鮭の遡上の観察した授業の翌週、 こちらも恒例となった、 信州諏訪湖での「ワカサギ釣り」の、 フィールド観察授業です。
例年、この前日に担当授業があったので、 学校から、諏訪に学生達と一緒に来ていましたが、 今年度は、順番が逆になったので、 早朝、自宅から電車で、最寄りの岡谷駅まで行って、 駅から学生達と合流となりました。
5時に学校を出ているので、みんな眠そうです(笑) 7時半頃に諏訪湖へ到着し、 沖に置いてある、ドーム船へ乗り込みました。
寒さ知らずの船内で、いつもは、ワカサギについての レクチャーから始めるのですが、 今年は資料を渡して熟読しておく様に伝えていました。
相棒の先生から、 道具の使い方のみレクチャーを受けて、 さあ、今年もワカサギ釣りのスタートです!!
が、昨年に引き続き、今年も食い渋りです。 群れの脚が早く、アタリが続きません。
一瞬ワーッと歓声が上がっては、 暫しシーン・・・。
慣れていない学生は、ついウトウト・・・ 自分は、今年もペットボトルや、 ヤ○ルトの瓶で作ったマイロッドで釣りました。
そんな中、なかなか釣れないでいた、 自分のすぐ横で釣っていた女子学生が、 竿に伝わるアタリの様子を見て、 「なんか、みょんみょんしてますよね〜!!」 「みょんみょん?」
で、これ以降、ワカサギからのアタリの事を、 「みょんみょん」と、呼ぶことに決定!! 「みょんみょんしろ〜」とか、 「みょんみょんしてね〜」とか、 「お願いみょんみょん!!」とか、
釣れてない時間も、こんな風に気を紛らわせて、 なんとかタイムアップまで、釣り続けました。
決して大漁ではありませんでしたが、 みんなのみょんみょんを集めたら、 それなりの見栄えする量になりました!(^^)!
岸に上がってからのまとめの時間で、 今年は、絵本の読み聞かせを行いました。
「さかなつりに行こう」と、云う作品の中の、 わかさぎ釣りに行こう―の、一説です。
その中で描かれる自然の描写、 みょんみょんの事は、 「糸でんわ」って、表現しています。
凍てつく冬の中でも、 寒さも楽しみながら、周りから聞こえて来る、 小鳥たちの声や、静寂・・・
来年度以降、自然ガイド、登山ガイドの資格に、 チャレンジする1年生たちの、 ガイディングのヒントにんばればいいなあって、 そう思って、大好きなこの絵本を、 諏訪湖まで連れて来ました(笑)
ワカサギについての知識は、 きっと資料を、読んでくれたでしょう!!
今年は、このまま明日も授業なので、 学生たちに、ワカサギの天ぷらを作ってあげました。
基礎体力トレーニングと云う授業で、 走って来た後で、アツアツの天ぷら、振る舞いました。 「ウマい」 「おいしい!!」 そんな、笑顔がガイディングで届けられるといいね!! |