見事なマネージメントと、 子ども達の見事なモチベーションが、 がっちりと噛み合って、 5班がBC戻って来ました。
午後5時半―。 当所のスケジュール通りに戻って来たのは、 いまだかつてない快挙―。 と、言ってしまっても過言ではありません。 サバイバル踏破に、新たな歴史の1ページを、 見事に刻んでくれました。
なっちゃん、お疲れさまでした。 そして、ありがとう!!
そのなっちゃんに、 最後はゴールまで連れて来てもらったのは、 3班でした。空港通りから、垂戸に向かう道が、 分からずに難儀して居たところに、 丁度、なっちゃん達が、富士山から下りて来てくれたので、 後に付いて行けばいいよと、 ほりが指示したのでした。ありちゃんに任せると、 また再び、三根に向かって行きそうです。
ゴールのゲートの直前で、 いきなり、ありちゃんコールが始まりました。 きっと、このコールは、 子ども達からのサプライズプレゼント。 いつも頑張るありちゃんだからこそ、 子ども達も、最大の愛を込めて、 コールを贈ったんだと思います。
涙をポロポロこぼしてゴールしたありちゃんに、 「子ども達が、リーダーにしてくれたね」と、伝えると、 「一周させてやりたかった・・・」と、ありちゃん、 「それはねぇ、言っちゃダメョ(>_<)」 だって、道を覚えてないんだもん。
さあ、タイムリミットジャストの午後6時。 1班が、戻って来てくれました。 1年生の男子1名が、ゴール直後に、 嗚咽混じりに泣き出しました。
それにすっと寄り添って、励ますあや・・・ 彼は、あやが一番心配していた子で、 真面目なんだけれど、余り協調性が乏しい子でしたから、 仲間の存在の大きさや大切さに気付く事ができ、 それが、大粒の涙になって溢れだしたのでしょう。
最後のゴールになった1班に、 仲間全員から、温かい拍手が沸き起こりました。
長かったね。おめでとう!!
どの班のゴールも最高でした。 最後になった1班に、ご褒美の差し入れを渡した後、
団長が全員を集めました。 そして、台風が来ている事。 なので、今夜はテントでは寝れないので、 これから撤収して、避難する事。 そして、明日の船で帰る―。
とにかく、協力し合って、 暗くなる前に撤収しよう―。
詳しい経緯は、今夜、避難先で伝えます・・・ そして、海洋道中の史上初めて、 サバイバル踏破ゴール直後の、 非情の撤収作業が、始まったのでした。 |