夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2019/09/20 16:02:03|活動報告
令和最初の『やまなし少年海洋道中』6決意を胸に踏破出発1

ついにプログラムは、海洋道中のメインである
『サバイバル踏破』の、日を迎えました。
昨日までとは違い、とても涼しい朝でした。

今日から各班が野宿をしながら、
自分達が決めたルートで島を巡ります。
昨年、史上初めて「末吉」を、ビバーク地にして、
超ハードなコースに挑んでいきました。

その成功を受けて、
今年も「末吉」にビバークし、
翌日、八丈富士登山を目指す班がありました。
4班です。そして、

なんと、ボランティアリーダー(VL)は、
今年初めてVLに挑戦した、もうちゃんが努めます。
女子リーダーですが、事前研修から目を惹いたのは、
とにかく子ども達のモチベーションを引き出すのが、
とても上手なリーダーなのです。
なので、大いに期待も膨らむのですが、
同時に、抱えている不安も一番大きい筈。
なので、無理をしないように伝えています。

最長距離を歩く4班は、
朝もやが残る中、
5時過ぎにスタートしていきました。
が、一名、体調不良の子がいて、
9名でのスタートです。
様子を見ながら、
いいタイミングで合流させる予定です。
さあ、頑張れ4班!!

そして今年の踏破で特筆したいのが、
5つの班の4つまでもが、
八丈富士登山を、コースに組み入れた事です。
初日にチャレンジする班が2つ。
2日目にチャレンジする班が2つです。

4班に続いて出発した2班は、
スタートして最初に富士山に登り、下って来てから、
大坂トンネル、樫立を経由して、
ビバークは中之郷と云うコースで、
決して楽なルートではなく、中之郷まで頑張れるのか、
班の結束が試されるのです。が、
実は、この2班が関係を築くのに、
最も苦労している班でした。

VLはけい。
普段からキャンプボランティアをしていて、
5人の中では、最も経験値がある筈なのですが、
なかなか班が機能して来ません。
普段は、1〜2泊の小学生を相手にする機会が、
多い様なのですが、

小学生を引っ張るのと、中学生を引っ張るのでは、
全く次元が違う訳です。それは、事前に伝えて
同じじゃいけないよと、アドバイスしていましたが、
成功経験もあるからこそ、
自分の方針には、自信もあった様です。が、
同じ姿勢で臨んだのが、逆に反感を買ったのか、
思う様に班が動かず、もがいていました。

なので、昨夜、
急きょリーダー同士で現状を話しあい、
今朝を迎えたのです。
けいの課題は、とにかく自分の人間性を曝け出して、
カッコ悪い自分も見せて、子ども達に向き合えるか。
と、云う一点に掛かっているのです。

このサバイバルが、班を結束させる、
最後のチャンスなので、どうか壁を乗り越えて欲しい―
そんな気持ちで送り出しました。
出発のシュプレヒコールは、
星を表現した、素敵なシュプレヒコールでした。
さあ、みんなでスターになって来いよ★★

一方で、着実に信頼関係を築いて来たのは、
5班のVLのかつでした。
かつの魅力は、なんと言っても誠実であること。
そして、天性のリーダーシップです。

メンバーも、けっこう個性的なメンバーが集まったのに、
日に日に結束力を増し、このサバイバルで、
更に醸成していけるだろうなと云う期待も持てました。
ですが、シュプレヒコールは意外にあっさり(*^_^*)

5班の踏破の目標は、『限界突破』
ホントに限界を越えられちゃっても困っちゃいますが、
だよね〜。って、相槌を打っちゃう程の
難コースに挑みます。

今日は、心臓破りの登龍峠を越え、
中之郷も越えて、樫立までのロングラン。
そして、明日は八丈富士と云う、
正に限界突破のタフなコースなのです。

一人の力は未熟でも、全員で力を合わせれば、
絶対に乗り切ることが出来る筈!!
さあ、その限界の先に何が見えるか、
みんなで見ておいで!!

先ずは、VL新メンバー3名の
決意を抱いたスタートを紹介しました。
次回は、昨年経験した2名のスタートを紹介しますね。

2019年のサバイバル踏破も、
アツく語っちゃいますよ(^◇^)/









2019/09/19 19:41:02|活動報告
令和最初の『やまなし少年海洋道中』5 海の恵み堪能!!

3日目、海洋の日の体験は、
まだまだこれから目白押しです。

続いて我々が向かったのは、
神湊漁港から、徒歩で5分ほどの
くさやの加工場です。
もうすっかりお馴染みの場所になりました。

到着して、先ずは社長様から、
くさやについてのお話と、体験について聴きました。
体験は2つ。原料となるムロアジを捌く体験と、
そのムロアジのくさやを試食する体験です。

5つの班をおおよそ半分に分けて、
交互に体験させて戴きました。

去年はたくさん食べてくれたからと、
試食グループの前には、
すでに山盛りのくさやです。

しかも、今日のくさやはなんと初物。
1日のムロアジ漁解禁で、
初めて捕れたムロアジを使って作ったものです。

最初は、恐る恐る・・・
でも、一口食べてみると、
その奥深さに感動したのか、次々に手が伸びます。
「マヨネーズ付けるのがうまい」
「ワタシは、クリームチーズが好き!!」
「そのまんまもおいしいよ」と、
この後、おいしいお昼ごはんも待っているのに、
食欲が止まりません。

一方の魚を捌くグループもまた、
悪戦苦闘しながらも、エプロン姿もキマって、
なかなか見事な「腹開き」が、完成!!
でも、スタッフの方が一日に捌く量を聞いて、
びっくりしていました。

さあ、たっぷりくさやを味わった後に向かったのは、
底土の待合所です。
ここでは毎年、島の漁協の女性部の皆さんが、
海の幸をふんだんに使った手料理で、
もてなしてくれるのです。

テーブルには、所狭しとごちそうが並んでいます。
直前にくさやをたくさん食べているので、
この量は、チョッときつかなあ・・・。
なんて、心配しましたが、
いざ、いただきますをすると、
食べる食べる食べる( ^ω^)・・・

やっぱり一番人気は、ムロアジバーガー。
ホント、てっぱんです!!

子ども達に人気だったのが、
あんだぎと、お品書きに記されていた、
そう。あの沖縄で人気のアンダギーと同じお菓子。
いやあ、結構、食べてましたよ〜

彩に添えられたお野菜以外のものは、
ほぼ完食でありました。お見事!!

しっかり食べて、しっかり休んで、
午後からは2度目のスノーケリングです。

昨日にも増して、海の状態はGOOD!!
最高の海を味わい尽くした様ですよ。

自分は、今年はスノーケリングの担当もしてたので、
終わるまでは、緊張しっぱなしでしたが、

まあ終わってみれば、すべてが大成功!!
八丈の海に万歳です!!







2019/09/18 12:45:22|活動報告
令和最初の『やまなし少年海洋道中』4 海洋の日も海日和

ハードなベースキャンプの設営も、
決意を語る開村式も無事に終わり、

昨日は、八丈島の小中学生達と、
海を越えての交流会も、盛り上がりました。
とっても雰囲気も良かったので、
7日目の2回目の交流も楽しみです。
午後からは、初めてのスノーケリング体験!!
先ずは海の水に体を慣らしました。

そして3日目、今日は海洋の日なのです。
八丈の海をまるごと体験できる、
まさにスペシャルデイです。

去年は、少し手間取って、
出船時間に少し遅れてしまった反省を活かし、
今日は、バッチリ出船前に神湊漁港に到着!!
でも、今日は日曜日。漁がないと云うことで、
ゆとりがあったみたいです。

さあ、これから漁船に乗って、
クルージングに繰り出します。

平日であれば、
ムロアジの棒受け網を見学できたのですが、
でもまあその分、
生き物に会える可能性も広がります。

5つの班と、指導者グループに分かれて乗船。
男はやっぱり海だぜい!!

自分の特等席は、迷わず船首。
そこに、海のある静岡出身のMさんが加わり、
船は、しぶきをあげて沖に向かいます。

子ども達の様子を見ると、
やはり殆どが船首に集まって、
ジェットコースターの様な感覚を
楽しんでいるようで、歓声も聞こえて来ました。
一方の指導者組は、チョッとおとなしめですね〜

小一時間のクルージングでしたが、
イルカに出会えた班もあれば、
ウミガメに出会えた班もありました。

指導者船は、ウミガメと群れで泳ぐ大型の魚を発見!!
シイラかカンパチか、はたまたマグロか!?
イルカかも?っていう声もありましたが、
定かではありません。

全船、大満足でクルージングから戻って来ました。
さあ、お次は島の名物、くさやを感じ味わうのだ!!







2019/09/15 20:58:38|活動報告
令和最初の『やまなし少年海洋道中』3 やって来ました!!

八丈島に上陸して3日目の朝も快晴。
午前6時にして、すでに玉の汗が噴き出す暑さです。

あと2時間もすれば、子供たちを乗せた橘丸が、
水平線に姿を見せるはずです。
情報によると、昨日の出発直前には、
山梨では、警報級の大雨だったそうです。

それでも、無事に竹芝桟橋から出船したと云う、
連絡は入って居りました。

この肌を刺すような日差しにも、
自分はもう慣れっこですが、
いきなりのこの日差しに、
子供たちは、果たして対応できるでしょうか!?

午前8時を回って我々先発隊は、
船が着く底土港に向かいました。

待合所のデッキでしばらく待っていると、
見えて来ました橘丸!!
段々と、その船影が大きくなって来ました。

そして、8時半を回った頃、
ついに橘丸が着岸しました。

一般のお客さんが、
おおよそ降りて来たのに続いて、
揃いのTシャツを着た子ども達が、
大きな荷物を抱えて、
デッキに姿を現しました。

子ども達は元気そうでしたが、
少し、疲れと寝不足の感じが見て取れました。
しかも暑い!!

なので今年も、歓迎セレモニーは、
冷房の効いた待合所の2階で行う事になりました。

八丈町の教育長様の歓迎の言葉に続いて、
山梨の団長さんからの到着の報告と、
今日からよろしくお願いいたしますの挨拶です。

船から降りた直後なので、
朝ごはんは、パン2つづつ、
チョッと物足りないかもしれませんね( *´艸`)

セレモニーの後、
いよいよベースキャンプ(以下BC)に向けて、
炎天下の中、歩き出しました。
先導役は、今年も自分が務めました。

いつもなら、歩道の脇にたくさん咲いている、
ハイビスカスの花も、今年はつぼみが多いです。
そして、いつもよりチョッと湿度も高いかも?

なので余り飛ばさずに、
海を見ながら向かいました。

途中で、もしもの場合の避難経路を確認して、
いざBCへ到着!!

これから休む間もなく、
猛暑の中のテントアップが始まります!!

と、云うことで、
子ども達が到着するまでレポートは、
一旦、ここで閉じますね。

次回からは、滞在中の模様を、
厳選して報告いたしま〜す!!

って、ホントはカメラの電池が切れてしまって、
全日、お知らせが出来なくなっちゃったんです。
でも、可能な限り詳しくレポートしますので、
ご期待ください。

それでは、次第に姿が大きくなる
着岸直前の、橘丸の雄姿ををどうぞ!!







2019/09/13 10:30:30|活動報告
令和最初の『やまなし少年海洋道中』2 明日待ってるよ

先発隊2日目の朝、
早起きして目の前の海へ、朝日を見に行きました。
毎年、お天気さえ良ければ、この垂戸の朝日を、
目に焼き付けたいのです。
それくらい素晴らしい
サンライズビューの、ポイントなのです。
仲間の二人はまだ夢の中。
だから、この朝日を独り占めした気分です。

8月1日。本隊は、今日の午後に山梨を出発して、
明日、島に到着します。
先発隊として、まだやるべき事は、
いっぱい残っています。
さあ、今日も頑張りましょー!!

朝ごはんは、これも毎年恒例「くさやパン」
島の名物であるくさやが、パンの中から、
懐かしい香りとともに、顔を出します。

今年は、少しバージョンアップ。
マヨネーズテーストのフィリングとあいまって、
更に美味しく戴きました( *´艸`)
八丈島に行ったら、
是非とも味わって欲しいグルメですよ!!

さて、今日のお仕事は、つーと、
残りのテントを張ってしまうこと。
発電機を設置すること。
水場の整備を済ませる事・・・etc
まだまだたくさんあるのです。

それに、やはり島内各所の下見も、
大事なミッションです。
タッチーは、午前中に島内のお世話になる
施設やお店などにご挨拶回りです。

残った2人と、島のサポートスタッフさんで、
可能な限りの環境を整備します。

ボランティアリーダー用に
持って行ったテントがなんとパーツ不足(涙)
なので、予備としてある子ども達が使う
でっかいA型テントを張りました。
だけど、きっとまた外で寝るんだろうなあ・・・
苦労して建ててるんだけどなあ・・・

暫くしてタッチーも合流して、
一気にペースアップ!!

昨日まで水道だけ
にょきっと出てるだけだったBCが、
子ども達を迎える為のテントサイトへと
変わっていきました。

この日のお昼は、
夏の時季だけ島にオープンするという、
本格中華のランチを堪能しました。

その後は島内下見に出掛けました。
下見の締めくくりは、温泉の後に向かった、
大坂から見える八丈小島に沈む夕日を見ました。

明日、あの海に子ども達がやって来ます。
準備は万端、明日待ってるよ!!

夜ごはんは、恒例の島のお母さんと慕う
O田さんのお宅でごちそうを戴き、
本番に向かう英気を養いました。

明日から、いよいよ始まります!!

写真はやっぱり最高のサンセットで決まり(^v^)/