夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2017/06/11 14:07:00|活動報告
『水辺のアクティビティー実習』1            小物釣り? なぜかイモリ釣り!?

ついに梅雨入りしましたね。
うっとうしい季節の始まりです。

さて、毎年、梅雨入り前の5月の終わりに行っている、
講師に行っている専門学校の実習が終わりました。

学校のある妙高周辺の水辺、海辺を遊びつくし、
海で遊んで、海から恵みも戴いて、海に感謝して、
水辺・海辺での学びを考える実習
『水辺のアクティビティー実習』です。

前半の2日間は、淡水域に出掛けます。
今年度の初日となった5月22日(月)は、
まさに爽やか、五月晴れ!!
そんな新緑薫る信州の斑尾高原にある、
「希望湖(のぞみこ)」での、
小物釣りと、ブラックバス釣り体験です。

昨年までは、管理釣り場でニジマスを狙って、
初めての一匹を釣るのが目的だったのですが、

もっとシンプルな小物釣りで、
釣りの楽しさを味わった方がいいかも・・・。
と、云う事になり、
希望湖の脇にある小さな池に居る、
クチボソや、コブナや、ハヤ・・・
そんな釣りの原点とでも云うべき、
小物を狙って、シンプルな仕掛けで、
短いのべ竿で釣ってみる事にしました。

釣り始めて間もなく、学生達も最初の一尾を釣りあげ、
小さな小さな魚たちからの、
かわいいかわいい魚信を拾って釣りあげる・・・
そんな感覚に、講師の自分も大ハマり!!
いやあ、楽しいのなんのって!!
童心に帰って、学生達と一緒になってワイワイ
こういう釣りを、もっと小さな子供達にも、
やって欲しいなあ。

ところで、かわいい魚たちに混じって、
時折、釣れちゃったのは、
なんと、アカハライモリです。

いつしか、小物釣りから、
イモリ釣りになっちゃってました(爆)

自分もイモリを釣ったのは、
長い釣り歴の中でも初めてでした!!

でも、あの風貌を見ると、
やっぱりユーモラスで、こんな簡単に釣れちゃうんだ
って、思ったら、やっぱり大事にしないといけない、
今や希少な水生生物です。

小物釣りのはずが、なぜかイモリ釣り(*^_^*)
ブラックバスは、オデコでしたが、
釣りの楽しさや、水辺の自然の不思議を感じるには、
うってつけの、初日となりました。

因みにここで釣りを行う際には、
必ず釣り券(大人600円)が、必要となります。

写真は上から

1枚目・・・これがアカハライモリです。
      しっかり口で釣りましたョ

2枚目・・・ ハイ、イモリ一丁上がり〜!!

3枚目・・・何故かイモリを専門に狙い始めた学生達(笑)







2017/05/06 22:01:00|活動報告
金川の森GW企画 『森であそぼう!!』 

最大で9連休となった今年のGWも、
残すところ1日となりましたね。

高速道路の交通渋滞のニュースが、
日に日に、その長さを増して居りますが、
きっと、楽しい思い出もいっぱい作れた筈・・・
どうか、安全運転で無事にお帰り下さいね。

さて、GWの恒例となっている、金川の森さんでの、
自然体験ゲーム『森であそぼう!!』の、プログラムを、
まさに五月晴れの空の下で、開催致ししました。

今年は、事前にお申し込みを戴いた、
8家族19名のゲストの方々に方々に、
当日、飛び入りでご参加戴いた、
1家族4名様が加わって、9家族23名で、
新緑の森の中で、たくさんの自然体験ゲームを楽しんで、
前の記事でもご紹介させて戴いた通り、

音で遊んで、森で楽器も見つけて、
みんなで演奏しちゃおうかっ!!
って、云うプログラムでした。

実は、以前から「音あそび」の、プログラムを、
やってみたいなあ・・・。って、考えてはいたものの、
毎年賑わう、GWの金川の森で、
「音を聴いたり、感じたり・・・」
そんなプログラムは、難しいんじゃないか!?
って、考えてしまっていたのですが、

音を聴くんじゃなく、
音を出して遊ぶんだったらできるかもよ・・・
そんな、相方のポチさんのアドバイスがあって、
『森の音楽会』って、云う発想に繋がりました。

結果、これが、ホント功を奏して、
とっても楽しくて、正しく「音」を「楽しむ」、
音楽プログラムとなってくれました(^v^)/

どんな自然体験ゲームをやって、
参加して下さった皆さんが、
どんな風になってくれたかは、
是非とも、金川の森さんの『スタッフブログ』で、
ご確認してくださいね。

http//kanegawa-park.com/

なので、ここでは、
参加して下さったご家族の、
とびっきりの、スマイルフォトをご覧くださいね!!

親子で掲げてもらっているのは、
周りから聞こえてきた「音たち」に、
自由に「形」を、つけて、
地図みたいに書いてもらう活動なのですが、
今回は、これをなんと、
「楽譜」に、しちゃいました!!

で、アーティストファミリーとしての、
ユニット名を書いてもらって、
見事なセッションになったので、
記念にユニットごとにパチリ!!

いやあ、どのご家族も、
素敵な笑顔で写ってくれましたよ〜

1組目のユニット名は、
『H・Aブラザーズ』

2組目は、
『ここパパ』

3組目は、
『パパ駿(しゅん)』

4組目は、
『ポッポT』
実は、彼よりちっちゃい子が、先に、
おんなじアーティスト名を公表しちゃって、
遠慮して名前を譲ってくれました!!

やっぱり「ポッポ」に、したいってことで、
照れくさそうにユニット名を発表してくれたんですよ。
さすが、お兄ちゃんですよね(笑)

こんな光景も見られて、とっても幸せでした!!

他のユニットのスマイルフォトは、
続く記事でどうぞ!!

 







2017/03/03 9:30:00|活動報告
『水辺の環境教育学』の最終授業で・・・

今日は、ひな祭りですね。
山梨県内では、4月にお祝いするケースもありますが、
女の子がいらっしゃるご家庭では、
お雛様、飾られたでしょうか・・・

この桃の節句の風習、
日本人として、長く伝えていきたいですね。

さて、遅ればせながらではございますが、
専門学校の、2016年度の最終の担当授業、
『水辺の環境教育学』の、授業が、
2月9日(木)に、ラストを迎えました。

そして、この授業の総括として、
学生達には、プロジェクトワイルドの、
アクティビティーを駆使して、
4つのテーマで、4チームに分かれて、テーマ毎の、
環境教育のプログラムを、
実践すると云う課題を与えて、
この最終授業で披露してもらう事にしていました。

短い準備期間の中で、
グループ内でテーマを咀嚼し、20分程度で、
子供たちに、楽しく学んでもらうためには、
どの様にしたらよいのか―。
それぞれ工夫して来た成果が試されます。

テーマは以下の4つ―。
1、水辺の外来生物
2、奇跡の魚『クニマス』発見!!
3、海洋ゴミと海洋生物
4、開発と水辺の自然

どれも、トピック性があるテーマですが、
その切り口によって、様々な展開が期待できます。
我々講師としては、
どの様な切り口で進めるのか―
やってみて楽しいか―
しっかり伝えようとするテーマを踏まえているか―
などを、評価の基準にしながら、
各チームのプログラムを一緒に体験しました。

どのチームも、非常に工夫が凝らしてあって、
小道具なども準備して、臨んでくれました。

外来生物のグループでは、
釣りの要素を取り入れて、
何気なく釣れる魚にも外来種が意外にいることや、

知らず知らずのうちに、外来種が増えてしまう
温床になってしまうケースなどを、
疑似釣り体験を通じて気づけたりとか、

クニマスのチームでは、
『○ォーリーを探せ』の、様に、
たっくさんのよく似た魚の中から、
クニマスを見つけ出し、
クニマスについての知識を、
楽しく伝えていたり、

海洋ゴミのグループでは、
水の中でクラゲなどに見えそうな「ゴミ」を、
サンプリングしてあって、
それを間違えそうな段階ごとに分類して、
海洋生物に与える影響などを伝えていたり、

特に関心したのが、開発のチームで、
美しい水辺の写真から、連想される
『水のことば』と、
開発された水辺の写真から、連想される
『水のことば』を、集めて、
それぞれランダムにつなげて、
歌や詩をつくると云う展開となり、

非常にくっきりと言葉が分かれながらも、
でも同じ『水』として、つながっているものである―。
そんな事を気づかせてくれる様な内容で、
思わず『使える!!』って、
賞賛しちゃいました。

最後にお互いのチームのプログラムを、
評価しあってお開きとなりましたが、
この授業のラストを飾るにふさわしい、
楽しい授業となりました。

来月、また新入生がやってきます。
この学校での学びは、体験と実践により、
どんどんスキルアップが可能なのです。

こんな授業も、楽しいと思いませんか!?







2017/03/01 9:00:00|活動報告
今年度のざぶん賞 地区表彰式

2月は、あっという間に逃げていってしまいました。
もう今日からは、弥生3月です。
あなたのところにも、きっと春の足音が、
日に日に大きく聞こえていると思います!(^^)!

さて、2月4日は、『立春』だった訳ですが、
この日に合わせて、今年も『ざぶん賞』の、
優秀作品の展示と、山梨県内で全国表彰された、
子供たちを、山梨県としても表彰する、
『キッズエコマイアート展』と、
『山梨県 地区表彰式』が、開催されました。

今年は、甲府市役所の1階にある、
オープンスペースを会場として、
よりたくさんの方々に見て戴こうと、
実行委員会で準備と、企画を進めて来ました。

そして、ゲストには、
切り絵作家として大変著名な百鬼丸さんや、
シンガーソングライターの、しらいみちよさんらも、
お招きして、華々しく開会致しました。

今年度、山梨県内からの応募作品は、
実に500件近くまで達し、
相当な狭き門を突破して、
全国表彰されたのは、
ざぶん大賞にならぶ、
栄えある文部科学大臣賞を含めた5名。

学校の都合や、体調不良などで、
残念ながら欠席された方もいらっしゃいましたが、
ご家族もお招きして、その子供達を表彰致しました。
とっても、あったかい雰囲気の表彰式でした。

続く「ざぶん奏」では、
アカペラコンサートあり、
百鬼丸さん切り絵がゲットできるじゃんけん大会あり、
素敵なしらいみちよさんのお話しを聴き、
最後は、全員で春の水辺を思わせる、
唱歌の大合唱で、しめくくりました。

とにかく、水について、
命について、自然について、
子供達が紡いだ「ざぶん」は、
ダイレクトに胸にしみ込んで来る作品ばかりでした。

キッズエコマイアート展は、2月8日まで開催され、
多くの方々に見て感じて戴きました。







2016/12/31 9:00:00|活動報告
フィールド観察(専門学校での授業)冬の水辺を見つめる

今日はいよいよ大晦日ですね。
2016年は、あなたにとって、
どんな一年だったでしょうか・・・

今年最後の投稿は、
専門学校での年内最後の、
フィールド観察授業のご報告です。

毎年、冬の水辺の観察として取り組んでいる、
ふるさとの川に長い長い旅を終えて戻って来る、
鮭の遡上の観察から、母川回帰能力や、
鮭の資源としての保全について学んだり、

冬の風物詩として知られる
ワカサギ釣りをしながら、その釣りと、
ワカサギについて学びを深める授業にしています。

鮭の遡上を観察したのは、
学校から小一時間程度で行ける桑取川です。
漁協さんにご協力を賜って、
鮭の漁と、採卵、受精の、
一連の行程を見せて戴いて居ります。

毎年、その姿を見るまでは、
無事に帰ってこれたかが、心配でなりません。
が、今年も、多くの鮭たちが、
母なる川へ、「命を繋ぐ―」
ただ、それだけの為に戻って来ていました。

受講してくれるのは1年生なので、
やはり大型の鮭が大挙して川に押し寄せている、
そんな姿を見るのは初めてなので、
さっきまで眠たそうだった学生も、
バチっと目覚めて、一気にボルテージがあがります。

鮭と云う魚が命を繋いでいく為に、
人がどう関わり、種の保存と資源確保を、
どの様な手段を使って保全しているのか・・・
しっかり学べたと思います。

この授業の詳しい内容については、
以前にもお伝えしていますので、
昨年の記事を読みなおしてみて下さいネ!!

お次は、ワカサギ釣り授業についてです。
毎年、妙高から諏訪湖に遠征して、
ドーム船から釣りを楽しんで居ります。
が、それだけでは、単なる
「釣り」に、なってしまうので、

ワカサギの習性や、
全国の湖沼に放流された経緯についても学びます。

先ずワカサギを漢字で書くと「公魚」と、
書くのですが、その訳をご存知でしょうか?

公は公儀と云う意味で、即ちお上に献上した魚―
で、「公魚」と、なりました。
献上したのは、今の茨城県にあった藩が、
霞ヶ浦で獲れたワカサギを献上しました。

更には、ワカサギは本来、
海と川とを行き来する魚であることや、
年魚(ねんぎょ)と呼ばれる寿命が1年であること、
身体のつくりや食生についても学びます。

が、この日の諏訪湖のワカサギちゃんの、
活性は低くて、つ、つ、釣れない・・・泣

学生達は、夕食のおかずゲットのつもりで、
気合も入っていたので、釣れないのは想定外!!
チョッと気合抜けした内容になってしまいました(涙)

目標の一束(100尾)には、遠く及ばず残念でしたが、
ワカサギの事だけは、覚えていてくれよ
トホホでした。

さて、今年もたくさんの記事を、
アップさせて戴きました。

温かいコメントの数々や、
徐々に確実に伸びているアクセスの数を見る度に、
力づけられ、勇気づけて戴きました。
本当にありがとうございました。

どうか、新しい年が、
皆様にとって、幸多き年でありますよう、
心からお祈りして居ります。

これからも、引き続き宜しくお願い致します。