8月2日の朝も、素晴らしい日の出となりました。 先発隊も、既にBCの受け入れ態勢は、 バッチリ整いました。
昨日は、非常に道路が渋滞していたらしく、 無事に船に乗れたのかどうか、確認が取れないまま、 連絡が無いのは大丈夫な証拠だと、 朝の8時過ぎに、底土港へ向かいました。
大抵は、9時ごろの着岸になるので、 暫く待つつもりでいたのですが、 海がとても凪いでいたせいなのか、 自分たちが着いた時には、 既に橘丸が、目前まで来ていて、 順調な航行であった事が伺われました。
さて、果たして本隊は、無事に来ているのか!? 自分たち以外にも、島に来た人達を出迎える方達が、 たくさんいらっしゃっていました。
デッキから、先ずは記録担当の指導者が、 カメラ片手に降りて来ました。 昨夜、すっかりごちそうになった、 八丈のお母さん、O田さんも来てくれました。
「おーい!!」 揃いのTシャツを着た子供達が、 次々にデッキから降りて来ました(^v^) 見ればとても元気そうで、 船酔いしたって子も、居ない様でした。
早速、島の教育委員会の方々が主催してくれた、 「歓迎セレモニー」が、始まりました。 教育長様から、歓迎の言葉を戴き、 これからずっと期間中お世話になる、 八丈島の担当スタッフのメンバーさんにもご挨拶、 「よろしくお願いしまーす!!」 抜ける様な八丈ブルーの空の下で、 いよいよ今年も、海洋道中が始まるのです。
歓迎セレモニーの後、 朝食を済ませて、いざ、BCへ歩いて向かいます。 今年は初めての指導者も多い事もあって、 昨年と同じく、自分が先導して歩きました。
もう風は南国、太陽はギラギラで、 歩くだけでも、汗が吹き出しますが、 いつもの道をBCまで、 ほれ、頑張れと、歩かせます(*^_^*)
およそ30分歩いて、ついに着いたBCですが、 休む間もなく、直ぐに期間中のマイホームとなる、 テントアップの作業に突入です。
ところで、今年のキャンプでは、 テントサイトも、昨年までと少し変えてみました。 いつもは、ここにテントを張る様にと・・・、 ほぼ固定のテントサイトでしたが、 今年は、サイトについては、ほぼ一緒なものの、 テントを設営する場所については、 班ごとに自由にレイアウトを考えて貰う事にしました。
かまどの位置、食事をするタープの位置も含めて、 班のメンバー全員で考えて、カウンセラーも一緒に、 全員で『愛しのマイホーム』を、創り上げるのです。
そして、例年このテントアップに時間を費やしてしまい、 結果、以降のプログラムがバタバタになり、 振り返りをする時間が確保できないという課題が、 ずっと、繰り返されて来ていたので、 「チェンジ」の、一環として、 今年は、食事用のテーブルと椅子については、 ビールケースをご用意戴いて、 それを有効に使う事で、時間短縮を図りました。
結果、少しテントとテントの間が近すぎないか―。 とか、ペグに誰かつまづきはしないか―。とか、 そんな心配の声も少しあったのですが、 それは、子供達を信じて、このままいこうと決めました。
結果、各テントサイトは、予定時間内で全て完成し、 明るいうちに、夕食も後片付けも完了して、 この日のメインプログラムである、 「開村式」も、時間通りに始める事ができたのです!!
しっかりリハーサルもできたので、 「開村式」は、とてもスムース。
赤々と燃える団長さんが掲げるトーチから、 「友情」「交流」「連帯」「奉仕」「開拓」の、 5つの火を各班の班長さん達が、分火して戴いて、 それを一つの「村の火」にまとめて、 「世界でいちばん小さな海洋道中村」 が、うまれました。
見上げれば満天の星に天の川・・・ この子達なら、絶対にこのキャンプは成功する!!
そう確信できた開村の日となりました。
さあ、明日からも、でっかい体験が盛りだくさんです。 目一杯、八丈島を満喫して、 目一杯、感謝できるキャンプにしよーぜー!!
写真は上から 1枚目 さあ、ついに八丈島に上陸!! 「歓迎セレモ二ー」に、キャンプの期待が高まります
2枚目 みんなで協力してテントを建てます。 これはいわゆる「棟上げ」の、行程
3枚目 段々その姿を現して来たテントサイト
4枚目 かまどだって、手作りです。 でも、「どろんこ遊び」って、楽しいよね(笑)
|