夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2016/12/30 23:30:30|その他
釣ったつもりでお魚料理3(専門学校での授業)料理の写真

それでは、学生達が料理してくれた、
お魚たちを写真で、紹介しまーす!!

上から
一品目 お造り
イカ刺し(この後、更にアジのなめろうも)


二品目 汁もの

具だくさんマイワシのつみれ汁

三品目 煮物

カレイの煮付け
かしら(頭)が右側にあるのが惜しいなあ・・・

四品目
鯛めし(既に鯛は身をほぐしてあります)


いかがでしょう!?
とっても美味しかったですよ(*^_^*)/

ごちそうさまでした!!







2016/12/30 22:30:00|その他
釣ったつもりでお魚料理2(専門学校での授業)いよいよ本番

さてさて、「釣ったつもりでお魚料理」授業の、
本番の朝がやって来ました。
前入りした自分は、
日本海の鮮魚が揃う店として知られる、
新井の鮮魚センターで、
お魚を目利きしての買い出しです。

先週決まったメニューを作るために、
イチバン鮮度の良いお魚を選びます。

先ず目に留まったは、
ぷりぷり太ったマイワシでした。

お次は、日本海でよく獲れる宗八カレイ、
スルメいかは、ピカピカに黒光りしています。

それから、真アジは、
焼き物となめろう用に買いました。

そして自分は、先生方にも食べて戴こうと、
佐渡産のキジハタ(30センチ)を購入しました。

魚を揃えて、昨夜のうちに買いだした、
調味料や、お野菜と一緒に、
いざ、学生たちが待つ学校へと向かいました。

午後からいよいよ本番です。
先ずは、きときとの魚たちを学生に見せて、
それぞれのグループに分けました。

さあ、調理開始です。
いつもなら、捌き方のレクチャーもしていましたが、
料理が趣味だ―。って、いう学生も居たので、
今回は、工程を見守る事にしました。

なれないながらも、
イワシは手開きにしてからミンチ状にしたり、
カレイも割と上手にはらわたを抜いていました。

小ぶりのマダイは、鯛茶と鯛めしに用に、
イカもゴロもちゃんと使う様です。

なので、自分は先生方用の、
キジハタのお造りと、アラ炊きを作らせてもらいました。

段々と、各グループの料理が出来上がってきます。
試食のタイミングも合わすべく、
色々と工夫もしていて、やるじゃんって感じ!(^^)!

やっぱり人数が多いと、
色々と協力しあったりするので、
昨年度よりも完成が早かったですよ!!

午後4時頃、作り終えたお料理たちを、
学校のロビーのテーブルに並べて、
お待ちかねの試食ターイム!!

お互いの料理をシェアしあったり、
他の学科の学生も加わったりして、
あっという間に「完食!!」

いやあ、美味しかったです!!
今年も大成功な、お魚料理の授業でした。

写真は上から

1枚目
つみれ汁の仕込み風景です

2枚目
おっ、これはうまそうだぞ(つみれ汁 完成間近)

3枚目
配膳の風景です。美味しそうに並べよう!!

4枚目
いただきまーす!!







2016/12/30 20:42:10|活動報告
釣ったつもりでお魚料理1(専門学校での授業)メニュー決定
今年も、もう片手の分しかなくなってしまいました。
2016年、あなたにとっては、どんな一年でしたか?
充実していた方も、そうでなかった方も、
いらっしゃると思いますが、
一年の締めくくりに、「食」に、ついて、
チョッと考えて戴けるように、
当方が、非常勤講師として行っている、
妙高にある専門学校での、授業について報告します。

11月24日の木曜日、
毎年恒例となっている、水辺の環境教育学の授業、
エコフィッシング『釣ったつもりでお魚料理』が、
今年も行われました。

今年度から、自然ガイド生物保全学科の学生も、
この授業を受講することになり、
これまでの数名体制から、一気に17名になりました。

受講学生が少なかった時には、
他の学生や、先生方を「おもてなし」するための、
魚料理としていましたが、今回は、
自分のために作る魚料理に取り組む事にしました。

11月17日の後期最初の当方が担当する授業で、
先ずは、メニュー決めを行いました。
それぞれ、チャレンジしたい料理を出していくうちに、
「調理方法で、グルーピングして決めよう!!」
と、云う流れになり、主菜(ごはんもの)
汁物・焼き物・煮物・生食と云うグループができ、
それぞれのグループで、
以下のメニューに取り組む事になりました。

主菜のご飯ものは・・・

 鯛めしと鯛茶漬け

副菜の汁物は・・・

 イワシのつみれ汁

焼き物は・・・

 鯵の塩焼きと、骨せんべい

煮物は・・・

 鰈の煮つけ

生食(刺身)は・・・

 鯵のなめろうとイカ刺し

に、決定しました!!

次週の本番の朝(24日)、
当方が、鮮度を見極めて買い出してきます!!

さあ、今年もウマいお魚料理を期待しているよ!(^^)!
がんばろ〜〜!!







2016/12/24 7:26:03|活動報告
白根百田小学校で環境講演会をさせて戴きました!!

今夜はクリスマスイブですね(*^_^*)v
多くの子供たちのもとに、
きっとサンタさんが来てくれることでしょう。

そして素敵な聖夜に、チョッとほっこりする様な、
心があったかくなる素敵な授業のこと、
お話しさせて戴こうと思います。

10月26日の水曜日に、
南アルプス市にございます、
市立白根百田(しらねひゃくた)小学校さんに、
やまなしエコティーチャーとして呼んで戴き、
環境の【つながり】に、
ついて、お話しさせて戴きました。

実は、白根百田小学校さんには、
以前にも呼んで戴いた事があり、
今回が二度目の機会となりました。

お話しを聴いてくれたのは、
三年生と、四年生全員の元気な子供たちです。

山の子のみんなが憧れる大好きな海で、
起こっている現実について、
当方が、ずっと伝え続けている、
「イルカのKちゃん」の、絵本を使った、
人間が出したゴミによって、小さな命を亡くした、
一頭の子イルカのお話しです。

子供たちは、イルカが大好きです。
でも、その姿を見るのは殆どが水族館です。
そして、愛らしく、カッコイイ姿を見せる、
華やかなイルカショーで見ることくらいでしょう。
実際に海で泳いでいるところを見た事がある子は、
山の子に限らず、余りいらっしゃらないと思います。
でも、そのイルカショーさえも、
イルカやクジラを取り巻く、様々な環境問題の中で、
日本では見られなくなってしまう可能性もあります。

でも、イルカは海に暮らす、
人間とおんなじ哺乳類で、実際の海では、
水族館では起こりえない【環境破壊】が、起こっていて、
その被害に遭って、死んでしまったり、
怪我や病気になってしまう例が後を絶ちません。

自己紹介に続いて、先ず子供たちには、
実際の海で活き活きと生活している、
イルカの映像を見てもらいました。

映像を見ながら、邪魔に在らない程度に、
イルカいついてお話ししました。
自分が、Kちゃんのことを伝えるきっかけになった、
出会いについてもお話ししました。

好奇心が旺盛なイルカ達は、
何もしなければ、人間にも興味深々で近付いて来ます。
そこで、若いイルカがベビーシッターをする姿や、
海底の岩影からタコを捕まえる姿などを見ました。
そして、時に、ゴミとして浮遊している、
ビニール袋などで「遊ぶ」、姿も見ました。

遊んでいるその道具は、元々自然界にはなく、
ゴミであると云う事も知らず、偶然に口にハマってしまって、
取れなくなってしまう事もあります。

そんな映像を見た後で、今度は司書の先生から、
「イルカのKちゃん」の、
絵本の読み聞かせをして戴きました。

Kちゃんは、尾びれに釣糸が絡まって、
それが尾びれに食い込んで、泳げなくなり、
衰弱していなくなってしまいました。
これは、実際にあったお話し―

子供たちの表情が、
ショッキングなその内容に、
少しずつ曇っていくのがわかりました。

人間の勝手で、便利さと豊かさを求めた裏で、
資源の浪費がこの様な現実を招いてしまっていること、
自分も、人間のひとりであることに気付いたのです。

でも、こうした環境破壊を元に戻せるのも、
人間にしかできない事で、
しっかりと事実を見つめ、
一人ひとりが責任のある生活と行動を、
重ねていくことが大事です。

このお話は、決して「人間はダメだ」って、
ことではないよ。気付く事が大事なんだよって、
子供たちに語り掛けました。

一時間と云う、この年代の子供たちには、
結構長い時間の講演だったのですが、
質問もいっぱいしてくれましたし、
しっかり集中して聴いてくれて、
とても嬉しかったです。

何より、前回の機会から、
この学校にも「イルカのKちゃん」が、
学校図書として置かれていて、
読んだことがあるお友達が、いっぱいいました。
きっと、お兄ちゃん、お姉ちゃんからも、
Kちゃんのことを聞いて知っているんでしょうね。

ずっと同じ学校で、意識がつながっていることに、
とても感動して、心があったかくなりました。

以前、この絵本を作った方たちから、
このお話を聴いたことがある子供たちの、
気付きや意識は、その後もつながっているのかな・・・

そんな心配の声もあったのですが、
大丈夫です。意識はちゃんとつながっていますよ。

それが、改めて確認することができた、
素敵な授業でした。

やまなしエコティーチャー制度を、
多くの学校で活用して戴けるようになればいいな・・・

お声をかけて戴ければ、
県内どこにでも駆けつけますよ(#^.^#)/^







2016/10/06 8:26:44|その他
八丈町島外体験学習派遣団 『命と向き合う仕事』

10月になっても、
依然、台風接近・上陸の危機は続いていますね。

さて、今年の「やまなし少年海洋道中」の、
レポートをお読みいただき、ありがとうございました。
今日は、その番外編と致しまして、
八丈島の子供たちが、山梨の地で体験した活動の中から、
2日目(㋇16日)に体験した、
「命と向き合う仕事』の、
体験についてお話しさせて下さい。

先のレポートでも触れました通り、
今年は、学生VLの1名が、海外留学する事となって、
急きょ、自分が【おっさんリーダー】と、して、
2班のVLを務めさせていただきました。

昨年までは、各日程で、どんな体験をするか―。
って云う、名目だけは心得ていましたが、
具体的にその活動を間近で指導するのは初めてでした。
もちろん、渓流釣りの体験については、
以前から一緒に活動させていただいて居りましたが、
それ以外は、間接的でした。

渓流釣り体験が終わった後、
『吐竜の滝』で、昼食と、水遊びをした後、
もう恒例と」なっている、清里にあるK牧場で、
馬のお世話をする体験です。

ここのオーナーさんのお話しが、厳しくも、
ダイレクトに胸に響くお話しであり、とても感動したので、
このブログを見て下さっている皆様にも、
紹介させていただきたいと思います。

先ず、お話しを伺う前に、
これから体験しようとしている事を、
面倒くさいなあって思ってる子は、
やらなくていいぞ!!と、いきなりの先制パンチです。

・・・なぜなら、
これから体験するのは、「命」の、世話をする事―
だから、いやいややるのは迷惑だ!!
相手が小中学生であても、馬には関係ない事です。

「命」と、真剣に向き合う為には、
すぐに判断し、すぐに動く事―。
一瞬でも迷ったり、悩んだりすることで、大切な命を、
時に失ってしまう事にも繋がるのだとおっしゃいました。

そんな話を聴いてからからなのか、
子供たちの目の色が変わって、
馬小屋の掃除、馬体のブラッシングとケア、
そして、馬の背に乗る乗馬体験に対して、
真剣に取り組んでいました。

馬小屋の清掃の体験では、
「ボロ」と、言われる馬糞を、
先ずはスコップで綺麗に取り除く事から始ります。
その後、小屋に新しいわらを丁寧に敷いて、
飲み水を換えてあげます。
蹄鉄にわらが挟まって、そこが炎症したりすれば、
馬は立てなくなってしまい、
死んでしまう事すらあると云います。

わらは、一輪車で何度も積んでは運んで、
結構な重労働ですが、懸命に黙々とこなし、
とても綺麗な小屋になりました。

続いての馬体のブラッシングでは、
指定された馬に数人がついて、
丁寧に体をブラッシングしてあげます。
うまくやってあげれば、
馬はとても気持ち良さそうにいてくれますが、
怖がったりするとそれを察して、
軽く蹴ってきたり、首を振っていやいやもします。

正に生の「命」が、目の前に居て、
こちらの世話を、ちゃんとできてるか、
チェックされている感覚です。

乗馬体験では、「引馬」と、いうスタイルで、
インストラクターさんがはみを引き、
子供が背中に乗って、手綱を持って、
歩いたり、はや歩きしたりなのですが、
馬の背中は高く、揺れるので、
きっと重たい自分なんかは嫌がるだろうなあ・・・
と、思い自重しました。

一通りの体験を終えた後、
オーナーさんは、みんなに、
と殺場の光景を語ってくれました。

大切に世話をした「命」が、
「肉」に変えられていく様が目に浮かび、
思わず「うっ」と、声をあげそうになりましたが、
この事こそ、「命」と、向き合うと云う事が、
どんなに大切であるかを、感じずにはいられませんでした。


「命」に、次に・・・や、
今度は・・は、ない!!
だから、今、目の前の事を、真剣に取り組みなさい―。

その言葉には何よりも、説得力があり、
いい加減ではいけないんだ―。と、云うことを、
子供達は、改めて確認できたと思います。

自分も「食」や、「命」に、ついて、
魚釣りで語り掛ける事はあるのですが、

やはり、オーナーさんの言葉は、
「命」そのものであり、とても勉強になりました。

今回、こうした機会にも立ち会う事ができて、
ああ、いい体験いっぱいさせてもらってるんだなあ・・・
って、山梨と八丈島を繋ぐ、命のご縁についても、
深く考えさせられました。
自分にとっても、とっても貴重な体験でした。
ありがとうございました。

写真は上から

1枚目
先ずは熊手と、スコップで、馬糞を綺麗に取り除きます。

2枚目
一輪車にいっぱいわらを積んで小屋との間を往復です。

3枚目
馬との接し方を教わりながら、ブラッシングしてあげます
「まあ、きもちいい」

4枚目
最後は乗馬体験で決まり!!