夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2013/08/16 15:43:37|活動報告
やまなし少年海洋道中 2013レポート1 海洋の日

連日の猛暑が続いて居りますが、
皆さま、熱中症には、くれぐれもお気をつけ下さいね。

さて、八丈島から帰って来た翌日から、
連日の40度越えの気温(>_<)
ここ数日も猛暑日なのに、
37度をチョッと涼しいなんて感じてしまうなんて、
尋常な事ではありませんよね。

島の方が、よっぽど涼しくて、
木陰は爽やかで、快適でした(泣)

一服の清涼剤になってくれるかどうかは解りませんが、
今年のやまなし少年海洋道中のレポートを、
今日から始めていきたいと思います。

昨年とは少し趣向を変えて、
上陸から帰還までを単にふりかえるのではなく、
子供達も、そして指導者達も、
楽しかった。嬉しかった。
感動した。グッと来た・・・。

そんな数々の体験の中から、
幾つかに絞って、ご紹介したいと思います。
よろしくお付き合い下さいネ(笑)

1回目の今日は、
3日目に行われた「海洋の日」の、レポートです。
実は、昨年、一昨年と、
子供達が楽しみにしている、
「漁船に乗ってのクルージング」が、
海況が思わしくなかった事で、
中止になっていたのです。

が、今回の海洋道中は、
お天気も、海況もまずまずだったので、
予定通りに、クルージングも行う事ができました。

6船に分かれて、いざ神湊港から出港!!
子供達の大半は、舳先の方に集まって、
意気揚々です。

途中、島の漁業の、
主要な漁法の一つ、
ムロアジの「棒受網漁」を、見学させて戴きました。
網の入れ方、追い込み方、網の上げ方など、
とても、独特な漁法なので、
子供達も、興味深々!!

だけど、揺れる舳先では、
次第に船酔い者が、
どの船も増えて行った様でした(笑)

自分と、3班のメンバーが乗せて戴いた船は、
普段は、ダイビング船もされている様で、
船長さんが、ウミガメ出没ポイントも熟知されていて、
何頭も、ウミガメが海面に顔を出す姿とか、
悠々と泳ぐ姿を見つけてくれたので、
ラッキーなことに、いっぱい出会いました。

他の班は、見ていないって子も多かったので、
とってもラッキーだったなあ!!

自分も、この時とばかり海の男を気取り、
ワイルド系の偏光グラスに、
短パン、ギョサンのいでたちで乗船していたので、
他の班の子供から、「タイソン似合い過ぎ〜」の、
お言葉まで、後でもらっちゃいました(*_*;

トビウオもいっぱい見たので、
3班は、殆ど船酔い者はナシ!!
班担当の、指導者が指導者なだけに、
わいるどなボコんとうでした(爆)

港に帰ったら、
今度は漁協の女性部の方達が、
豪華なお料理でもてなして下さって、
子供達も、もちろん指導者も、
マックスハイテンション!!

美味し過ぎます〜っ!!
ご馳走様でした。

この日は、他にもクサヤ工場の見学や、
スノーケリングもあって、
大いに八丈の海を満喫できた一日となりました!!

写真は上から

1枚目
いざ出港!! 

2枚目
ワーッ、ウミガメだぁ!!
舳先に集まる3班のメンバーたち

3枚目

棒受け漁の船

4枚目
棒受け網漁も、しっかり見学の図








2013/07/29 21:44:50|情報共有・お願い
ついに11回目の八丈へ!!

中国地方での大雨被害は甚大ですね。
どうか、これ以上、
被害が大きくならない様に祈るのみです。

さて、いよいよ8月がやって来ます。
8月と云えば、そう!!
今年も、やまなし少年海洋道中が始ります!!

50人の中学生達と共に、
八丈島で、でっかい体験をして参ります!!
当方がこの事業に関わり始めて、ついに11年。
思えば、アッと云う間の10年。
そして、この先の10年―
を、見据えての今回の旅です。

今年は、男女とも25名づつ。
きっと、今年も試練の数々が、
島で待ち受けている事でしょう。
でも、仲間と絆を深めながら、
支え合って、声を掛け合って、
きっと、乗り越えてくれることでしょう。
思い遣りと、感謝と、友情の芽を、
きっと大きく、大きく、
育てて来ることでしょう。

彼らと共に過し、
濃厚な時間と、体験を互いに共有することで、
自分もまた、成長してきたいな―。
と、全力のサポートを、
心に誓ったところです。

期間中は、活動をお知らせできませんが、
子どもたちは、一生懸命に頑張っています。
山梨から、アツイ声援をどうか送って下さい!!
我々は、全力で支えます。

そして今年も、
しっかりと、環境についても考え、取り組んで参ります。
未来へ、美しい自然を、引き継げる様に・・・

そして、例年の通り、
10日間は、全ての連絡通信手段が途絶えます。

キャンプ期間中に、
もし、お問い合わせやご連絡などがございましたら、
誠に恐れ入りますが、
問い合わせフォームから、Eメールでお知らせ下さい。
戻り次第、直ちに返信させて戴きます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

今のところ、天気は良さそうです。
ひたむきに、がむしゃらに、
50人の仲間と、島で過して来ます。

それでは、いざ八丈へ!!

写真は昨年のものですが、

1枚目
昨年は大揺れだったかめりあ丸。今年はどうかっ!?

2枚目
ベースキャンプに掲げられる我々の横断幕!!

3枚目
底土港 今年も充実した笑顔で終われますように!!







2013/07/02 12:52:25|活動報告
こんなところに希少種が・・・(フィールド観察授業)

昨日、富士山は山開きを迎えました。
登山道は長蛇の列で、
今年の登山客は、過去最高となりそうな勢いです。

さて、世界の遺産となった富士山ですが、
唯一無二の存在って云うのは、
生きものの世界にも当然あること。

稀少で、貴重な生きものが、
絶滅の危機に晒されていても、
その種が、余り脚光を浴びない様な、
地味な生きものの場合、絶滅しても気づかれない―。
そんな事もあるかもしれません。

が、思わぬ環境の中で、
どっこい生きていたりすると、凄く嬉しくて、
愛おしく大事に思うものです。

さて、6月27日は、
講師に行っている専門学校の、
前期最後の担当授業である、「フィールド観察」
の、授業でした。

この授業は、1年生に自然の知識を増やしてもらう事を、
目的として、全1年生と、野生生物保全学科の学生が、
様々なフィールドで、様々な体験を積んでいます。

この日は、「川の生きもの観察」でした。
が、いつもの川が、大雨と雪解けによる増水で、
危険だと判断し、場所を変えて、
近くのほんとうに小さな河川で行う事となりました。

でも、その前にって事で、
今年の1年生が、
どれくらい川の生きものを知っているのか、
チョッと試すために、
教室内でアクティビティーを一つ。
2年生に水生昆虫の成虫役をやってもらい、
幼虫役の1年生達が、
無事に親の元に辿り着けるかなあというもの(笑)

全く親と、姿も形も違うものだから、
結構、あっちにこっちに四苦八苦
けど、あっちいけって言われちゃった幼虫は2種
トンボの幼虫と、カワゲラの幼虫
まあ、似てるっちゃ、似てるね(爆)
20分ほどウォーミングアップしてから、
車3台に分乗して、採取地へ繰り出しました。

実はこの場所、
以前、周辺の小学生と観察会をした時に、
非常に貴重な、ある魚が、見つけられて居り、
もしかしたら・・・。
の、期待を抱きつつ、
学生34名 講師4名が、
川幅2b程の川でジャブジャブ(爆)

ガサガサと呼ばれる採取法で、
この川に生息している、
色んな生きものを採取して観察しました。

水生昆虫の他、
サワガニや、なんとヤマメまで採れちゃいました。

そ、そして・・・

「魚を採ったど〜!!」と、雄たけびのもと、
確認に集まると、な、な、なんと・・・
あの、仏様があああ・・・

魚種の名前はここでは明かさない様にしましょう。
本当に稀少で、絶滅危惧種に指定されている
ドジョウの仲間です。

里を流れる小河川ですが、
清冽な流れで、ひっそりと生きている大切な命
ずっとこの場所で、生き続けて欲しいと、
願うばかりです。

今年の1年生は、凄いラッキーです。
そして、学校近くのフィールドのポテンシャルが、
素晴らしく高い事にも気付くことでしょう!!

写真は1枚目
『私は誰でしょう?』お母さんは、どこ〜!?

2枚目
いざ、ガサガサ隊!!

3枚目
ビックリのヤマメちゃん。

4枚目
そして、まぼろしの〜!!
わざとボカして撮ったよ。







2013/06/27 9:00:14|活動報告
野生生物調査授業(潮間帯の生物調査)

梅雨入りしてカラ梅雨だと思っていたら、
突然大雨が降り、台風もやって来て、
今年の梅雨は、とってもいやらしい感じです。

6月20日(木)も、前日までの雨で、
川は濁流となって流れて居り、
この日も、無事に実施できるかどうか、
解らなかったのでありますが、

講師で行っている専門学校の、
野生生物保全学科の1・2年生共同授業である、
『野生生物調査』の、授業を担当して来ました。

この授業は、様々なフィールドで、
生きものを採取確認し、棲息状況や、棲息数、
フィールドと、生物相の関連についてなど、
様々な見地から考察する授業です。

今回やって来たのは、
過日の『水辺のアクティビティー実習』で、
訪れた、糸魚川市の能生(のう)にある、
弁天島の磯です。

現地に到着して、ウェットスーツに着替えた学生達は、
もうハイテンションで、
あの、テレビ番組の如く、
「獲ったるど〜っ!!」と、気合まんまん(爆)

この日は中潮周りであった為、
磯の大半は、水中に没して居り、
スノーケリングしながらの、入水調査となりました。

そぼ降る雨の中ではありましたが、
潜ったり、磯の隙間に手を突っ込んだり、
種慮本能全開の学生達。

あのぉ、あくまで調査なんですけどぉ・・・
それでも、採取した生きものは多種多様
インパクトがあったのが、でっかいアメフラシのつがい
・・・の最中でありました(テレッ)

ウミウシ、マナマコ、ムラサキウニ、イソギンチャク・・・
マツバガイ、オオヘビガイ、ヒザラガイ・・・
イワガニ、ヤドカリ、カメノテ、フジツボ・・・
魚類は、アナハゼか、ナベカの幼魚と思われる個体や、
海藻の森の中に居た、メバルの幼魚も採れました。

そして、小さいながらも、
今回のスペシャルは、鮮やかな緑色の甲殻類である、
ナガレモエビをゲットできました。

さすがに雨にあたっていると身体も冷えて来たので、
着替えて食事を摂った後で、全員で観察タイム
磯の生きものの不思議さや、多様性を、
充分に身体で感じてくれたと思います。

潮間帯は、潮汐により日々、環境の変化があります。
流れて来た、多くのプランクトンが、
磯に漂着し、それぞれに関わりながら、
一つの生態系を築き上げていきます。
そして、多くの命を守り育んでいます。

日本の海の豊富な生物相は、
長い海岸線を持っている我が国ならではの、
非常に貴重な、海のゆりかごなのです。

元気いっぱいにはしゃぎながらも、
水を得た魚の様に、
貪欲に学ぶ学生達に、嬉しくなった授業でした。

注:磯での生物採取は、
  漁業権により禁じられている場所が多いです。
  我々は、教育目的として、許可を得て活動しました。

写真は

1枚目
磯のハンター達(爆)やる気まんまん!!

2枚目
でっかいアメフラシ!! むらさきの汁〜

3枚目
アメフラシって、ここに貝の名残りがあるぞ!!
ホントだ、固い!!

4枚目
全員で暫し、磯の生きものの観察タイム







2013/06/02 18:00:00|活動報告
海辺のアクティビティー 感謝編 

楽しくて魅力的な活動を、
たくさん体験させてくれた海―。

広くて、美しくて、世界につながっている海
たくさんの命が生まれ、育まれる海
私達人間は、海からたくさん恵みを戴いていますが、
一方で、その恵みを、開発や乱獲で失ってもいます。
ビーチコーミングで訪れた海岸にも、
海外から漂着したゴミがあった様に、

きっと海外の多くの海辺にも、
日本からのゴミが流れ着いていることでしょう。
誰が汚したとか、ゴミを捨てたとかって云う、
水かけ論をしたって、何の解決にもなりません。

ひとりひとりのモラルとして、
どう考えるか―。が、問われているんだと思います。

実習の期間中、ずっと良いお天気で、
水平線に沈む夕陽の美しさに、
ずっと私達は、感動しっ放しでした。
本当に、本当に素晴らしい夕陽でした。

実習の最終日、少しでも御恩返しをしよう―。
そんな気持ちで、上越のある海岸のゴミを拾い集めました。

短時間でしたが、45リットルのゴミ袋が、
私達の人数分、いっぱいになりました。
中には、猛烈な悪臭を放っているゴミもありました。
余りにも臭くて放置しようと思ったらしいのですが、
このままで良い訳が無い―。
学生は拾って来ました。

自分の足元にゴミがあるのに、
拾わない釣り人もいました・・・

でも、拾っても拾い切れないほどのゴミ
拾わない人は、決して「悪」では、ありません。
むしろ「当然」でしょう。

ただ、綺麗にしたいから私達はゴミを拾った―。
に、過ぎません。きっと、焼け石に水の行為です。
自己満足に過ぎなくっても、それでも良いと思います。

自分の心を掃除する様に、
学生達は、無心でゴミを拾いました。

それは、海に感謝の気持ちが、そうさせていたのです

能生の海で、私達が癒され続けた夕陽は、
世界のどこかで、誰かが同じ夕陽を見ています