今日は、ひな祭りですね。 山梨県内では、4月にお祝いするケースもありますが、 女の子がいらっしゃるご家庭では、 お雛様、飾られたでしょうか・・・
この桃の節句の風習、 日本人として、長く伝えていきたいですね。
さて、遅ればせながらではございますが、 専門学校の、2016年度の最終の担当授業、 『水辺の環境教育学』の、授業が、 2月9日(木)に、ラストを迎えました。
そして、この授業の総括として、 学生達には、プロジェクトワイルドの、 アクティビティーを駆使して、 4つのテーマで、4チームに分かれて、テーマ毎の、 環境教育のプログラムを、 実践すると云う課題を与えて、 この最終授業で披露してもらう事にしていました。
短い準備期間の中で、 グループ内でテーマを咀嚼し、20分程度で、 子供たちに、楽しく学んでもらうためには、 どの様にしたらよいのか―。 それぞれ工夫して来た成果が試されます。
テーマは以下の4つ―。 1、水辺の外来生物 2、奇跡の魚『クニマス』発見!! 3、海洋ゴミと海洋生物 4、開発と水辺の自然
どれも、トピック性があるテーマですが、 その切り口によって、様々な展開が期待できます。 我々講師としては、 どの様な切り口で進めるのか― やってみて楽しいか― しっかり伝えようとするテーマを踏まえているか― などを、評価の基準にしながら、 各チームのプログラムを一緒に体験しました。
どのチームも、非常に工夫が凝らしてあって、 小道具なども準備して、臨んでくれました。
外来生物のグループでは、 釣りの要素を取り入れて、 何気なく釣れる魚にも外来種が意外にいることや、
知らず知らずのうちに、外来種が増えてしまう 温床になってしまうケースなどを、 疑似釣り体験を通じて気づけたりとか、
クニマスのチームでは、 『○ォーリーを探せ』の、様に、 たっくさんのよく似た魚の中から、 クニマスを見つけ出し、 クニマスについての知識を、 楽しく伝えていたり、
海洋ゴミのグループでは、 水の中でクラゲなどに見えそうな「ゴミ」を、 サンプリングしてあって、 それを間違えそうな段階ごとに分類して、 海洋生物に与える影響などを伝えていたり、
特に関心したのが、開発のチームで、 美しい水辺の写真から、連想される 『水のことば』と、 開発された水辺の写真から、連想される 『水のことば』を、集めて、 それぞれランダムにつなげて、 歌や詩をつくると云う展開となり、
非常にくっきりと言葉が分かれながらも、 でも同じ『水』として、つながっているものである―。 そんな事を気づかせてくれる様な内容で、 思わず『使える!!』って、 賞賛しちゃいました。
最後にお互いのチームのプログラムを、 評価しあってお開きとなりましたが、 この授業のラストを飾るにふさわしい、 楽しい授業となりました。
来月、また新入生がやってきます。 この学校での学びは、体験と実践により、 どんどんスキルアップが可能なのです。
こんな授業も、楽しいと思いませんか!? |