夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2011/02/12 22:00:13|活動報告
フィールド観察(授業でワカサギ釣り)

2月4日、自分が担当している今期最後の専門学校授業は、
校外へ飛び出して、学校にほど近い野尻湖で行われました。
学校は新潟にありますが、野尻湖は長野県。
県をまたいでのフィールド観察授業で、
ドーム船でのワカサギ釣りを授業で行いました。

参加した学生は、
野生生物学科の2年生と、アウトドアスポーツ学科以外の、
1年生を併せた20名ほどで、屋根付き暖房付きの、
ポカポカなドーム船に乗り込みました。

直前の新聞等での、釣果の推移を見る限り、
そこそこは、釣れると踏んでの釣行でしたが、
蓋を開けてみると、少し残念な釣果となってしまいました。

詳しい内容は、学校のブログを覗いてみてください・・・汗

http://i-nac.mydreams.jp/?itemid=4934

でも、学生達は、持ち前の探究心で自分なりの誘い方を実践。
中には、皆が一尾の釣果をあげることに苦しむ中、
コンスタントに釣り続けた学生も居ました。

特に左舷のトモ(船尾側)で釣っていた学生は、
一人気を吐き、ダントツの釣果でした。
それに比べ、講師4名(当然自分も)を含む右舷側では、
途中でパッタリとアタリも途絶えてしまったのです(涙)

女子も頑張って、なかなかの釣果です。
なんと、ヒメマスまで釣ってしまったのも女子。
おーい、男どもどないした〜ん!?

なぜか、過去の野尻湖授業でも、
自分たちが行くと、突然釣れなくなってしまい、
講師としては、トホホな限り。
べ、勉強し直します・・・泣

釣りは、観察に始まり、観察に終わる―。
釣果に結びつくヒントは、全て自然の中に存在しています。
色んな形のピースを、自然の中で繋げていく、
ジグソーパズルの様な活動です。

釣れなくって、最後まで粘り切れなかった学生も居ましたが、
そんな時に、周りの自然を良く観察することで、
もらえるピースがたくさんあることに、
気付いてくれたら嬉しいです。

でも、いつか絶対にリベンジしよな〜(爆)

また、前日の3日に行った、
水辺の環境学では、他の学生より一足先に、
「漁師」と、して社会に出た、同級生から、
漁師の仕事のあれこれや、
頑張っている話を聴き、刺激をもらいました。
この日は、総括の授業だったので、
彼の束の間の陣中見舞いが、とても嬉しく思えた授業でした。







2011/02/11 18:42:51|活動報告
水辺の環境教育学 その3(イルカのKちゃん)

出張中の専門学校の授業レポートの2回目は、
1月27日でした。
この日も、もちろん雪・・・。

前回の授業で、「エコフィッシングプログラム」に、
ついてはほぼ終了し、今回は、
海辺・水辺のゴミ問題について考える―。
と、云う事で、このブログでも何度も紹介させて戴いている、
『イルカのKちゃん』の、絵本を題材に使って、
考えてみることにしました。

先ず人間が出したゴミが、
尾びれに絡まって死んでしまう―。
と、云う悲しいストーリーの絵本を読んでもらいました。
その後で、実際のイルカの映像を見てもらいました。

この映像で、
野生のイルカが御蔵島に棲息していることを知り、
Kちゃんの映像を見ました。
特に、尾びれに釣り糸が食い込んでいるシーンは、
とても真剣な表情で、見入ってくれたことが嬉しかったです。

授業の後半は、ワークショップに移行。
海辺のゴミを減らし、無くしていくために思いつく方法を、
まとめてもらいました。

以前、幾つかの小学校で、Kちゃんの話をした時に、
寄せて下さった感想文についても見てもらい、
色んな意見を出し合いました。

そんな中で、ゴミが目立つ堤防などにゴミ箱を設置し、
それを管理する人間を、置いて監視する。
と、云う意見が出ました。

そして、その管理者について、
完全ボランティアで行うべきか、
有償のボランティアとすべきかで、
意見が分かれました。

継続をするためには、有償でなければいけない。
と、主張する者も居れば、
有償だと、志しが低く、さぼっても特に分からないので
やはり無償にすべき―。と、主張した者もいて、
様々な意見が交換されました。

真剣に海のゴミや、
水辺環境の保護について考えているなあ。
と、とても感心して聞いていました。

自分の気付かないところで、
多くの生きものたちも苦しめられている・・・。
そんなことに、はっきりと気付いた学生たちでした!!

写真は、
1枚目・・・真剣に話し合う学生達

2枚目・・・海辺のゴミを減らすには、何が必要なのだろう。
     話し合った結果の発表をしてもらいました。







2011/02/11 13:58:53|活動報告
水辺の環境教育学 その2(エコフィッシング・料理編)

出張中に、3回の専門学校での授業がありました。
雪深い、新潟県の妙高市に学校があるので、
2回とも大雪となり、どちらも移動が大変でしたが、
有意義な授業となりました。

1月20日の水辺の環境教育学の授業では、
『エコフィッシングプログラム』の、メインとなる、
魚の体の仕組みを知り、捌いて、食して、後片付けをする。
と、云う要素の4〜7を同時に体験する授業です。

真冬の日本海では、
なかなか釣った魚を捌くと云うのは難しいので、
釣ったつもりで、市場から購入して来た魚を調理しました。
予算内で用意した魚は、
この冬豊漁が続いている日本海定置の、寒ブリ!!
と、いきたいところでしたが、
チョッとサイズを落として、
2キロクラスのワラサを1尾、買って来ました。
2キロと云えば、60センチくらいはあるなかなかの型ですから、
魚を捌いた経験が少ない学生にとっては、なかなかの大物。

その他に、マダイの30センチクラスを2尾、
こちらも尾頭付きです。

作ったメニューは、と云うと、
ワラサで作る、ブリしゃぶ。ブリの照り焼きと、カマの塩焼き。
マダイはタイ飯にチャレンジです。

寿司屋さんでのアルバイト経験がある学生が一人いるので、
彼の指導で、男性陣にワラサを捌いてもらい、
女性陣には、やさしく鯛ご飯用に、
マダイを一尾づつ捌いてもらいました。

降りしきる大雪も、ものともせず、
外にテーブルを出して魚と格闘しました。
捌きながら、魚の内臓や各ひれやえらを観察し、
その役割や仕組みを知り、
その料理に適した捌き方を学びます。

2時間後、全て完成!!
その後、校内に居た他の学生や先生方にも振る舞い、
プチブリしゃぶ&鯛ご飯パーティーとなりました。
旺盛な食欲の学生達によって、
あっと云う間に平らげられました(笑)

「命の犠牲の上に、自分の命がある」
命を戴くという、「いただきます」の意味を感じながらも、
美味しくて、楽しい授業となりました。







2010/12/03 21:24:26|活動報告
水辺の環境教育学
なんだか、不安定なお天気です。
12月にしてはあったか過ぎだし、
雨が降ったり、強風だったり、
当事務所がある小淵沢は、
先ほどまでミゾレ混じりの雪でした。
一体、どうなっちゃたんでしょうね。このお天気は!!

さて2日は、講師をしている専門学校の授業がありました。
この日の妙高は、異常なほど暖かく風もなくて穏やか・・・。
外で実習しなきゃもったいない感じでしたが、

午後は、自然環境教育学科の学生達と、
「水辺の環境教育学」の、授業を行いました。
自分が推進している、「エコフィッシングプログラム」の、
幾つかの要素を数回に分けて講義・実習を行うのですが、
今回のテーマは第一章の、
「釣る魚を想像する」と、いうテーマの中で、
釣りを行う前段階として、
参加者同士のアイスブレーキングや、
「魚」に、ついて興味を持ってもらえる様な、
アクティビティーを1つ考えて来るように、
宿題を出しておきました。

学生は4名(一名 都合で欠席)。プラス鯛損!!
先ずくじ引きで順番を決めて、それぞれが考えて来た、
アクティビティーを披露し合いました。

4つとも、とても楽しくて、
且つ学びがある様なアクティビティーで、感心!!
写真が撮れなかったのが、実に残念だったのですが、
自分が披露したアクティビティーも含めて、
どんな感じだったか、紹介しますね。

それぞれ、アクティビティーのタイトルが曖昧だったので、
勝手に仮名を付けちゃいます(笑)

1つ目 『じゃんけんお魚あつめ』(仮名)
カード(白紙)に、色んなお魚の名前を書いておき、
それをじゃんけんしながら、名刺交換のように集めていく。
と、云うアクティビティー。

じゃんけんで負けてもカードはもらえて、
尚且ついっぱい魚の名前を、お互いに覚えることができました。
釣りではなかなか釣れることない、
金魚や観賞魚の名前なんかも飛び出して、
自分もいっぱい勉強になりました。


2つ目 『魚の名付け親』(仮名)
実際にいる魚に、自由に名前をつけて、
チョッとしたお魚図鑑を作ろう!!
みたいな、アクティビティーです。

もちろん、そのまま和名・学名で答えても良し。
写真の特徴をとらえて自由に名前を付けるも良し。
自分に回って来たのは、写真では大きな目が特徴で、
自信を持って「メバル」と、書き、
どやっとばかりにうんちくたれたのですが、
実際は似て非なる魚で、自分も初めて見た珍魚でした。
でも、合成写真ではなく、ちゃんとそのお魚は実在するのです。
まんまと間違ってしまいましたぁ・・・汗


3つ目 『お魚かるた』(仮名)
魚の写真の絵札と、その魚の特徴が書かれた読み札を使い、
かるた遊びをします。
読み手は、1コづつ特徴のヒントを出していくので、
別の魚と被る設問もあり、お手付きも連発!!
意外とスリルもあり、ドキドキハラハラで面白かったです。


4つ目 『さかなへんの旅』 (仮名)

ベタですが、アツクなる魚偏の
漢字の読みの当てっこゲームです。
『𩸽』(魚偏に花)
『鮴』(魚偏に休)
読めます?
チョッと難しかったですが、ムキになっちゃいました。

自分は、各自の名前をひらがなで一枚づつ紙に書いて、
全員で合わせて、字を組み合わせて色んなお魚を
見つけるゲーム。題して!!
「お名前すいぞくかん」
チョッと学生のと被ってました(爆)

さすがに環境教育の実践者の卵たちです。
それぞれに、個性のあるアクティビティーでした!!
やるぜよ(爆)







2010/11/14 21:41:56|活動報告
櫛形西小学校様、ありがとうございました!!

11月も早や中旬となりましたが、
とっても嬉しいプレゼントを戴いたので、
紹介させて下さい。
少し長文になってしまいますが・・・。

去る10月1日(金)に、南アルプス市にある、
櫛形西小学校様で、学校保健委員会の講師として呼んで戴き、
『いのちのつながりを感じよう〜イルカのKちゃんを通して〜』
と、いう内容で、講演会をさせて戴きました。

その時の皆さんの感想をまとめたものを、
丁寧に丁装して下さり、
メッセージと一緒に、送って下さったのです。
それを読んで、嬉しくて嬉しくて、
感動で胸が震えて、涙がこぼれました。
なので、当日の模様も併せて、
この場を借りて、御礼を申し上げたいと思いました。

さて、当日聴いて下さったのは、
5、6年生全員と、ご父兄の皆さまです。
イルカのKちゃんについての説明は、
何度もお話ししているので省きますが、
授業参観の後で、集まって下さいました。

こちらの学校の数名の先生と、
やまなし少年海洋道中の指導者として、
何回かご一緒させて戴いたご縁もあり、呼んで下さったのです。

はじめのご挨拶の後、
校長先生が、お家で飼われているペットのお話をされ、
Kちゃんのお話に、上手に導いて下さいました。

いよいよ、講演会が始まりました。
先ず最初に、イルカのカワイイ映像見て戴きながら、
イルカについて少し話しました。

続いて司書の先生が、
『イルカのKちゃん』を、心を込めて朗読して下さいました。
とっても素晴らしい朗読で、
プロジェクターに映る絵本の絵を、食い入る様に見ながら、
Kちゃんに起こった悲劇を知りました。

朗読の後で、自分から感想を求めると、
「かわいそう」
「人間の出したゴミで、Kちゃんが死んでしまった・・・」
と、素直な感想が次々に飛び出しました。

子供たちの感想を聴きながら、
遠い海で起こっていることも、
実はみんなの家も、全部が海の入り口なんだよと、
語りかけながら、
「ひとり、ひとりができること」を、考えてもらいました。

と、ここで一端は、時間も迫ったのでまとめたのですが、
実際のKちゃんの映像が見たい―。
と、リクエストを戴き、
急きょ、DVDの映像を見て戴いたのです。

実際にKちゃんが痩せ細っていく姿や、
それに寄り添う母イルカの映像を目の当たりにし、
特にお母さん方が、目を涙で潤ませながら見て下さったのです。
講演が終わると、割れんばかりの拍手を戴きました。
その場で、一人のお母さんが講評をお話して下さり、
母イルカの気持ちに寄り添ったら、悲しくて・・・。
と、伝えて下さいました。

それから、ひと月が経って、
また、あの時の感動を更に深くしてくれる、
感想の数々に、目頭が熱くなるばかりです・・・。
どれも、これも素晴らしい感想を寄せて下さったのですが、

その中から代表して、
生徒さんと、ご父兄の方の感想を一つづつご紹介致します。

6年生児童
○私の父もつりが大好きで、
夏休みに家族でつりに行ったりもします。
そこでよく見かけるのが、切れたつり糸や、えさのふくろ、
箱なども落ちています。
そのせいで、Kちゃんがそんなふうになってしまったのは、
Kちゃんだってつらいし、私たちもつらいです。
なので、今度からは、
今言ったゴミやほかのゴミもださないように気をつけます。
そして、もしゴミが落ちていたら、
ひろってあげたいと思います。

保護者さま(一部抜粋)
イルカのKちゃんはあまりにも痛々しく
本当にかわいそうなのですが、
お母さんイルカはどんな想いだったろうと。

知能の高いイルカが自分の子供の、
弱っていく姿を見ているしかない。
糸をほどいてあげる事もできず、ただ寄り添うしかない。
どんなに切なかっただろう・・・。と、
考えただけで、涙があふれ出しました。
私の勤め先でも、
平気で駐車場にゴミを捨てる小学生がいます。
同じように海でポイっと捨てると
動物の命をも奪う事があるという事実を、
多くの子どもたちや
大人も知らなければいけないと思いました。


本当に、その通りですね。
当たり前のことに気付いて、当たり前のことをする。
たったそれだけのことで、
救える命がたくさんあるということを、
これからも、伝えていきたいと思います。

海のない山梨だからこそ、
より身近に海を感じて下さったこと、
心より感謝申し上げます。

本当に、本当に、
貴重な機会を賜り、ありがとうございました。