先の記事で報告をさせて戴いた、 新潟県の上越市を流れる関川は、直江津で海で注ぎ、 一部が運河となっている―。 と、お伝えしました。
新潟県では、干潟と呼ばれるエリアは、 余り見当たらないのですが、この運河の最奥部は、 ほぼ干潟と同じ環境を持っています。
なので、ここで見つかる生きもの達は、 ほぼ、干潟の生物相と合致しています。 先日の授業で見つかった、多様な生きもの達を、 ご紹介させて戴きたいと思います。
干潟ではおなじみですが、 変わったものも、たくさんありましたよ(笑)
先ずは、干潟の砂の上に、 たくさんお椀の様な塊りが見つかりました。
手に取ると砂のお椀の様で、 でもグシャっと壊れてしまうことはありません。
さて、これは何でしょう!?
海と川とを行き来する、 ハサミに藻の様なフサフサが付いているカニは?
干潟のお掃除屋さん、 ゆらゆらぷかぷか、これって何?
チョコチョコ動きまわる小さな巻貝は、アラムシロ 潮干狩りでおなじみのアサリ
中身は見つからなかったけど、 貝の仲間もいっぱい。 貝殻コレクションができましたよ(笑)
おーっ、ウミウシみーっけ!! それから、ニョロっとキモイのは、ゴカイの仲間たち
お魚も、ボラに、クサフグ、ハゼにキュウセンベラなど、 いっぱい見つかりましたぁ!!
生きもののゆりかごとして、 多くの命を育む干潟は、 地球にとっても、大事な大事な環境です。
でも、この場所、とーっても穴場なのです!! |