先月、5月23日から27日まで行った、 講師を務める妙高の専門学校での 「水辺のアクティビティー実習」から、 あっという間に、一か月が経ってしまいました。
活動報告― と、するには、余りに時間が経ってしまったので、 今年は、実習の中で行った、 「釣り」の、釣果や、 「遊び」の、成果を、写真で幾つか紹介していきますね。
先ずは、2日目(5月24日)に行った、 野尻湖でのバスフィッシングでの釣果報告です。
野尻湖と云えば、スモールマウスバスで有名ですが、 かつては、いわゆる「外来種問題」の、 最大のターゲットとされ、 無責任なバッシングに晒されていた事は、 この湖とて例外ではありませんでした。
しかし、この問題と真正面から向き合い、 徹底した管理と、地域産業である「観光」の、 振興も見据えたうえで、「駆除」ではなく、 「共存」して、「有効利用」する事で、 漁協自らが、自立した新しい管理の在り方を提示し、 地域に大きな利益を生み出した、 非常に希有な存在となりました。
それを実際に感じ体験する事が、 この実習のテーマになっていて、 漁協の取り組みについて、組合長様からお話しを伺い、 そして、バスの生態を観察して、 「釣り」に、チャレンジしてもらっています。
雄が卵を守るために、湖底につくりあげる 産卵床(スポーニングベッド)が、 幾つか湖岸から肉眼で観察できます。
しかし、この時季の特に雄のバスは、 ベイト(えさ)を、捕食するのではなく、 ベッドに入りこもうとする、他の生きものを、 追い払うために口を使います。
これが、リアクションバイト― と、呼ばれるもので、 この習性を利用する事で、釣果も得られたりします。
と、云う事で、今年の釣果はと云うと・・・
こうなりました!!
写真は上から
1枚目 ファーストキャストで見事に初バスをゲットしました!!
2枚目 学生を出しぬいてちゃっりワタクシも・・・爆
3枚目 「あれが産卵床だよ」と、全員で観察 |