海洋道中では、 台風により、予定を変更せざるを得ない時が、 過去にも何度かありました。
一日早く引き上げざるを得なかった時、 一日帰宅が遅くなってしまった時、 更に2019年度は、2日も短くなってしまいました。
台風の進路を見極めて、 可能な限りリスクを抑えること―。 この事こそ、 我々大人がしっかりとジャッジしないといけない、 最も大事な役割でもあります。
2016年の海洋道中では、 台風が接近する中で、 より体験が充実するような活動を模索しました。
翌日に最も八丈に接近する―。 と、されていた台風を、 テント撤収を一日早めて、 避難先である三根小学校に2泊する事とし、
本来、撤収に充てる日に、 急遽、「島学習の日」を、セッティングしたのです。
5つの班を半分に分け、 班ごとに島の自然や文化について予習し、 その成果を持って、島の施設を回り学習する―。 そんな一日としたのです。
単に観光地を回るのではなく、 予習を行うことで課題を見つけ、 施設の方に質問をして知識を習得したり、 改めて島の文化を再認識する事に繋がったのです。
本当に急ごしらえのプログラムではありましたが、 子ども達は積極的に学び、 意欲的に活動してくれました。
こんな風に、目的をしっかり示せば、 中学生達は、非常に積極的に動ける事を、 改めて大人の方が認識させてもらい、 大人達も、子ども達の姿に学べた一日でした。
写真は上から
1枚目・・・島の伝統工芸である黄八丈織りについて、 一から学びました。そうしたら、 アイヌ民族との共通点が、 幾つも見つかって・・・
2枚目・・・八丈島植物園の前で集合写真
3枚目・・・八丈島ビジターセンター お約束の顔パネル!!
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