夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2019/03/23 21:17:00|活動報告
2年ぶりの「海辺の環境教育フォーラム」IN伊豆高原 3

さあ、海辺の環境教育フォーラムも、
いよいよ締めくくりの3日目となりました。
今朝は、折角なので
チョッと贅沢に、
朝風呂からスタートしましたよ(^v^)
しっかり朝ご飯を食べてから、
一般公開に向けての準備が始まりました。

今回の公開プログラムと、
臨時スタッフのお仕事を紹介しますね。

その1
「移動水族館の解説員になろう!」
タッチプールでのゲストへの案内と解説。そして、
ナメダンゴ体操の披露です。
朝練と、何度もリハを重ねて
ダンスも呼吸もピッタリのはず・・・

その2
「海藻を使ってアートに挑戦!」
海藻の種類が豊富な伊豆の海の森から、
アートの素材を少し戴いて、
「海藻おしば」に挑戦です。
臨時スタッフは、そのお手伝い。

その3
「もっと知りたい、海のふしぎ
 〜ゲーム型、海洋教育の実践 」
自分は、このプログラムに協力します。

「イルカを知ろう」を、若いメンバーと行います。
その他、水の分子となって旅をする双六ゲームと、
実物大のイルカを、
ビニール製の専用シートを使って、
参加者と一緒に作ります。

その4
「海の砂は何からできている?」
伊豆の海の砂の正体を顕微鏡で観察し、
思い出をとどめるフォトフレームを作ります。

その5
「あなたの知らないウニの世界」
ウニの殻は、カラフルなぼんぼりの様なフォルム
って、云う事で、このウニの殻を使って、
ランタン作りにチャレンジするプログラムです。

開始直前まで、入念なチェックが続きました。
そして、午前10時。
いよいよ伊豆高原が海になります!!

開始後は、もうどのプログラムも大盛況!!
一日中、子ども達の元気な声と、
ご家族の笑顔がいっぱいの一般公開日になりました。

伊豆高原学園の常駐スタッフさんが、
「間違いなく過去最高の来場者でした!!」と、
嬉しい報告をして下さいました。

開催中の写真は、ほぼ撮れなかったので、
チラシの写真と、ナメダンゴ体操をどうぞ(^v^)/








2019/03/21 15:04:23|活動報告
2年ぶりの「海辺の環境教育フォーラム」IN伊豆高原 2

さあ、フォーラム2日目です。
この日は、早朝プログラムがありました。
会場から徒歩で10分余りで、
伊豆ジオパ−クの指定のポイントとなった、
大淀小淀へジオハイクツアーで始まりました。

参加者が少ないといけない―。
そんな事で前夜、呼び掛けがあったのですが、
夜が明けて集まって来た人数は、ざっと40人。
さすがは海人、集まる時はビシっと集まりました。

地元で活躍されている
ジオガイドさんのお話しを伺いながら、
目的地の大淀小淀へ向かいました。

切り立った崖を降りると大淀と呼ばれる大きな、
タイドプールがあり、この中には、
なんと珊瑚も棲息しているんだそうです。

崖を降りるまでは、おっかなびっくりだった参加者も、
磯に降りてしまえば、正しく「水を得た魚」
集合時間もスルーして朝陽が当たる磯で、
大喜びの参加者達です。
って、もちろん自分もですけどね(^◇^)

いい汗かいたので、朝ご飯の美味し事!!
特に自分は「イカの塩辛」の、絶妙な味に陶酔でした。

さあ、いよいよ根幹の1日が始まります。
10時から、今日から加わる参加者も一緒に、
改めて、開会式を行いました。

先ずは、全国から集った仲間を改めて知る為に、
床一面に広げた模造紙に気になった事を、
どんどん書いてくPKT(ペチャクチャタイム)から、
今日の活動がスタートしました。
続いて、講師を招いての基調講演を戴き、
ジオパ−クについての知識と見聞を得ました。

そして、メインの分科会へと突入です。自分は、
「漁師さんの話を聴いて未来の海辺を描こう」
って云う、釣り師心をくすぐる分科会に参加です。

定置網漁の現状と課題、
そして未来に向けてのビジョンを、
大いに語り合いました。
とっても貴重な時間となり、大満足でした。

午後からは一般公開に向けての作戦会議。
自分が興味のあるプログラムを一つチョイスして、
明日は、そのスタッフとして、
会場にやって来た方達にプレゼンするのです。

自分は、協力もしている
ラボ・ツー・クラスのプログラムのサポートです。
さあ、明日に向けてしっかり準備しよう!!

他の活動の詳細については、
3日目の活動として報告しますね(^u^)

2日目にして大収穫の伊豆フォーラム。
明日は更に充実のフィナーレを迎える事でしょう!!

写真は上から

1枚目
これぞ日本の日の出!!水平線から朝陽が昇りました。
見えている島は、伊豆大島です

2枚目
切り立った崖の下に広大なタイドプールがあります。

3枚目
これがペチャクチャタイム。
参加者の足もとに広がるのは言葉の海―

4枚目
明日の一般公開に向けて、
ラボ・ツー・クラスを体験しました。
「餌の餌の餌はなに?」
食物連鎖の疑似体験です。







2019/03/20 14:41:00|活動報告
2年ぶりの「海辺の環境教育フォーラム」IN伊豆高原 1

随分とご無沙汰してしまいました。
2か月以上ほったらかしにしてしまい、
大変失礼致しました。

ですが、投稿しなかった間、
何もなかった訳では決してなく、
寒い期間も活動は続いて居りました。
が、投稿できない事情もあって、
結果、こんなにご無沙汰になってしまいました。
もう数週間で、平成の次の時代の元号が発表されますね。
今度の元号もきっと平和な未来へ繋がるものに、
きっとなる事でしょう。

さて、新年度を直前に控えた3月8日から10日まで、
東伊豆の、伊豆高原にある伊豆高原学園に於いて、
2年ぶりとなる海辺の環境教育フォーラムが、
多くの海人(うみんちゅ)を集めて開催されました。
もちろん、常連の自分も釣り竿持参で駆け付けました!!


今日から順を追って、大いに盛り上がった3日間を、
ダイジェストで報告して参ります。
が、やはり写真掲載については規制があるので、
文章多めでご報告致します。

先ず1日目―。
今回のテーマは 
THIS IS IZU-izm(イズム)です。

特に今回の実行委員会は、
伊豆をメインに活躍するダイバー軍団と、
若い学生ボランティアメンバーと、
伊豆高原学園の常駐スタッフさんが、
がっちりタッグを組んで成り立っていました。
なので、フォーラム初参加のメンバーも多く、
とってもフレッシュな顔ぶれで開催です(^−^)/

13時、先ずは全体でオープニングセレモニーを行って、
続いて、伊豆を知るためのエクスカーションへ、
自分の興味があるツアーへ参加します。

自分は、大人の本気の磯あそびで、
会場から10分程の、富戸へ繰り出しました。
他のツアーは、城ヶ崎クルーズへ。
海からジオパ−クの名所を巡ります。

さすが、海好きが集まると、
磯遊びも、超本気モードでした。
盛り上がったのは、ガンガゼ(ウ二)の、
う○この放出シーン(*^_^*)
マニアック過ぎるぜ〜

2時間ほど後、
はるばる福島の水族館から、
アクアラバン(移動水族館)が駆け付けて、
車載の水槽に富戸の定置網で捕れた魚を入れました。

イシダイ・メジナ・そしてブリ!!
でも、ブリはデカ過ぎて入れられず、
明日みんなのお腹の中へINしましょう!!
って事になりました。

美味しい夕ご飯を食べながら、
参加者と交流のひととき。

夜は夜でミニ分科会が行われました。
初日から大盛り上がりの伊豆フォーラムです。

明日は最終日の一般公開に向けての準備と、
海辺フォーラムの根幹企画で、
更に盛り上がっていきますよ!!

それぞれのIZMで3日間を、
素晴らしい日々にしていきましょう(^v^)/

写真は上から

1枚目 ガッツリ食いつく好奇心!!
   磯のいきもの達に目が釘付けです。

2枚目 こちらがガンガゼの脱○シーン(*^_^*)
   周りの黒いポロポロしてるのが、う○こだそうです

3枚目 伊豆にアクアラパンがやって来た!!
    アクアマリンふくしまが誇る移動水族館です

4枚目 富戸で捕れた魚を入れて、
    明後日、来場者に見て、触れてもらいます







2019/01/11 11:11:11|活動報告
実践インタープリテーション 4 『水辺の環境教育学』ストーリーテラーで・・

遅ればせながら、
皆さま新年おめでとうございます。
松は開けてしまいましたが、
なんとか小正月前にお知らせできたので、
このご挨拶でお許し下さいませ(*^_^*)

年が明けて最初の専門学校の担当授業で、
1月9日(火)に妙高(新潟)に行って参りました。
が、大雪で列車が止まってしまい、
急きょ、終点になってしまった
長野県との境の駅まで迎えに来て戴いて、
何とか授業開始時間5分前で滑り込みセーフ!!

ほっとして束の間、
毎回、違うテーマでインタープリテーションを実践する、
『水辺の環境教育学』授業の、最終回が始まりました。
今回扱うテーマは水辺の外来種問題です。
そして、実践の方法はと云うと、
ストーリーテラーの手法で実践です。

冬休みを間に挟んだので、
その間を使って、しっかり準備して、
今日に臨みましょうと、
休み前にも伝え、メッセージも託しておきました。

さて、前回の反省も踏まえて、
どれくらい修正できたり、成長できたかを確認です。
残念ながら、体調不良で1名欠席になってしまったものの、
どんな発表をしてくれるのか、とても楽しみです。

その前に、先ずはストーリーテラーって、
こんな感じだよ・・・。って、事で、
ある童話を紹介しつつ、お手本を披露しました。

そして、いよいよ発表が始まりました。
最初は、前回ミステイクで、
注意させてもらったKくんからです。
とっても真面目な性格なだけに、
どんな素材を使ってくれるのかな・・・

パソコンを携えて話し始めました。
「最近気になったニュースが2つありました―」
(おお・・・。ニュースで来たかぁ)
一つはある関西の中学校の話題でした。

Kくんの伝えた2つのニュースは、
楽しいというよりも、重く心に響いてくるテーマで、
これは、ある意味凄いインプリだぞ!!
ぐっと胸を突いて来る内容でした。

一方、成長が著しい紅一点のIさんは、
絵本の読み聞かせ―。
と、云うスタイルで始まりました。

読んでくれた絵本は・・・
きっと多くの方々が知っているあのお話しでした。

ですが登場する、ダブルの主人公を、
カニさん・ザリガニさんに置き換えての読み聞かせ
時々、絵本の主人公と、すり替えた主人公が、
互いに交錯しちゃう場面も多々あったものの、
その発想、着眼点が、とても素晴らしくって、
今回のテーマとずっとシンクロしてくる感じで、
非常に素晴らしい読み聞かせでした。

ここまで頑張れた、
彼らのその伸びしろの長さに、感激してしまいました。

やっぱり言葉の力の凄さを、
改めて感じたと共に、間違いなく
どちらも最高のインタープリテーションでした。

最後の課題のセルフガイド作りにも、
おおいに期待が持てそうです。

これで最後の授業機会だったので、
彼らには自信を持って大丈夫だよって事と、
緊張するだろうけど、このインプリができれば、
絶対に自分の魅力になるから頑張れって伝えました。

相棒の先生と毎回、情報を共有しながら、
どうしたら、大人しいの殻を自分で破って、
羽ばたけるのか―。
それを模索しながら進めて来たこの授業、
彼らは確実に羽ばたき始めてくれました。

頑張れ!!

写真は上から

1枚目
真面目なKくんの伝えてくれたメッセージは
本質をグッと抉る様なインパクトでした。

2枚目
Iさんが使った絵本はこれです。
きっと読んだことある人多いですよね。

3枚目
でも主人公を敢えて、カニさん(ずっと住んでる)
ザリガニさん(違う土地から来たお友達)に変えて、

4枚目
友だちのある提案で人間と友だちになれた、
カニさんでしたが、ザリガニさんの事が気になって・・・







2018/12/31 9:00:00|ご挨拶
今年もありがとうございました!!
平成最後の大晦日です。
年末寒波でとても寒いですが、
お正月の準備を忙しくされているかと思います。
どうか穏やかに、新しい年が迎えられます様、
心よりお祈りしています。

今年は本当に災害の多い年になりましたが、
反面、ボランティアによる
様々な支えがクローズアップされ、
新ためて、人と人との支え合いの大切さを、
実感した年だったと思います。

当方の活動もまた、
多くの方々の支えによって、
無事に1年が乗り切れそうです。
本当に、本当にありがとうございました。

新しい年を迎えるにあたって、
活動をふり返りました。

1月 ラボツークラスへの参加
福島県いわき市の水族館、アクアマリンふくしまにて、

釣りによる環境教育プログラムの実践
現地の元気な小学生と一緒に、
館内の釣り掘りや、水槽前で様々な試み。
なんと、展示の水槽で釣り、しちゃいました!!


4月〜8月
山梨県内の多くの保育園・幼稚園・小学校で、
海ゴミについての講演
絵本「イルカのKちゃん」を、題材にして、
今年もっとも話題になった、マイクロプラスティックや、
海洋動物などへの被害について、
子ども達と一緒に考えました。

8月
今年も、やまなし少年海洋道中で、八丈島へ・・・
台風の接近で、史上初の2日のプログラム短縮。
なのに、凄く心に残った海洋道中でした。
子ども達の頑張りや、指導者、スタッフの熱意に感謝!!
そして、5人の大学生リーダー達と、
今年で指導者を卒業するKonちゃん
本当に本当にありがとう!!
皆の献身を繋げていきます。


10月
金川の森フェスタで初めて有料プログラムを実践
毎年参加させて戴いている、
金川の森公園での秋のイベントで、
モンドリ作りと、園内の水路の生きもの観察会の、
有料プログラムを行いました。

お天気も良く、多くの親子連れで賑わって、
たくさんのご参加を戴きました。
本当にありがとうございました。
隊長って呼んでもらって嬉しかったです(^−^)/

また、5月の「自然と遊ぼう」のプログラム、
お盆前の「清流まつり」、どちらも大盛況でした。
ありがとうございました。
金川の森公園様にも、心から感謝申し上げます。

10月からは、専門学校の授業で、
インタープリテーションの実践指導にあたっています。
残り1回、学生達の頑張りに期待したいです。

5月の「水辺のアクティビティー」実習でも、
海辺で様々なアクティビティーを体験しました。
みんなで作った、
磯が香るギョーザおいしかったね(^u^)

今年もたくさんの出会いがありました。
「ひとつひとつの出会いを、
  大切にしつづけよう」
当方の事務所にそんな言葉をが貼ってあります。

そして、秋からのハッピービレッジ様での
自然教室でも、地元の子ども達と一緒に、
クニマスのワークショップや、
生きものの繋がりを考えました。

感謝、感動、感激
心が動かされるたくさんの瞬間を、
来年以降もずっと重ねていきたいと思っています。

今後ともHOOKかんきょう『協育』事務所を、
お支え戴けると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

大みそかによせて・・・

HOOKかんきょう『協育』事務所 代表

野澤 健夫(たいそん)