夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2014/07/01 9:41:16|活動報告
水辺のアクティビティー実習のレポート 2014 3(海の部 海藻アート)

海辺の活動は、盛りだくさん・・・。
翌日の朝、学生達に取り組んでもらったのは、
磯遊びで採取して来た、海藻を使っての、
アーティスティックな活動です。

昨年に引き続き、
色々な海藻を組み合わせて描く、
『海藻おしば』の、活動としました。

最初は、どういう風に組み合わせたらよいか分からず、
手が止まっていましたが、
構図が決まって動き出すと、素敵な海藻アートが、
次第にその姿を現して来ました。

昨年は、妙高山や、火の鳥と大作でしたが、
今年は、直球でシンプル―。
でも、インパクトのある絵が特徴的でした。

それでは、力作をご覧くださいませ

アクティビティー4
 海藻おしば   5月29日(木) 荒崎キャンプ場内

1枚目
目の前の海藻をどう使うか・・・

2枚目
おっ、だんだん構図が決まって来た様子

3枚目
ウミガメちゃん

4枚目
魚釣り〜 (海藻でリベンジかっ!?)


作品は、乾燥させてから、
重しをかけて更に定着させます。

仕上げは、ラミネート処理で封じ込めます。

作品は、後期が始まるまでに、
学校のロビーに飾られる予定です。







2014/06/30 22:44:33|活動報告
水辺のアクティビティー実習のレポート 2014 2(海の部 釣れない釣り)

引き続いて、『水辺のアクティビティー実習』
海の部のご報告です。

後半の3日間は、フィールドを海に移して、
あれもこれもと欲張って、色んな体験をして来ました。

なんと言っても、食事の食材は、
自分たちで自然から調達せねばなりませんから、
結構、学生達はマジモードです。

で、初っ端は、やっぱりフィッシングです。

アクティビティー3 海釣り 
5月28日(水)(糸魚川市能生漁港)

昨年、狙いのアジは惨敗―
さて、リベンジは・・・

じゃーん、見事に返り討ちに遭いました(泣)

堤防の周りにいるのは、フグ、フグ、フグ、クサフグ〜
膨れるなぁ(>_<) アジはいずこに・・・

半日粘って、なんとか一尾(40a)だけ、
フクラギ(鰤の幼魚の地方名)をゲット。
仕方ないこの一尾を、7人で食べましょうネ!!

アクティビティー4 磯遊び(能生弁天岩) 同日

仕方ない、食材の不足は磯で補いましょう・・・
ちゃうちゃう!!
目的はあくまでも生きもの観察です。

磯にはたくさんの生きもの達が住んでいます。
へんてこな奴も色々います。
でも、見てるととってもかわいくて、不思議で、
面白いのが、磯あそびの醍醐味です。

で、ちょこっとだけ、恵みも分けて戴きました。
注:採取については、許可を戴いています。

磯の栄養分をたっぷり食べてる、
貝と、海藻を戴く事にしました。

今夜のディナーは・・・
こうなりました。

○磯の香炊き込みご飯(貝を使って・・・)
○イナダのカルパッチョ
    &イナダのアボカドわさびソース
○アオサのお味噌汁
○ジャガイモの日本海茹で(海水で茹でただけ)

翌日、リベンジフィッシングにも、
チャレンジしてみましたが、撃沈・・・

堤防に見切りをつけて、投げ釣りに変更したのに、
釣れたのは、ここでもフグ―。

相棒の先生が、頼みのシロギスを、
何とか3尾釣ってくれたのみ。

釣れなーい(>_<)

写真は全て、釣れない釣りシーンなのだ(*_*;

1枚目 堤防は、今日もフグ

2枚目 「釣れない」と、釣り女子の背中が叫ぶ

3枚目 夕陽に淋しげな影ひとつ

4枚目 泣きのシロギスちゃん(さすが先生)







2014/06/30 7:53:07|活動報告
水辺のアクティビティー実習のレポート 2014 1(淡水の部)
不安定な天気が続いて居りますが、
皆さまの所は、大丈夫ですか?
体調も崩しやすい時季ですので、お気を付け下さいね。

さて、あっと云う間に6月も終わろうとしています。
で、このブログも、一か月ぶりの更新となってしまいました。

前の記事で、「今年もやります!!」と、
宣言しました、専門学校の『水辺のアクティビティー実習』
満を持してレポート致しま〜す!!

と、いきたいところなのですが、
実は、マイデジカメに不具合が生じ、
折角撮影した、写真のデータを一部消滅させてしまい、
不本意ながら、短縮バージョンで
レポートとなってしまうのです(>_<)
お許し下さいませ

期間は、先月5月26日〜30日までの5日間、
学校がある妙高周辺の水辺、海辺で、
様々なアクティビティーを体験しました。

が、この前半部の写真がないのですよぉ(涙)

なので、前半部は、文章のみでご想像下さい

アクティビティー1 5月26日(月)

管理釣り場でのニジマス釣り(長野県信濃町)

近年とても人気が高い、
エリアフィッシング体験です。
釣り未経験者が多く、ロッドもリールも、
もちろん、ルアーも初めて・・・
そんな学生達でしたが、
全員見事に、ルアーでニジマスをゲット!!
最大は40aUP やったぁ
体験後に、塩焼きにして美味しく戴きました。


アクティビティー2 5月27日(火)

野尻湖におけるバスフィッシング(長野県野尻湖)

バスフィッシングの是非が論議されていますが、
多くの人が、バスと云う魚について、
余りに知識が乏しいのにも拘わらず、
外来種だと悪者にされてしまう傾向があります。

野尻湖は、このバスフィッシングを、
健全なレクリエーションとして取り入れ、
観光資源の一つとして定着させた湖です。

しかし、その管理や、湖の保全について、
やはり様々な障害があったそうです。

そんな懸命な、野尻湖漁協の取り組みを、
直接、漁協の方からお聴きして、
この湖におけるバスフィッシングの現状を、
伺い知る事ができました。

そして、スポーニングが始まったタイミングで、
バスフィッシングにもチャレンジ!!
何人かバイトしたものの、
残念ながら学生はノ―フィッシュ(>_<)

一番喜んでいたのは、
なんとワタクシ・・・
実に久々の25aUPを、
スプリットショットリグでゲット!!

満面の笑顔の写真も、消滅してしまいました(泣)

この2日間で、既に学生達も日焼けでいい色に・・・
海はもっと日に焼けるでよ〜(爆)

28日からは、海辺に移動して
これまた、いっぱい遊びます。学びます!!







2014/04/12 12:42:14|その他
おめでとう!!新入生歓迎パーティー

桜前線は、どんどん北上を続けていますね。
あなたの所の桜の花は、今どんな感じですか?

さて、4月9日の水曜日、
今年も、非常勤講師をしている
国際自然環境アウトドア専門学校の
入学式が盛大に行われました。
とっても良いお天気でした。


今年度の新入生は、総勢31名―。
そして、プラス2名の編入組の33名です(笑)
数が合わない・・・

そんなひそひそ話も、ちらちら飛び交う中、
式後の歓迎パーティーで、1年生全員が揃いました。

今年の新入生は、
実に多様なキャリアの持ち主がいて楽しみです。
元警察官、保育(師)男子、元巫女さん・・・
いやあ、これは面白いぞ〜!!


パーティーでは在校生達が、
歓迎の為に心を込めて作ってくれた、
豪華なお料理に、舌鼓をうちながら、
非常勤の我々も、ご馳走になりました。
とーっても美味しかったですよ。
ごちそうさまでした。

さて、どうして新入生が31名なのに、
一年生が33名なのか・・・

その秘密がパーティーで本人たちから、
実は・・・。と、紹介されました(*^_^*)v

今年度から、
保育師になれる学科・コースが新設され、
こちらの保育学科に1名、
そして、山岳プロ学科から
野生生物保全学科(二年制)に1名
在校生が、気持ちを新たにチャレンジとなったのです!!

なので、この2名を併せて33名の1年生―。
これも、自然の中で学べるこの学校の、
メリットだと思います!!

さあ、一年生の皆さん、
これから一緒に頑張りましょうね!!

皆さんの学びを、
精一杯、サポートしたいと思っています。

よろしくお願いしまーすv(^v^)v

写真は1枚目

新一年生の自己紹介です
彼女は、スキーが得意なんだそうです

続いて2枚目
彼は遠く北海道の出身。陸上選手だったそうです

3枚目
仲間の自己紹介を興味深く聴いてる1年生達

4枚目
在校生ですが今日から一年生で〜す!!







2014/03/31 22:18:03|提供できるプログラム
テレビ出演で紹介したプログラム詳細2(クニマスワークショップ)

いよいよ今日で3月が終わります。
明日から新年度が始まり、そして、
何と言っても、消費税が8%に引き上げられます。
私達の生活は、増税でどの様に変わるのでしょうか?
この財源が、きちんと社会保障政策に役立てられる様に、
しっかりと見極めていきましょうね。

さて、昨日はテレビ出演させて戴いた際に、
紹介した「ペットボトルのワカサギ竿」の、
プログラムの詳細をお伝え致しました。

引き続き今日は、同じ番組内で紹介した
「クニマスのワークショップ」に、ついて、
詳細をお伝えさせて戴きます。

実は、この活動については、
昨年の1月に、西湖のすぐ近くにある、
小学校さんで開催したワークショップを、
当ブログでも、一度ご報告致しました。

生物の「適応」に、ついて考え、
クニマスが何故、西湖で生き残れたか―。
それを探るヒントとして、
西湖に適応し得るであろう、空想の魚を、
自由に描いてもらいました。

これからの保護・保全を、
どうするのか、どうしたら良いのか、
どの様に考えるのか・・・。
等々を子ども達に問題提起する事で、
更なる「学び」へ、発展する事を願って、
取り組んでもらいました。

このワークショップの為に、
当方が描いた魚が、クワルビーで、
テレビでも、クワルビーの事を話しました。
が、このワークショップの、
本質までは、お伝えできませんでした。

一方先日の報道では、
西湖に生息しているクニマスの総数を、
7501尾と算出した―。
そんな記事が掲載されていました。

その記事には、昨年釣り人によって、
釣られたヒメマスとクニマスの総数から、
クニマスの分布の確率を算出し、
この7501尾としたとも書かれていたと思います。

7501尾を、多いと考えるか、
または、少ないと感じたのか、
おそらく人によって、感想はバラバラだと思います。

個人的な意見としては、多い、少ないの前に、
「釣れた―」
それを、敢えて書いている事に興味が湧きました。

クニマスが発見された後、
もちろん保護区は設定されましたが、
実際に釣れていると云う事実を公表していることが、
保護・保全に大きな方向性を示している様な
そんな気がするのです。

話をワークショップに戻しますね。
このクニマスワークショップは、
単に「適応」について、知ると云うものではありません。

適応できた理由を仮説を立てて説明する事が、
より西湖の環境について知ったり、考えたり、
詳しく調べたりと、子供達が、
自らの意志でアクションを起こし、
地域の財産を、どの様にして守っていくか―。
そういう支援を継続していく事が、
大切だろうと思っています。

また、本来の生息地であった田沢湖の事、
移入の歴史や背景の事、
様々な発展が期待できると考えています。

そして、それは全国規模でも、
意識をシェア―できたり、クニマス以外でも、
絶滅の危機に瀕している動植物の保全の事にまでも、
意識が及んでいくだろうと考えています。

子ども達の自発的な学びの支援こそ、
このワークショップの肝だと思います。

どうぞ、山梨県内に限らず、
興味を持って下さった方がいらっしゃいましたら、
気軽にお問い合わせ下さい。

日本の水辺から、
日本の未来を、共に考えていきましょう!!

写真は上から

1枚目
先日新聞に掲載されたクニマスの記事

2枚目
珍魚「クワルビー」

3・4枚目
S小学校でのワークショップの模様