ついにプログラムは、海洋道中のメインである 『サバイバル踏破』の、日を迎えました。 昨日までとは違い、とても涼しい朝でした。
今日から各班が野宿をしながら、 自分達が決めたルートで島を巡ります。 昨年、史上初めて「末吉」を、ビバーク地にして、 超ハードなコースに挑んでいきました。
その成功を受けて、 今年も「末吉」にビバークし、 翌日、八丈富士登山を目指す班がありました。 4班です。そして、
なんと、ボランティアリーダー(VL)は、 今年初めてVLに挑戦した、もうちゃんが努めます。 女子リーダーですが、事前研修から目を惹いたのは、 とにかく子ども達のモチベーションを引き出すのが、 とても上手なリーダーなのです。 なので、大いに期待も膨らむのですが、 同時に、抱えている不安も一番大きい筈。 なので、無理をしないように伝えています。
最長距離を歩く4班は、 朝もやが残る中、 5時過ぎにスタートしていきました。 が、一名、体調不良の子がいて、 9名でのスタートです。 様子を見ながら、 いいタイミングで合流させる予定です。 さあ、頑張れ4班!!
そして今年の踏破で特筆したいのが、 5つの班の4つまでもが、 八丈富士登山を、コースに組み入れた事です。 初日にチャレンジする班が2つ。 2日目にチャレンジする班が2つです。
4班に続いて出発した2班は、 スタートして最初に富士山に登り、下って来てから、 大坂トンネル、樫立を経由して、 ビバークは中之郷と云うコースで、 決して楽なルートではなく、中之郷まで頑張れるのか、 班の結束が試されるのです。が、 実は、この2班が関係を築くのに、 最も苦労している班でした。
VLはけい。 普段からキャンプボランティアをしていて、 5人の中では、最も経験値がある筈なのですが、 なかなか班が機能して来ません。 普段は、1〜2泊の小学生を相手にする機会が、 多い様なのですが、
小学生を引っ張るのと、中学生を引っ張るのでは、 全く次元が違う訳です。それは、事前に伝えて 同じじゃいけないよと、アドバイスしていましたが、 成功経験もあるからこそ、 自分の方針には、自信もあった様です。が、 同じ姿勢で臨んだのが、逆に反感を買ったのか、 思う様に班が動かず、もがいていました。
なので、昨夜、 急きょリーダー同士で現状を話しあい、 今朝を迎えたのです。 けいの課題は、とにかく自分の人間性を曝け出して、 カッコ悪い自分も見せて、子ども達に向き合えるか。 と、云う一点に掛かっているのです。
このサバイバルが、班を結束させる、 最後のチャンスなので、どうか壁を乗り越えて欲しい― そんな気持ちで送り出しました。 出発のシュプレヒコールは、 星を表現した、素敵なシュプレヒコールでした。 さあ、みんなでスターになって来いよ★★
一方で、着実に信頼関係を築いて来たのは、 5班のVLのかつでした。 かつの魅力は、なんと言っても誠実であること。 そして、天性のリーダーシップです。
メンバーも、けっこう個性的なメンバーが集まったのに、 日に日に結束力を増し、このサバイバルで、 更に醸成していけるだろうなと云う期待も持てました。 ですが、シュプレヒコールは意外にあっさり(*^_^*)
5班の踏破の目標は、『限界突破』 ホントに限界を越えられちゃっても困っちゃいますが、 だよね〜。って、相槌を打っちゃう程の 難コースに挑みます。
今日は、心臓破りの登龍峠を越え、 中之郷も越えて、樫立までのロングラン。 そして、明日は八丈富士と云う、 正に限界突破のタフなコースなのです。
一人の力は未熟でも、全員で力を合わせれば、 絶対に乗り切ることが出来る筈!! さあ、その限界の先に何が見えるか、 みんなで見ておいで!!
先ずは、VL新メンバー3名の 決意を抱いたスタートを紹介しました。 次回は、昨年経験した2名のスタートを紹介しますね。
2019年のサバイバル踏破も、 アツく語っちゃいますよ(^◇^)/
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