夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2016/07/15 22:17:04|活動報告
小さな川でも大きな発見があるのです!! フィールド観察授業

関東でもゲリラ豪雨が猛威をふるっていますね。
凄い暑い日が続くかと思えば、突然の豪雨・・・
この夏の陽気は、ジェットコースターみたいです。

さて、月が変わった初めての金曜日だった、
7月1日に、講師を務めている専門学校で、
恒例のフィールド観察授業、ガサガサ調査を行いました。
今年も妙高にある学校のすぐ近くを流れる、
小さな川に出張って行って、その川に住む生きもの達を、
川をガサガサと網を持って駆け回って捕まえました!!

この川は、ほんとうにちっちゃな川で、
一見、余り生きものが要る様には見えないのですが、
そこはそれ、様々な生きもの達が、
たくましく生息しています。

そして、そんな川―。
だからでしょうが、すんげー大きな発見もあって、
今年も大成功でありました。

蛍の幼虫が、えさとなる巻貝、「カワニナ」の、
ふたをこじあけて食べようとする様は、
正に、食う、食われるの関係であり、
結構えぐい、バトルでありました。

オニヤンマのヤゴ、
トビケラのお昼寝ベッド、
サワガニや、アブラハヤの稚魚・・・etc

たくさん捕まえて、しっかり観察もして、
大きな発見は、絶滅危惧種に指定されている、
ドジョウを見つけた事でした!!

このドジョウは、泳ぎ回れる不思議な習性を、
持ってるドジョウで、ひげは4対で8本あります。

生きものの発見も素晴らしかったけれど、
学生達の好奇心や、探究心が旺盛だったことが、
自分にとっては、大きな発見だったかも(*^_^*)

写真は上から、

1枚目
暑いから、水の中がチョー気持ちいい!!

2枚目
がさがさってやって採るからガサガサなのだ!!

3枚目
これが絶滅危惧種のドジョウであります!!
(名前は明かさないので、調べてみてね。)

4枚目
採取したら、ソーティング(分類)タイムです!!







2016/06/30 19:00:00|お知らせ
始まってますよ!!今年の海洋道中(VL研修) 2

ボランティアリーダー達の研修は、まだ始まったばかり。
キャンプはテントを張らなきゃ始まりません!!

ましてや、島でのマイホームとなるテントですから、
きちんと、しっかり張らなきゃいけません!!

そんな訳でテントアップとブレイクの研修は必須。

さあ、練習みたいに、うまく立ち上げられるかな?

写真は上から

みんなで力を合わせて棟あげ

ペグ打ちは姿勢が大事!!

しっかり張れば、しっかり三角形

現地でもVLにまかせといて!!!







2016/06/29 22:24:19|お知らせ
始まってますよ!!今年の海洋道中(VL研修)

先日6月19日、
今年の海洋道中に参加が内定した、
50名の中学生達と、初めての顔合わせでした(^v^)v

チョッと緊張気味でしたが、
真面目そうな感じで、
きっと八丈で大きく成長してくれることでしょう!!

海洋道中で、でっかい体験に挑む中学生達を、
でっかい愛情で引っ張ってくれるのが、
5人の頼もしいボランティアリーダー(VL)です。

8月の八丈島での現地研修に向けて、
もう研修が始まってますよ!!

彼らの奮闘に乞うご期待

それでは、研修の模様をダイジェストでどうぞ・・・


写真は上から

先ずは心構えを共有し、

道具を使いこなすべく、

女子もなたを持って薪割りの実践

ロープワークも必須なのであります!!

まだまだ続きますよ〜 (*^_^*)








2016/06/28 7:45:50|その他
「水辺のアクティビティー実習」の成果3 渚の宝石箱

この実習では海遊びの体験も、
大きなミッションです。
自然保育という考え方が、
次第に浸透している傾向にある中で、
海辺も「遊び場」と、して、
どんどん活用したいですよね。


毎年、工夫を凝らしながら、
色々な海遊びを実践しています。
磯遊びで、生きものに触れる体験
夜の堤防で、生きものを見つける体験、
海藻でアートをつくる体験、
そして、海岸で漂流物を拾う体験・・・

この漂流物を拾う体験が、
「ビーチコーミング」と、言われて、
海遊びとして、人気が高い活動ですが、
チョッと大人向け―。そんな気もします。

そこで、もっと子供達にも、
楽しい活動になるように、今回やってみたのは、
「渚の宝石箱」と、云うアクティビティーです。

海岸から、漂流物と限定しないで、
キレイなもの、キレイな貝がらとか拾ってもらって、
それで、オリジナルの「宝石箱」を、作っちゃおう―
そんな活動です。

最終日の朝は、雨模様・・・
だったら、アーティスティックな活動を―
って、事で、拾っておいた宝石たちで、
宝箱作りが始まりました。

女子が熱中するのは予想がつきましたが、
意外にも、男子が夢中でやってました。
「いやー、面白い!!」
「野あそびで、使えそう!!」
そんな事をいいながら、楽しんでいました。

1時間以上も、夢中になって取り組んで、
ビーチコーミングからのぉ、
素敵な宝箱が、幾つもできあがりました!!

さて、その出来栄えをご覧あれ!!


1枚目

男子も夢中になっております!!

2枚目

その作品です。なんかいいでしょ!?
シーグラス、貝がら、流木・・・
色んな素材があるでしょ!!







2016/06/26 21:58:54|活動報告
「水辺のアクティビティー実習」の成果2 柏崎ハッピーフィッシング

実習の3日目(5月25日)からは、
実習のステージは、海辺に繰り出す事になります。

その最初の活動として、
例年「海釣り体験」を、行っていますが、
今年から、これまでの糸魚川方面ではなく、
柏崎へと会場を移す事にしました。

海釣りのはじめの一歩として、
堤防での釣りは、安全だし、格好の場所―。
と、思われている方が殆どかと思います。

が、実は、堤防と云うのは、
釣りではない、本来の目的があるので、
勝手に釣りができる―。と、云う場所ではありません。

港湾局や、漁業者により、
管理されている施設ですから、
釣り人は、本来なら入ってはならない場所なのです。
が、現状では、ほぼ「黙認」と、云う形で、
釣り場として、少し借して戴いている―。
と、云う事になるのです。

なのに、心無い釣り人が、
「釣れるから・・・」と、無断で入りこみ、
海難事故に遭ったり、
漁業者とトラブルになったりと、
そんな事が多々あり、
結果、行政と好ましくない状況になり、
釣り人が自らの首を絞めてしまって、
釣り場を追われているケースが、
実は、全国にはたくさんあります。

今回、釣りを行った柏崎の堤防も、
釣り禁止でありながら、不法な侵入により、
何件かの死亡事故も発生していた堤防なのです。

が、禁止にするから、不法侵入する―。
と、云う負のスパイラルを断ち切る為に、
しっかりと管理して、
ルールを徹底して守らせる事で、
釣り場として「解放」して戴く―。
その様な釣り場が、この新潟県をきっかけにして、
広がりつつあります。

そして、地元の釣り業界の有志を母体とした、
NPO法人を立ち上げ、
ここを管理する事になったのです。
そのNPOこそが、ハッピーフィッシングです。

釣果の実績もあり、
こうした釣りの、好ましい在り方を考える上でも、
今年からは、是非ここを活用しよう!!
と、云う事になったのです。


以前にも紹介致しましたが、
この実習の目的として、海の恵みは自ら確保し、
それを「食す」と、云う、
プチサバイバルな実習なので、釣れないと、
食事のおかずが無い訳で、必死にならざるをえません。

が、がっ、
前日までの釣果は、好調だった様なのですが、
この日は朝から・・・。
と、受付のスタッフさんから、
「苦戦」の宣告を受けてしまってからの、
実釣となってしまいました。

スタッフさんの予見はバッチリ当たってしまい、
釣れるのは、クサフグばかりで、
食材とできるお魚さんが、
なかなか釣れてくれません(涙)

で、ここで頑張ってくれたのが、
保育士を目指す2名の女子学生です。
苦戦する男どもをよそに、
見事に「食べられる魚」を、ゲットしてくれました!!

やっぱり、頼れるのは、
今や女子なのかなあ・・・。

で、こんな釣果がありました。


写真は、
1枚目 カナガシラをゲット!!(2尾釣れました)

2枚目 こちらは、メバルをゲットです。

ちなみに、何故か投げ釣りで、
美味しいバイ貝を2点がけしたり、
食べられる海の恵みをゲットしたのは、女子のみ!!

ありがとうございました・・・

お陰でなんとか晩ごはんは、
ブイヤベース風のスープを作って、
みんなで味わうことができましたとさ!!


感謝!!