いよいよ甲府にも桜前線がやって来た様です。 記録的な大雪に見舞われた2月、 春は来るのか― なんて、辛い気持ちになった方も、 きっと多いかと思いますが、 今年の桜の花が、そんな方達への、 希望の花になって欲しいですね。
さて、実は3月20日の木曜日に 釣りビジョンさんと云う、釣りの専門チャンネルの 番組に出演させて戴き、 当方の、釣りを通じての環境教育の取り組みや、 活動について、生放送でお話しさせて戴きました。
1週間が経って、その放送の一部が、 動画になって、同社のHPで紹介されて居ります。 その中で、ペットボトルを使って作った、 ワカサギ釣り用の竿を紹介した動画の再生回数が、 思いのほか伸びて居ります。 嬉しい限りです。ありがとうございました。
バックナンバーから動画が見られますので、 リンク一覧からご覧いただき、参考にして下さい。
そこで、興味がある方が多いのでは? と、感じ、この活動の主旨と、 詳細を、詳しくお伝えしたいと思い、 記事をアップさせて戴きました。
もし、興味を持って戴けましたら、 喜んでサポートさせて戴きますので、 宜しくお願い致します。
1 主旨と目的 このプログラムは、身近な素材を使って、 ご家庭のゴミの削減と、リサイクルを始めとした、 3R活動に、楽しみながら取り組める プログラムとして考案したものです。
ペットボトルが様々な商品に、 リサイクルされている事は、ご存知だと思いますが、 なかなか身近に感じられない為、 実感が湧かない―。と、 感じていらっしゃる事と思います。
ですが、このプログラムは、 ほとんどご家庭にある素材で完成し、しかも、 実際にワカサギが釣れ、 その釣果を味わう事も、もちろん可能です。
ご家族で、学校で、地域の子どもクラブや、 学童保育等の現場でも、 活用できるプログラムだと思います。
2 教育的効果
一方、竿を作る為に、 安易にペットボトルの飲料を買ってしまったのでは、 目的は達成できないですし、結果、 ゴミを増やしてしまう事も考えられます。
ですから、ここで使うペットボトルは、 ご家庭や、職場などで「ゴミ」として、 廃棄される物を利用致します。
竿のみではなく、余った部分を エサ入れ等に加工したりして、 できるだけ使い切る事―。 が、大事です。
可能な限り、コストなどかけずに、 全く違う用途の「道具」に、 自身でリサイクルする事で、 3Rをより身近に実践する、 きかっけとして活用できます。
また、さほど難しい行程はないので、 工作が苦手な子どもさんでも、 気軽に、自由に、作る事が可能です。
刃物は使う事になりますが、 その正しい使い方や、管理の仕方についても、 しっかりお伝えする事で、 「作る楽しさ」を、涵養できます。
3 手順
1)ご家庭にあるペットボトルを選ぶ
2)おおよその完成の形をイメージして、 竿の形にペットボトルを切り取る。 (マジック等で、下書きしてOK)
3)おおよそのガイドの位置を決め、 ガイドを、粘着テープ等で借り止めする ※ガイドとは、竿に取り付ける糸通しの事です。 動画では、買った物を利用しました。 ハリガネ等で作る事も可能ですが、 どちらかと云うと、 こちらの方がコストがかかりません ワカサギ用のガイドは、釣り具店で購入可能です。
4) ガイドの位置が決まったら、 ショック吸収用のクッションばねを、取り付ける (切り出したペットボトルの端材を利用)
5)糸巻き用のフックを取り付ける
6) 最後に糸巻きとガイドを、しっかりと固定する
7)好みでシール等で、デコレーションする
オプション 端材(ペットボトルの底の部分など)を使って、 ワカサギ用のエサを入れも作成可能
写真は完成形です。 |