さて、今年の八丈島での体験を、 日を追ってレポートいたしましたが、 八丈島は、我々指導者の面々にとっても、 かけがえのない日々になります。
自分は、今回が15回目となった訳ですが、 もちろん、初めて八丈に来た指導者もいます。
それぞれの役割分担をこなしながら、 互いにフォローしあって、 全力で子供達を支えているのです。
30周年の今年は、 以前、指導者として関わったOBが5人も、 居ても立ってもいられずに、 お休みをやりくりして、 現地まで激励に来てくれました。
べースキャンプの設営に力を貸してくれて、 指導者のテントは、全部OBの皆さんが 設営してくれました。
OBも現役も、思いは一つ―。 「子供達にでっかい体験を!!」 と、この思いで繋がっています。
今年のサバイバル踏破では、 パン食を、アレルギーを誘発する恐れがあるので、 指導者全員で、ごはんを炊いて、 おにぎりを作って、子供達に届ける事にしました。
ある指導者は、 怪我で歩く事が困難になったVLの代わりに、 ほぼ一周、子供達と一緒に島を歩きました。
またある指導者は、 体調不良となり、継続が難しくなってしまった 参加者を保護者に引き渡すためだけに、 飛行機で、羽田と八丈島をとんぼ帰りしました。
そして、目まぐるしく変わる、 台風の進路を予想しながら、交通手段や、 無事に帰る方法を算段しました。
どの指導者も、体力も、気力も、 限界を超えて頑張ってくれました。
海洋道中は、指導者達のアツい思いも、 共有できる素晴らしい機会なのです。
八丈島と、山梨と、 互いの指導者の皆さま、 本当に本当にお疲れさまでした。 そして、ありがとうございました。
きっと子供達は、 指導者の頑張る姿を見て、 また指導者として、 この海洋道中に戻って来たい―。
そんな姿を重ねていると思いますよ。
写真は上から、
1枚目 OBの面々が作ってくれた「感謝」の、のれんです。 ホント、多くの人に支えられた30年です。
2枚目 サバイバル踏破の朝ごはん、 みんなでおにぎりを作りました。
3枚目 このモニュメントをずっとこれからも、 ここに掛け続けられますように・・・ |