出張中の専門学校の授業レポートの2回目は、 1月27日でした。 この日も、もちろん雪・・・。
前回の授業で、「エコフィッシングプログラム」に、 ついてはほぼ終了し、今回は、 海辺・水辺のゴミ問題について考える―。 と、云う事で、このブログでも何度も紹介させて戴いている、 『イルカのKちゃん』の、絵本を題材に使って、 考えてみることにしました。
先ず人間が出したゴミが、 尾びれに絡まって死んでしまう―。 と、云う悲しいストーリーの絵本を読んでもらいました。 その後で、実際のイルカの映像を見てもらいました。
この映像で、 野生のイルカが御蔵島に棲息していることを知り、 Kちゃんの映像を見ました。 特に、尾びれに釣り糸が食い込んでいるシーンは、 とても真剣な表情で、見入ってくれたことが嬉しかったです。
授業の後半は、ワークショップに移行。 海辺のゴミを減らし、無くしていくために思いつく方法を、 まとめてもらいました。
以前、幾つかの小学校で、Kちゃんの話をした時に、 寄せて下さった感想文についても見てもらい、 色んな意見を出し合いました。
そんな中で、ゴミが目立つ堤防などにゴミ箱を設置し、 それを管理する人間を、置いて監視する。 と、云う意見が出ました。
そして、その管理者について、 完全ボランティアで行うべきか、 有償のボランティアとすべきかで、 意見が分かれました。
継続をするためには、有償でなければいけない。 と、主張する者も居れば、 有償だと、志しが低く、さぼっても特に分からないので やはり無償にすべき―。と、主張した者もいて、 様々な意見が交換されました。
真剣に海のゴミや、 水辺環境の保護について考えているなあ。 と、とても感心して聞いていました。
自分の気付かないところで、 多くの生きものたちも苦しめられている・・・。 そんなことに、はっきりと気付いた学生たちでした!!
写真は、 1枚目・・・真剣に話し合う学生達
2枚目・・・海辺のゴミを減らすには、何が必要なのだろう。 話し合った結果の発表をしてもらいました。 |