夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2010/06/08 7:44:02|活動報告
『水辺のアクティビティー実習』

先月末の一週間、講師に行っている専門学校で、
『水辺のアクティビティー実習』を、行いました。

新潟県の糸魚川市内にある、能生(のう)周辺で、
様々な水辺、海辺のアクティビティーを体験し、
森と海とのつながりや、生きものの多様性、そして、
環境学習指導者としての幅と経験を積む―。
と、云う目的で実施されました。

今年度から、新たに実習科目に加えて戴きました。
前の日記で申し上げた通り、期間中は悪天候で、
雨と寒さと闘いながらの活動でした。

晩ごはんの食材を、釣りで確保したりとか、
夜の堤防で、生きもの観察をしたりとか、
ビーチコーミングしたりとか、

悪天候なりではありましたが、
色んな気付きと発見があって、
実のある学びの機会になりました。

今回の学生達とは、
初めての、長期キャンプを伴う実習でしたが、
学生生活のこととか、趣味のこととか、
将来のこととか、色んなおしゃべりもできました。

環境学習の指導者という職業で、
しっかりと生活できる様な未来を、
彼らと共に築きあげていきたいです。

写真は、3日目の活動
プランクトンの観察風景と、
夜の海洋生物観察で見つけた生きものです。
ちなみにプランクトンは、釣って採りました。
タネ証しは、学校のブログを、ご覧下さい(笑)
http://i-nac.mydreams.jp/?itemid=3849

さて、この生きものが、何だか解りますか?
正解は、○トデと、ナ○コです。







2010/04/14 20:27:59|活動報告
イルカのKちゃん談話会のご報告
前の記事で紹介させて戴いた、
『イルカのKちゃん談話会』の報告をさせて戴きます。

当日は、とても春めいた暖かい日で、
たくさんの、Kちゃんを愛する方々が集まって下さいました。
都内はもとより、
遠くは九州から駆け付けてくれた方もいらっしゃって、
会場は熱気に包まれていました。

赤ちゃん連れの、ご夫婦での参加者も5組もいらっしゃって、
未来を担う天使たちも一緒に、談話会が始まりました。
(写真もなくて、ごめんなさい)

主催者である、ドルフィンクラブの代表であり、
「Kちゃん」の、著者である田口周一さんよりご挨拶があり、
続いて、イルカのKちゃん大賞を受賞された方々から、
活動の報告があり、新ためてKちゃんが
色んな地域で、泳いでくれているのを知り、
自分も、本当に嬉しくて感激しっぱなしでした。

この後、自分もこれまでのKちゃん活動を報告することが、
なんだか申し訳なく思うくらい、
参加された皆さん全てが、Kちゃんで繋がっていることに、
今さらですが、身の引き締まる思いでした。

いよいよ、自分の発表の番となり、
Kちゃんに出会ってから、これまでのこと・・・。
お話しさせて戴きました。

ゆっくり、丁寧に誠実に、話すことを心がけ、
皆さんに、お伝えしました。

戴いた時間は、40分。
・・・でも、皆さんがとっても温かく、
しかも、とっても熱心に聴いて下さっていることに、
自分でも驚き、感激し、熱く語らせて戴きました。

後半の分科会の時間まで、少し食ってしまって、
誠に申し訳ありませんでした。

中には、メモを一所懸命とって下さったり、
ハンカチで涙を拭っていらっしゃる様な方もいらっしゃって、
とっても、感動的な時間を共有できました。
集まって下さった皆さんに、
心から御礼を申し上げます。
拙い話を聴いて下さり、本当に、
本当にありがとうございました。

また詳細については、
ぜひこちらのブログでも、チェックしてみて下さい。

http://dolphink.jugem.jp/

素晴らしい仲間たちと、
これからも繋がっていけたら最高ですね!!







2010/03/13 22:29:34|活動報告
素敵なプレゼント!!
2月22日の記事で紹介した、
甲斐市立 双葉西小学校2年生が、
授業で書いてくれたワークシートを、
担任の先生が、手紙を添えて送って下さいました。

子供たちの思いのたけを綴った、
素直で感動的な言葉の数々は、
ガツンと胸に響き、
素敵な素敵なプレゼントをもらいました。

「みんな、本当にありがとうね!!」

イルカのKちゃんみたいな、
悲しいことが起こらない様に、自分たちができること―。

言葉だけではなく、早速もう実践してくれているみたいです。
社会科見学で郵便局に行った時、
子供たちは、躊躇なく落ちているゴミを拾ってくれたそうです。

体調がすぐれなくて、見学の体育の授業、
少しだけでも・・・。と、
校庭のゴミを拾ってくれた子もいたそうです。

みんなの心に撒いた種は、
もうその日から芽を出して、力強くすくすく育っています。
そんな心の成長こそ、未来を築く「水」
凄く、凄く、嬉しいプレゼントですよね!!

それでは、子供たちが寄せてくれた言葉の中から、
短いけれど、すっと胸に落ちる、
このコメントを紹介させて戴きます。

だけど、戴いたコメントは、
とてもとても順位なんて付けられない素敵な言葉なので、
あくまでも、素敵な気付きの一つとして、
読んでくれたら嬉しいです。

Kちゃんのおびれにひっかかっていた糸は、
きっと、かんきょうにことを考えない人がやった糸だと思います

わたしは、かんきょうをだいじにしようと思っています。
Kちゃんも、もしかしたら同じかもしれません。
み来のために、今がんばります!!

・・・・いかがでしたか?
僕たち大人は、彼らに美しい地球を繋げていけるでしょうか?
大人こそ、未来のために、
今がんばらないといけないですよね。

あなたの心にも、希望の種が飛んでいきますように・・・。







2010/03/09 21:48:15|活動報告
環境教育ミーティング参加レポート その3
さ、寒いです・・・涙
名残りの雪が、しんしんと降ってます。
明日の朝は、雪かきしないと・・・です。

さて、環境教育ミーティング中部の参加レポート、3回目。
いよいよ大詰めの3日目となりました。
分科会の最終目的となる、
『5分で生物多様性を伝える教材』を、完成せねばなりません
昨夜の段階で、成果物は1つ。
最も好感触だった、漢字のゲームを作ることとしました。
が、フィードバックで明らかになった、
課題を反映せねばいけません。

作成に入る前に、ファシリテーターから
メンバーの合意形成を図る提案があり、
完成品を意識した、意見交換を最初に行いました。

1、「エコフィッシング」の、分科会なのに、釣りの要素は、何処にいっちゃったの?

そうです。漢字に固執して、肝心の釣りが活きていません。

2、ゲームにするのは、面白そうだけど、「生物多様性」の方がイメージしにくいんだけど・・・。

だよね〜・・・汗
漢字を覚えるゲームじゃないんだもんね。

「どうしましょうか?」
「疑似的にでも、釣りをやってもらいましょうよ!!」
「何を釣ってもらいます?」
「漢字を釣って、絵や写真と合わせていくってのはどう?」
「うーん、それだと小学生とかには難しいよね」

「魚偏」にこだわると、
あんまり多様性が解らなくなるかもしれないので、
魚も、海のいきものも、まとめて考えて、
漢字のカードを作って、体験者にカードを引かせて、
その漢字からイメージした、もしくは読めた、
いきものカードを釣ってもらおう!!
と、いう案に落ち着きました。

さあ、ここからが大変!!
タイムリミットまで、1時間余り。
その時間内で、何とか形にしないとなりません。

個々に作業を分担して、教材作りが始まりました。
自分は、漢字カードを作成。
書いた字は・・・。
「目張」・「雲丹」・「蟹」・「蛸」・「烏賊」・「鯖」
「鯵」・「鰯」・「鱚」・「鮃」・「舞鯛」・「笠子」・・・
さて、幾つ読めましたか?

それに併せて、魚カード担当者が写真を貼っていきました。
写真は、自分のPCに保存してあったのを使ったり、
図鑑から引用したりしました。

それから、生物の多様性をイメージさせる仕掛けとして、
魚カードを生息水域別に色分けして、
海中のどの辺りに居るかを「生息域リスト」に、
貼っていくこととしました。

ここからは、もう嵐の様な勢いで作業。
かなりの突貫工事ながら、
「釣りつり合わせゲーム」を、完成させました。
(残念ながら、写真撮れませんでした。
余りにドタバタで・・・)

そしてついに、お披露目タイムとあいなりました。
どの分科会も、短時間でありながら、
なかなか完成度が高い成果物の発表となり、
会場は盛り上がります。

いよいよ我が「エコフィッシング」分科会の番となりました。
先ずは、ファシリテーターから、作業の経緯と、
成果物の内容の紹介、ルール説明があり、

ゲームのプレゼンは、自分がすることになりました。
で、やっちゃいました(爆)
いきなり「鯛損の釣りつり合わせゲ〜〜ム!!」と、叫び、
参加者を堤防に見立てたステージにあげて、
釣らせちゃう!!と、いう荒技です。

つかみが良かったのか、
会場、大爆笑!!
その勢いで押し切っちゃた・・・。
でも、おおむね好評で、成果物は「一本!!」と、
まではいかないまでも、「技アリ!!」くらいの感触でした。

ああ、疲れましたけど、
何とか優秀なメンバーと、ファシリテーターにより
無事に終わって、ほっとしました。
皆さん、本当にありがとうございました。

楽しく、厳しく、有意義なミーティングも、
いよいよフィナーレです。
最後は、フェアウェルパーティーで、
お互いの成果を確認し合ったり、情報交換あり、
他愛ないおしゃべりありのリラックスパーティー!!
「エコフィッシング楽しかったよぅ!!」
嬉しい言葉もいっぱいもらえました。

そして、再会を約束して閉幕!!
とっても、充実していた3日間でした。

トヨタ自然学校のスタッフの皆様、
実行委員会の皆様、ボランティアの皆さん、
そして、50人を超える頼もしい仲間!!
本当に、本当に、ありがとうございました。

解散後、やっぱり合掌集落を見学しないてはないと、
専門学校のメンバーで寄り道!!
暫し、世界遺産を堪能し帰路につきました。

学生たちも積極的に関わっていて、頼もしかったゾ!!
今度は、授業で一緒にがんばろうな(笑)

これにて、環境教育ミーティングのレポートは、おしまい!!







2010/03/07 20:40:52|活動報告
環境教育ミーティング参加レポート その2
環境教育ミーティング中部のレポートを、
引き続き、紹介致します。

2日目からは、いよいよ分科会本番です。
我ら、『エコフィシング』チームも、
ファシリテーターの田辺さんのリードで、
先ずは、お互いの自己紹介からスタートしました。

干潟保全のNPOの理事長の方、
1級のビオトープ管理士の方、
庭に作った池に蛙が来て、
その将来を憂いて、ビオトープ管理士の2級の資格を
取得されたバイタリティーにあふれた女性、
そして、自分が講師に行っている、
専門学校の学生が1名というメンバーになりました。

皆さん、凄いキャリアを持たれた方ばかりで、
とってもいい意味で、緊張しながら、
教材作りに向けてスタートしました。

どんな教材が作れそうか・・・。
また、釣りからイメージする「生物多様性」って、
いうキーワードから、自由にポストイットに書き出して、
いわゆる、「ポストイット法」を用いて、
情報共有を図り、それを区分しながら、
目指す、「教材」の、ヒントを絞っていきました。

「マナーとゴミ問題」
「外来種」(やっぱ、出たかぁ・・・)
「食育」
色んな意見が出ました。

では、それらを伝える手法には、どんなことがあるだろうか?
伝える対象と、機会は?
熱っぽい討議が続きました。

ファシリテーター泣かせの展開となり、
おおよその流れとして、
釣りで伝えられる教材として、
「生物多様性」は・・・?
小学生以上であれば、いつでも何処でも、誰とでもできる
ゲームなんかどう?
例えば、魚編の付く漢字から魚の種類を覚えるとか!!

「地域に活かすとしたら」?
アイスブレーキングのアクティビティー面白そう!!

「ゴミやマナー」を、啓蒙するには・・・?
やっぱり視覚に訴える標識なんてどう?
でも、いいのが思い浮かばない(泣)
・・・そうだ、「サイン」部会に相談しちゃえば!?

と、いうところで水入り。
お楽しみの夕食は、なんと、
フレンチのコース料理!!
美味しかったよ〜。


そして、後半戦。
ここまでの議論を集約して、
全体会で経過発表し、
他の参加者からフィードバックをいただきました。

「ゲームは面白そう?」
「でも、釣りとどうつながって、生物多様性は?」
標識のサイン部会丸投げは、チョッと無責任ちゃうの?
アイスブレーキングは楽しそうだけど、
リーダーに知識とユーモアがないとうまくいかないかも?
お褒めの言葉や、叱咤激励の言葉も交じって、
たくさん良いアドバイスを戴きました。

さあ、明日の最終日は、
いよいよ成果物を、必ず1点は、作りあげる!!
と、いうゴールに向かいます。

おおむね評判の良かった、
「ゲーム」をフィードバックを参考にして作ろう!!
と、いうところでお開き!!

さあ、果たしてどんな成果物となったやら・・・。
次回のレポート、乞うご期待で〜す(笑)