海洋道中イチバンの試練は、 なんと言っても、班のメンバー全員で、 島をビバークしながら一周するという、 過酷な『サバイバル踏破』です。
とてもキツイ活動でありながら、 やはり、一番の心に残る活動で、 「これがしたいから応募した!!」って云う、 そんな子も多い、スペシャルな企画なのです。
朝4時半頃には、 大きなリュックを背負った子供達が、 班ごとに、BCに掲げたゲートの下に集まって来ます。
先ずは指導者からの荷物チェックです。 きちんと背負えているか、 両手は空いているか、 無駄な荷物はないか、 水は大丈夫か・・・
これから長い道のりを歩く子供たちに、 少しでも疲労を感じさせないように、 細かくチェックします。
チェックが終わったら、 いよいよ出発のセレモニー。 団長さんから激励のメッセージを戴き、 班それぞれに趣向を凝らしたシュプレヒコール!!
「さあ、行ってらっしゃい!!」 「強くなって帰って来いよ!!」 「ここで待ってるぞ!!」 子供達の背中を押すように、声をかけます。
どんよりと曇った空の下、 今年も子供たちが、自分たちで決めたルートへ、 チャレンジの旅へ出て行きました。
全ての班がスタートして、 BCに静寂が訪れたころ、 いきなり、大粒の雨が降って来ました。
その雨は、一気に強さを増して、 容赦なく降り注ぎます。 慌てて、本部テントに駆け込んで、 指導者は雨宿りの図―。
けれど、出発していった子供たちはというと、 激しい雨をもろともせず、 ペース優先でずんずん進む班、 体力温存のために、雨宿りで様子を見る班、 それぞれのプランに基づいて行動しています。
それでも時折、雷を伴って、 力強く歩き出した子供たちの、 出鼻を挫きます。 頑張ろうとする心まで、挫こうとします。
指導者も、雨が強すぎて、 パトロールにも出られません。
そして激しく厳しい雨は、 午前10時過ぎまで降り続きました・・・
その後は、一転して炎天下―。 ころころ変わる天気もなんのその!!
途中で、サバイバル最大のご褒美、 温泉での入浴もして、リラックスタイム(^v^)
ご褒美の後は、元気に歩き続け、 どの班も、無事にビバーク地に入りました。
写真は上から
1枚目 5班、出発セレモニー 団長さんに出発を宣言しました!!
2枚目 同じく5班、さあ出発だ!! 元気よくシュプレヒコール
3枚目 1班、絶景地「名古の展望台」で、チョッとひと息
4枚目 4班、 ふれあいの湯で、疲れを癒しました |