夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2021/02/22 10:00:00|活動報告
今年度のKちゃん授業のおさらい9 12月の授業 1


さて、昨年の11月までに終了した、
甲府市環境教育プログラムへの協力で実現した、
『Kちゃん授業』の、様子は既にお伝え致しました。

昨年の12月以降に実践した分は、
年明けに新たに・・・。と、お伝えし、
前回までは、2021年度への希望や展望、
環境教育の更なる普及に向けての決意などを話しました。

つい先日の2月16日の講演を以て、
2020年度の『Kちゃん授業』が、無事に終わりました。

コロナ禍で一度も開催できないのでは・・・。
と、しぼみかけていた気持ちが、
8月の駿台甲府中学校様を皮切りに、
計17回もの貴重な機会を戴く事ができました

特に10月以降は、
小さなお友達がたっくさん聴いてくれました。
そして、甲府市様からも、
当ブログへの投稿と、写真の使用も許可を戴き、
今日から、昨年12月〜本年2月までの『Kちゃん授業』を、
全部、ご報告させて戴きますね。

年が明けてしまったので、
タイトルもチョっと変えて、今年度の・・・。と、
させて戴きましたよ(^_^)v

では、早速12月の初回は、
12月2日(水)に、ここへ行かせて戴きました!!

甲府市の国母にある、梅光学園さんです。
紅梅の花のような、ピンクのかわいい園舎です。
なんだか、今が丁度良い季節の色ですよね(^_-)

では、前回までの報告と同じ様に、
左の写真に合せて紹介しますネ(^^)

一番上 
もう、自分との息もピッタリです!!
甲府市のゴミ減らし隊のスタッフさんとのコラボ

まん中
読み聞かせの前にウォーミングアップのクイズ
「クジラさんのお鼻はどこにあるのかな!?」

一番下
クイズで盛り上がっても、やっぱり読み聞かせでは、
冒頭のバブルリングの絵が子供達を引きつけます。

教室の後ろの壁に、
落ち葉を使って子供達が描いた、
とってもかわいい、ミノムシさんの絵がありました。
自分たちの事を描いたみたいですよ。

いつかミノを脱ぎ捨てて、
世界に羽ばたいてくれますね(^_^)v

ありがとうございました!!





 







2021/02/19 10:00:00|情報共有・お願い
環境教育とは答えを教える学びではありません

もう5年以上も前の事です。
県内のある業者様の団体から、
会員様の研修として、
環境教育のノウハウで講師をして欲しい・・・。
そんなご依頼を戴き、
「光栄です。」と、お引き受けした事がありました。

大人の方への学びの提供です。
しっかりと準備をして、当日を迎えました。

一方で、環境教育と云うカテゴリーについて、
当方に依頼をして下さった方が、
どれくらい理解されていたかは分かりませんでした。

が、いざ始まってみると、
思わぬ展開となってしまい、
却って、来て戴いた方を困惑させてしまった―。
そんな苦い経験がありました。

この研修会に集って下さったのは、
自動車業界の経営者様の集まりでした。

目的として、新たなクライアントの開発―。
と、云う様な事もテーマにあったので、
会員様同士のディスカッションで、
気付きと学びを深めて戴こうと思った訳です。

今思い起こすと、自分の認識の甘さや、
経営者の方々への配慮が足りていなかったかも・・・。
と、深く反省しています。

もっと予め、『環境教育』の手法について、
丁寧にお伝えしておけば、
あのような事にはならなかったでしょう。

自責の念と、このブログを読んで戴いて居る方に、
実践者が推進している環境教育って云うものが、
具体的にどの様な教育方法であるか―。を、
正しくご理解して戴くためにも、
この研修で当方がしようと考えていたこと―
そして、当方が何処をどのように間違えたかを、
お伝えしたいなと考えました。

失敗談を話すことは、リスクかもしれません。
が、まだまだ環境教育というカテゴリーが、
日本で浸透できていない状況を思えば、
リスクを取ってでも、
しっかり開示する事が肝要だと思っています。

ご存じの通り、
山梨県内でクルマ無しの生活は考えられません
自家用車の普及率も凄いですし、
様々な業者さんの様々なクルマが活躍しています。

そこで、集まって下さった経営者様に、
それぞれにいらっしゃるお客様方を、
自由に思い浮かべて戴いて、

どんなお客様がいらっしゃって、
どんなクルマを使われていて、
どこに住まわれていて、
どんなお仕事をされているか・・・

そんな、それぞれのお客様の情報を、
あくまでも匿名が条件で、
可能な限りたくさん集めて、
小グループ内で共有して欲しいと思ったんです。
いわゆる、『ブレーンストーミング』です。

その様な雑多な情報が集まって来ると、
こういう現場では、
必要なクルマはどんなクルマだろう・・・。とか、

もしかしたら、ウチの会社のあのクルマは、
このお客様だったら使っていただけるかも・・・。
とか、

あの現場では、あのクルマが活かせる筈だ・・・。
とか、
お客様の生活環境なども含めて考えた時に、
新たにアプローチできそうな顧客像が、
それぞれの参加者様に想像して戴けるだろう・・・。
そう踏んで仕掛けたディスカッションでした。

こうしたコミュニケーションワークは、
環境教育では良く使われるワークです。


・・・すると、
「どうしてそんなディスカッションをするか、
 その答えを教えて欲しい―」

2名の参加者様から声が上がりました。

その答えは前記した通りであるのですが、
それを参加者に教えてしまえば、
このディスカッションは、意味を持たなくなります。

先にそれを言った途端に、お互いを意識し、
会社間の優劣や、損得を天秤にかけてしまって、
たちまち会話は広がらなくなってしまうでしょう。

ディスカッションは、
あくまでも「気付き」を、引き出すための手段であって、
学びは、主体的な「会話」の中で、
参加者ご自身が見つけるものです。

ですから、
他の参加者様の多様な価値観に触れて戴いて、
それぞれに違う気付きや学びを、
自社に持ち帰って欲しかった
訳です。

答えの開示を主張されるお二人に自分は、
「このディスカッションの後で、
お話ししたい―。」と、お伝えたしたところ、

「意味がわからんきゃできん!!」と、
ディスカッションを拒否されてしまったんです。

結果、そのお二人の対応に
時間を割くことになってしまい、
ディスカッションは、
半ば頓挫してしまったのでした。

中には、中座されてしまった方も居られて、
学びの機会とはほど遠い
研修会になってしまったのです。

主催の代表の方が、
研修後に「あのお二人のせいで・・・」
と、気遣って下さいましたが、

ご期待に添えなかった事に、
自分自身の不甲斐なさを感じた機会でした。

自分の学生時代もそうだった様に、
とかく日本では、知識教授的な教育が主流です。
が、これは決して間違った教育ではありません。

只、我々の時代には、野原を駆け回って遊び、
まだまだ体験する機会は色々あったので、
生きる力は身に付いた―。
と、勝手に思っています。

が、正答でなけければいけない―。
と、云う一問一答の日本の試験の形の中で、
いつしか、自由な発想や思考や、
体験に基づく主体性を後回しにして来た事が、
現代っ子の創造性の乏しさに繋がってしまった―。
そう云う指摘があります。

そこで、新しい学習要項では、
主体的な学びを引き出す「アクティブラーニング」を、
取り入れようとしている訳です。

当方を含む実践者は皆、
鼻から「アクティブラーニング」による気付きを、
大切にして来て居り、そもそも
「正答」は、最初から求めていないのです。

人が複数名寄れば、
違う答えや価値観があって当然です。
かと云って、同じ価値観の人だけ集まっても、
良いもの・良い事はできないでしょう。
物事は様々な観点から俯瞰しなければ進みません。

価値観の違う人が協議をして、
互いの意見を擦り合わせて、
初めて物事が動き出します。

プロジェクト型の教育である環境教育は、
こうした価値観を認め合ったうえで、
合意形成を諮っていく、
プロセスを体験する教育であり、
言い換えれば、ディベート力を涵養する教育―
と、言えるかもしれません。

それは、教科をまたいだ教育であり、
そこに「環境」と、云うフィルターを通す事で、
幅広い教科に活用できる事も付記しておきます。

答えは一つではない―。
この様な伝え方が理解しがたいと思われるのは、
特に昭和の世代(自分もです)に育った人には、
仕方がなかった事です。だからこそ、
おおよその流れを、
丁寧にお伝えしなければいけなかったのです。

こうした失敗も経て今がある訳ですが、
今では、対象に拘わらず、
お伝えする事ができます。

是非とも、様々な場面で活用戴ければ幸甚です。
長い投稿になってしまい、
本当に申し訳ありませんでした。

また、最後まで読んで下さった皆様には、
心からお礼申上げます。
ありがとうございました。





 







2021/01/02 10:00:00|その他
今年の夢は「スイカでカンパイ!!」
令和3年が明けて2日目。
昨夜はどんな夢をご覧になったでしょうか!?

昨夜に見た夢が、『初夢』に、なる訳ですが、
コロナの感染拡大は、
依然、余談を許さない状況です。

でも、希望を強く持って、進んでいきたいですね。
一年の延長になった夢の『東京オリンピック』
実は、自分が生まれた年が前回の東京オリンピックの年でした。

そして、もしこのオリンピックが、
無事に開催できそうな目途が立てば、
巻き戻された歯車が、また少しづつ噛み合って、
回転し始めてくれる事でしょう。

残念ながら、昨夜見た夢は何も覚えていませんが、
今年こそ絶対にかなえたい、夢が自分にはあります。

それは、やっぱりもう一度、
夏の八丈島で子ども達と共に、
『でっかい体験』を、重ねる夢です。
頑張った子ども達と、
写真みたいな満開の笑顔で、空に向かって、
「スイカでカンパーイ!!」って、叫びたいです。

その為にも、先ず自分自身の感染対策を怠らず、
健康に過ごす事―。
これを、年の初めも続行します。

きっと皆様にも、
今年こそ実現したい、かなえたい夢がある筈―。
だからこそ、今は我慢の時だと思います。

梅の花が咲く頃に、どうか日本中が、
世界中が、少しでも笑顔に包まれますように・・・

一緒に、頑張りましょう!!

 







2020/12/15 10:00:00|活動報告
今年のKちゃん授業のおさらい8 11月の授業5

11月最後のKちゃん授業は、
前回の二川保育園様での講演の翌日、
11月25日でした。

呼んで戴いたのは、甲府市のほぼ中心と云って良い、
『認定こども園 こでまりこども園』様です。
この日は、午後1時からの開始となりました。

まだ新しい園ですが、
子ども達の主体性を引き出すような、
魅力的な保育を実践されています。

また、異年齢の子が共に遊ぶことで、
社会性を身につけていく―。
そんな事も実践されていらっしゃるそうで、
とても楽しみに、この日を迎えたのでした。

では、いつもの様に、
写真で振り返っていきたいと思います。

上から1枚目
ゴミ減らし隊のお話しからの流れも定着しました。

2枚目
クイズにも元気に答えてくれました(^o^)

3枚目
レジ袋がこんな感じで海に浮かんでると、
クラゲさんみたいでしょ。

4枚目
読み聞かせの時、少し暗くしたので、
午後だし、チョッとおねむの子も・・・。
でも、それは仕方ないよね。ごめんね。

お話しを終わってからは、
とっても元気で、ハイタッチもしてくれました!!
こでまりこども園様、
本当にありがとうございました!!
 







2020/12/14 10:00:00|活動報告
今年のKちゃん授業のおさらい7 11月の授業4

11月は後半にもKちゃん授業は続きます。
この一ヶ月の間に、
本当にたくさんのちっちゃなお友達ができました(^_^)v

11月24日は、甲府市大津町にある、
『二川保育園様』で、開催戴きました。

もう甲府市のスタッフの皆さんも、
手慣れた感じで準備して下さるので、
自分の役目は、しっかりお伝えする事―。
これに尽きますよね。

それでは、この回も写真で振り返ります。

左の写真の上から
1枚目
ゴミ減らし隊さんも出ずっぱりですね(^^)

2枚目
お気づきでしょうか? 
前回から、座って伝える様にしました。

3枚目
座る事で、子ども達と目線が並んで、話しやすいんです。

4枚目
言葉をちょっと言い換えての読み聞かせに変えて、
より聞いてくれてる気がします。

園の近くに川が流れているんですが、
川にあったゴミが流れ着く先が海だって云うのも、
ちゃんと気付いてくれましたよ。

二川保育園の皆さん、ありがとうございました!!