沖縄や奄美の沿岸に漂着し、
様々な被害や、問題を引き起こした、
小笠原海底火山の噴火による軽石は、
黒潮に乗って、
一昨日以降、伊豆諸島沿岸に辿り着くだろう―
そんなシュミレーションが出ているそうです。
神津島や御蔵島では、
港の出入り口にオイルフェンスを張って、
被害を最小限に抑える努力を続けています。
どうか、被害が出ないことを祈るばかりです。
さて、当方のもう一つのブログで先に紹介した、
富士北陵高校の生徒さんが、
企画・プロデュースした
「おりがみ水族館」の、
詳細を、こちらでお伝えさせて戴きますね。
鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)もちろんですが、
担当の先生、並びに場を繋いだNPOの担当者様に、
告知の許可を戴いて居ります。
先ず、活動のきっかけからお話しします。
富士北陵高校さんでは、
総合的な学習の時間を活用して、
『地域探求授業』を、進めていらっしゃるそうです。
富士北稜高校 (fujihokuryo.ed.jp)ここでは、
先ずは、地域から様々な専門家を学校に招いて、
お話しを伺うところから始まります。
そして、
生徒さん達が幾つかの地域の課題をピックアップし、
課題毎にワーキングチームを作り、
様々な観点から、課題解決に取り組もうと云う、
そんな実践的な授業をされていらっしゃいます。
その課題の一つに
「子育て」の、項目があって、
地域の子どもにおりがみを教えると云う、
ボランティア活動から、この企画が走り出しました。
折り紙が得意な生徒さんの発案だったそうです。
最初は、
「タコさん」の、折り紙からでした。
一方、行政(富士吉田市)の方も、
この企画に興味を持たれて、
子育て支援施設での展示を模索したそうです。
そして、生徒さん達の
「思い」と、
行政側の
「課題」を、間に入ったNPO法人が繋げて、
今回の展示が始まったのだと伺いました。
この両者を繋いだのは、
『かえる舎』と、云うNPO法人です。
かえる舎 (kaerusya.jp)かえる舎の主たる事業は、
正に、
かえる―
事を支援する事業です。
とことん地元にこだわって、
若者の地域定着、
地元の活性化や、賑わいの創世など、
仕組みや、在り方を
変えて、返す(帰す)事業をされて居り、
同校の授業にも関わっていたのだそうです。
一方、子育てのワーキングチームから、
更に有志が集まって、展示の企画を進めていきました。
こうして、たくさんの地域の
「思い」が、
繋がった結果、
この
「おりがみ水族館」が、実現しました。
ここで、自分が羨ましいな。凄いな。
と、感じたのは、地元行政の惜しみない協力です。
地域の様々な課題は、
地域の方々の思いがあってこそだと云う事が、
しっかり分かっているからこそ、
公共の施設の一部を無償で開放されたのですね。
さて、
自分が最初に学校に連絡させて戴いて、
「この取り組みは、環境学習として素晴らしいです」と、率直な気持ちを、お伝えしたところ、
その
反応は、学校にとってもNPOにとっても、
凄く意外なものだったそうです。
そこで、見学に伺った際に、
環境学習だと評した理由をお伝えしました。
更に、自分も所属している、
専門家が集まる
「海辺の環境教育フォーラム」へ
参加されてみませんか―
と、お誘いもさせて戴きました。
今年もオンラインで、
12月4日に開催する予定となりました。
海辺の環境教育フォーラム – 海を学ぼう、伝えよう! (umibef.com)担当の先生も、NPOのスタッフの方も、
私の話しに共感して下さり、
とても前向きに検討して下さる事になりました。
丁度、時季的に期末テストや、
修学旅行などと予定が被るらしく、
生徒さんの参加は微妙なんだそうですが、
話せばきっと出たい生徒はいると思う―
と、前のめりの見解も伺う事ができました。
是非、参加して欲しいなあ!!
きっと、新たな扉が開いて、
思いも寄らなかった人や、団体と、繋がる筈です。
それを一緒に支援できたら、嬉しいですね

さあこちらでも、
子育て支援施設の壁で泳ぐ魚やいきものたちの、
活き活きとした姿をご覧下さい。
写真は上から、
1枚目 見事なジンベエザメ2枚目 チンアナゴもいましたよ!!3枚目 ほら、ラッコまでいます4枚目は 圧巻のイカの群れ イカがですか・・・爆