夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2011/07/02 10:34:41|活動報告
フィールド観察授業(上越関川で、ガサガサ調査)

いよいよ7月がスタートしました。
節電の夏が、いよいよ始まりますよ。
さて、1日は国際自然環境アウトドア専門学校で、
自分達の担当授業の、前期最後となる、
フィールド観察授業がありました。

向かったのは、学校から20分ほどの関川の河川敷です。
地域を流れるこの川に、どんな生きものがいるか、
繋がりや多様性を考えてもらえる様に、
漁協さんに許可を戴いて、ガサガサ調査をさせて戴きました。

活動場所に着き、川に入る前に注意事項を確認し、
それぞれ入念にストレッチをやってもらった後に、
いざ川へ突入!!
昨夜の雷雨で、若干増水気味でした。
只、お天気は良かったので、
案の定、学生達のテンションがあがり、ザップーン(爆)
この時の動画が、学校のブログにUPされています。

http://ameblo.jp/i-nac/entry-10940315530.html

少し苦労もしましたが、
トビゲラ、カゲロウ、カワゲラなどの川虫類や、
大きなヤゴも結構採れたり、観察も興味深々!!

それにしても、思いもしなかったスペシャルゲストが、
捕獲されました。多くの地域で絶滅が危惧されている、
ナマズ科の魚、『アカザ』を、ゲットしちゃいましたぁ。

正直、自分も野生のこれを見たのは初めてでしたし、
採った自分が、いちばんビックリしてしまいました。

清流の指標魚類である、カジカの繁殖も確認できました。
人の暮らしのすぐ脇で、
脈々と命を繋いでいる川の生きものたち。
今後も観察し続けていきたいですね。

学校のブログでのレポートも、是非ご覧くださいね!!

写真は・・・

1枚目  結構な水量もなんのその、採取風景

2枚目  採った生きもの観察中。その中に〜

3枚目  このカワイイのがアカザちゃんです(ヒゲは4対8本)

4枚目  こちらは、カジカくん(赤ちゃんも採れました)







2011/06/04 20:05:01|活動報告
水辺のアクティビティー実習 アルバム3(海洋生物編 U)

続いて、海洋生物編の第2段
主に、弁天島周辺で採取できました。

1枚目
イトマキヒトデほか
採取方法・・・磯遊び(直接手で採取)

2枚目
バフンウニ
採取方法・・・同上

3枚目
ムラサキウニ
採取方法・・・同上

4枚目
マツバ貝ほか
採取方法・・・同上

磯遊びで、他に採取できた生きもの魚

フナムシ・アカクラゲ・イソギンチャク
ヨウジウオ・キュウセンベラ・ギンポの仲間など

番外編(プランクトン)

ケンミジンコの類
クラゲの幼生・カニの幼生(メガロパ)など







2011/06/04 19:44:57|その他
水辺のアクティビティー実習 アルバム2(海洋生物編 T)

続いて、海の生きものたちの写真を紹介します。
こちらも、多様な生きものたちが、
それぞれにつながりながら生きていました。

1枚目
ガザミ(ワタリガニ)
採取方法・・・投げ釣り

2枚目
マナマコ
採取方法・・・ナイトガサガサ(タモ網)

3枚目
アメフラシ
採取方法・・・タモ網で掬う

4枚目
カワハギの幼魚
採取方法・・・魚キラー(トラップ)








2011/06/04 19:33:34|活動報告
水辺のアクティビティー実習 アルバム(淡水生物編)

どこまで、このネタで引っ張るんだい!!
って、言われてしまいそうですが・・・汗

捕って、釣って、観察できた生きものが、いっぱい居ました。
我々の食材として有難く戴いた生きもの。
そして、我々にその生態や、
不思議を感じさせてくれた生きものも居ました。
そして、写真もいっぱい撮れました(笑)

とても全部は、紹介しきれませんが、
フォトアルバムとしてご覧ください。

1枚目
へらぶな(ゲンゴロウブナ)
採取方法・・・釣り(エサ・グルテン)

2枚目
ニジマス(レインボウトラウト)
採取方法・・・ルアーフィッシング(ミノープラグほか)

3枚目
カジカガエル
採取方法・・・ガサガサ
他に捕れたもの(ヨシノボリ・カエルかサンショウウオの卵)

4枚目
ヘビトンボの幼虫
採取方法・・・ガサガサ
他に捕れた水生昆虫(カゲロウ類・カワゲラ類など)







2011/06/02 20:42:22|活動報告
水辺のアクティビティー実習 5日目(世界と繋がる海で)

いよいよこの実習も、最終日を迎えました。
様々な水辺で、様々な生きものと関わりながら過してきました。

そして、様々な命の恵みを有難く戴いて、食べてもみました。
この実習で学生達は、きっと「命のつながり」を、
楽しみながらも、感じ取ってくれたことでしょう。

雨が山を潤し、川となって里を流れ、
またある水辺は、憩いの場所として人々を癒していました。

川は、幾つもの流れを集めて、海へ辿り着きます。
更に海は、広い広い世界へと繋がっています。

実習最後の活動は、
今日までの感謝を海に返すこと・・・。
例え少しだけであっても、海を綺麗にすることです。
海辺のゴミを拾い綺麗にする『ビーチクリーン』。
そして、世界に繋がる海から、この海に辿り着いた、
漂流物を拾い、そこから海のことを考える、
『ビーチコーミング』
この2つの活動で、海への感謝の気持ちを伝えます。

この日は、朝からどんより曇り空。
雨も予想されたので、朝食後は直ちにテントを撤収しました。

キャンプ場の洗い場も、テントサイトも、
全て綺麗にしてお返しするのが、
アウトドアーズの鉄の掟。
来た時よりも綺麗にして、
キャンプ場をチェックアウトしました。

道の駅のフリースペースで、先ずは昨日のふりかえりと記録。
それから一路、上越へ向かって出発しました。

先ず最初に訪れたのは、
名立谷浜に近い、上越の「藤崎(とうさき)海岸」
日本海に面した海水浴場です。

その浜に流れ着いたゴミや、
何だろう・・・。って、思った漂流物を探して歩きます。

30分ほどで、そこそこ集まりました。
けれど、割と確信犯的に捨てられたゴミは見かけませんでした。
それは、チョッと嬉しい結果でした。

海岸線を横目で見ながら、更にR8号線を北上。
活動の地の最後に選んだのは、直江津の黒井海岸です。
この海岸は、特に釣り人も多いので、
即ちゴミも多くなってしまいます。

「藤崎海岸」と、同じ様に海岸を歩きました。
やはり、多かったです。ゴミが・・・涙。
この時季はシロギス釣りが盛ん。
空のエサのパックが、結構捨てられていました。
タバコのフィルター。缶コーヒーの空き缶・・・ETC

おそらく、これらも釣り人が捨てたのでしょう。
同じ釣り人として遺憾に思いながら、
学生達と、海岸からゴミと漂流物を拾い集めました。

繋がっている海だから、このゴミが、
もしかしたら世界の海を汚してしまうかもしれません。

学生達は、いつしか夢中になって拾っていました。
とても数名で拾い切れるものではないと解っていても、
拾わずにはいられなかったのでしょう。

まだ多く残るゴミを見て、
見て見ぬふりはツライ・・・。
そんな言葉が、思わず溢れました。

世界に繋がる海に感謝しながら、
それぞれの実習を、色んな気付きと共に、
考えてくれたことでしょう。

5日間、本当にお疲れ様でした。
海もきっと笑ってくれてると思うよ!!

では、最後の活動の写真です。

1枚目

道の駅で記録付け。これも、今日が最後。

2枚目

藤崎海岸でのビーチクリーン&ビーチコーミング

3枚目

ビーチクリーンで拾ったゴミ。海外からのゴミもありました。

4枚目

ビーチコーミングの作品。素敵ですよね!!