夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2011/06/01 19:18:04|活動報告
水辺のアクティビティー実習 食事編3(海のベジタリアン)

今夜が、実習中の最後の晩ごはんとなりました。
で、食材は、たくさんゲットした海草を使います。

思いついたメニューは、
海草を使った「お好み焼き」でしたが、
つなぎを買うのを忘れたーってことで、

なら、チヂミにしようってことになりました。
カジメか、ワカメと思われる海草を、
サッと湯通しして、まな板でトントン。

フコイダンで、粘る〜っ!!
これで、立派なつなぎじゃん(笑)

油はあえてゴマ油を使い、
お好み焼きの要領でジューッ・・・
う、うまそう!!

歯応えがありそうな小さめの海草を、
食べやすい大きさに切ったら、
大根と合わせて、手作りの2種類のドレッシングとあえたら、
ウォーッ、海草サラダの出来上がり。
アクセントで、塩コンブを乗っけるなんざ、芸が細かいゾ!!

ご飯と、コンソメスープの中にも、
柔らかそうな、海草を入れてみました。
どちらも、美味しかったです。

更には、「ながらみ」と、珍重される、
貝の塩茹で。磯の貝なので、殆ど砂は出てきません。

貝をつついて、箸の先に絡めてお口にポン。
かーっ、こりゃ止まらない!!

そんなこんなで、最後の晩餐も、そりゃあ豪華となりました。
こんな贅沢いいんじゃろかぁ!!

さて、美味しいお料理の写真は・・・?

1枚目

海草チヂミ
最高に、マシソヨ〜ッ!!

2枚目
海草サラダ
レモン味のドレッシングと相性バッチリじゃん!! ウマイ。

3枚目
今夜のテーブルも豪華!!
ながらみ(貝の塩茹で)はやめられないとまらない(笑)

4枚目
朝ごはんで食べた、釣ったキスのお造りです。







2011/06/01 8:59:39|活動報告
水辺のアクティビティー実習 4日目(プランクトンと海草)

さて、実習も終盤の4日目となりました。
この日の活動は・・・。
表題を見ると、割と地味な感じではありますが、

これがどっちも、なかなかアクティブなのです。
それでは、どんなことをやったのか、報告致しま〜す!!

昨夜のカラアゲをマリネにした朝食でお腹を満たしたら、
さあ、今日も頑張るぞ〜!!
って、ことで、先ずは、昨日のふりかえり。
出発前にテーブルを囲んで、
昨日見たり、食べたり、観察できた生きものの記録を付けます。
ちゃんと図鑑で調べて正確に・・・。
メゴチの正式和名は、ネズミゴチですよ〜(笑)

小一時間ほどの座学を終えて、
今日の活動スタート!!
昨夜トラップを仕掛けて置いた場所へ直行します。
「何か獲れてるかなぁ〜!?」
ワクワクしながらトラップを引き上げると・・・。

うーん微妙。
結構、色々と獲れてるんだけどね〜。
食べられるターゲットが居らん!!

クサフグ、ハオコゼの毒魚ブラザース。
余りにちっちゃい、カワハギの赤ちゃん。
この子たちは、海草の森で生まれて、暫くそこで過ごします。
夜になったから、安心して入っちゃったんだね。
それに、お腹ぷっくらチャガラくん・・・etc
でもまあ、観察するには良いターゲットでした(爆)
できれば、おっきめのカニちゃんをと、
目論んでいたのになあ!!
残念!!!

お次はと云うと、今日も釣り〜。
但し、お魚釣りではありませぬ。
これから釣るのは、プランクトン!!
ぬなっ!?
そんなん釣れるん!?

これが、釣れちゃうんだよね〜。
投げ竿にフィルムケースと、洗濯機ネットを使って作った、
プランクトンネットで、能生港のエイリアンを釣るのだぁ!!
ビュンッ、
おおっ、
水圧で結構ロッドも曲がるので、
何が釣れたのって感じ、
「来た、来た、引いてる〜っ!!」
んな訳ないじゃん(爆)見た目だけよ〜。

能生港内の2か所の表層と、底付近のプランクトンを釣って、
採取ビンに入れると、うわっ、何か居る〜っ。
ピコピコうごめくこ奴らの正体はいかに!?

釣れたプランクトンは、
道の駅内にある休憩スペースで、
シャーレに取って、ルーペで観察。
うわっ。おーっ。
見たまんまをスケッチ。この活動、結構ハマるんだよね(笑)

同じ場所でお昼を食べたら、
お次に向かったのは、弁財天を祀る弁天島。
ここもジオサイトに指定されています。
海岸から島に掛った橋を渡って、磯場に降りて探したのは、
海草でーす!!

いい具合にホンダワラが繁茂して、
アオサの類や、テングサなんかもありました。多分・・・。
多分と云うのは、余りに種類が多くって、
断定できなかったよね〜。
詳しい方、後の写真を見て教えて下さいな・・・汗。

けど、磯場で海草だけで済む訳ありませんて、
狩猟本能が目を覚まし、
ウニやら、イソギンチャクやら、ナマコやら、
ヒトデやら、貝も色々見つけました。
貝は、夜の食材だぁ。

何人かはもうたまらず、海へドッポーン(笑)
まだ冷たいぞ〜!!

見つけたウニは、なんと高級バフンウニ。
それから、ムラサキウニ。
食べたいが、ちっさい・・・。
泣く泣くリリース。

小一時間で、バケツにいーっぱいゲット!!
暫し観察して食べない生きものたちは、
海に帰してあげました。

さあ、今夜は海草パーティーになりそうです。

では、この日の活動の写真です。

1枚目
引いてるぞーって、プランクトンフィッシング!!

2枚目
能生のエイリアンのスケッチです。
こんなん、居るです!!

3枚目
海へドッポーン。寒そう・・・。

4枚目
これが本日の海草の収穫。ねっ。色々獲れたでしょ?

また、この日の夜もナイトガサガサの予定でしたが、
学生たちからのリクエストに応えて、
急きょ、夜釣りに決定!!

夜の海に向かってキャストしたら、
結構、美味しそうな型のシロギスが、5匹。
それから、何とバイ貝が2個。
ちゃんと、エサを食べておったぞ〜!!

こっちは、明日の朝の食材にしーよおっと(爆)







2011/05/31 7:58:33|活動報告
水辺のアクティビティー実習 食事編2(アジは最高の味)

キャンプ二日目の晩ごはんも、
たくさん釣れた小アジちゃんのおかげで、
それはそれは、ゴージャスなものとなりました!!

味が良いからアジと云う―。
どんな料理にしても、美味しいのでありますが、
今回、学生達が選んだ調理法は、
骨まで食べられるってことで、カラアゲとしました。
そして、明日の朝ごはんにマリネにしょうってのも決定。
早速、調理にとりかかかります。

型の良いアジは、自分がタタキ用に捌きました。
お皿を汚さない様に、ふきの葉っぱに盛る凝り様(爆)
ふきは、キャンプ場にいっぱい自生しています。
なので、副菜にはフキ味噌を作ります。
しかも今夜は、ピリ辛仕上げ。
妙高の味、かんずりを入れました。

釣れた、キスとメゴチのちびちゃんもカラアゲにします。
メゴチの捌きは、自分がこうやるんだよってレクチャー。
ガザミとメジナは味噌汁へ投入。
ガザミはハサミが危ないので、
暫くお酒を飲ませて酔っぱらわせると、大人しくなりますよ。

もちろんアジの骨は無駄にしません。
骨は別個に骨せんべい。素揚げでカラッと仕上げます。

さあ、アジの宴は最高の味!!
食べ始めるとあっという間。
さすがに若い連中の胃袋は凄いですな〜っ。
頼もしいわい(爆)

では、味なアジの料理の数々を、
朝ごはんメニューと併せてご覧下さい!!

1枚目
アジの下ごしらえ。
ゼイゴもちゃんと取って、美味しく揚げますよ〜

2枚目
絶品アジのタタキ。
やっぱり、新鮮だとうまいね〜

3枚目
朝食用の小アジのマリネ。
お野菜もたっぷり。これもうまかったぁ!!

4枚目
晩ごはんの風景
あっと云う間にぺロリなのだっ!!







2011/05/30 10:21:32|その他
水辺のアクティビティー実習 3日目(海釣りとナイトガサガサ)

イエーイv

3日目の実習も、実に良い天気で、テンションあがります!!
この日の活動は、海釣り体験と、
夜の海での生きもの採取の活動、
名付けて『ナイトガサガサ』でした。

もちろん、この日の晩ごはんも、
釣った魚がメインディッシュとなる訳ですから、
真剣にならざるを得ない!!
その危機感が、集中力を高めるのであります(爆)

さて、美味しい朝食の後、テントを撤収し、
向かったのは、幾つかのジオサイトが点在する、
能生の海岸一帯です。
ベニズワイガニの水揚げで知られる能生港。
弁財天を祀った小島の弁天島と、海岸。
最終日まで、このエリアの海を遊び尽くします(笑)

先ずは、マリンドリーム能生という道の駅へ向かいます。
ここの施設の一つに、荒崎キャンプ場があり、
ここをベースに、様々な活動をしようということで、
活動の最初は、テント設営としました。
さすがに、学生達は慣れたもので、
あっと云う間に、ベースキャンプができあがりました。

が、ここでトラブル発生。
昨年度、釣りの道具を買ったお店が、な、なんと臨時休業。
仕掛けもエサも、本来なら現場調達が望ましいところですが、
何しろプログラムは詰まってますから、
エサと仕掛けは、現地で買うことになっていました。
・・・でも、買う場所が休み。ガーン!!

暫く近辺の釣り具屋さんを探し回って、
やっと一軒、営業しているお店を見つけて、
いざ海釣りに出発!! 能生港へ向かいました。

昨年は、なんとも外道ちゃんが多すぎて、
ウミケムシやら、クサフグやら、
食えないヤツが多かったのですが、何しろ今年は天気は最高。
思わず期待しちゃうってもんです。

で、投げ釣りペアと、サビキペアに分かれて釣果対決!!
軍配は、見事にサビキペアの圧勝!!

釣れたのは、美味しそうな小アジちゃん。
食べる前から、既に今夜の料理のレシピがぐるぐる(爆)

投げ釣りペアは、クサフグとちっちゃいクジメ。
唯一、メゴチと小さなシロギス2匹が食べられそうです。
ですが、M先生は、別のお仕事の為、今日でお別れ。
ありがとうございました。

さて、釣果はと申しますと、写真で確認してください。

1枚目
「ジアー(鯵)、ゲッツ!!」
うーん美味しそう。・・・違うかッ!?

2枚目
Mせんせー
何とコマセカゴでガザミ(ワタリガニ)を釣っちゃった。
んなことあるのね〜!!

さて、美味しい晩ごはんのレポートは後に回して、
夜の海に繰り出しました。
漁港の堤防のへチをライトで照らして、
海に潜むミステリアスな生きものに迫ります。

この『ナイトガサガサ』と、云うネーミング、
実は昨年度の学生達が命名しました。
なので、この実習での正式名称に決定です。

さて、今年は何が採れたでしょう。
ちなみに昨年は、
イトマキヒトデ、アカナマコ、アメフラシの卵塊が採れ、
なんじゃこりゃあと、見入ったのでしたが、

今年も昨年に劣らず、キテレツ生きものが採れましたよ〜
こっちも、写真でご覧下さい。
釣った魚のアラをエサにして、トラップも仕掛けました。
明日の朝、回収します。何が採れるか楽しみです。

3枚目
闇夜にうごめく怪しきメンズ(爆)

4枚目
卵塊の生みの親、アメフラシです。
紫の汁〜!!

では最後に、この日に採取、
観察できた生きもの(魚も含む)の一覧です。

釣り
マアジ・メジナ・クサフグ・ショウサイフグ・
シロギス・ネズミゴチ(メゴチ)・ガザミ(ワタリガニ)ほか

ナイトガサガサ
アメフラシ・マナマコ・ハオコゼ・クサフグ・イソガニほか

と、云うことで、3日目の活動報告を終了しま〜す。







2011/05/29 22:09:52|活動報告
水辺のアクティビティー実習 食事編1(山と川の恵みで満腹)

それでは、水辺のアクティビティー実習の、
豪華な食事編の一発目は、
山と川の恵みで満腹になったお話です!!

前の日記で紹介した、
能生川の支流の河川敷に設営したテント。
残雪は、天然のクーラー。
山は新緑の盛りですが、
雪のおかげで、なんと垂涎の山菜発見!!

川原がそのままコゴミ(クサソテツ)の畑。
日当たりの良い場所は開いていましたが、
食べごろのコゴミちゃんもわんさか!!
それだけじゃあ、ありません。
近くには、山ウド、ミズ(ウワバミソウ)、トリアシショウマ、
山菜の宝庫でありました。

で、みんなで摘んで、山菜パーティーしようと決定!!
釣って来たニジマスは、大きいものはホイル焼きに、
小さいのは、塩焼きにすることにしました。
しかも、遠火の強火でじっくり焼きたいという、
学生からのリクエストをもらって、直火で焼くことに・・・。

沢の水で米を洗い、そして炊く。
コゴミは塩ゆでと、天ぷら。
ウドは茎は味噌汁に、若い芽は天ぷらにしました。

凄い贅沢な食事です。
食事の後は、星降る空の下でたき火を囲んで語り合い、
皮がパリパリになった、じっくり焼いた塩焼きを頬張る。

いやあ、最高でした。

翌朝の朝食も、山菜がメイン。
ご飯は、摘みたてのヨモギを茹でて刻んで混ぜたヨモギ飯。
これが最高に美味かったぁ!!
香りが鼻の奥に爽やかに抜けて、
軽い塩味が食欲を掻き立てます。

味噌汁は、ウドとコゴミ。
コゴミは贅沢に、「コゴミ丼」です。

いやあ、今夜のおかずはなんだろう!?
晴天に胸躍る、実習3日目の朝でした。

さあ、3日目の晩ごはんも凄かったぞ〜!!
報告を、お楽しみに!!

写真は豪華な食卓。

1枚目
コゴミたっぷりな天ぷら。

2枚目
これぞ塩焼き。遠火じっくり焼くのだ〜!!

3枚目
実にうまかった、よもぎごはん。最高!!

4枚目
皆でテーブルを囲んで。
「まいう〜っ!!」