

間もなく、
サバイバル担当の大ちゃんの携帯ケータイが鳴りました。

「タイソ〜ン、にこから出廻りって交差点が、
  出て来たって云ってますよ〜!!」

早速、道間違いの様です。

にこが率いる1班は、
空港飛行機で朝食予定ですが、
出廻りは真逆の方向です。

電話ケータイを代わって、

「逆だよん。そのまま同じ道を戻れば大丈夫・・・」

やらかしたようですスマイル

交差点2つ分、逆戻りしましたが、
このくらいのロスは、どってことありません。
それより、早く気が付いて良かった良かった幸せ

のっけから、そんな事がありましたが、
指導者達は、3台のクルマに分乗して、
パトロールに出て行きました。

自分は、
たいちょー、トーマスと一緒です。

先ずは2班の朝食場所である、

八丈富士のふれあい牧場に、
給水用のジャグを先置きします。

クルマの中で色んな話しをしましたが、
自分が、スマフォを持っていないことで、
情報が取れずに申し訳ないと話すと、

「逆に、どんとしててくれたらいいですよグッド

と、嬉しい反応嬉しい

昨年からパトロールには、
チャットやSNSを使って、
今年は更に、無線まで使って、
いち早い情報収集に努めています。

なのに個人的な事情で、
いわゆる情報弱者たる自分は、
ひたすら申し訳なさを感じていたのです。

さて、富士山にジャグを置いたら、
次に向かったのは、大越鼻の灯台です。

4班が朝食をここで摂るので、
給水に向かいました。

ほぼ、予定通りの時間に灯台に到着OK
いいペースです。

暫く一緒に時間を過ごしていると、
今度は、
八丈富士から降りてくる2班で、トラブルよろよろ

なんでも、下山中の道の何処かで、
傘を落としたらしい―
との情報ダウンダウン

島内のあちこちで、
にわか雨が降っていたのでした。

なので、そのまま富士山へ逆戻り。
大きなカーブの所で発見しましたびっくり

途中で待っていた本人に傘を渡しました。
本当は、先に底土で朝食を摂っている、
3班を激励に行きたかったのですが、
やむなくスルー。

逆に、給水ポイントとなる「登龍峠」の展望台に、
ジャグを先に置いておこうと云う事になり、
一度BCへ戻って、命の水(麦茶)を補充して、
登龍峠へ向かいます。

3班に給水をして一度戻ろうかと云う時、
たいちょーの携帯ケータイが、鳴りました。

「なんか嫌な予感がする・・・」

と、たいちょーが電話に出て直ぐ、
明るい表情が曇ってしまいました。

なんでも、4班のペースが上がらず、
だいぶ遅れていると云う事―

だって、大越鼻いいペースだったじゃんポカン

もしかしたら、一緒に歩いて欲しい―泣く

と、大ちゃんからのコールケータイ

も一度、相談するから・・・

と、電話は一度は切れたものの、
結局、遅れを取り戻すべく、
たいちょーが、パトロール隊から一時離脱よろよろ

と、なってしまったのでした。

こんな風にサバイバル踏破は、
歩き始めたら、もう何が起るか分かりません。

従って、このレポートも、
なかなか進んでいきません悲しい

と、云う事で、
何卒ご容赦を・・・困った

写真は上から
1班 遅れを取り戻して空港へウォーキング(まだまだ平気、ガンバレ)

ふれあい牧場に置いたジャグ(愛情たっぷり入ってるよん!!)

4班 大越鼻灯台から太平洋を望む(ここまでは良かったのにねえ)

3班 登龍峠で我々を見つけて ダッシュ(若いって凄い!!)