夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2018/09/13 17:12:05|活動報告
さあ新しいステージへ!! 今年の海洋道中10 (海洋の日ー1)
島での生活も今日で4日目―。
そして今日は、
待ちに待った「海洋の日」です。

なんてたって、八丈の海を丸ごと体験できる、
スペシャルな1日です。
テンションあがらないはずはありません!(^^)!

朝食は、缶カラブレックファスト―。
明日からのサバイバル踏破に備え、
ガスバーナーでの調理を練習します。

火は簡単に着きますが、
じゃあ、簡単に調理もできるかって言えば、
そうは問屋がおろしません。

効果的に使うには、
鍋(コッヘル)の大きさや、
使う水の量によって、
逆に手早くいかない場合も多いのです。
で、去年もたかをくくっていて、
結果、クルージングの出船を、
少しお待たせしまったのでした。

今年はそんな事のないように・・・。
と、予め注意喚起はしたものの、
やっぱりギリギリでありました( ;∀;)

急いで、神湊漁港に向かいます。
ギリギリだったので、
当然ですが、組合長さんのお顔が、
ちょッと怖い・・・
お詫びを申し上げて、
いざ、6艘の漁船に分かれて出港です。

我々、指導者チームも1船仕立てて戴いて、
八丈の大海原へ!!
ここからはもう、
海の男タイソンの独壇場です!!

舳先に立ってねじり鉢巻き、
腕組みで仁王立ち―。
中乗りさんとお話ししながら、
揺れに合わせて、生き物を探します。

5つの船に分乗した子供たちも、
促されて舳先に集まっています。
「お〜い(^O^)/」
手を振ると、元気よく手を振り返してくれました。
でも、このまま最後まで
酔わずにもつのでしょうか・・・

例年は、八丈の伝統的な漁である、
ムロアジの棒受網漁の様子を見せて下さるのですが、
この日は都合で、漁は中止になったので、
クルージングのみを楽しませてくれました。

指導者の船でも、一生懸命に探しましたが、
見えたのは、トビウオとウミガメが一頭でした。

それでも、海なし県の子供たちですから、
きっと、トビウオが見られただけでも大興奮でしょう!!

「楽しすぎて酔うヒマもなかった!!」って、
そりゃあ、嬉しかったみたいですよ!(^^)!

船から降りても、うつむいてる子は見当たらなくて、
「てっ、みんなだいじょぶだっとうけ!?」
えらいもんじゃん!!
楽しさは、船酔いも吹き飛ばしちゃうんですねぇ!!







2018/09/09 21:05:00|活動報告
さあ新しいステージへ!! 今年の海洋道中9 (交流の日-2)
午後からは、待ちに待ったスノーケリング。
交流会の余韻を引き連れて、
底土の海水浴場まで歩きます。

海はキレイなんだけど、
なんかチョッと違和感―。
それは、予想以上に、海岸にゴミが多かった事。
あのゴミは、どこから流れて来たんだろう・・・

底土では、既に島の海難救助隊の、
ベテランにして超エキスパートの、
シニアズメン達が、我々を待っていてくれました。
教育委員会からも、スタッフが何人も来てくれて、

スノーケリング担当のKonちゃんから、
今日の進め方を聞きました。
アクティブにやる前に、先ずは海に慣れましょう!!
って、云うことで、近場のまだ足が付く所で、

呼吸法や、スノーケルと、マスクのクリーニングも、
再実習です。次第に慣れて来たら、
潜らないで、上から観察―。そんな、流れで行いました。

自分も、Konちゃんから、
入っていいよって、言われたので、
1年ぶりの八丈ブルー。
近場だったので、見えたお魚は、
フグとベラくらいでしたが、
もしかしたら、見つけられなかった子も、
きっと多かったんじゃないかな?
明日は、しっかり、
バッチリ見られる様になりましょう!!

ところで、2日目の夜のお楽しみは、
何と言っても、星空観察―。

これが、またキレイだったなあ・・・
つるるの解説も、これがまたいい!!

だって、オヤジ世代が喜ぶ、
「北斗の拳」の、名シーンも蘇り、
しかも、子供達にもわかりやすくって素晴らしい!!
グッジョブ!(^^)!

そして、極めつけは明かりを全て落として、
段ボールにみんなで寝そべって、
満天の星空を見上げる―・
「あっ、流れた!!」
流れ星に、どんなお願いしたかって?
もちろん、明日の海洋の日が、
お天気になりますように・・・

そして、もっと素晴らしい
スノーケリングができますように・・・

だったと、思うよ( ^^) _U~~







2018/09/09 17:39:21|活動報告
さあ新しいステージへ!! 今年の海洋道中8 (交流の日-1)
8月2日。今朝も快晴です。
7時過ぎには既に暑くて、
かまどを使わない朝食は、かえって有難いでしょう。

今日は交流の日―。
八丈の小中学生達が、これからBCにやって来ます。
去年は台風の余波で、
大雨注意報と、波浪警報がダブルで出ていました。
でも、今年は打って変わって、とても良いお天気です。

VL達は、朝食前からサバイバル踏破の、
コースの下見に出掛けました。
なので、帰って来るまでは、
子供達だけで、食事の準備をしました。
下見から帰って来た時、
食事にかけられたラップに、
どの班も、「ありがとう」の、メッセージが添えてあり、
感動していました。グッジョブ!(^^)!

さて、8時過ぎに八丈の子供達がやって来ました。
今年は、八丈の方が30周年。
いい出会いになります様に・・・

顔合わせの時は、まだまだ緊張気味。
そこで、指導者つるるの、アイスブレーキング開始!!
段々、笑顔が増えて来たゾ!!
そうそう。その調子!!

ホントに暑くなってしまう前に、
つるるのアイスブレーキングは終了。
各班の、サイトに向かう頃には、
もう随分と、打ち解けていました。

その後は、サバイバルに連れて行く、
班のシンボルフラッグを完成させます。
八丈の仲間の名前も一緒に旗に書き込んで、
みんなの思いを結集させました。
そして、地元の情報を仕入れて、
サバイバルに臨みます。

その後は、恒例のお食事交流会、
一緒に手伝ってもらいながら、カレーライス作りです。
で、何故だか、割とどの班も、
交流会のごはんは、失敗しちゃうんだよねぇ!!
緊張するからなのか、単にまだ慣れていないからなのか、

自分は、2班で戴きましたが、
ウーン。おいしい!!と、言ってあげたいけれど、
びみょう〜な感じ・・・
八丈の子供達、(m´・ω・`)m ゴメン…」

まあでも、どの班も、いい交流ができていた様です。
海を越えての、友情は深まったかな!?

さあ、でも早く食い終わんと、
スノーケルができんぞお!!
午後は、お待ちかねのスノーケリング。

でも、なかなか時間がかかってしまって、
後片付けは、途中で頓挫か!?

結局、BCに戻って来てから、
後片付けを、行うことになりました。

島でもう一回、交流会があるので、
その時は、もっと盛り上がるでしょう!!







2018/09/04 20:00:00|活動報告
さあ新しいステージへ!! 今年の海洋道中7 (開村の日-2)
子供達を先導して、
垂戸の、BCへ向かいます。
途中、緊急避難場所となる中学校の、
近道を案内してから向かいました。

BCに着いて直ぐに班長さんを集めて、
おおよそのサイトを伝えて、
5人で話し合って、
各班のテントサイトを決める様に言いました。
その協議の間に、ボランティアリーダー(VL)と、
カウンセラーの指導者も集めて、
できるだけキャンプサイトは、
子供達にデザインさせて作らせて欲しいって、
お願いしました。

今年はVL達も充分な研修ができなかったので、
余計にまるかって、みんなで作り上げて欲しい―。
サイトも決まって、いよいよ設営が始まりました。

食事用のテントから作って、
サイト全体を構成する班。
はたまた、とにかくテントからという班。
それぞれでしたが、
自分達で作り上げたサイトですから、
あとは徐々に快適にしていけばいい―。

かまど作りに手を焼いている班が多かったですが、
「はーく作らんと、ご飯が食べられんぞ〜!!」

そして始まった、開村式―。
班長が力強く、目標を宣言しました。
その目標を、絶対に達成させましょう!!

今年の初日の夕ご飯のメニューは、
定番だったカレーではなく、塩焼きそば!!
カレーは、明日の交流会に回しました。

ヘッドカウンセラーと団長さんは、
ご飯は、毎晩、違う班へご招待なので、
特に初日の夜は、ドキドキします。

でも、うん。美味しかったよ!!
上出来、上出来!(^^)!

こうして開村の日は、
みんなでまるかって、無事に終わりました。

星のきれいさに気付いた子はいたかなあ・・・。
火星もまだ、強く輝いていましたよ。
さあ、明日は交流の日―。

素敵な出会いになりますように・・・。







2018/09/04 11:51:00|活動報告
さあ新しいステージへ!! 今年の海洋道中6(開村の日-1)
8月1日。今日もいいお天気です。
もう直ぐ本隊が到着します。
でも、昨日は島を回れなかったので、
ちょっと早起きして、
八丈デビューの板さんを運転手に、
ぐるっと回ってみよう!!
と、云うことになりました。

先ずは、永郷道路の途中にある
「長友ロード」へ―。
サッカー部の子が結構いるので、自主活動で、
ここに行きたがっている子が多いのです。

うっかりして、
モニュメントを通り過ぎないように注意しました。が、
やっぱり、通り過ぎてしまい慌ててUターン。
あの、長友選手が練習しているという、
この道は、半端ない上り坂。
ここを、何度もダッシュで登るらしい・・・( ;∀;)
それを考えただけで、心が折れそう。
やっぱり一流の身体能力は、
凄まじいんだろうなぁ。

その後、南原千畳岩に出て、
宇喜田秀家と豪姫に、
本隊の無事をお祈りしました。

その後は、大賀郷、中之郷、末吉と回り、
登龍峠の展望台で、底土港を見おろして、
あそこに船が着くって、確認しました。
丁度8時前にBCに到着。
少し整備してから、底土港へ向かいました。

海も凪いでいたので、
ほぼ定刻通りに、橘丸は着岸しました。
まだ、9時前だというのに、
メチャメチャ日差しが強くて、
恒例の歓迎セレモニーは、
涼しい室内で行うことにしました。

一般のお客さんがほぼ降りたところで、
子供たちの姿が見え始めました。
どの子も割と元気そうです。
「おはよう!!」と、あいさつすると、
「あっ、タイソンおはよう!!」と、
嬉しそうにあいさつしてくれました。

朝食はパンが2つづつ。
チョッと足りない子もいますが、
逆に酔っちゃった子もいるので、
シェアーが利くのです。

その後、歓迎セレモニーが始まりました。
いつもと同じように、「おじゃりやれ」と、
温かい歓迎を受け、
今日からでっかい体験が始まります。

歓迎の「おじゃりやれ」に、
我が団長さんが子供達に伝えた言葉は、
「まっるかって―」って、云う甲州弁。

まるかっては、
みんなで一緒に―。って、云う意味です。
さあ、これからまるかって、
テントを建てるだよ〜!!