夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2023/10/02 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告3(先発隊働く)

皆様、おはようございます。
電車が遅れ電車
飛行機も遅れ飛行機

大幅な遅刻となった先発隊でしたが、
翌朝(8月1日)からは気を引き締めて、
遅れた作業を全部こなして、
本隊を招き入れる準備を終えねばなりません。

目標は、なんとか午前中で目鼻を付ける事―
比較的に涼しい時間帯に、作業を終えたい考えです。

メインの仕事は、指導者のテント設営と、
明日の受容れ体勢を整える事です。

そして、ある程度の下見を行って、
道路状況の把握と、情報収集に充てる予定で動きます。

さあ、働くぞ〜!!
と、早朝、絶対に見たいアレ
を、見るために海岸へ向かいました。

島の東側にあるBCの地では、
お天気さえ良ければ、
水平線から昇る、アレを拝む事ができるんです。

と、そう思ったのは、
自分だけじゃなかったみたい幸せ

Uも、Fも、アレを見に起きて来ました。

ウォー嬉しい

水平線を黄金色ピカピカに染めて、
ゆっくりと、太陽が昇って来ました晴れ(左イチバン上の写真)

何ででしょうねぇ。
やっぱり日本人は、ご来光を拝むと、
なぜか力がみなぎる気がしますグー

朝食を済ませた8時半―

島のスタッフの皆さんが、
応援に駆け付けて下さいました。

指導者Uは、
島の担当者と関連先に、挨拶回りです。

残った自分と、Fで作業を進める予定です。
9時。テント設営が始まりました。

キャンプ指導員の有資格者であり、
野外教育のエキスパートのFは、
心強いチーフです。

彼の仕切りで、
手際よくテント設営が進みます(左の2番目の写真)
一棟、立ち上げる毎に、
どんどん手際が良くなっていきました。

挨拶回りが早めに終わったUも、
途中で合流し、ほぼ予定通りに作業終了幸せ

グッジョブグッド

昼食は、美味しいラーメン屋さんがある―
と、云う事で、

空港通りのそのお店で、
島のスタッフの方々とご一緒する予定だったのですが、

まさかのクローズムンク

なので、みんなでお弁当を買って食べました。

午後からは、あちこちへ下見を敢行。
途中から、はるばる山梨から1日だけ、
激励&観光に来てくれた、元指導者Yも加わって、
島を廻りました。

夕方、今度は沈むアレを見に、
大坂トンネルの展望台。
ここも、絶景ポイントです
(左の写真3枚目 自分のバックショット)

そして、
希望者が釣りをする神湊港で、
一足早く試し釣り魚

自分は見えイカをエギで狙おうとしたのですが、
確認できず、エソが一尾だけでしたが、

サビキを試したUは、
見事に群れを捕らえて、ムロアジをゲットグッド

この日の晩ご飯は、
みはらしの湯で絶景を味わってから、

ムロアジのなめろうを始め、
地元民しか知らぬであろうレアな鮮魚店から、
とびきり新鮮な、刺身の切り落としを破格で仕入れて、
お魚魚パーティーで締めくくりました。

受け入れ体勢は万全です(左の写真4枚目。準備が整ったBC)

今日は、良く働きましたあ自信まんまん

さあ、明日からいよいよ、
今年の海洋道中が、始まりますグー








 







2023/10/01 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告2(先発隊動けず)
皆様、おはようございます。

早速ですが、
昨日に引き続き、先発隊のドタバタ劇の続きです。

度重なるダッシュダッシュで、
ほうほうの体で滑り込んだ八丈便―飛行機

後は、離陸を待つのみとなり、
心すでに八丈島―

の、自分でした。
が、離陸予定時間を過ぎても、
気配すら、ありません。

「あれ!?」と、思っていると、
機長様から、なんと耳を疑う様なアナウンス。

「只今、空港上空に巨大な
     雷雲雷が、近付いています」。

  「通過するまで離陸できませんので、
          暫くご待ち下さい・・・」

 うそずら・・・

続いて、
 「通過したら直ちに離陸アタックしたいので、
   トイレなどは、機内でお願い致します・・・」

と、云う事は、
離陸するまで、動いちょNG
っつ、こんです。

CAさんが飲み物を配って下さったり、
アメちゃんを配ってサービスして下さるのですが、

早く着いて、早く作業を始めないといけないので、
3人とも気が気ではないのです。

しかし、動く事はできません。
はやる気持ちを抑えながら、冷静に・・・

「只今、積乱雲が通過中です。
   風で機体が揺れるかもしれないので・・・」

小窓から見える、激しい雨雨
​​確かに風に煽られてガタガタ揺れています。

通過―
と、云う事で、離陸の準備を始めて下さった矢先、
また次の大きな積乱雲が接近中だと云う事で、
再び、待機となってしまいました泣く

うそずら・・・

ここまでで、既に2時間近くのロス。
下手すれば、上陸不可NGの危機ムンク
​​​​​
仕事がいっぺー、残ってるだっつこん!!

しかし、最優先は安全ですから、
どうすることもできません。

そして、二度目の雷雲が通過しました。

二度ある事は三度・・・

の、ジンクスを蹴散らして、
周囲のどの飛行機より早く、
フライト準備が始まりました。

「飛んだ!!」飛行機

無事に離陸すると、
機内から一斉に拍手が起こりました拍手

雲の上わぁ

  スカイブルー晴れ音符

知ってます?
フィーリインはちじょうですよスマイル

いやあ、長く八丈島へ行っていますが、
こんな事は初めてでした。

動けないのは、辛い事です。

結局、この日は、我々が寝るためのテントを、
建てるだけで、精一杯でした。

ですが、やっぱり嬉しかったのは、
八丈のスタッフの方々が、
とびっきりの笑顔で迎え入れて下さった事嬉しい

そして、本部用の運動会テントを、
3棟も先に建てて下さっていた事ラブ

この早い仕事と、ご協力に、
ひたすら感謝の一日でしたハート

さあ、明日は働くぞ!!グー

っつこんで、
次回は、先発隊の奮闘をリポートしますマイク







2023/09/30 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2023のご報告1(先発隊走る)

皆様、おはようございます。
いよいよ明日から10月です。

秋も真っ盛りの季節になっていきます。
あなたの「○○の秋」は、どんな秋ですか!?

さあ、お待たせ致しました。
今日から順次、
今年(2023年度)の、やまなし少年海洋道中の、
日々のリポートを発信させて戴きます。

初回の今日は、
子ども達を迎える前に、先に現地入りをして、
ベースキャンプを整える、先発隊の話しをします。

ヘッドカウンセラーとなって以降、
毎回、先発隊として八丈に上陸して居りますが、
なんと今年は、その上陸ができない―。

そんな、
海洋道中史上、最大のピンチがあったのですよろよろ
のっけから、様々なアクシデントが降りかかり、
表題にも書いた通り、
先発隊は、走りましたダッシュ

駅を、空港を、
男3人、猛ダッシュダッシュダッシュダッシュ

なんとか間に合った〜嬉しい
と、思ったら、
今度は飛行機飛行機で、まさかの缶詰め困った

飛べるのか・・・
離陸時間を過ぎても雷アレが、
アレ雨も、邪魔をして、
このままフライト中止なのかびっくり

そんなドタバタ劇で、ありました。

その一部始終をご報告致します。

正に嵐の予感が吹きまくって居た訳で、
アレ台風からの避難劇も、
ひょっとして予見されていたのかも悲しい

実は、なんとか八丈島に上陸するまでに、
こんな、漫画みたいな事があったのです。

8月1日の朝、
先ずは、羽田空港に向かうために乗った、
特急「あ○さ」(左写真)

定刻通りに甲府を出たんです。
出たんですが・・・

発車して間もない、「山○市駅」に目を見張る
何故か停車してしまいました。

この「あ○さ」の、最初の停車駅は、
『八王子駅』の、筈なのです・・・

間もなく、
「停止信号が出て居りますので、
信号が変わり次第の発車となります・・・」

と、アナウンスがありました。
まあ、この辺ではさほど気にもしておらず、

直ぐに発車するだろう・・・
と、高をくくって居たのです。

が、待てど暮らせど動く気配はなく、
事故発生で、前がつかえているとのアナウンス・・・
時間が刻々と過ぎていきます。

下手をすると、
飛行機のフライト時間に間に合わないかも・・・
そんな焦りが俄に襲いかかりました。

慌てて留守番部隊と、
SNSで連絡を取る、指導者U
それを尻目に待つしかない、自分と指導者F
(ここでは、自分以外の指導者はイニシャルで記しますネ)

次第にやりとりが活発になるU
なんとか、「あ○さ」は、動き出したのですが、


U曰く、
「東京駅、走りますダッシュ

定刻よりスゲー遅れた東京駅、
予め、エスカレーター至近の出口で待機。

リュックを背負い直し、
ダッシュに備える、自分とF
Fの背中には、なんとギターびっくり

あの歌を、
今年はギター伴奏で歌う予定なのですグッド

そして、
扉が開いた瞬間、3人でダッシュダッシュ

エスカレーターを駆け下りて、
K東北線のホーム電車

そして今度はH松町駅。
ここからは、そう。
東京モ○レールに乗り換えなので、
再びダッシュダッシュダッシュダッシュ

そして、モノレールに飛び乗って、
「コレに乗れたから、もう大丈夫」と、Uグッド
念には念をと、
オンラインチケットをDLして(してもらって)、
直ぐにチェックインできる様に準備。

けれど、八丈便の搭乗口は遠いので、
ターミナル駅から、
再び3人は、ダッシュ、ダッシュダッシュ

今度は、エスカレーターを駆け上るダッシュ

「あかーん、脚がつりそうじゃ怒る
と、悲痛な心の声を発する自分、

だって、ワタクシもう来年は、
還暦っすョびっくり

いかんせん、体力が・・・怒る

そして、
やっとこ搭乗口へ滑り込みセーフ嬉しい

無事に、飛行機に乗れたのではありますが・・・
更に追い打ちを掛ける事態発生よろよろ

うそずら・・・

と、この先の模様は、次回のお楽しみ〜ウィンク
ダメだ、書き切れんかった・・・泣く







2023/08/25 10:00:00|その他
2学期に向けて・・・ 何故おだんごか?
皆様、おはようございます。
気が付けば、もう8月も最終盤。
山梨県内でも、
峡北エリアでは新学期が始まりました。

さて新学期、
子ども達は、夏のけだるさを引きずりながらも、
楽しい事がいっぱいの2学期に、
きっと期待で胸躍らせている事でしょう。

自分なんかは、8月中に夏休みの宿題を、
やり切れた事なんて、ただの一度もありませんが、

その分、良く遊んだよなあ・・・
って、記憶はしっかり残っています。

まあ、勉強も大事なのは当たり前なんだけれど、
やっぱり、体験なんだよなあウィンク

でも、良い子の皆さんは、
真似しちゃダメですよ。
しっかり宿題も、やりましょね〜自信まんまん

ところで、
総合的な学習の時間のサポートをさせて戴いて居る、
昭和町立押原小学校様の活動も、
2学期の授業に向けて、
幾つか構想を練っているところです。

が、皆様、
先に1学期の授業の報告をさせて戴いている、
記事の表題に、『おだんご』と、
云う表記がある事に、お気づきでしたでしょうか!?

2学期の授業と活動については、
また折をみて報告させて戴くとして、

今日は、何故おだんごなの?
って云う、その理由をお話しさせて戴きますね。

まあ、『花より団子桜』って、言葉があるように、
『勉強より遊びスマイル』って、
意味もない訳ではありませんが、

遊び=体験 野球

こそ、
学びの根幹であると、信じている自分にとって、
この戴いた機会は、
正に「水を得た魚魚ではないですが、

子ども達には、
楽しく遊んでる様にしか思えない授業でも、
なんか気が付いたら、いっぱい学んでるぞ嬉しい

って、感じてくれたら、大成功だと考えています。

そんな自分の思いにも、
校長先生は共感して下さいました。

そして、昨年度の末から、
何度か、協議をさせて戴いている中で、
校長先生が思い描かれている、
新5年生の『総合的な学習』の授業の、
イメージを、伝えて下さったのでした。

そのイメージが、
『おだんご』だったのです。

どう云う事かと云うと、
かつて一世を風靡した、『だんご3兄弟』では、
長男・次男・三男が、
それぞれ違う個性でありながらも、
一本の串に刺されて仲良くしています。

そんな風に、子ども達ひとりひとりは、
全て違う個性でありながらも、

学校活動の中では、『学校』と云う、
『串』となる存在があって、その中で、
上級生・下級生とも、仲良く繋がっている―

そして、地域に開かれた学校としても、
水が豊かな昭和町にあって、
子ども達ひとり一人も、様々な活動を通して、
地域と繋がって、自分の暮らす街が、
誇りであり、とにかく大好きであって欲しいラブ

そんなイメージだと、
僭越ながら、理解させて戴きました。

そして、
学校と地域を繋ぐ素材として、
『押杜』と名付けた学校林と、
今川の支流『押杜川』で構成された、
学校ビオトープがありました。

そして、地域で盛んな稲作を、
地域の農家さんと一緒に体験し、

水が豊かなこの街と、
自分達は、繋がっている事に気付いてくれたら、
それは素晴らしい事だと仰っていました。

そのイメージこそ、
この授業のテーマには、最も相応しいだろう―
自分も共感して、
この『おだんご授業』を、
やってみようと提案させて戴きました。

そこで自分が思い付いたのは、
1学期から3学期まで、
四季折々の自然の中で、様々な表情と、
様々な生きもの達の営みを、
環境学習として体験する4色のおだんごでした。

そして、地域と繋がる串となる活動としての、
稲作とバケツ稲の体験を、
表現したのが『おだんご授業』です。

春は花咲く『さくら色』の、おだんご。
夏は田植え体験から始まって、
稲作を中心にした『さなえ色』の、おだんご。

実りの秋には収穫の喜びと、
押杜に溢れる命の営みに、
優しさとたくましさも感じて欲しい
『こがね色』の、おだんご。

そして、じっと春を待つ、
水の退いた田んぼと、芽吹きを待つ押杜を、
感じて欲しい「ゆきうさぎ色」の、
純白のおだんご。

そして、彼らが6年生になった時には、
意識を更に広げて、
地域から、社会へ、世界へと、
グローバルに広げていって欲しい―

そんな願いが込められています。

2学期―
実りの秋に向けて、
頑張る5年生達に、どうかご期待下さい!!




 







2023/08/13 10:00:00|活動報告
台風をすり抜けて・・・

皆様、おはようございます。
今日から、お盆(旧盆)に入ります。

ご先祖様をお迎えする準備は、
整っていますでしょうか拍手

一方で台風7号台風が、
やや西寄りにコースを変えて、
上陸しそうな進路を辿っています困った

このお盆休みは、列島を縦断しそうな、
嫌な予報も出て居ります。

皆様、折角のお休みで、
楽しみにしていたご予定も、
たくさんあるとは思いますが、

備えあれば憂い無し―

避難と、命を守る行動を、
最優先にして下さい。

実は、この台風7号となる熱帯低気圧が、
小笠原諸島近くの海に発生した頃、

海洋道中のメインである、
サバイバル踏破の真っ最中でした。

踏破2日目―
子ども達が懸命にゴールを目指して、
歩いている正にその時に、第一報が届きました。

確実に台風になる―。

多くの島の方からのアドバイスを賜り、
我々は、帰る決断を致しました。

そして、プログラムを1日削って、
今年のやまなし少年海洋道中は、
8月9日の夜、
無事に八丈島から帰還致しました。

先ずは、全員が無事に戻った事を、
この場を借りて、ご報告させて戴きます。

少しでも判断が遅れていたら、
おそらく、山梨に戻って来る事はできず、
島で、避難を余儀なくされていた事でしょう。

とは言え、プログラムを途中で切り上げるのは、
即ち、「体験」を、強制的に止めてしまう訳で、
断腸の思いでの決断でした。

毎年、海洋道中は、
台風とにらめっこです。

過去にも、
プログラムを削って早期帰還した事が幾度かあります。

帰りの船が八丈に到着出来ず、
延泊した年もありました。

特に、今年のボランティアリーダー達は、
参加者として八丈島に来た際に、

サバイバル踏破でゴール直後に撤収―

そんな非情な通告をした年でしたから、
なんとか、最後まで完遂させてあげたかった・・・

通常こうしたケースでは、
翌日の予定を全てカットして、
「閉村の日」として、
全員でテントを撤収するのがセオリーでした。

しかし今年は、
なんとか少しでも体験をさせてあげたい―

と、指導者達が決起して、
自分達で撤収作業を行う事を条件に、
翌日予定されていた、
班別に計画していた「自主企画」を、
実施する事にしたのです。

更には、
最終日のお楽しみであった、
お風呂と、お土産の時間『ふるさとタイム』も、
確保する事にしました。

2日間のプログラムを、
ギュッと濃縮して、『自主と閉村の日』として、
子ども達は、各班での活動を実施できたのです。

自分は、1班のカウンセラーの代役として、
サイクリングとカフェ体験に、
同行する事になりました。

他にもたくさん、
紹介したい活動はありますが、
それは後日、順を追って報告させて戴く事にして、

『自主の日』の、
一コマを、見てあげて下さい。

サバイバル踏破の疲れもある中でしたが、
その緊張から、解き放たれた楽しそうな、
光景を見て戴けたら嬉しいです。

終わりよければ全て善し―

激アツな指導者の面々の思いに感動し、
思わず自分も、目頭を抑え、胸が熱くなりました。

最高の指導者の皆さん、
本当に、本当にありがとうございました!!

写真は上から、

1枚目 
大人気のカフェの前でメニューに群がる子ども達幸せ

2枚目
何するか決まったかな?

3枚目
カフェを堪能した後に向かったのは・・・

4枚目
植物園でした。でも、見学は断念悲しい
けど、笑顔はサイコーグッド