橘丸の中で、リラックスした時間を過ごし、 夕日が沈む頃、船は、東京湾へと戻って来ました。
そして、8泊9日を共に過ごした仲間達とも、 お別れの時が近付いて来ます。 その前に、各班ごとに、最後のミーティングが、 船内の、あちこちで始まります。
デッキの上で、船室内で、 仲間との絆を確かめ合い、お世話になった、 VLと、カウンセラー、活動支援の、指導者へも、 子供達から、感謝のメッセージが贈られ、 指導者もまた、子供達に感謝と、 はなむけのメッセージを贈ります。
ヘッドカウンセラーになって、 この班の仲間に加われなくなってしまって、 その様子を、近くで見守ったり、 写真を撮ったりしながら、 各班のふりかえりに、胸を熱くしているのです。
1班は、船室内でふりかえりをしていて、 みんなで、まーりーを囲んで、 手紙を回し読んでいます。 きっと島であった色んなこと、 仲間への、感謝の言葉が、綴ってあったんでしょう。
2班も、船室内でVLのかっちゃんを囲んで、 本当に楽しそうに、笑顔に溢れていました。
5班も、船室内で、 たくみんと、ワイワイと最後の時間を 楽しんでいました。
3班と4班は、デッキの上でふりかえりです。 夜風がどちらの班にも、やさしく頬をなで、 全員で、全員のメッセージに、 耳を傾けて聴いていました。
どの班も、これから「現実」に、戻る、 愛おしい時間を、共有していました。
そして、橘丸は、 とうとう、竹芝桟橋に着岸しました。
解団式のフィナーレで、 やっぱり今年も、『愛のテーマ』を、 全員で肩を組んで歌いました。
これから先は、地域ごとにバスに分乗なので、 お別れの時―。
まるで、ジェットコースターの様な日々だったけれど、 やっぱり、終わってみれば、 全てが思い出、愛おしい日々・・・
現地研修の全ての日程が、 今年も無事に終えることができました。
|