夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2024/09/05 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告3(行ってらっしゃ〜い)

皆様、おはようございます。

今日は、昨日に引き続き、
出発式の様子を、
当日の写真を貼って、お伝えします。

島では、本隊を迎える準備も終えて、
静かな夜を迎えようとしています。

図書館をバスが離れる際、
保護者の皆さんのほか、
過去の指導者の方なども含め、
本当にたくさんの方に、お見送り戴きました。

バスの中から、
「行って来まーす!!」

と、大きく手を振る子ども達に、

沿道からは、あたたかい
「行ってらっしゃーい」の、
声がシンクロしていました。

やっぱり、この出発式の雰囲気は、
ワクワクするし、ドキドキもするし、
この感覚も10年ぶり・・・

やっぱり、最高ですね







2024/09/04 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告2(いよいよ出発の日二元中継で・・・)

皆様、おはようございます。

台風10号がなんとか通り過ぎ、
残暑が戻って来ました。

一難去ってまた一難困った
改めて熱中症にもお気を付け下さいね。

さて、
今年度のやまなし少年海洋道中のレポートを、
いよいよ本格的に始めたいと思います。

前回までは、現地研修前の準備について、
2つの研修会を紹介させて戴きました。

様々な準備とトレーニングを経て、
いざ八丈島に向かうわけですが、

その初日となる
『出発の日』の模様を今回は、
山梨と、八丈島の二元中継でお届け致します。

本隊が、山梨で出発式を実施する当日、
八丈島では、本隊を迎えるための準備が、
山梨の3人の先発隊と、
八丈町の教育委員会の皆さんによって、
粛々と進められています。

昨年まで、自分も先発隊の一員でしたが、
今年は本隊と一緒に、
10年ぶりに船で八丈に向かいます。

それまで、
当たり前だった先発隊の活動ですが、
いざ、離れてみると、
現地での準備が、いかに重要であったか―
その事に、改めて気付かされます。

先発隊の3人もそうですが、
何より凄いのは、八丈町の皆様が、
惜しみなく我々のサポートをして下さる事に、
改めて、感動を覚えるのです。

なので、現地の様子もちゃんと伝えないと・・・
今年は、そう云う思いが強くって、
2元中継― と、云う形で、
『出発の日』を、レポートさせて下さい。

8月1日の、指導者集合の時間に会場に行くと、
既に参加者用の椅子が綺麗に並んで居り、
その上に、班で色分けされた帽子が並んでいました。

因みに、
1班は、水色帽子
2班は、赤色帽子
3班は、緑色帽子
4班は、黄色帽子です。

同じ色の帽子を、島の仲間も被る事になっています。
我々指導者は、濃紺の帽子を被ります。

その頃、
八丈島では、BCの設営に取り組んでくれています。
子ども達は各班で協力しながらテントを建てますが、

先発隊は、
指導者が班のテント設営に協力出来る様に、

1,指導者用のテント(今年はドーム型テント)
2,救護所となる救護テント
3,ボランティアリーダー用のテント
加えて、
4,本部テント(運動会テント)を、
事前に設営します。

更に、備品の準備や、
本隊の受容れ体勢も整える事が役目で、
ここに、島の皆さんが全面協力して下さるのです。

こうした、影で支えて下さる島の関係者が、
大勢いらっしゃる事に、
我々は、心から感謝しないとなりません。

さあ、
山梨では出発式が、始まりました。
会場は、県立図書館のイベントスペースをお借りして、
昨年度から行っています。

が、自分がこの出発式に出るのも10年ぶり・・・
保護者の皆様の期待に応えるためにも、
「楽しい」を、全面に出しての出発式ですグッド

参加者代表の「誓いの言葉」は、
1班の班長のまこ(キャンプネームです)でした。

とても立派な誓いの言葉に、
我々指導者の、気も引き締まります。

一方、島での活動を、より充実させるために、
楽しいパワーワードが生まれていまして、
今年は、班長会の提案で、
「チェキ!!」が、合い言葉になりました幸せ

親指、人差し指、中指の3本を使って、
ラッパーが良くジェスチャーする「チェキ!!」です。

一昨年の「パワーッ」
昨年の「ロコ!!」
そして、今年は「チェキ!!」

ねっ。
シンプルで、力強くていいでしょ嬉しい

その頃、
八丈島では、事前に建てるテントが整いました。

当然島も、炎天下での作業でした。
この後、先発隊は、活動先の下見に行ったり、
ちょっと息抜きで釣りをしたり、

本隊が明日やって来るまで、
束の間のほっとする時間です。

これから、バスで東京竹芝に向かい、
竹芝桟橋から、橘丸に乗って、
300キロ離れた八丈島に向かう訳です。


 







2024/09/01 10:00:00|活動報告
事前研修会(大成功の予感でした!!)

皆様、おはようございます。

動きが遅いうえに、威力は次第に衰えてはいても、
台風10号台風の影響が、未だ続いています。
特に、大雨に厳重な注意が必要だと思います。

どうかどうか、
今後の進路予測に留意戴いて、
命を守るための最善策を尽くして下さい。
過信は、絶対に禁物です。

そして、今日9月1日は、
『防災の日』でも、あります。

今から101年前、
関東大震災が発災したのが9月1日です。

過去の震災の記憶を、現在に引き継いで、
防災の意識を高めるために、
政府が、1960年に制定しました。

折しも、
そんな日に、大災害になり得る台風が、
日本列島にダメージを与え続けています。

自分にできる最大限の、
防災意識をしっかり持って、行動して下さい。

ところで、
防災には、備えが不可欠でありますが、

今日は、海洋道中の八丈島でのキャンプの、
無事な遂行に備えた、事前研修会の模様を、
報告させて戴きたいと思います。

事前研修会は、
去る7月の6日(土)・7日(日)の週末、
1泊2日で行われました。

昨年度から、より現地で活動しやすいようにと、
県立八ヶ岳少年自然の家をメイン会場として、
周辺の施設も利用して、
基本テント泊で行う事になりました。

1日目は、スノーケリングの実習と、
課題解決型のゲームを体験しました。
次第に、協力し合う姿が見えて来ましたョ幸せ

キャンプ地の環境も意識して、
ゴミを出さない工夫や、
アイディアも出し合いました(写真2枚目)

その後は、野外炊事として、
手打ちの「ほうとう」を、作りました。

鉈による「薪割り」や、
火の付け方も、同時進行で学びます。

1日目の最後は、班の係決めと、
サバイバル踏破のコース決めや、
班別自主活動に何をするかなどを話し合い、
めいっぱい時間を使って終了しました。

さあ、明日はテントアップ・ブレイクの実践です。
上手く建てられるかな・・・

現地では、自分達でテントを建てますが、
八ヶ岳少年自然の家は、
ドーム型の常設テントです(写真1枚目)

なので、テントアップと、ブレイクの実習は、
島で使うテントと同じ型の、
10人用のA型テントを使いました。

素早いテントアップの見本として、
先ずは、指導者とVLのチームが実践して、
子ども達にデモンストレーションを見せました。

自分は、手順を示しながら解説役です。

指導者チームは、テントを建てて、倒して、
30分未満でやり終えました。

さすがです!!

協力し合えば、
みんなも、これくらいでできるよ―グッド

と、いざスタート!!

苦労した班もあれば、
指導者チームと同じくらいの速さで、
テントアップ・ブレイクを終えた班もあり、
それぞれの班の課題も見えて来た様です。

続いて食事用のタープの設営(写真3枚目)
でしたが、
そこまで、たどり着けなかった班もありました。

まだまだこれから!!
本番に向けて、ガンバレグー

その後は、
場所を本館(室内)に移して、
パッキングの実習です。

ザックの正しい使い方や、
ストラップの効果を最大にするパッキングを、
皆で共有し、

自分の荷物は自分で詰める―
を、約束して終了。

その後は、1日目の踏破・自主活動の、
議論を深め、おおよそ決定しました。

そして、最後の最後に、
15分限定の、環境学習ワークショップ!!

「えんたくん」と、呼ばれる丸いボードを使って、
ワールドカフェの要領(写真4枚目)で、
各班に、「○班の環境目標」を、
決めてもらって発表して、決意表明!!

2日間、ビッシリのスケジュールをこなして、
子ども達の表情に、自信が浮かんだ一方で、
相当に疲れたご様子・・・

身体とアタマをフル回転して、頑張った成果は、
きっと、八丈島で発揮される事でしょうグッド

大成功の予感がした、
今年の事前研修会でした。

さあ、待ってろ八丈!!

 







2024/08/20 10:00:00|活動報告
子ども達を迎えるにあたっって(VL研修会)

皆様おはようございます。

8月18日、
本来は八丈の子ども達と共に活動する筈だった、
事後研修会が、無事に終わりました。

しっかりと、全員で反省をして、
来期に繋がる、素晴らしい研修でした。

この事後研修を以て、
今年の海洋道中は、幕を閉じました。

そして、子ども達を一番近くで支え続けた、
4人のボランティアリーダー(以下VL)達に、
心からの感謝と、賛辞を、伝えたいと思っています。

思えば今回の4人も、
決して、すんなり決まった訳ではありませんでした。

今年も早い段階で、
候補者のリストを戴き人選をしましたが、

大学生である彼らは、本来は勉学が本業―本

期末テストが、海洋道中の期間に被ってしまったり、
一度決まりかけて、辞退したりと、難航しました。

毎年このVLの選出と、指導が、
ヘッドカウンセラーであるワタクシの、
最大の仕事となります。

パーを挙げてくれても、
誰でもOKと云う訳ではありません。

彼らが参加者として来た時の、
活動の様子や、性格、
やる気、他者を思い遣れる心など、
総合的に見極めて人選しています。

そして、
最終的に残ったのが、今年のVLメンバー達でした。

昨年度から継続のメンバーが2人、
そして、
新規のメンバーが2人と云う、構成となりました。

なお、にこ、おすぎ、いづ
この4人に、班を委ね、共に活動してもらいます。

さて、
32名の内定者が集まって、事業について説明した
事前説明会―(今年は6月23日)

に、初めて子ども達と顔を合わせた彼らが、
その翌週に行ったのが、1泊2日のVL研修でした。

初日のスノーケリング研修から、
テントアップ・ブレイクの研修。

食事用のタープの張り方の研修。
それに合わせての、ロープワークの研修。

夜も、ナビゲーション研修として、
サバイバルのコースの検討を行いました。

2日目は、メンタル面の研修と、
リスク管理の研修・・・etc

2日間、ほぼノンストップで繰り返される研修に、
本当に、必死に彼らはついて来ました。

2年目のリーダーも、初心に帰って、
懸命に学んでくれました。

その成果がいかんなく、現地研修で発揮され、
本当に充実した、現地研修になりました。

途中1名、
体調不良でサバイバルを完歩できなかったリーダーも、
自分にできる事を探して、子ども達を支えてくれました。

この4名に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。そして、お疲れ様でした。

この言葉しか掛けられませんが、
それこそ、これが全てだと思っています。

VL達に憧れたラブ今年のメンバー達から、
また何年か後に、VLになりたい―

と、手を挙げてパーくれる事でしょう。

その気持ちこそが、永年に渡って、
この海洋道中が続いて来た「原動力」です。

VL研修での、
彼らの様子を写した写真を貼りました。

本当に、本当に、ありがとう!!
 







2024/08/16 10:00:00|お知らせ
八丈島の子ども達との再交流会は中止になりました(涙)

皆様、おはようございます。
今日は、台風7号に最も注意を払う日です。

決して過信する事はせず、
「命」を守るための、最善の方法を選択して下さい。

そして、本来は山梨に今日やって来る筈だった、
23名の八丈島の子ども達は、
台風で移動の手段を断たれてしまいました。

従って、山梨での再交流会は、
誠に残念ではありますが、
「中止」と、なってしまいました。

30年以上も続く相互の交流の中で、
おそらく初めての、島外体験学習事業の中止です。

清里の少年自然の家のキャンプ場をベースに、
交流会の他にも、ハイキングや、フルーツ狩り、
そして、島では体験できない
アイススケート体験なども予定されて居ました。

自分もキャンプ中は、帯同する予定でありました。
山梨の子ども達も、とっても楽しみにしていました。

交流会では、山梨の郷土料理「ほうとう」を、
一緒に作って食べたり、

少年自然の家では、
施設のテッパンプログラムである、『冒険ハイク』も、
班対抗で、一緒にする事になっていました。

事後研修は、18日の日曜日―
山梨の子ども達のみの、
少し寂しい研修会となってしまいます。

が、これも自然の出来事であり、
安全こそ、体験の最大の目的です。
「中止」の判断は、最善策だったと確信します。

互いの地で、
互いの事に思いを馳せながら活動する―
我々は、離れていても「仲間」ですからっ!!

決して、
山梨と八丈島とが共に紡いできた「絆」は、
切れる事はありません。

八丈島の子ども達は、
状況が許せば、中学3年生まで何度も参加できます。

また来年も、待ってるよ幸せ

とにかく、台風に気を付けて過ごして下さい。

写真は、
事前研修で練習した「ほうとう」作りの様子と、
美味しかった「ほうとう」です。

食べて欲しかったな・・・