夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2011/08/21 21:46:56|活動報告
やまなし少年海洋道中 事後研修(68億分の100の奇跡)

この事後研修会で、今年のやまなし少年海洋道中は、
フィナーレとなります。

八丈島島外学習隊のみんなとの交流も、これで終わり。
そして、夏も終わりです。

今日も、残念ながら雨・・・。
肌寒い一日だったけれど、きっと再会した子供たちの心は、
嬉しくて、そしてハートウォーミングな日に、
なったに違いありません。

島に居る時以上に、お互いに話が弾んでいたし、
冒険ハイクは中止になってしまったけれど、
室内での「竹とんぼ作り&飛ばしっこ合戦」は、
大いに盛り上がっていました。

飛行距離を競うゲームでは、
見事に岳(がく)が、優勝!!
準優勝はきょろ。

商品は、自然の家の所長さん手作りの、
鼻笛と、スーパー竹とんぼでした。

ところで、お別れの会で、
八丈の団長、山本校長先生(八丈町立三原中学校)が、
世界の約68億以上の人間がいるなかで、
山梨と、八丈のこの交流団のメンバー約100人が、
出会えたのは、本当に奇跡で不思議なことだと云う、
お話をして下さいました。

本当にその通りで、
私たちは、大人も、子供もなく、海と空との間で、
出会えた、素晴らしい奇跡を、
ずっと、この先も続けていかなきゃいけない―。

この奇跡に感謝!!
奇跡の仲間たちに出会えたことに、心からありがとう!!

写真は上から

1枚目
現地研修以来の再会。班での活動反省会の様子です。

2枚目
竹トンボ大会の様子です。優勝は岳!!

3枚目
山梨と八丈の奇跡の仲間たち

4枚目
清里駅にて、別れを惜しんで、ホームでメアド交換








2011/08/20 21:18:34|活動報告
八丈島島外学習をサポート!!

昨日から、先日までお世話になっていた八丈島から、
今度は、島外学習隊として、
島の小中学生たちが、山梨にやって来ました。

前の日記の18日までは、厳しい残暑でしたが、
急転直下で、今日は10月の陽気(涙)
来ていきなりの寒さに遭って、
子供たちは、出鼻をくじかれてしまったことでしょう。

でも、寒さも吹き飛ばして、
今日は、そぼふる雨ももろともせず、
元気に渓流釣りにチャレンジしました。

自分も、島でいただいた、あたたかいもてなしを
少しでもお返ししたくて、お手伝いさせて戴きました。
釣り場を借り切って、ニジマス釣りです。
釣れれば、寒さなんてへっちゃら!!
釣れるわ、釣るわ!!

釣果は、なんと125匹!!
すごいでしょ!?

このお魚は、塩焼きになって、
今夜みんなで食べます。
魚捌きも、もちろんお手伝い。

塩焼きだけでは、食べきれませんから、
残りは、燻製にします。
こっちの処理も、手伝わせて戴いて、
少しは、感謝をお返しできたかな(笑)

そして、明日21日は、
再び、山梨の子供たちと、島の子供たちが、
清里で交流します。

明日は天気になってくれるかな?

写真は、
1枚目・・・雨でも頑張りました!!

2枚目・・・大物が釣れました。イエイv

3枚目・・・美味しくいただく為に、魚も自分たちで捌きました。







2011/08/17 12:19:07|活動報告
やまなし少年海洋道中2011 レポート3(サバイバル編)

海洋道中のプログラムの中で、
やはり最高のメインイベントは、サバイバル踏破だ。
各班が、重いリュックを背負って、
1泊2日で、八丈島を一周するのだ。

このプログラムを経て、
子供たちは、協力することの大切さを覚え、
仲間がいることの素晴らしさに気付き、
その仲間と一緒に、やり遂げることの歓びを知る。

指導者も、同じ気持ちで子供たちを支え、
パトロールしながら島を回る。
最も過酷なのに、最も子供たちの記憶に強烈に残る、
素晴らしいプログラムだ。

今年は、登龍峠から南回りで踏破する
1班、5班を追いかけることになった。

1班は、オール男子で朝から元気バリバリ。
長い道のりをもろともせず、ずんずん進んだ。
驚異的なスピードで、難所の登龍峠も難なく制覇。

一方、5班は、身体の小さい子も居たりで、
最も長い距離を歩かなければいけないのに、
なかなかペースが上がらない。
昼食を摂る予定の中之郷へはまだ遠く、
末吉手前で、脚が止まっていた。

予定を変更して、末吉で食事する様にアドバイス。
ビバーク地の横間ヶ浦へ、日没までに辿り着けるのか・・・。
とにかく、お昼を食べたらピッチをあげてと伝え、
またパトロールへ戻った。


そして、自分達も昼食を済ませ、
真っ先に5班のケアーに向かう。
あのペースなら、まだ中之郷辺りか・・・。
でも、末吉手前まで戻っても見つからない。
どうした!? まさか・・・。

一抹の不安を抱えて、唯一の楽しみである、
「ふれあいの湯」へ、向かう。
ここまで来ているのか!!

居た。5班が居るではないか!!

あの遅れを一気に取り戻して、
ビバーク地の直前まで来たのだ。

彼らの頑張りは凄い!!
聴けば、お昼の後は黙々と歩き続けたんだそうだ。
それにしても、一気のまくりに、
担当カウンセラーの自分の胸も熱くなった。
ふれあいの湯には、1・3・4班も来ていた。

しかも5班は、大坂トンネルの夕景に合わせて
時間調整をする余裕もあった。

逆光なかで、横間ヶ浦を上から見下ろしていた。
彼らの顔を沈みかけた夕陽が、眩しく照らしていた。

こんな風に、サバイバル踏破は、
自分達指導者にとっても感動なのだ。

5班全てが全員で、島を歩き切った。
島の人たちも、気軽に声をかけてくれたり、
頑張る子供たちに、豪華な差し入れまで惜しげなく下さる。

このプログラムの重さと、凄さを、毎年味わっている。

今日のレポートは、
チョッとドキュメンタリーチックに書いてみました。

写真は、上から

BCの朝焼け
最高の朝陽が、彼らの出発を見送ってくれます。

2枚目
うっすらともやがかかる登龍峠を、5班が歩いていました。

3枚目
末吉をハイペースで通過した1班
余裕の給水風景です。さすが、あっぱれ日本男子!!

4枚目

大坂トンネルを過ぎて絶景の夕陽。
今夜は、あそこに泊るんだと、横間ヶ浦を見下ろします。







2011/08/16 21:43:58|活動報告
やまなし少年海洋道中2011 レポート2(フィッシング編)

多くの子供たちが楽しみにしていたフィッシングの機会は、
8泊9日の期間中で、後にも先にも7日目のみ。
しかも、前日までは島一周を徒歩で踏破するサバイバル。
楽しみではあっても、子供たちにとっては厳しいスケジュール。
そして、疲れた身体にムチ打つ様に、
早朝の釣りの集合時間は、何と4時30分。
しかも、遅刻したら置いて行かれます。試練です!!

それでも、自分が4時過ぎに準備を始めると、
希望者が続々と竿を持って集まって来ました。
2名、自分の意思で取りやめたものの、
13名が早朝釣りに参加してくれました。

美しい朝陽の中を、徒歩で神湊(かみなと)港まで向かいます。
エサやクーラーなどは、子供たちが手分けして運びました。
実は、昨年は釣果無しの丸ボーズ。
場所も変えていないので、二の舞だけは避けたいところです。

5時。実釣スタート!!
いきなりオジサンが釣れて、
ワァーと、歓声があがりました。
し、しかし・・・
幸先は良かったのですが、うーん、釣れない(涙)

バラシが数回あったものの、
早朝の釣果は、オジサン一尾。
けど、写真の通り良い型だったので、
その場で、お刺身にして全員で食べてみました。
「ウ、ウマイ!!」
甘くてコリコリして、釣りたてを堪能しました。

ビックリしたのは、
何とウミガメがサビキの仕掛けに掛って、
そのお姿を見せてくれたことです。
余りにビックリして、ナイフを海に落としちゃった(泣)


さてさて、この日は自主活動で、
フィッシングを選択した子供も居ます。
こちらの方は、まあまあの釣果がありました。

唯一、参加してくれた女子が、
オジサンをゲット(決して、不純な行為ではありません)
オジサンと云う、お魚の名前なのです。

続いては、ハリセンボン。
島ではアバサーとして珍重されますが、
キャンプでなかなか調理できないのでリリース。

カゴ釣りをやっていた釣りキチ男子は、
ハコフグと、スズメダイ。食べれるとこないね(汗)

で、最もメジャーなムロアジも釣れました。
極めつけは、
なかなか釣れずに諦めかけていた、海釣り初めての子に、
30aクラスのショゴ(カンパチの幼魚)が食らい付き、
見事ゲットで、してやったりの笑顔!!
けど、この後は絡んだ仕掛けを、
自分が外すハメに・・・涙

だから、その写真が無いんだよね〜!!

釣れたムロアジ、オジサンは、
釣り場で捌いて食べました。
魚の命を戴いたこと。
これこそ、いただきますの真意。
子供たちは、命の味を噛みしめてくれたと思います。

午後2時半にストップフィッシング。
『量よりも質』。

今年のフィッシングは、釣れた獲物も、
釣れたタイミングも、とてもグッドで、
粘って粘って、最後にムロアジ釣れた子や、
珍客もあり、思わぬ高級魚もあり、
楽しいフィッシングの機会となりました。

その夜、ショゴは釣った子が自ら塩焼きに調理して、
みんなにふるまわれました。
美味しかったよ。
ごちそうさまでした。







2011/08/15 10:46:25|その他
やまなし少年海洋道中2011 レポート1(活動編)

さあ、今年も夏のメインイベント、
やまなし少年海洋道中の、
八丈島での現地研修が、無事に終わりました。

今年も、でっかい体験が満載!!
参加した中学生たちは、身も心も大きく成長して
八丈島から戻って参りました。
当然、私たち指導者も、子供たちの成長を見守りながら、
一緒に成長できた8泊9日でした。

それでは、早速レポート開始〜!!
第一弾は、活動編ということで、
日々行われた活動の中から、彼らをよりたくましくさせた
活動を、写真と一緒に報告です。

写真の上から・・・
8月2日 八丈島上陸。
休む間もなく、ベースキャンプを張った垂戸のキャンプ場に、
マイホームとなるテントを設営!!
この日は、猛暑。汗だくになってのテントアップでした。
いやあ、マジで暑かったっス(泣)

8月3日 交流の日
この日も朝から強い日差しが照りつけました。
午前中は、八丈島の小中学生と一緒に交流会。
楽しいゲームで盛り上がりました。
向こうに見えるのは八丈島の青い海―。
積極的に声を掛けてくれた山梨の仲間たちに、
すぐに打ち解けた様子。偉いぞ!!
今度は、八丈の子供たちが山梨にやって来ます。
こっちも、楽しみ〜!!

8月5日 サバイバル1日目

ふるさと村での昼食風景。
ラ、ラーメン食いたい・・・。
女子も鍋からラーメンを食べる。なかなか無いよネ!!
でも、うまそうやったなあ。
分けてくれなかったしぃ(爆)

8月6日 サバイバル2日目

仲間みんなに迎えられて5班、ラストで生還!!
走破距離は、イチバン。良く頑張ったぞ。

今年は、サバイバルで
海岸に近かった横間ヶ浦では、
もしもの地震・津波からの避難誘導のケアで、
指導者も、距離を置いて同じ場所でビバーク。

担当だったので、満天の星空の下で、
自分も子供たちを見守りながら休ませてもらいました。

そりゃ、すげー星だったさぁ!! 感激でした。

第一弾、活動編はこれにておしまい。
第二段は、自分の最大出番である、フィッシング編。
どうぞ、お楽しみに〜!!