夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2020/08/02 9:00:00|その他
海洋道中アーカイブス2 開村の日(大雨の中で・・・)

8月2日の朝5時頃、大きな船内放送で、
「間もなく三宅島に・・・」と、
冷房の効いた船室で、ふいに起こされます。

勿論、八丈はまだ先ですが、
おおよその参加者が起きてしまいます。
Tシャツだけでは寒すぎるので、
外に出てみよう―。考えることは一緒です。

が、まだまだ、黒潮洗う真っ只中、
最初は、トビウオが見れた!!
なんて、はしゃいでいますが、
山梨の子にとって、ここから先は未体験。

次第に顔が青ざめて来て、
一人、また一人と、ふらふらと船室に戻って行きます。
その通り、船酔いです。

今は、八丈が見えてからの朝の集いですが、
以前は、6時からでした。
なので、この集いに出られる参加者は、
あんまりいなかったなあ・・・

さて、海洋道中2日目は「開村の日」
いよいよ八丈島へ上陸して、
テントの設営を行い、キャンプの無事を祈って、
火を燃やし、開村式を行うのです。

我々が、心の拠り所にしている、
海洋道中『愛のテーマ』と、云う歌があります。
その歌は、島での体験が日程とリンクするように、
歌われていくのでありますが、

その歌詞の2日目は、

やっと着いた底土港 
船酔いフラフラまだ揺れている・・・♪♪

猛暑の中のテントアップ
苦労したけど愛しのマイホーム♪♪

と、歌われ、おおよそ暑い最中での、
テント設営となるのでありますが、

2009年の2日目は、忘れもしない、
どしゃ降り雨のテントアップとなったのです。
いやあ、ホントに凄い雨だったので、
2009年8月2日の「開村の日」を、
今日はご紹介しましょう。

予定通り、朝9時過ぎに、
当時の「かめりあ丸」は、底土港に着岸しました。
歓迎の式で島の方から、
「もうすぐ雨が降ってくると思うので・・・」と、
お話しがあったのです。が、まだこの時点では、
八丈富士もくっきり見えていたので、
テントアップは普通に出来るだろう。
誰もが、そう思っていました。

そして、朝食を摂って、
徒歩で垂戸のベースキャンプ(以下BC)に向かう途中、
いきなり降って来ました。
スコールのような激しい雨です。

只、こういう雨は、直ぐにやむことが多いので、
BCに着けばまた晴れる・・・

なんて思ったのが甘かった・・・
雨は激しさを増すばかりで、
一向にやむ気配がありません。

こりゃあ、暫く待機か避難かな?
BCに着くともうびっしょりでした。が、
ここで非情の通告がもたらされました。

予定通りテントアップする―。
で、降り続く大雨の中で、
テントアップが始まったのでした。

とにかく早く屋根を作らねば・・・
指導者達も早く雨宿りしたい一心で、
一緒にテントを懸命に建てました。

この年は雨が多かったのでありますが、
まさかいきなり初日に、洗礼を受けるとは!!

でも、これこそアウトドア。
これこそ、なかなか出来ないでっかい体験です(^o^)

現地では大人も子どもも、
共に体験するからこそ、絆も深まっていくのです。

いやあ、それにしても、
あの、雨は凄かったなあ!!

写真は全て2009年のもの。上から、

1枚目 あっという間にBCは水浸し(>_<)

2枚目 なんとか屋根は付いたけど、ビショビショです

3枚目 夕食にも、どうにかありつきました

4枚目 夜はボンファイヤーを囲んでの開村式でした







2020/08/01 15:00:00|その他
海洋道中アーカイブス1 出発の日

さあ、例年この時間には、
自分は八丈島に居ます。
が、今年はなぜか、自宅に居るのです。

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、
中止となってしまった、
「やまなし少年海洋道中」―。ですが、
本来なら、今年で33回目を迎える筈でした。

そこで今日から、海洋道中の日程に合わせて、
過去の開催の中から、様々な子ども達の様子や、
島の風景などを厳選して、
『海洋道中アーカイブス』として、
紹介していきたいと思います。

ほぼ毎年、本隊が山梨から出発する日は8月1日―。
なので、8泊9日にも及ぶ、このキャンプを、
日程を追って、順にお伝えしていきますね。

写真は全て過去のもので、
開催年も違う写真も載せたりしますが、
印象的なエピソードがあった年の紹介には、

できる限り、同じ年の写真を使っていこうと思います。

それでは、8月1日の『出発の日』。
この日の午後、子ども達は大きな荷物を抱えて、
県庁に集まって来ます。

この時には、まだ肌の色も白い子が多く、
うまく乗り切れるのか、不安な顔も多くあります。

班ごとに集合したら、「出発式」です。
団長のあいさつの後、
子ども達の代表が、決意表明をします。

そして、バスに乗り込むのです。
見送りの父兄の皆さんに別れを告げて、
先ず目指すのは、東京竹芝桟橋です。

ここでは、乗船前の最後のミーティングをしたり、
夕食を摂ったりしながら、
乗船までの時間を過ごします。
午後10時―。乗船開始。

我々を八丈へと連れて行ってくれるのは、
大型客船「橘(たちばな)丸」です。

自分がイチバン最初に行った時に乗った船は、
「かめりあ丸」でした。
更に、その前には、
「ストレッチア丸」の、時代も・・・

この船の3回もの移り変わる間も、
この乗船風景は変わりません。
凄い歴史ですよね。

ドーン!!
ドラの音と共に、10時半出航―。
東京ベイブリッジをくぐり、お台場、羽田と、
夜の東京湾を滑るように進んでいくと、

やがて灯りがなくなり漆黒の海へ・・・
さあ、明日の朝、いよいよ八丈です。
海洋道中が始まります!!

写真は全て昨年のもの。上から、

1枚目 県庁での出発式の模様です

2枚目 竹芝桟橋での乗船前の班別ミーティング。
    緑の帽子は5班です。

3枚目 海洋道中3代目となる「橘丸」の勇姿!!

4枚目 お台場辺りの夜景―
    この灯りが見えなくなると消灯時間になります。
 







2020/07/27 16:35:23|活動報告
『海辺ゼミ』無事に終了!!
このブログに、
久方ぶりに「活動報告」を、記すことができます(^o^)/

と、言っても、何か仕事をした―。のではなく、
環境教育を実践する仲間達と、
オンライン上で集まって、ミーティングを行ったご報告です。

自分が所属する『海辺の環境教育フォーラム』では、
先の大雨により被害を受けた、
被災地で環境教育や、海辺の活動などに取り組んで居る方を、
なんとか支援できないか―。と、言う呼びかけに応じて、

ならば、チャリティーでオンラインミーティングを開催し、
それで得た収入で、支援しよう!!
と、云う事になり、短い広報期間にも拘わらず、
50名もの参加者を得て、
去る7月25日(土)の19時から開催致しました。
当然、自分もチャリティーに賛同して参加しました。
が、何せオンラインのミーティングは、全く未経験(>_<)

うまく繋がるのかどうかも、やってみないと分からない、
もう始まるまで、落ち着かず、ソワソワ、ドキドキ・・・
開始の15分前―。
ZOOMで招待のURLをクリックして、
パスワードを入力すると、意外なほどあっさり繋がりました。

画面の向こうから、
「タイソンさーん」って、自分を呼ぶ声が聞こえて、
仲間のお顔が、いくつも映し出されました。

「声が聞こえたらOKサイン出してみて」
って、言われるままOKさいん。
「ミュート外して」って、注文も、
「よくわかんなーい」。そんな仕草をしたら、
仲間の声が、ここのところをこうやって・・・
って、親切に教えてもらって、
開幕までの時間は、やり方のお勉強・・・汗
初めてっていうのは、今でもホント緊張します(^^;)

実は、先の給付金で、いずれこういう日が来るだろうと、
清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで、
パソコンを新調したのはいいけれど、
なかなか使いこなせない。
リモート会議なんて、ホントできるんかあ!?
が、お恥ずかしながら、正直な気持ちなのでした。

先ずはオーナーを努めてくれる仲間から、
このミーティングの主旨の説明があり、
リーダーのオープニングトークの後、
いよいよ、始まりました。

冒頭で、被災した九州で活動している仲間から、
動画のメッセージが届き、画面で状況を確認・・・。
海に浮かぶ大量のゴミや倒木を見て、
胸が締め付けられる様な気持ちになりました。

ミーティングは2部制になっていて、
先ずは、海の活動で第一線で活躍されている、
お三方の研究発表を伺う時間でした。

その間も、チャット機能で質問が自由にできるのですが、
何せ早打ちができないので、あわわと思っているうちに、
話題が進んでしまうので、こりゃ無理だと、
アナログメモ作戦!!気になった言葉があったら、
手元に置いた裏紙に、鉛筆でメモメモ・・・
その姿も多分、誰かに見られてたんだろなあ!!

海藻・鯨類・珊瑚のホットな話題を伺い、
結構コレ、メモが役立ちました(*^_^*)

後半は、待ってましたのフリーセッション。
画面越しにでも、しばらくお会いできていなかった、
仲間のお顔を拝見し、お話しできるのは、
やっぱり嬉しいものです。

それに、若い学生さん達も、けっこうたくさん来て下さって、
それぞれの立場でアドバイスしたり、共感したり、
協働を呼びかけてみたりで、盛り上がりました。

それに主催側の粋な計らいで、
参加者をシャッフル―。

はじめましての方とも、楽しくお話しができました。

実際にやってみるまで、オンラインってどうなん!?
って、思っていた自分が居たのですが、
こんなに身近に、なかなかお会いできない方や、
学生諸君や、海外から参加して下さったりなど、
「海」と、云うキーワードで繋がっている輪が、
こんなに強くなっているんだって事も実感できたし、
何より、無事にデビューできて、ほっとしました。

の、、割には、終始デカい顔しちゃってた様な・・・
退出もなんかうまくできなくって、
ブツって切っちゃった感じになってしまい、
本当に失礼しましたm(_ _)m

集まったお金をしっかり被災地に届け、
更に、支援を続けていくことが大切だなって思いました。

このミーティングを機に、
今度は、毎回色んな海で開催して来たフォーラムを、
ネットの海でやってみよう―。って、事になってます。

それまでには、も少し腕と、
美声を磨いておかないとね(^o^)

短い期間で企画して下さった仲間達に感謝です!!
この繋がり、ずっと大事にしていきたいな・・・










2020/06/19 9:00:00|その他
一歩前進!! 好きが出来る日常へ・・・
ついに今日から、今シーズンのプロ野球が開幕です。
だいぶ遅くなっちゃったし、
スタンドにもファンはまだいませんが、
それでも、やっぱりプロのスポーツが見られるのは、
本当に嬉しい事ですね。Jリーグも始まりますしね!!

そんな中で、普通の日常が戻って来そうな、
嬉しいニュースが、各地から舞い込んでいますよね。

その中で、自分がイチバン嬉しかったのは、
中止になってしまった、春の甲子園『センバツ』の、
代替大会として、8月にセンバツ出場校を甲子園に招いて、
交流試合をするって、ニュースでした。

また、各地で独自のインターハイの代替大会や、
野球の地方大会が開催されると云うニュースも、
とても嬉しいニュースでした。
それに、文化部系のインターハイとされる全国大会も、
WEBの力で、オンラインで開催される見込みだそうで、
生徒さんたちが、「好き」を、できる事になったのは、
このコロナ禍にあって、大きな一歩前進だと思っています。

特に3年生にとっては、総決算の大会だと思うので、
開催を決断してくれた多くの大人の皆さんの、
勇気と愛情に賛辞を贈らせて欲しいと思います。
本当にありがとうございました!!
生徒さん達、本当に頑張ってくれると思います。

実は、何を隠そう、
自分も高校までは、野球をやっていました。
残念ながら、甲子園は遠い遠い存在でしたが、
それでも3年間、野球に打ち込んだ日々があって、
憧れの甲子園という舞台があるからこそ頑張れた日々、
やはり、その経験が今の自分を支えてくれています。

特に自分はレギュラー選手にもなれず、
何度もくじけそうになりましたが、
やはり「好き」は、やめられませんでした。

そして、好きは、自分に仲間と云う
素晴らしい財産を与えてくれました。
だから、何があっても、学生生活の最後となる、
「好き」を、体現できる機会は、絶対に必要なんです。

当時、
仲間を支える為に、野球が下手な自分が、何ができるか、
そう考えて、自分は自らサードコーチャーを志願しました。
人一倍、ルールの勉強もしたりもしました。

なので、自分の居場所はコーチャーズボックスで、
仲間も、自分の指示を信じて駆け抜けてくれました。
部活の中では、一人一人がチームのために、
仲間のために何が出来るのか、お互いがお互いを、
信じて許しあえるからこそ、「好き」に、取り組めます。
勝利は確かに大事だけれど、
それ以上に、大事な事を教えてくれます。

なので、野球だけ特別に・・・
って、気持ちは分からなくはないのですが、
夏の大会ではなく、
春のセンバツの代替大会ですから、
是非、多くの皆さんに、
高校球児が輝く瞬間を見て欲しいと思っています。
彼らの頑張りに、
精一杯のエールを送ってあげて下さい。

では改めて、上の写真を見て下さい。
何度もこのブログで紹介させて戴いている、
八丈島での長期キャンプ、
やまなし少年海洋道中での活動中の写真です。

これは、どちらも2015年度のものですが、
最大のヤマ場、サバイバル踏破での、
真っ最中と、ゴールの写真から選びました。

右の島を歩く後姿を捉えたものですが、
何人かは、友だちに声を掛けてる様に見えますよね。
「リュック重くないか?」とか、
「がんばろうね。」とか、「大丈夫?」とか、
そんな仲間を気遣う声が聞こえて来るようです。
今は、こんな距離感では、
支え合えないかもしれませんが
きっと、同じ目標に向かって進む仲間同士の、
心の距離感は、絶対にこんな感じで近いことでしょう。

左のゴールの写真ですが、
この時、この班は道を間違えてしまって、
随分と遠回りして、やっとゴールした瞬間でした。

が、道間違いを誰も責めたりせず、
待っていた他の班の仲間達も、
長い距離を歩いて来た彼らに、
心からの拍手を贈りました。

だからこその、素晴らしい顔でのゴール!!
あの感動は、5年が経とうとしている今でも、
忘れることはありません。

「好き」が、思いっきり楽しめる、
そんな日常が、早く戻って来ます様にと、
願いを込めて、今日の記事を書かせてもらいました。
 







2020/06/06 9:00:00|情報共有・お願い
コロナとアクティブラーニング
全国で休校措置が解除されて、
最初の週末を迎えました。
子ども達の様子はどうでしたか?
やっぱり、なんだかんだで学校は楽しい場所です。

九州の特定エリアで、
感染の第二波が起こってしまって、
改めての休校措置がなされた事は、
やはり非情にショックでしたが、
一日も早い再開を祈っています。

ところで、2020年度の教育指導要綱には、
小学生に、より主体的な学びとして、
会話を通じての「学び合いの授業―」の、位置付けで、
皆さんも、一気に聞く機会が増えたと思いますが、
『アクティブラーニング』の、導入が明記されています。

が、新年度になった途端のコロナショックは、
「密接」に語り合い、結果、「密集」になりがちな、
会話さえも制限してしまいました。

何気ないお喋りさえ規制されては、
子ども達にとっては、
ストレス以外の何者でもないでしょう。

しかも、ソーシャルディスタンスで、机は離され、
そんな状況下で、
会話を伴う『アクティブラーニング』だなんて、
やろうだなんて無理!!
いくら要綱に書いてあっても、無理なものは無理―。

そんな判断で、動いていらっしゃる学校さんも、
きっと多い事でしょう。仕方ないですものね。

それに対して、子ども達に会話を求めて、
『アクティブラーニング』を、実践しようと、
取り組まれていらっしゃる学校さんも、あるようですね。

そんなニュースが、
ラジオで流れているのを、偶然に耳にしました。
当然、映像も見ていませんので、
軽々に発言できる事ではありませんが、

その会話を子ども達にしてもらうために、
「2分で話しあおう!!」って、指導をしたと、
ニュースでは、読まれていました。

前記した通り、会話で起こり得る「密」な、
環境を避けるという配慮の元で、
アクティブラーニングの推進をする為の、
工夫であったでしょうし、
それ自体を批判するものでは決してないのですが、

たったの2分で話しをまとめる事、
大人の先生方、果たしてできますか?

ましてや、ずっと会っていなかった同士が、
例え仲良しであったとしても、
2分で問題解決できますか?
冷静に考えても、そんな事は無理ですし、
無茶かと思いますよ。

これは、アクティブラーニングを行ううえで、
非情に陥りやすい現象だと思いますが、
結果としてこれでは、学び合いなどではありませんよね。
どちらかと言えば、話し合いの強要だと感じました。

きっと「会話」を、勘違いされてしまったのでしょうね。
言葉と言葉による相互のコミュニケーションが、
会話であると、認識されているのでしょう。

が、会話は別の手法でもできますよね。
アクティブラーニングでは、様々な価値観や、
様々な物事の理解や解釈を共有する事で、
より個々の子ども達にとって、それぞれに合った、
学び方を模索する事が目的であって、
会話そのものは、その手段のひとつに過ぎません。

会話させる事にのみ注視してしまうと、
本来のアクティブラーニングの意図は、
違う方向へと、進んでしまう事になるでしょう。

こんな事をやってしまうのであれば、
従来通りの知識教授を行う方が、正しい選択肢です。
例えば、今の問題で分かった事、
それから分からなかった事、

どっちも白い紙に書いて、
みんなで掲げて見せ合って、
先生が、素敵な答えや、考え方を見つけたら、
それを、児童に投げかける。質問する。
誰もがヒーローになれる様な、そんな学び合いこそ、
アクティブラーニングの肝ではないでしょうか。

答えを見つけるのが目的ではなくって、
学びの選択の幅を広げてあげることにこそ、
どうか注視してあげて欲しいです。

これまで、答えを教えてあげるのが、
先生に求められる「役割」でしたが、
アクティブラーニングで、先生に求められるのは、
会話の促進、即ち、ファシリテーションなのです。

この休校措置が解除され、
早い遅いはあっても、アクティブラーニングは、
指導要綱に明記された約束なので、先生方は、
全ての授業で取り組まなければならないのですが、
どちらかと云うと、
これまでと勝手が違って苦手ですよね。

教えるでない、課題の投げ方を、
先生方も、実践を通して学んで戴けたらと、
切に思います。
分からない子を作らないことが目的で、
答えの導き方は、人それぞれでいいんです。

学校における環境教育は、
日本では、公害問題から始まり、
これも、どちらかと言えば、知識教授が目的でした。

一方で、学校教育とは異なる、我々の様な実践家は、
ずっとアクティブラーニングに取り組んで来ました。

それは、欧米で広く実践される、
プロジェクト型の学習が、
今の、環境教育の進め方として求められたからでした。
我々実践者が行う指導は、正答に導くものではありません。

どうかどうか、アクティブラーニングを、
誤解されないよう、慎重に取り組んで戴けたら嬉しいです。

このコロナパニックは、非常に多くの問題提起を、
全ての人々に投げかけている事象です。

これを機に大きく教育の現場も、
変わっていかねばならないでしょう。

アクティブラーニングが、
日本の教育の主流となる事を、祈っています。

我々にできることは喜んでお手伝いしますので、
先生方、一緒に学び合いましょう!!

写真は、数年前ある小学校で、
開発による環境負荷を考えた授業のひとコマです。

この日、初めて会った子ども達と私が、
こんなに活き活きと学ぶ姿に、
アクティブラーニングの明日があると思っています。