夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2013/06/02 18:00:00|活動報告
海辺のアクティビティー 感謝編 

楽しくて魅力的な活動を、
たくさん体験させてくれた海―。

広くて、美しくて、世界につながっている海
たくさんの命が生まれ、育まれる海
私達人間は、海からたくさん恵みを戴いていますが、
一方で、その恵みを、開発や乱獲で失ってもいます。
ビーチコーミングで訪れた海岸にも、
海外から漂着したゴミがあった様に、

きっと海外の多くの海辺にも、
日本からのゴミが流れ着いていることでしょう。
誰が汚したとか、ゴミを捨てたとかって云う、
水かけ論をしたって、何の解決にもなりません。

ひとりひとりのモラルとして、
どう考えるか―。が、問われているんだと思います。

実習の期間中、ずっと良いお天気で、
水平線に沈む夕陽の美しさに、
ずっと私達は、感動しっ放しでした。
本当に、本当に素晴らしい夕陽でした。

実習の最終日、少しでも御恩返しをしよう―。
そんな気持ちで、上越のある海岸のゴミを拾い集めました。

短時間でしたが、45リットルのゴミ袋が、
私達の人数分、いっぱいになりました。
中には、猛烈な悪臭を放っているゴミもありました。
余りにも臭くて放置しようと思ったらしいのですが、
このままで良い訳が無い―。
学生は拾って来ました。

自分の足元にゴミがあるのに、
拾わない釣り人もいました・・・

でも、拾っても拾い切れないほどのゴミ
拾わない人は、決して「悪」では、ありません。
むしろ「当然」でしょう。

ただ、綺麗にしたいから私達はゴミを拾った―。
に、過ぎません。きっと、焼け石に水の行為です。
自己満足に過ぎなくっても、それでも良いと思います。

自分の心を掃除する様に、
学生達は、無心でゴミを拾いました。

それは、海に感謝の気持ちが、そうさせていたのです

能生の海で、私達が癒され続けた夕陽は、
世界のどこかで、誰かが同じ夕陽を見ています







2013/06/02 9:22:23|活動報告
海辺のアクティビティー 5 水族館バックヤードツアー

5日間に渡る『水辺のアクティビティー実習』も、
5月24日で最終日となり、
最後の海辺のアクティビティーとなったのが、
誰もが大好きな、水族館の見学でした。

が、単に見学するだけではもったいない!!
って、云う事で、特別にお願いしたのが、
普段は見る事ができない、水族館の裏側―。
いわゆるバックヤード体験です。

訪れたのは、上越市立水族館です。
昨年も訪れましたが、バックヤードツアーは、
今年度が初めてでした。

学生の一人が、この水族館でインターンシップで、
お世話になっていることもあって、
快く、お願いを聴いて下さいました。

水族館の裏側なんて、滅多に見ることができませんから、
イチバン興奮していたのは、
もしかしたら、私達講師陣かもしれません・・・汗

バックヤードツアーのスタートは、
先ず、ウミガメへの給餌体験でした。

ウミガメは余り食べる行為が得意ではないので、
一か所に集中して餌を置くと、
取り合いになってパニックする―。
なので、3か所に分けて与えてと教えて戴きました。
ここで与えていたのは、ホッケでした。

続いては、一度園内に戻って、
アザラシと、たくさん居るマゼランペンギンたちの
給餌ショーの見学をさせていただきました。
ここでも、学生達は給餌の体験をさせてもらいました。
ショーなので、一般のお客様も体験できるものです。

盛り上がったのは、ピラニアへの給餌でした。
大きな硬いハリに餌を付けて、
ピラニアの水槽に入れるのですが、
この食べ方がハンパない・・・
あっと云う間に骨も身も、
何にも無くなっちゃった・・・怖

他には、水温を管理するシステムや、
飼育の苦労話しなども、
係りの方から聴かせて戴くことができました。

この水族館は、中規模ながらも、
飼育するマゼランペンギンの数では、
日本屈指であること。
また、展示も非常に工夫されていて、
お魚好きには、たまらない魅力が詰まった水族館です。
夏にはイルカのショーもあるので、
山梨からも、どんどんお出かけ下さい。
とっても素敵な場所です。

充実していた実習も、ついにファイナル。
学生達が水辺・海辺に興味を持って、
遊びと学びの現場として、
活用してくれたら嬉しいですね。

5日間、いっぱい楽しんでくれたかな!?

写真は

1枚目
かわいらしいサカナたちが、壁でいっぱい泳いでいます

2枚目
ペンギン給餌ショーでの餌やり体験

3枚目
真剣に担当の方の説明を聴く学生たち

4枚目
さあ、これで実習も終り!!
これから帰る妙高山をみんなで真似しました(爆)









2013/06/02|活動報告
海辺のアクティビティー お食事編 

キャンプ中の楽しみと云えば、
そりゃあ、なんと言っても食事でしょう!!

ですが、今まで学生たちが体験して来た、
実習や、授業としてのキャンプでは、
食事は素早く、次の日の活動に備える事に費やされ、
ゆっくり味わって食べたことは、殆どないそうです。

ですが、この実習では、
自分達で水辺から、食材を釣ったり、採ったりして、
自然からの恵みを味わうのが、そもそもの目的―。

ですから、当然、お料理も、
食材の最高の味を引き出す様に工夫するので、
結構、豪華なお食事タイムが演出できるのです。


そこで、アクティビティー報告が暫く続いたので
ここらで、ほっと一息タイム。
このブログをご覧の皆様にも、
目で味わって戴こうと思いま〜す。

海釣りでは、残念ながら、アジが釣れなくて、
新鮮な「アジのタタキ」は、作れなかったけれど、
フクラギ(関東ではイナダ)だって負けていません。
調理次第で、最高のお料理が出来るのです。

フクラギは、見た目は立派なのですが、
まだこの時季は若くて、脂が乗り切っていません。
ですが、とびきり弾力があってぷりぷりしてるので、
選んだ料理は、お刺身ではなく、カルパッチョ
魚を捌くのは、女子の学生が頑張りました。

初めての3枚おろしにチャレンジでしたが、
なかなかどうして、上手でしたよv

オリーブオイルで、軽くマリネして、
岩塩とブラックペッパーでアクセント。
それに、季節の野菜を添えて完成!!

男子学生が取り組んだのが、
磯で採って来た貝を使った、スープパスタです。

マツバガイや、イシダタミガイを塩ゆでにして、
丁寧に殻を外して、市販のコンソメスープと合せ、
仕上げに青のりを散らして完成!!
磯の香が薫るスープパスタです。

更に味噌汁は、釣ったメバルやクジメのあら汁。
フクラギの中骨や、頭も、
塩焼きにして、余すところなく、命を戴きました。

そしてみんなでテーブルを囲んで、
キャンプの夜は更けていく・・・

最高じゃあ!!

ブレックファストは、
サラダと、海藻のネバネバ和え(笑)
茎の太い部分をみじん切りにして、
生姜と長ネギとお醤油で合える―。
と、これがまた、うま〜い!!
お味噌汁にも、たっぷり海藻を入れました。

ランチには、
初日に釣って仕込んでおいたニジマスを、
段ボールで作ったスモーカーで燻製にして、
チーズや、ササカマ、チクワもスモーク!!
これがまた、美味しくって、
学生達も大喜びでした。

やっぱり、食べる事は楽しいし、
命が命を繋いでくれてる事に気付くよね。

ああ、美味しかったぁ!!
ごちそうさまでした。







2013/06/01 9:48:25|その他
海辺のアクティビティー4 ビーチコーミング

海あそびは、まだまだ尽きません(笑)
海藻でおしば作りを楽しんだ後は、
能生から、国道8号線を上越方面に、
10分ほど向かうと、藤崎海岸があります。
夏には海水浴になる海岸に行きました。

ここで行った活動は、
海岸に漂着した漂着物を観察したり、
拾い集めて楽しむ、ビーチコーミングです。
コーミングの『コーム』とは、櫛の事―。
即ち、櫛で髪を梳く様に、
くまなく海岸を観察するっていう活動ですが、
これも、折角ならアートしちゃおう!!
って、事で、先ずは素材にする漂着物を探しました。

こういう活動は、やり始めると、
結構ハマってしまうもので、
学生達は、それぞれの感性で、
色んな物を見つけて来ます。

ある学生が拾った大物は、
おそらく魚網に付ける、ブイ―。
それに、フジツボだとか、カメノテだとか、
ムラサキイガイだとか、色んな生きものたちが、
どっこい生きて居りました。

こんな漂着物の中に、小さな宇宙がある様で、
全員で暫し観察・・・。
ロマンに浸りながらも、も一度、海に返しました。

他には、カラフルな石、貝殻、漁具、木の実や種・・・
森の落し物も、海に流れ着き、
遠く外国から流れ着いた物も・・・。

ゴミと言ってしまえば、それまでですが、
自然との繋がりを感じるアイテムと思えば、
チョッと素敵な物にも見えて来ます。

拾った素材を、自由にアートしてみよう!!
実習が終わったら、宿題として創作してもらいます。

秋に、どんなアートに仕上がるか、
今からとっても楽しみです!!

写真は、
1枚目
のんびり浜辺を歩いて「!」を、探しました!!

2枚目
これが、ブイ宇宙(コスモ)

3枚目
カラフルな石たちと、なぜか未開封お腹のお薬?

4枚目
長い旅の終わりは、新潟県の海岸でした。







2013/05/30 22:04:59|活動報告
海辺のアクティビティー3 海藻DEおしば

海辺での実習の中日は、
昨日までのアクティブな活動とはひと味違う、
チョッと、アーティスティックな活動を楽しみました。

とっても良いお天気だったので、
テントサイトで、そのまま実施することにしたのは、
昨日、磯や浜辺で採取して来た海藻を使って、
「おしば」を、作ってみよう!!って、云う遊び。

最近、海辺での体験活動や、
環境教育の手段として人気が高い活動ですが、
妙高周辺の山や里が、
これまでの主な活動場所であるので、
学生全員が、この『海藻おしば』の、
活動を知りませんでした。

ですが、手順を簡単に説明して、
自由に海藻を組み合わせて、
用紙いっぱいにイメージしながら、
創作する様に話したところ、

全員の手が、どんどん動き始めました。
だんだん、それがカタチになってくると、

ウォ〜っと、声があがっちゃうくらい素敵な、
『海藻おしば』が、次々に現れて来ました。

そこで、押し付ける前にパチリ!!

それに、たまたま海藻を入れておいたトレ―の水が、
色が出ているのを見つけた学生たちは、

「これ、染まるんじゃね!?」って、始まり、
即興で、『海藻染め』の、
プログラムも、始まっちゃいました。

結果は、ほんのりとしか染まらなかったけれど、
これを定着させたら、いいプログラムになるよね!!

写真は

1枚目 青空の下で「海藻DEおしば」

2枚目 イメージが湧いたら、手が止まらない(笑)

3枚目 我らがシンボル 妙高山!!

4枚目 火を吹く怪獣 ゴジラ?